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09/19/2023(Tue)
Fresh Hop IPA 2023、樽生から発売です!

というわけで、
Fresh Hop IPA 2023、樽生から発売です!
この季節の代表的なビールをつくりたいと思い、3度目の登場です。
"イースト" フレテレンの旅で感動した、名産ビールに刺激を受けてつくったのは、過去にも書いた通りです。
6.5%、IBU31。
マリスオッターとピルスナーの2つのモルトをつかった、ベースのビールはそのままですが、今年は、この畑のホップ等だけでつくったことで、大きな変化が加わりました。
アロマホップには、去年から新しく栽培をはじめた新品種、VISTA と トライアンフを中心に、カスケードも。
もちろん、仕込み当日に収穫した生のホップをたっぷりつかっています。
ホップの投入のタイミングなんかも含めて、モダンな IPA のつくりかたで仕上げています。
まだ二年目なのですが、新品種のホップの個性がしっかり感じられて、ぼくらもびっくりです。
色は、先にリリースした、Fresh Hop Ale よりも明るいブロンド。
口に含むと、ほんのり柔らかな甘みを感じますが、引けはあくまでもドライ。
Fresh Hop Ale よりも、こちらの方が度数はあるのですが、それを感じないくらいに、ごくごく飲める感じ。
薄皮の小さな緑のみかんや、レモン、ライムのような黄緑の柑橘の印象に、フレッシュなメロンのジューシーさ。
そこに、ハーブを連想させる、ちょっとヨーロッパのノーブルホップみたいなニュアンスが加わった、心地いい香りと苦味。
やはり生ホップならではの、みずみずしさが最大の特徴です。
IPA とはいえ、アメリカンというよりも、ちょっとヨーロッパ感を感じます。
もはや、インスパイアされたもとのビールとは、全然違うものになっているとは思いますが、そんなところは共通かも。
もちろん、バッチリ IPA ですが、和食も含む幅広い食事と一緒に、ピルスナーみたいな感じでオールラウンドに楽しんでいただけるのでは、と思います。
たっぷり2バッチ分仕込んでいます。
リアルエール版もご用意しています。
ボトルの方は、もう少しだけおまちください。
この夏の成果。
自分たちでは、新しい品種のホップの個性もしっかり感じられて、とても満足しています。
どうぞよろしくお願いします!
09/05/2023(Tue)
2023 生ホップ第一弾は、新作 Fresh Hop Ale。樽生から発売です!

さあて、今年の生ホップ仕込み第一弾、
Fresh Hop Ale、樽生から発売です!
この季節に、生ホップの定番をつくりたいということで 一昨年から Fresh Hop IPA、Fresh Hop Pils をつくってきましたが、そのシリーズの新作です。
もちろん、仕込み当日に、ぼくらが一粒一粒手摘みした獲れたての生ホップをアロマホップとしてたっぷりつかんで仕込みました。
仕込みは、8月3日と4日の二日間。
ホップは、新しい畑のカスケードを主体に、前のセンテニアルとウィラメットも。
新しい畑は、まだ収穫二年目にもかかわらず、すでに豊作で、ホップの品質もかなりいい感じ。
生ホップの個性を最大限に生かすため、ベースのビールはマリスオッター100%のシンプルなペールエール(←まあ、かなり DPA です)を選びました。
ペールエールっていうと、なんだか最近地味で、気づけばあんまり飲んでないなあなんて方も多いのでは?
でも、ぼくにとって、クラフトビールといえばこれなのです。
すごく派手なわけではないけど、いろんな食事にあって、ずーっと飲んでいられるやつ。
そのよさを、あらためてみなさんにも実感してほしいな。
5.0%、IBU30。
色は、明るいオレンジ。
香りは、小さな日本のみかんのような柑橘の雰囲気に、緑茶をも思わせる印象。
この「小さなみかん」のニュアンスは、以前からうちのカスケードの特徴だと感じてきたのですが、それは新しい畑になってもかわってなくて、なんだかうれしいな。
そこそこ苦いのですが、マリスオッターのボディと、ちょうどいい感じのバランスかなと思います。
クリーンでジューシー。
とにかく、みずみずしく、すーっと体に染み入る感じは、生ホップならでは。
決して派手ではないのですが、自然ともう一口飲んじゃうやつです。
これは、絶対リアルエールでも飲みたいなということで、リアルエール版もご用意しています!
たっぷり2バッチ分。
価格は、其の十や House IPA と一緒です。
手応えばっちりの、この季節の新定番。
是非、お試しください!
08/24/2023(Thu)
MVP は恥ずかしがり屋

火曜日に、今年最後の生ホップ仕込みをして、その日に今年のホップ収穫を全部終えました。
最後は、もう社員だけ。
ホップ収穫の MVP を、コロナ前は選出していました。
今年も、殿堂入りの人たちから、東京をなん往復もしてくれた人まで、たくさん候補がいました。
でも、すみません。
今年の MVP は社内から。
そう、お立ち台にのってる、われらが D介。
もともと、収穫だけじゃなく、収穫線を貼ったり、防虫や草刈りも含めて、全てをリードしてくれてました。
収穫が始まってからも、みなに指示をしつつ、テントとかの準備もして。
朝一番から最後まで、相当体力をつかったはず。
おまけに今年は、「D介式」といってもいいくらいの、画期的な収穫の技法を生み出しました。
というわけで、手前味噌ですがお許しを。
もちろん社内だけじゃなく、本当にたくさんのみなさんのおかげで無事収穫を終えることが出来ました。
本当に、ありがとうございました!
08/18/2023(Fri)
本収穫終了

今年のホップの本収穫、無事終了しました。
最終日も濃いメンバー。
どういうわけか、筑波から参戦の「裸足教」教祖の説得力で、こんなことに。
裸足族、増えそうです。
東京と3往復して参加してくれたMTKマンとかも含め、延べ68人ものみなさんに、助けていただきました。
来週の火曜日に、最後の生ホップ仕込みをする予定ですが、これで本当に今年の収穫も終わりです。
長丁場、なかなかに大変ではありましたが、それ以上に楽しかったです。
みなさん、本当にありがとうございます!
収穫したホップで、みなさんに「うまい」と思ってもらえるビールをつくれるようがんばります。
08/16/2023(Wed)
楽しい日々

もはや後半戦に入ったホップ収穫。
今日も、メンバーに恵まれました。
なんだか、最高な人ばかり。
そして、どういうわけか濃いめ。
疫病で会えなかった人との再会も、かなり出来たな。
いったい、どれだけやれば終わるんだろうかと思っていましたが、先が見えてきたら、この楽しい時間が終わるのが心配になったり。
もうしばらく、楽しもうかと。
08/15/2023(Tue)
収穫再開!

台風上陸の日でしたが、おかげさまで、無事終日収穫が出来ました。
新ホップ畑のカスケードは終了。
そして、信州早生にとりかかりました。

お盆にも関わらず、今日もたくさんのみなさんにお手伝いいただきました。
本当にありがとうございます。
「あれっ、また?」
っていう人も写ってますが、夏には夏の物語もあるみたい。
収穫の方ですが、今週いっぱいで、かなりの部分をおえることが出来そうです。
金曜日まではやっていますので、もしよろしければ、こちら をご覧の上、引き続き ボランティア大歓迎です!
08/10/2023(Thu)
収穫三日目と来週の予定について

本収穫三日目は、今年第二弾の生ホップ仕込と同時並行。
今日も楽しい一日だったのですが、これを書くこの時間、夕食を終えて、なんとかダメージから回復し始めたくらい。
まだ真夏に慣れていないのか、年なのか...
大谷さんはすごいなあ。
とりあえず、睡眠時間は見習ってみようと思ってます。

今日も、おかげさまで、かなり捗りました。
歴代MVPが2人揃ったり、助っ人も豪華。
今週は、明日もう一日です。
ただ、そろそろ台風7号が気になります。
ひとまず、来週月曜日は、念の為収穫は見送ります。
火曜日15日も怪しいけど、そのあたりから、様子を見ながら来週もずっと収穫する予定。
もしよろしければ、こちらをご覧の上、よろしくです!
08/08/2023(Tue)
最高のスタート + 収穫予定続報です。

ホップの本格収穫初日。
何年ぶりだろう、この感じ。
急な呼びかけだけど、その分、今日は久しぶりな顔だらけ。
なんだか、最高のスタートです!
今年は長丁場になりそうです。
今週は、やっぱり金曜日までやる予定。
来週も、たぶん月曜日からかな。
「手伝ってやる!」
って方は、こちらを。
よろしくです。
08/03/2023(Thu)
ホップ収穫の予定について

今年のホップの収穫、始まりました。
今日は、今年最初の生ホップ仕込みの日。
新しい畑のホップ、まだ二年目なのに、なんだかいい感じです。
コロナのため、ここ数年かは、社員だけでのホップ収穫が続いてきました。
「今年は、収穫参加できますか?」
と、いろんな方に問い合わせいただいたのですが、だいぶ収穫のスケジュールが固まってきました、
まずは、
来週、8日 火曜日から、10日の木曜日まで、終日、カスケードの本収穫を予定しています。
収穫の進捗によっては、11日の金曜日にずれ込む可能性もありますが、こちらはまだ未定です。
もしよろしければ、みなさんのご参加も、大歓迎です!
なんだか、最近、告知多めですみません。
あくまでも、収穫イベント的なものではなく、ぼくらも毎日必死で収穫をしていますので、あまりお構いもできませんので、あらかじめご了承ください。
たぶん、面白くないと思うのですが、長年どういうわけか、大勢のみなさんに助けていただいてきました。
小雨、いや、結構な雨まで決行の予定なのですが、以前には、大雨で中止になってしまった日もありました。その場合はご容赦ください
だいたい朝8時半ころから、17時くらいまで、やっている予定です。
玉村本店まで、いらしていただき、そのへんの人間にお声をおかけいただければホップ畑にたどりつくはず。
当日、突然参加でもたぶん大丈夫かとは思うのですが、参加ご希望の方が多数の場合は事前に締め切る可能性もございます。
準備の関係で、あらかじめ人数を把握しておきたいので、お手数ですが事前に、ご参加いただける日時、人数を、下記まで、メールでご連絡お願いします。
k.tamamurahonten@gmail.com
持ち物は、暑さ / 日焼け対策と水分、雨のための用意、そして健康な体くらいです。
たぶん、翌週も週半ばくらいに、次は信州早生の収穫となると思いますが、こちらは、またもう少しスケジュールが見えてきたら、このブログでお知らせします。
どうぞよろしくお願いします。
08/01/2023(Tue)
収穫祭、ご予約受付開始です!

8月2日 14時 2分 追記] 今年の収穫祭ですが、なんとおかげさまで、早くも設定人数に達してしまいましたので、一旦参加受付を締め切らせていただきます。本番が近づいて(←たぶん一週間前くらい)、当日の好天が見込めそうな場合は、再度募集のご案内をしたいと思っております。(過去は、ほぼ毎回、再募集をしています。)どうぞご理解ください。
収穫祭、ご予約受付開始です!
準備の関係もありますので、大変恐縮ですが、ご参加ご希望の方は、
こちらより、お申し込みください。
天気が悪くなければ、かなりの人数に対応出来ますし、過去に大きく雨が降ったことはないのですが、お越しいただくみなさんに快適に楽しんでいただけるよう、ひとまず300人で締め切る予定です。
どうかよろしくお願いします。
[玉村本店 収穫祭 2023]
- 会場:THE FARMHOUSE
- 住所:381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏上林温泉1403-2
- 日時:10月14日(土) 12時から21時くらい(予定)
- 今シーズンの Harvest Brew (生ホップ収穫仕込み)シリーズ樽生全種類 + 定番各種、そして(気分で)秘蔵の限定ビール、その他スペシャルなビールも!
- 玉村本店特製フード各種
- ギャラリー、新ビール工場、ホップ畑ツアー (定員制/当日受付)
当日は、昨年同様、チケット制もしくはキャッシュオンの方向で考えています。ご理解ください。

LIVE は、MUSIC FROM THE MARS!
もちろん、ご宿泊されれば、渋・湯田中・上林といった温泉も一緒にお楽しみいただけます。会場の紅葉にはまだちょっと早いかもしれませんが、志賀高原はまさに紅葉の季節。温泉プラスドライブなんてのもおすすめです。
わざわざ長野の山の中まで来てもらう価値があるかどうかは、相変わらず自信ありませんが、ぼくらの出来るだけの準備をして、皆様と一緒に楽しみたいと思っています。
久しぶりに、あの最高な日を実現したい。
どうぞよろしくお願いします!
08/01/2023(Tue)
SNOW MONKEY IPA & Festival IPA、樽生から発売です!HELLES!? 新バッチも!!

というわけで、まずはこれ。
SNOW MONKEY IPA Festival ver. 樽生から発売です!
某フェスのためにつくった SNOW MONKEY IPA。
6.0%、IBU27(のつもり)。
夏ということで、色はいつもよりも明るめの黄色いヘイジー。
ホップは大好きなアメリカとオーストラリアの3種類。
とろっとした感じもありながらもドライなのはあいかわらずです。
グレープフルーツのような柑橘感に、白桃やパッションフルーツのようなトロピカルなニュアンスも。
柑橘と言っても、皮よりも果肉のジューシーさを感じるような、みずみずしい仕上がり。
かなり爽快な仕上がりです。
ヘイジーIPA ならではの甘やかな印象はありますが、やはりぼくらのビールですから、心地いいしっかりめの苦味と、(もう一度書きますが)ドライさが特徴です。
毎度書いていますが、いわゆる一般的なヘイジーIPAのイメージからすると、
「苦い」
って、いわれるんだろうってのは間違いなし。
ですから、こういうスタイルに、
「うわぁ、甘くて美味しい!」
というものをお求めの方には、おすすめしません。
一杯で十分というよりは、何杯でも飲んでいただきたいし、ばっちり食中酒としてもお楽しみいただけると思います。
大量のホップをつかっていますが、価格的にもがんばっているつもり。
今回は2バッチ分と、たっぷりとご用意しました。

そして、
新作 Festival IPA、樽生限定で発売です!
5.0%、IBU25。
こちらは、クリアな明るいブロンド。
マリスオッターとピルスナーモルトを50%ずつ。
3種類のアメリカンホップをつかった爽快なセッション IPA です。
やっぱり暑い夏に飲んでいただくのをイメージして、Africa Pale Ale なんかとくらべても、明るめのブロンド。
苦味はすこし抑えたつもりですが、それなりに。
グレープフルーツとか八朔とか、明るい柑橘の香りが特徴。
こちらは、リアルエール版もご用意しています!
1バッチの仕込みサイズですが、某フェスでも、だいぶ飲んでいただけたようで、こちらはボトルをつくらず、樽生専用です。

SHIGA KOGEN HELLES!? 新バッチ樽生も!
商品詳細は、こちら。
地味につくり続けている「お前にそれは求めていないシリーズ」、
自分たちが好きなのと、意外に評判がいいので細々と続けています。
なかでも、シリーズ第一作のこのヘレスは、結構ファンの方が増えているのを実感しています。
もちろん今回も60日以上の長期ラガーリングをしています。
上の2つに比べると地味かもしれませんが、こいつも、この時期に最高なやつです。
ボトルの方は、もう少しだけおまちください。
それから、先日ご案内した、
収穫祭ですが、本日 20時にご予約開始の予定です。
また、ご案内しますので、こちらもよろしくお願いします。
07/30/2023(Sun)
そろそろ収穫の季節

そろそろホップの収穫の季節。
なんだか、思ったよりもちょっと遅れ気味ですが、今週の後半くらいからそろそろ始めないと。
新しいホップ畑が、まだ2年目なのにかなり獲れそう。
結構、長丁場のハードワークになりそうな。
ひさしぶりに、いろんな人と一緒にホップを摘めるかな。
というか、助けてほしいかも!?
このブログで、またお知らせしますので、もしよろしければ。
07/19/2023(Wed)
収穫祭、やります!

結構たくさんのみなさんに、「今年はあるよね?」的なお声をいただいていたのですが、
収穫祭、10月14日(土)に開催です!
おかげさまで、「今は亡き某イベントよりも、こっちの方が楽しい」、なんて言ってくれる人も多いくらいの人気イベント。
4年ぶりかぁ。
会場は、もちろん、THE FARMHOUSE。
屋内だけじゃなく、その庭も会場です。
詳細は、随時ご案内しますが、今の時点で決まっているのは、
[玉村本店 収穫祭 2023]
- 会場:THE FARMHOUSE
- 住所:381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏上林温泉1403-2
- 日時:10月14日(土) 12時から21時くらい(予定)
- 今シーズンの Harvest Brew (生ホップ収穫仕込み)シリーズ樽生全種類 + 定番各種、そして(気分で)秘蔵の限定ビール、その他スペシャルなビールも!
- 玉村本店特製フード各種
- ギャラリー、新ビール工場、ホップ畑ツアー (定員制/当日受付)
ちなみに、前回は最終的にこんな感じ。
もちろん、LIVE も!
今回のアーティストも最高です。乞うご期待。
天候や会場の関係もあって、事前にご予約をいただくかたちとさせていただきます。
ご予約開始は、8/1(火)の予定 で、このブログにて、ご案内いたします。
(それ以前のお申し込み等は、申し訳ございませんが一切お受けできませんので、ご了承ください。)
ご都合つくようでしたら、ご予定ください!
07/11/2023(Tue)
新作 Hoppy Brown & "SHOUBU" no Miyama Blonde 2023、樽生から!

新作、Hoppy Brown Goes Up 樽生から発売です!
ホップの効いたブラウンエールは、実は長年大好きなスタイル。
Pizza Port とつくった So Sexy Brown 以来、折に触れつくってきたのですが、今回のはかなりイメージに近く仕上がったと思っています。
6.0%、IBU50。
かなり黒に近かった So Sexy Brown よりも、やや明るいダークなブラウン。
ぼくらの看板商品、志賀高原 IPA を、そのままブラウンに仕上げた感じの、ホップたっぷりのブラウンエールです。
豊かな泡もちと、控えめなロースト感にホップの個性。
ほのかに甘みも感じますが、飲み口は意外に硬く、ドライです。

ホップの効いたブラウンエールって、ハンバーガーやサンドイッチ、BBQ的なものなどとの相性が最高で、もっともっと人気が出てもいいスタイルだと思っています。
名前は、そのままずばりなのですが、このスタイルの人気がもっと上がってほしいということで、"Goes Up" と付け加えてます。
実は、某名(迷)曲へのオマージュでもあるんですが、元曲はわからないだろうなあ。
とにかく、「最高の食中酒」を目指す、ぼくら的には、今後も時々つくっていきたいものができたと思っています。
リアルエール版 もご用意しています。

そして、今年もできました。
"SHOUBU" no Miyama Blonde 樽生、同時発売です!
ぼくらの大定番、自家栽培の酒米 "美山錦” と、同じく自家栽培のホップ "信州早生" をつかった和製セゾン Miyama Blonde の、年に一度の特別バージョン。
仕込み当日に収穫した、野生の菖蒲の根をスパイスとしてつかった、かなりオリジナルなビールです。
「これが一番好き!」なんていって、心待ちにしてくれている人も多く、うれしいです。
今年は6/7に収穫して仕込みました。

生産者のみなさん!?
菖蒲は、海外でもスパイスとしてビールづくりにつかわれていたと、ものの本で読んだのですが、海外の友人たちと話してみても、知っている人にあったことがありません。
というわけで、もしかしたら、現在、菖蒲をつかったビールをつくっているのは、世界でうちだけなのではと思ってます!
今回で10回目の登場。
途中、つくらなかった年があったので、今回で11年目です。
6.5%、IBU33。
菖蒲由来の、ちょっと甘やかなスパイシーさは、レモンやライム、そしてレモングラスなんかをイメージさせるのですが、やはりどれとも違うオリジナルな香り。
Miyama Blonde との相性は、やっぱりバッチリで、かなりドリンカブル。
今年もいい出来だと思います。
幅広い食事と合わせていただけると思いますが、やっぱり、特に「和」の素材との相性はいいと思います。
いずれも、1バッチ分限定です。
ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。
食中酒として、それぞれ別の場面で活躍してくれるはずの2本。
どうぞよろしくお願いします!
02/14/2023(Tue)
ハバネロマンセゾン!

今週の1本目は、こいつ。
ハバネロマンセゾン / SUPER SAISON with Habanero-Man's "GREEN" Habanero
明日、ボトルのみの発売です。
ハバネロというと、「キワモノ感」や「罰ゲーム感」をイメージする方も多いかもしれませんが、そんなことを感じさせなのくらいに、飲み物としての完成度高く仕上がったと信じる自信作です。
ハバネロマンと出会ったのは、もう五年以上も前。
その年の終わりに、あの 1t IPA Habanero が生まれました。
以来、時々連絡を取り合ってはいたのですが、去年の夏頃から、また、そろそろビールをつくろうということに。
今回は、ハバネロマンの年に一度の人気商品にもつかわれる、より香りが華やかな、完熟前に収穫した グリーンハバネロ をつかうことに。
もちろん、ハバネロマンが大阪の自分の畑で自家栽培して、自ら収穫、選別して送ってくれたものです。
最初は、やっぱり IPA ベースとかかなと思っていたのですが、こちらもハバネロマンのアイディアもあって、セゾンも検討することに。
あれこれテストを重ね、選んだベースのビールはストロングセゾン。

前回の 1t IPA は、通常のものにハバネロを加えただけでしたが、今回は、グリーンハバネロをつかう前提で、一からつくりました。
自家栽培の美山錦をつかい、ハバネロとの相性を意識して選んだヨーロッパとNZ、そして信州早生の3種類のホップをメインに仕上げました。
ハバネロの爽快な香りを生かすために、あえてホップの香りはやや控えめに。
9.0%、IBU50。
明るいブロンド。
爽やかなハバネロの香りは、青くてスパイシー。
セゾンイースト由来の控えめなエステルとホップの香りと相まって、ライムみたいな青い柑橘や、グリーンペッパーみたいな印象も。
甘やかさを感じつつもドライな飲み口を、当然ながらハバネロの辛さが引き締め、9%を全く感じさせない危ない仕上がり。
経験的には、辛さの許容度は、ホップの苦味の許容度をさらに上回る個人差があると感じているのですが、今回はしっかり「辛い」と感じつつも、辛さに弱いスタッフたちも十分楽しめるバランスになりました、
それでも、じんわりお腹があったかくなるような感じは、ハバネロならでは。
自然に、食欲が湧きます。
メキシカンみたいなものはもちろん、チキンのグリルやハンバーガーとか、最高かなと。
タン塩とかの焼き肉や、白身魚のカルパッチョ、和食でも天ぷらとか、柚子胡椒が合うような鍋とか、本当に幅広く食事に合わせていただけると思います。
食事を楽しみながら、ついつい、もう一杯飲みたくなっちゃう感じ。
とはいえ、これをタップにつなぐバーは限られるでしょうから、今回は樽生の一般販売はございません。
ラベルは、前回生まれたロゴをベースにしながら、うちの娘1号がデザインを担当。
大学で建築を学んでいる彼女にとっては、専門外ではあるのですが、ハバネロマンとのやりとりもしながら、なかなかいい感じのができたかなと思ってます。
なんだか余計にうれしいのです。
思い入れたっぷりの特別な1本。
お楽しみに!
12/31/2022(Sat)
私的十大ニュース 2022 (下)

去年の秋に苗を植えた新ホップ畑ですが、はじめての収穫。まあ、収穫が本格化するにはあと数年はかかるのですが、初年度からなんだか思ったよりの収穫量。この畑で挑戦したくていろいろ手をつくしていた新品種2種も、なんとかアメリカから到着。こちらは、まだまだですが、楽しみです。
農業といえば、米づくりの方も、着々と進んでいます。今年から完全無農薬に転換。苗づくりも進化。新兵器、田面ライダーも活躍。つくった米は無事一等米に。すでにはじまっている酒造りの方にも、あれこれ小さい挑戦をしながら取り組んでます。いい酒ができそうです。
少しずつですがイベントへの参加も再開。まあ、本業の酒づくりや農業に集中するのと、みんなのワークライフバランスも大事にしたいので、コロナ前にくらべると参加は限定的になると思いますが、来年はもっとみなさんにお会いできるといいなと思っています。
今年は、コラボした PIZZA PORT のマイクに加えて、イタリア、ドイツから久しぶりに技術者が来日してメンテナンス等をしてくれました。輸出は、タイや台湾に加えて、新たに香港へも。インバウンドが再開して、ここのところ、うちを訪ねてくれるお客様のかなりの割合が海外から。急激に正常化してきました。海外にいく日も意外に近いかも。
なにかと節目の年でもありました。THE FARMHOUSE は、おかげさまで5周年。店長夫妻も無事結婚式を行えて、二重にめでたかった。そして、なんとこのブログも1日も休まずに15周年! ゆる2ブル Wheat をつくって、勝手に祝いました。ビールの方は、ONE IN A THOUSAND が、新工場1000仕込目、そして TAKE ME SKIING が、ぼくにとっての2000仕込目。ここまでやってこれたのは、
みなさん、よい年をお迎えください!
11/02/2022(Wed)
今年の Fresh Hop Pils & Spelt Saison ボトルも発売です!生ホップセットも!!

Fresh Hop Pils & Spelt Saison 2022、 ボトルも発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
ともに、1バッチ分。
昨日発売の樽生も、引き続き販売中です。

Web での発売にあわせて、今年の生ホップ3種のセットも同時発売です。
Fresh Hop & Harvest Brew 2022 3種6本セット
Fresh Hop & Harvest Brew 2022 3種12本セット
こちらも、19時からの発売となります。

それから、先日ご案内しました、新柄のホップ手ぬぐいですが、おかげさまで好評で、すでに "ダークグリーン" は、完売となっています。
他の2色と、定番の妻柄はまだございますので、よろしければあわせてどうぞ。
今年の収穫の成果、どうぞよろしくお願いします!
11/01/2022(Tue)
今年の Fresh Hop Pils & Spelt Saison 樽生から発売です!

Fresh Hop Pils 樽生から発売です!
今シーズンの Harvest Brew シリーズの最後となる第3弾。
Fresh Hop IPA 同様、この時期の定番として育つのを願って、去年一新したラベルでの登場です。
5.0%、IBU31。
仕込み当日に収穫した信州早生を、アロマホップとしてふんだんにつかって、伝統的ドイツの手法(デコクション+クラウゼニング)で仕込み、2ヶ月熟成しました。
もちろん、無濾過なのですが、きれいなゴールドに仕上がりました。
好評の SHIGAKOGEN HELLES!? 同様、モルトの味わいはしっかりと感じられながらも、よりホップの爽快な苦味が際立つドライなフィニッシュ。
苦いといっても、そこは生ホップ。
その青々とした香りは、キリッとして、みずみずしい印象。
やっぱり、からだにスーッと染み入る感じです。
一足早く飲んだ PIZZA PORT のマイクからは、
「このビールを飲むためだけに、もう一度来日したい!」
なんて、うれしい言葉をもらいました。
思い入れの強い特別な季節のビール。
先行で発売中の Fresh Hop IPA も、もうちょっとだけありますので、あわせてよろしくです。

そして、
新作 Spelt Saison 2022も、樽生から発売です!
耕作三年目の自家栽培のスペルト小麦をつかったセゾン。
今回は、ふたごや農園の白木さんのスペルト小麦も一緒につかっています。
スペルトは、小麦の原種ともいわれる古代穀物。
そのスペルトを約20%使用。
6.5%、IBU16。
ホップは、最近お気に入りのヨーロッパのノーブルホップと自家栽培の信州早生。
タンパク質の多いスペルト由来の、とろみとは言わないまでも豊かなマウスフィール。
スペルト特有のスパイシーさと、ちょっとグミやバブルガムを思わせるような香り。
ドライなんですが、柔らかく、体にしみ入るような味わいは、生ホップのシリーズと共通する感じ。
スペルトは、もともとセゾンの生まれたベルギーのフランスよりの地方でも栽培されて、その醸造にもつかわれてきています。
なんだか、しみじみ素朴なセゾン。
かなり気に入っています。
ラガーを飲みたいようなシーンで、それらの強力なライバルになるんじゃないかな。
和食なんかとの相性もいいと思います。
Harvest Brew 三種類に加えて、このスペルトで、今年の夏のぼくらの農業の成果が出揃ったことになります。
ともに、1バッチ分。
最近の限定よりも量は少ないので、よろしければお早めに!
どうぞよろしくお願いします。