検索:大麦
04.26.2022
03.01.2022
05.11.2021
03.14.2021
06.24.2020
05.19.2020
02.28.2019
02.26.2019
12.18.2018
07.31.2018
05.02.2018
03.14.2018
12.31.2017
10.12.2017
10.05.2017
08.03.2017
07.26.2017
05.22.2017
12.31.2016
11.29.2016
04/26/2022(Tue)
ゆるブル Wheat & ゆる2ブル Wheat、樽生から同時発売です!

[4月26日 16時5分 追記] おかげさまで、ゆる2ブル Wheat 樽生は完売となりました。 どうもありがとうございます。ゆるブル Wheat 樽生は、販売中ですので引き続きよろしくお願いします。ボトルの発売は、もうちしばらく待ちください。
というわけで、GW直前ということで、二週連続の限定ビールの発売となりますが、お許しください。
なんだかひとつと勘違いされちゃいそうですが、実は2種類です。

まずは、こっち。
ゆるブル Wheat 樽生、発売です!
今年もつくりました。
このブログの10周年を記念して生まれたこのビール。
アメリカンホップたっぷりの Wheat Ale は、好きで、ずーっとつくってきていましたが、2017年のブログ10周年を機に、ニューイングランドスタイルにしてみたところ、小麦とヘイジーのマッチングがすごくよくて、以来毎年たくさんの皆さんにお楽しみいただいています。
5.0%、IBU28。
たっぷりの小麦麦芽に、オーツ麦も加えたボディは、軽やかでありながらも小麦ながらの柔らかさと飲み応えも。
他のIPAたちなみにたっぷりのアメリカンホップをつかい、度数は低めですが、もはや小麦の IPA って感じ。
ジューシーで柑橘感ばっちりでありながらも、ドライさを兼ね備えているという意味では、SNOW MONKEY IPA に通ずるところも。
強烈な柑橘の香りに、白い皮を連想させるような苦味。
相変わらず、ヘイジーなスタイルにしては、しっかり苦いです。
その分、食事との相性もいいと思いますし、大きなグラスでごくごくのんだりするにも最適かなと、
軽めの度数と、小麦由来の柔らかで爽快な飲み口で、これからの季節にはバッチリだと思います。
夏の間の準定番的に、何度かつくっていくつもりですが、今年はいきなりたっぷり2バッチ分ご用意しました。

そして、
ゆる2ブル Wheat / Imperial India Wheat Ale 樽生、同時発売です!
昨日も書きましたが、このブログも気づけばもうすぐ15周年。
どうでもいいようなことを書きながらも、いまだに毎日更新中。
確認してみたら、これで5514回目の記事でした。
飽きっぽくてこつこつ続けることが得意ではなかったはずの僕としては、なかなかの快挙です。
というわけで、「ゆるブル」15周年を勝手に祝う限定版がこいつです。
7.5%、IBU43。
そう、ゆるブル Wheat の強力版。
一応、Imperial India Wheat Ale って感じです。
こちらは、オーツは使わずに、小麦麦芽と大麦麦芽のみ。
ホップの配合もちょっと違って、同じくたっぷりのアメリカンホップ3種類を主体に、大好きなオーストラリアの品種を加えた4種類。
かなり強烈なホップの香りと、ほのかな甘み。
小麦ならではの飲み味ですが、やっぱりフィニッシュはドライです。
柑橘に、ちょっとトロピカルなニュアンスも。
するする飲めちゃうのですが、
「7.5%だったんだ!」
って、後から気づくアブナイやつです。

それにしても、名前もラベルも似ちゃいました。
「ゆるブル」に対して「ゆるゆる」と、お呼びください。
こちらは1バッチ分のみ。
かなり、いい感じに出来上がったと思っています。
ボトルの発売は、もうちょっとだけお待ちください。
こののGW、みなさんが素敵な時間をゆるゆる楽しむお供にしていただけたらうれしいです。
このブログともども、よろしくお願いします!
03/01/2022(Tue)
新生 Domestic Dry Stout、樽生から発売です!

なんだか久しぶりの限定となっちゃいました。
Domestic Dry Stout、樽生から発売です!
7年以上ぶりの登場。
例によってちょっと変な名前なのですが、要するに、インペリアルスタウトでもなく、フォーリンエキストラスタウトでもないやつ。
完全無農薬で自家栽培したスペルト小麦をたっぷりつかった、100%国産とまではいかないものの、わりと「ドメスティック」なドライスタウトです。
以前、自家栽培の大麦で5回仕込んでいて、密かに人気だったやつを、スペルトで復刻したというわけです。
4.5%、IBU43。
スタウトらしい黒さに、コーヒーをも思わせるローストの香り。
度数なりに軽くドライなのですが、ほのかな甘みを感じます。
穀物感はほとんど感じませんが、やや粘度を感じるちょっとオイリーな飲み味は、スペルト由来。
フィニッシュに、ちょっとだけスパイシーな印象も。
イギリスの "イースト・ケント・ゴールディング" を主体としたホップの主張は控えめですが、このスタイルとの相性は抜群かなと。
コーヒーのように、食前、食後にビールだけで楽しんでいただくのにもいいと思いますが、食事との相性もいいのでは。
ちょっと酸を感じる硬い雑穀系のパンを添えたベーコンエッグや、サンドウィッチ、タルトなんかと一緒に。
生牡蠣や、魚介の鍋なんかもよさそうです。
大麦をつくるのをやめていたので、しばらくブランクがありましたが、ドライスタウトは、会話しながら、ゆるゆる、だらだらと飲むにも最適な、ぼくの大好きなスタイル。
派手ではありませんが、「たくさん飲みたいビール」に仕上がったのではと思っています。
今回も、樽生から発売開始します。
少量ですが、リアルエール版もご用意しています。
ボトルの方は、もうしばらくお待ちください。
「農家玉村本店」の新生スタウト。
どうか、お試しを!
05/11/2021(Tue)
KASUMI & So Sexy Brown、樽生から同時発売です!

厳しい状況が続いていますが、ぼくらも生きていかないといけないので...
KASUMI (IPA for 仙人)、樽生から発売です!
わが仙人の結婚を祝って生まれたヘイジーなセッションIPA。
"ぼくらのビールの中では、いままでで1番くらいに度数は低いのですが、英国のゴールデン・プロミスというモルト100%使用で、水っぽさ、物足りなさは感じません。
苦味はかなり抑えめですが、ジューシーさとホップの香りはばっちりで、ごくごくいけます。
俗世界での暮らしを選んだ男の明るい未来と、「霞(かすみ)を食っても生きていける」 のを忘れないリラックスした人生を祈ってます!"
っていうビールだったのですが、毎回大好評なので、今年もつくっちゃいました。
仙人だし、ヘイジーだから 霞(かすみ)というわけ。
4.5%、IBU16。
のちに Smol ができたので、一番アルコール度数が低いというわけではなくなりましたが、それでも、この季節から、最高のやつです。
大好きなホップ3種を組み合わせた、黄色い柑橘の印象の、ちょっとヘイジーなセッションIPA。
ジューシーで、ドライ。
大人のグレープフルーツジュース感健在です。
仙人夫妻ですが、結婚4年目。
円満のようです。
毎年書いていますが、今後もずっとつくりたいので、末長く仲良くおねがいします。
大量のホップをつかってるけど、必死の企業努力(←価格にはこだわりが!)で、他の定番と同じ値段です。
もっといい状態を想定して2バッチ分つくってしまっているので、そう簡単になくならないはず。
たくさん飲んでいただけると、うれしいです。

そして、
So Sexy Brown 樽生、同時発売です!
元々は、米カリフォルニアの PIZZA PORT BREWING とのコラボで生まれた、ホッピーなブラウンエール。
二年ぶりの登場の今回は、いつもと違う酵母で挑戦してみました。
6.0%、IBU50。
志賀高原 IPA 並みのスペックの、ホッピーなブラウンエール。
モルト、大麦、オーツ麦など、9種類の原料を組み合わています。
つかっているホップの量も、IPA に引けを取りません。
色は、黒に近いダークブラウン。
香りには、ローストっぽさはほとんどなく、むしろホップの個性が強烈な印象。
ドライで、しっかり苦いですが、モルトの甘さ、厚みは感じます。
今度の酵母の影響で、クリアさとモルト感のバランスが、いっそうよくなったと実感しています。
日本でブラウンエールって少ないけど、食中酒としてはすごく魅力的だと思います。
特に洋食。
揚げ物とか、肉料理全般との相性は最高かな。
ハンバーガーやBBQの時に、IPAを選ぶか、こちらを選ぶかだいぶ悩む感じです。
こちらは、1仕込み分。
So Sexy Brown の方には、少量ですが、リアルエール版もご用意しています。
こちらも、価格は定番商品と同じです。
いずれもまずは樽生からの発売。
今回は、先もみえないのと、量的にも十分だと思うので、お取り置き対応についてはご容赦ください。
ボトルの方は、もうちょっとだけお待ちください。
どうぞよろしくお願いします!
03/14/2021(Sun)
SNOW MONKEY BEER LIVE 2021LP スペシャルビールのご紹介 (その3)

SNOW MONKEY BEER LIVE 2021 LP 用のスペシャルビール。
うちの以外は、あと二つ。
麦雑穀工房 / Foeder 熟成 レッドエール
"品目:ビール
名称:レッドエール Foeder age 4カ月
スタイル:アイリッシュレッドエール
アルコール分:8.0%
IBU: 30.4
原料:大麦麦芽(英国産)・ホップ・糖類・酵母
麦雑穀工房の季節限定醸造レッドエールをFoederで4カ月熟成させたスペシャルビール。
フランダースレッドエールをリスペクトし挑戦途中のレッドエール。まだまだ途中で未熟者ではありますが、
Foeder熟成から来るレーズンのような香りが加わり、ボディは重厚に大地のような印象があります。
どっしりとした味わいに仕上がったエールをLPを聞きながらのんびりと楽しむための1杯に選んで頂けたら幸いです。是非この機会にお楽しみください。"
業界屈指の素敵夫婦。
今回、この企画にビールを提供してくれることになって、それがこのビールだと聞いた時に、思わず、
「マジですか。」
と、本当に言いました。
雑穀さんのボトルビールを限定で出してもらえるだけで、もうすごいのに、フーダー熟成ですよ!!
Foeder ってのは、鈴木さんが最近導入したオーク製の大型タンク。
そこから生まれた最初のビールたちに感動したのは、前にも書きました。
そんな貴重なビール。
売れ残らない限りは、今回のセットでしか飲めません。
もう一回言います。
マジですか!

そして、トリはこれ。
箕面ビール / NOT SO SWEET
"商品名:NOT SO SWEET
Alc:8.0%
IBU:55
冬季限定で造るインペリアルスタウトにジンジャーとシナモンを使用したSMBL2021 LP企画のオリジナルビールです。濃厚なモルトのボディにジンジャーとシナモンのスパイシーさが程よく刺激的な〝黒″です。シナモンのトップアロマとオーツと乳糖の柔らかく滑らかな口当たり。最後はジンジャーがシャープな後味に全体をまとめてくれる、決して甘くはない「NOT SO SWEET」なペイストリースタウトです。"
みんな大好き箕面ビール。
そもそも、社長の香緒里さんがいなかったら、絶対に、こんなイベントはやってなかたはず。
今回のこのスペシャルビールの話にも、真っ先に協力を申し出てくれました。
で、これです。
箕面のスタウトの素晴らしさは、このブログでも何度も書いてます。
最近も、いただいたインペリアルスタウトに感動して、思わずすぐに連絡しました。
そんな、すでにスペシャルなやつの、さらにスペシャル版が、今回のスペシャルなやつです。
これは、もう、ねえ。
というわけで、6社6本、全部すごいでしょ!
たぶん、一番飲みたいのがぼくです。
飲んでないから、絶対ではないけど、今回のすごいレコードにも負けてないんじゃないかと。
お楽しみに!!
06/24/2020(Wed)
木樽熟成 山伏 "blond" & 無我霧中 、ボトル同時発売です!

[6月24日12時17分 追記] おかげさまで、無我霧中 ボトルの業務店様分は完売となりました。 どうもありがとうございます。木樽熟成 山伏 "blond" は、引き続き販売中です。Web での一般販売は、本日19時からとなります。どうぞよろしくお願いします。
ボトル2種類いきます!
いずれも、まずは業務用からの発売。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
1つ目は、先日ご案内した、
木樽熟成 山伏 / Barrel Aged Yama-Bushi "blond" !
およそ19月のワイン樽熟成を経て、昨年9月に瓶詰め。その後、8ヶ月超の瓶内二次発酵・熟成を経ての発売です。
その名の通りの、明るいブロンド。
大麦・小麦麦芽に加えて、麦芽にしていない小麦がベースの、サワーエールです。
7.5%。
先日も書きましたが、過去2回リリースした "red" とならんで、この "木樽熟成 山伏" シリーズの中心となる商品なのですが、一昨年年末に続いて、まだ2回目のリリースとなります。
前回のバッチに比べると酸味は強めです。
クリーンでありながらも木樽のニュアンスも感じる複雑な味わい。
酸が強めとは書きましたが、決して強すぎるわけではなく、和食なんかも含めて、白ワインが合うようなシーンで、幅広い食事と合わせていただけるのではないかと思います。
そういう意味で、日本ならではのサワーエールと感じていただけるとうれしいな。
限定1401本です。
手間がかかっている分、それなりの価格ではありますが、ぼくらなりには最大限がんばっているつもりです。
この機会に、その他の山伏シリーズともども、どうぞよろしくお願いします。

そして、
無我霧中 / Hazy IIPA、ボトルも同時発売です!
昨日先行で発売した樽生は完売です。
こちらも、1バッチ分です。
今なら、ゆるブル Wheat、KASUMI も発売中ですので、飲みくらべもお楽しみいただけます。
どうぞよろしくお願いします。
05/19/2020(Tue)
YOROCCO BEER x 志賀高原 / 木樽熟成山伏 Interplay 発売です!6本セットも!!

[5月19日13時6分 追記] おかげさまで、YOROCCO BEER x 志賀高原 / 木樽熟成山伏 Interplay の業務店様分は完売となりました。 どうもありがとうございます。弊社 Web では引き続き販売中ですので、どうぞよろしくお願いします。
ちょっと引っ張りましたが、
YOROCCO BEER x 志賀高原 / 木樽熟成山伏 Interplay 発売です!
業務用、Web 同時発売です。
SNOW MONKEY BEER LIVE 2018 を機に生まれたコラボ。
6.5%、IBU11.5。
ベースのビールは、すでに BACK TO BACK として発売したもの と同じ。
ヨロッコさんの地元、葉山で、一緒に収穫した無農薬・無肥料の甘夏220kgを自分たちの手作業で仕上げました。
夏みかんと、スペルト小麦・自家栽培大麦、そしてやっぱりたっぷりのホップをつかったセゾンです。
苦味はとてもおさえましたが、ぼくらのビールですから、アロマホップはたっぷりつかってます。
それに、田口菌も加えて、ワイン樽で約18ヶ月熟成 しました。
全部で4樽をブレンドして、ボトルコンディション。
さらに9ヶ月の瓶内熟成を経て、リリースです。
名前の由来は、こちら をご参照ください。
夏みかんの色を感じる明るいオレンジ色。
2年以上の時間が経っているとは思えないフレッシュな柑橘の香り。
柔らかな酸味と、ミネラル感も感じるきれいでドライな飲み口に、スペルと由来の素朴な穀物の印象が加わった、複雑でありながらも爽快な飲み味です。
柑橘をつかったバレルエイジのサワーって、世界的にもあんまりないと思うので、うまくいくのか不安でもあったのですが、いい感じに仕上がったと思います。
シーフードのサラダ、サーモンや鳥のシンプルなグリル、塩味の焼き鳥、アナゴとかキスとかの天ぷらなんかとバッチリってイメージかと。
限定946本。
今回のヨロッコさんとのコラボは、夏みかんの収穫から、ここまで2年3ヶ月。
作業はなかなか大変でしたが、いろんなことがあったり、田口君のことも含めて多くの人の思いも込もった、すごく思い入れの強いビール(税法上は発泡酒)となりました。
たくさんの刺激をくれたヨロッコビールさんには、とても感謝していますし、「いい友」ができたと、勝手によろこんでます。
みなさんに、お楽しみいただけるとうれしいです。

そして、
YOROCCO x 志賀高原 6本セットも同時発売です。
こちらは、Web 限定での販売となります。
昨日もご案内しましたが、二社のビールが3種類ずつ。
それぞれの個性を飲みくらべていただけるように、お互いのブルワリーから、あえて対応するスタイルを揃えてみました。
あわせて、よろしくお願いします。

山伏のシリーズは、この Interplay を含めて、現在写真の6種類が発売中です。
特別なのが、いろいろ揃ってますので、こちらも是非。
(山伏 弐 / saison noir は、現在欠品中です。多分2週間以内くらいには復活できる予定です。)
みなさんの、ご感想もお待ちしています!
02/28/2019(Thu)
木樽熟成山伏 / ore no sake ga nome ne noka、 raspberry brown 同時発売です!

[2月27日 12時12分 追記] 木樽熟成山伏 / raspberry brown 業務用のボトルは完売です。 OXBOW x 志賀高原 / 木樽熟成山伏 ore no sake ga nome ne noka は、引き続きよろしくお願いします!
さあ、いきます。
OXBOW x 志賀高原 / 木樽熟成山伏 ore no sake ga nome ne noka 、木樽熟成山伏 / raspberry brown 同時発売です!
いずれも、まずは業務用から販売を開始。
弊社 Web での発売は、本日19時からの予定です。

まず、
OXBOW x 志賀高原 / 木樽熟成山伏
ですが、昨日までしつこく書いてきた通り、米メイン州の OXBOW とのコラボで生まれたビール。
自家栽培の大麦・小麦・蕎麦をつかい、主発酵からイチローズモルトの樽で行い、およそ7-8ヶ月の熟成後、さらにワイン樽で1年の熟成。その後、瓶内発酵とさらに1年の熟成を経てようやくリリースです!
名前の由来はこちら。

写真はだいぶ黒っぽく写っちゃってますが、濃いめの琥珀色。
たぶん、いままでのぼくらのビールの中では一番酸味が強いと思います。
野生酵母・微生物由来の香りと、ウイスキーとワインの樽の影響による複雑な味わい。
しっかりしたボディがキレイな酸とバランス。
9%と、高めの度数ですが、飲み口は極めてドライです。
もはや、ビールって感じの味わいではありません。
ワイングラス等で、お食事と一緒にゆっくり楽しんでいただきたいと思ってます。
繊細な赤ワイン的な雰囲気かな。
何を合わせるのがベストかは、みなさんのご意見もうかがいたいところですが、例えばしっかりしたソースの白身魚とか、穴子の天ぷらとか、いいんじゃないかと思ってます。
ぼくらにとってかなり特別なこのビール。
いままで出したビールの中でも、特に納得の出来です。
限定1,719本。
けっこうな価格ですし、本数もたっぷりご用意しましたので、そう簡単にはなくならないはず。
どうぞよろしくお願いします。

そして、
木樽熟成山伏 / raspberry brown
も、同時発売。
説明するのははじめてですが、こちらもまた、手間もかけて思い入れも強い1本です。
2年近く木樽で発酵・熟成させたブラウンエールに、自家栽培のラズベリーをふんだんに加え、さらに1年発酵熟成。
そこから瓶内四次発酵をして、さらに15ヶ月の瓶内熟成を経てのリリースとなります。

色はこちらも、濃いめの琥珀色。
木樽熟成特有の香りの中にはっきりとしたラズベリーの香りが主張します。
その影響で、「甘いかも」と想像する人もいるかもしれませんが飲み口はドライ。
"ore no sake ga nome ne no ka" ほどではありませんが、木樽熟成と果実からの酸味もしっかり感じます。
こちらは、それこそ果物のソースをかけるような肉なんかと相性がいいのでは?
限定867本です。
これで、ひとまず木樽熟成山伏のシリーズが出揃ったかたち。
今までのビールとだいぶ違うので、どれだけ受け入れていただけるか不安ではありますが、何年も準備してきた、ぼくら渾身の試み。
お試しいただき、ご意見いただけるとうれしいです!
02/26/2019(Tue)
OXBOW とのコラボ、"Farmhouse Ale" にこだわりました。

OXBOW とのコラボの件、しつこく書きます。
すごい思い入れが強いから。
これは、自家栽培の大麦。

挽いたのは、スキーから戻ってすぐ。
昨日の写真の宴会の前。

こういうのまで、本気で付き合ってくれるのが Tim のいいところ。

こっちは、我が蕎麦。
Tim とのコラボだから、"Farmhouse Ale" に徹しました。
玉村本店は、「農家」ですから。

仕込みの朝。
なにせハイテクシステム(!?)なもので、二人で一緒にマウスをクリックしてスタート!

はは。

一応ね。

順調にスタートはしたはずが、雑穀類がミルで詰まるトラブル。
前日の宴会で飲み過ぎて、遅れてきた若者がいたのは内緒の話。

手でも投入。

Farmhouse Ale っぽいでしょ。
色々あったけど、なんとか無事に仕込みは終わりました。
ここから、まだまだだったんだけどね。
12/18/2018(Tue)
Barrel Aged Yama-Bushi / blonde & red、発売です!

[12月18日 12時13分 追記] Barrel Aged Yama-Bushi / red 業務店向け様分は完売です。弊社販売分は、残り Web と店頭在庫のみです。blonde は、引き続き発売中ですので、よろしくお願いします。
[12月18日 12時33分 追記] blonde も完売で、Barrel Aged Yama-Bushi / blonde & red ともに、業務店向け様分は終了です。弊社販売分は、残り Web と店頭在庫のみです、どうもありがとうございます。お酒屋さん、バー等でみかけましたら、よろしくお願いします。
だいぶひっぱりましたが、
木樽熟成 山伏 / Barrel Aged Yama-Bushi 発売です!
今回の二種類が、今後のこのシリーズの中心的な位置付けとなる予定です。
今後も、徐々に進化していく予定ですが、まずは手始めにお試しください。

まずは、
blonde
30ヶ月超のワイン樽熟成を経て、今年の4月に瓶詰め。その後、8ヶ月の瓶内二次発酵・熟成を経ての発売です。
その名の通り、大麦・小麦麦芽に加えて、麦芽にしていない小麦がベースの、ブロンドエール。
7.5%。
青りんごに、ちょっと柑橘をも思わせる香り。
口に含むと、ほのかな甘みと酸味、でも後味はドライです。
白ワインが合うようなシーンで、結構幅広い食事と合わせていただけるのではないかと思います。
限定1072本。

そして、
red
こちらは、44ヶ月以上ものワイン樽での熟成を経て、2016年11月瓶詰め。なんと、すでに二年以上の瓶内熟成をしたことになります。
同じく7.5%。
ラズベリーや、カシスを思わせる複雑な味わい。
色の印象通り、blone が白ワイン的としたら、こいつはちょっとしっかり目のロゼって感じ。
酸味は、こちらの方がやや強めかもしれません。
限定890本です。

いずれも、ワイングラスなんかで、お食事と一緒にお楽しみいただければと思いますが、
写真の、ドイツ Sahm 社製の テイスティググラスも同時発売します!
何人かでボトルをシェアするには、ちょうどいいサイズかと思います。
もちろん、THE FAR EAST や Takashi Imperial Stout みたいな、ハイアルコールのビール用にもおすすめです。
ここまで来るのに、何年も準備してきたので、緊張しています。
定番の、山伏 壱 / saison one、山伏 弐 saison noir も、あわせて引き続きよろしくお願いします。
みなさんの、ご感想、お聞かせいただけるとうれしいです!
07/31/2018(Tue)
SNOW MONKEY IPA (Fuji Rock ver.) & FESTIVAL SAISON 樽生から発売です!

[7/31 18時45分 追記] SNOW MONKEY IPA 樽生も、おかげさまで完売です。どうもありがとうございます!
[7/31 13時2分 追記] FESTIVAL SAISON 樽生、おかげさまで完売です。どうもありがとうございます! SNOW MONKEY IPA は、引き続き販売中です。
さあ、行きます!
SNOW MONKEY IPA Fuji Rock version 樽生発売です!
6.0%、IBU40。
フジロック会場でも、大好評で、圧倒的な人気 No.1 でした。
今回は、CITRA に加えて、先日の OKITE YABURI にもつかった 新種のホップ Sabro (=HBC438)を、ふんだんにつかってます。
色はオレンジがかって、かなりヘイジー。
ネクターをも連想させる、ややトロリとした印象に、桃や柑橘の華やかでトロピカルな香り。
苦味はやや控えめながらも、飲み口はドライ。
ニューイングランドスタイルらしさもバッチリながら、暑い季節にもどんどん飲める仕上がりだと思っています。
今回は、たっぷり2バッチ分ご用意してます。

そして、もう一つ:
FESTIVAL SAISON 樽生も同時発売です!
6.0%、IBU15。
昨年に引き続きの登場となる、スペルト小麦と自家栽培の大麦をつかった、素朴だけど爽快なセゾン。
ややスパイシーな穀物感を感じる飲み口は、ほんのり甘みを感じながらもフィニッシュはドライ。
新たに、こちらも新しい品種である BRU-1 を加えたホップの香りは、パイナップルみたいなニュアンスも感じます。
苦味は抑えめなのですが、アロマホップは、IPAたちにも負けないくらいたっぷりつかってます。
暑い季節にも、なんか、ホッとする仕上がり。
これからのフェスティバルのシーズンにもぴったりなのではと思います。
こちらは1バッチ分です。
いずれも、ボトルの発売は、もう少しお待ちください。
よろしくです!
05/02/2018(Wed)
台湾行かなきゃ !?

先日のセカツタにて。
箕面の香緒里さんのおとなりは、台湾の Alechemist Brewing の Kai さん。
実は、このイベントの前にも、うちのホップの株こしらえの作業を手伝ってくれたり、THE FARMHOUSEに来てくれたり。
聞けば、去年のフジロックでも、うちのビールを飲んでくれたとのこと。
大麦の自家栽培もしているということで、なにか親近感を感じてくれたみたい。
TAIHU BREWING といい、ここといい。
台湾、まだいったことないんだけど、呼ばれている気がします。
03/14/2018(Wed)
YOROCCO BEER x 志賀高原 BACK TO BACK そして SNOW MONKEY IPA 2018です!

SNOW MONKEY BEER LIVE 2018 のためにつくった、ヨロッコさんとのコラボビール、
BACK TO BACK 出来ました!
”Back to Back” ってのは、二人のDJが、交互に曲をかけていく時につかわれる言葉。
お互いのアイディアをぶつけ合って、それにインスパイアされることで、また新たなアイディアが生まれるって感じで、このビール(税法上は発泡酒)が出来たわけで、この名前、まさに今回のコラボにふさわしいかと思ってます。
「どうせなら、なにか音楽にちなんだ名前がいいですね」
という、吉瀬さんの提案で決まりました。
5.5%、IBU11.5。
夏みかんと、スペルト小麦・自家栽培大麦、そしてやっぱりたっぷりのホップをつかったセゾンです。

つかったのが、これ。
場所はヨロッコさんのある逗子の隣町、葉山です。
完全無農薬・無肥料の夏みかん。
甘夏だとのことです。

2月上旬、ぼくもお邪魔して、みんなで収穫しました。

たった一本の木なのに、なんと 220kg にもなりました!
即日、長野に送ります。

ビール工場は、夏みかんの加工工場に
洗って、皮をむき、果汁をしぼります。

さすが、馴れてるひとは違う。
苦味の強い皮の白い部分も一緒に剥かないようにしないといけないので、なかなか難しいです。
でも、仕込み前日の午後と、当日の午前、ぼくらも剥いたので、だいぶ上達しました。
皮は、かなりいい香り。

果汁も手絞り。
これまた、なかなか大変。

でも、最強の男が、こんなに力を入れる必要はさすがにありません。
そのせいもあって(!?)結構な量になりました。

柑橘には、ずっと興味があったのですが、ぼくらは買ってきたジュースとかはつかわずに、基本「自分たちが育てたり、収穫したもの」にこだわってきたので、手が出せませんでした。
そういう意味でも、今回は、とてもいい機会となりました。
毎年やりたいです。

たっぷりの果汁を贅沢に。

もちろん、香り高い皮もです。

苦味はとてもおさえましたが、ぼくらのビールですから、アロマホップはたっぷりつかってます。
セゾンのフルーティさ、夏みかんの香り、柑橘系のホップが一体になった爽快なアロマと、ほのかな甘みと酸味、果汁のジューシーさ、さらに穀物感が加わった味わいとがバランスして、かなりいい感じに仕上がったと思います。
SMBLでは、もちろん樽生で提供。
ボトルもつくりましたが、今回は外販はせず、ぼくらとヨロッコさんの直売だけになると思います。
ボトルの方も、SMBL2018に併せて、玉村本店、THE FARMHOUSE、SMBL2018会場(6パックのセットのみ)で発売します。
ヨロッコさんと志賀高原の BACK TO BACK、みなさんに楽しんでいただけたら最高です!

そして、
SNOW MONKEY IPA 2018 も、もちろん!
先日の、うしとらさんのイベントでも大好評。
ご覧のとおり、昨年の フジロックバージョン同様のニューイングランドスタイル。
5.5%、IBU46。
今回は、スペルトとオーツをつかったぶん、前回よりもさらに柔らかさが加わった感じ。
でも、やはりぼくらのビールですから、ジューシーでありながらもドライ。
ごくごく何杯もいける感じです。
こちらは、2バッチしているので、樽・ボトルともに、SMBL終了後発売します。
SNOW MONKEY BEER LIVE 2018 では、これ以外にも、スペシャルなビールをどんどん開栓します。
気合が入っているのはぼくらだけではなく、今回は、なんと 全211種類(!) のビールが集まります。
すごいのは数だけではなく、このイベントで初登場の特別なビールや、各社の秘蔵の熟成ビールなどが目白押しで、とにかく強烈なラインアップとなっています。
ビールリストはこちら。
このリストをご覧いただき、当日の作戦を考えるのも楽しいのでは?
SMBL2018で、お待ちしてます!
12/31/2017(Sun)
私的十大ニュース 2017(下)

今年も、音楽との縁は一層深まった気がします。まずなにより、SNOW MONKEY BEER LIVE 2017。6年目にして、まさかの全3部がほぼ満員という事態に!こんな日が来るとは、予想もしていませんでした。さらに、THE FARMHOUSE のプレオープンでは Michael Kaneko、 TGMX & Keishi Tanaka の TWIN SONGS、上野水上音楽堂での"PLAYTHINGS IN THE SKY"、そして、そして FUJI ROCK!!さらに、収穫祭での kirim まで。いずれも、忘れらない楽しい時間でした。雨の苗場での人生初の本格キャンプも、なかなかな思い出でした。やっぱり、ビールと音楽最高です。SMBL2018も、どうぞよろしくです!
で、やっぱり農業。ブルーベリー、ラズベリー、酒米、菖蒲、山椒、大麦、鞍掛豆、そしてもちろんホップ!今年は、雨の日も多く、大豊作というわけには行きませんでしたが、結果的にはまずまず。ホップの収穫には、本当にたくさんの人にたすけてもらいました。楽しかった。Harvest Brew シリーズも、山伏も、Salty Hop も、ひさしぶりの "Shoubu" no Miyaya Blonde も大好評。大変だけど、やっぱりこれがぼくらの基本。来年も農に直接関わって楽しみながら自分たちが飲みたい酒をつくります。

ベルギー、オランダ、ちょっとフランスの旅も大きな思い出になりました。長年セゾンをつくっているにもかかわらず、初ベルギーだったり。幸運の連続で、たくさんのブルワーにも出会え、すごく大きな刺激を受けました。風土、おおきくないけど個性に溢れるブルワリーの数々、そして、なにより人。ここでの経験で、すでに志賀高原ビールはちょっと進化しています。旅の目的だった、De Molen の Borefts で志賀高原ビールが大人気だったのも、大きな自信になりました。こんなにたくさんの友達ができて、本当にブルワーになってよかったと思いました。もっと旅をしなきゃとも思いました。

いろんなビールが出来ました。Blue Bird Day Saison、HOP & BEAN 、KAGAMI-BIRAKI IPA、ゆるブルWheat、The Porter、NEW ENGILAND IPA、SNOW MONKEY IPA の今年版たち、Two Rabbits IPA、ECKHARDT、1t IPA Habanero などなど。新作だけじゃなく、もちろん定番も、たまにつくる限定も、ちょっとずつ進化しています。来年もいろいろ控えてます。今年以上に、いろんな挑戦をしていかなきゃと思ってます。みなさん、一年間、本当にどうもありがとうございました!
個人的には、今年の抱負の達成率は50%くらいかな。まだブログでは書いてませんでしたが、メガネをかけるようにもなりました。これまた、ぼくにとっては大きな事件。みなさんにはどう映るかわかりませんが、機能面では予想以上。大げさにいうと、ちょっと人生変わりました。そして、やっぱりこの「ゆるブル」の、まさかの10周年は大きいです。まさか毎日続けられるとは思っていませんでしたが、これも読んでいただいているたくさんのみなさんのおかげです。懲りずに続けますので、来年もどうぞよろしくです!
10/12/2017(Thu)
Festival Saison Harvest Brew、Miyama Blonde Harvest Brew ボトル発売です!

[13時40分 追記]おかげさまで、Festival Saison Harvest Brew、Miyama Blonde Harvest Brew ともに完売しました。弊社販売分は、Web上と店頭の残在庫のみです。どうもありがとうございます。引き続き、お酒屋さん等でみかけたら、どうぞよろしくお願いします。
今シーズン最後の生ホップ仕込、
Festival Saison Harvest Brew、Miyama Blonde Harvest Brew ボトル発売です!
仕込み当日に収穫した生ホップに加えて、自家栽培の酒米、大麦をつかった思い入れの強い二種類のセゾン。
Harvest Brew シリーズのトリを飾るにはふさわしいのではと思ってます。
Festival Saison の方は、前回は樽生専用だったので、ボトルでは初登場です。
いずれも、一仕込み分。
この季節だけの特別な味。
どうぞよろしくお願いします。
10/05/2017(Thu)
Miyama Blonde Harvest Brew と Festival Saison Harvest Brew、樽生から発売です!

今シーズンの生ホップ最終版。Miyama Blonde Harvest Brew と Festival Saison Harvest Brew、樽生から発売です!
Harvest Brew (生ホップ収穫仕込)第5弾、第6弾は、この二つのセゾン。
Miyama Blonde Harvest Brew は、ご存知、自家栽培の酒米「美山錦」をつかった日本版セゾン、Miyama Blonde の生ホップバージョン。
6.5%、IBU34、とスペックはそのままに、仕込当日に収穫した信州早生をたっぷりつかって仕込みました。
そのクリーンなボディは、信州早生の特徴をそのまま伝えるにはもってこい。
自家栽培比率が一番高いこいつは、ぼくらにとって最も思い入れの強いビールです。
うまいと思います。
そして、この夏初登場して、大好評だった Festival Saison が生ホップ版で再登場!
スペルト小麦と、自家栽培の大麦をつかった素朴でありながらも爽快なセゾンの生ホップ版。
これぞまさにセゾンって感じ。
6%、IBU16と、ぼくらのビールとしては苦味は少ないですが、ウィラメットを主体に、獲れたての生ホップをたっぷり使った点では、他の Harvest Brew 5種に引けを取りません。
セゾン特有のフルーティーさに、穀物の味わい、生ホップのみずみずしさが加わって、すごくいい感じ。
前回は樽生限定でしたが、今回の Harvest Brew バージョンは、ボトルも控えています。
ともに、フルサイズの一仕込分。
農家玉村本店の、セゾン二種。
先行開栓した先日の金沢では、ともに大好評で瞬殺でした。
ボトルの発売は、もうしばらくお待ちください。
どうぞよろしくお願いします!
08/03/2017(Thu)
FESTIVAL SAISON 樽生限定で発売です!

[8/5 08:30 追記]FESTIVAL SAISON、おかげさまで完売しました。どうもありがとうございます。
FESTIVAL SAISON 樽生限定で発売です!
FUJI ROCK 2017で先行開栓して、大好評だった新作セゾン。
ベルギーでも伝統的に醸造につかわれてきた、原種の小麦ともいわれるスペルトと、自家栽培の大麦をつかった素朴なセゾン。
ABV 6.0%、IBU16。
ぼくらのビールのなかでは、一番くらいに苦味はおさえていますが、アロマホップはたっぷり。
いつものモルトとはまた違った穀物の味わいと、爽快なホップの香り。
セゾンらしいフルーティーさとドライさで、度数を感じないでどんどん飲みたくなっちゃう、これからのフェスティバルシーズンには、バッチリな仕上がりになったと思っています。
考えてみれば、夏の農作業のために、身近な雑穀もつかってつくられてきたのが本来のセゾンなわけだから、もしかしたら、こいつは、一番、本来のセゾンらしいセゾンなのかもしれません。
今回は、樽のみでボトルの発売はありません。
よろしくです!
07/26/2017(Wed)
FUJI ROCK で、はじめて志賀高原ビール飲めるけど、あんまり来て欲しくないかも!?

先週の一瞬の隙をみて、必要に迫られ新く買ったテントの試し張り。
現場でやりゃいいじゃんと思ったけど、外野がうるさくて練習。
そう、ちょっと前に書いたけど、今週末苗場で四泊するんです。
フジロックで、志賀高原ビールが飲めます!
実際は、クラフトビアマーケットさんのブースのお手伝い。
全、20タップのうちの5タップが志賀高原ビールです。
みなさんもご想像の通り、まあまあ(!?)音楽好きなので、これは楽しみ。
で、必要以上に気合を入れちゃいました。
うちのラインアップは:
SNOW MONKEY IPA “Fuji Rock ver.”(フジロック特別版)
SALTY HOP 2017 (先行開栓!)
ゆるぶるWheat
Festival Saison(新作 / 先行開栓!)
House IPA
其の十
です。
まず、
SNOW MONKEY IPA “Fuji Rock ver.
ですが、音楽イベントだし、つくっちゃいました。NEW ENGLAND スタイルの濁ったやつ。
6.0%, IBU45。
NEW-ENGI よりもちょっと度数を下げて、暑くてもグビグビいける感じ。いい出来だと思います!
で、
SALTY HOP 2017
も先行で。
4.5%、IBU25。
野生の菖蒲、天然塩に加えて、今年は裏庭の山椒も加えた「大人の塩分補給ドリンク」。
うまいと思います。
「気合が入って」って書きましたが、もう一つ先行開栓の新作。
FESTIVAL SAISON
原種の小麦ともいわれるスペルトと自家栽培大麦をつかった新作セゾン。
本当は、Rustic Saison って名前にしたかったけど、麦雑穀工房さんが先にリリースしてたので、泣く泣く断念。
ならいっそひらきなおって、""雑穀セゾン" でいこうかと思ったのですが、若い衆に、まじで制止されてこの名前になりました。
6.0%, IBU16
と、うちでは一番くらいに苦くないのですが、アロマホップはたっぷり。
スペルトの香りが口に広がりアロマホップの爽快さが追いかけます。
これからのフェスティバルシーズンにバッチリな、ドリンカブルな仕上がりは、フジロックでも最高なはず。
苦し紛れのベタな名前は、気合の裏返しです。
ゆるブルWheat、其の十、House IPA は説明不要ですよね。
場所はオレンジカフェ。
一番奥です。
こんな奥地に、どれだけ来てくれるかなあ?
暇なら FUJI ROCK 満喫できるはず。
あんまり来ないでくださいね!?
05/22/2017(Mon)
THE FARMHOUSE

旧志賀山文庫に OPEN する、ぼくらの直営店ですが、
THE FARMHOUSE という名前にしました。
志賀山文庫として公開されていたこの建物は、もともと、あの渋沢栄一の孫、信雄氏が昭和13年に東京 目黒区大崎に建てた洋風建築を移築したもの。
建物自体の印象も強いので、やはり Teppa Room って感じとは、違うかなと。
"Farmhouse Ale" って言葉があります。
ベルギー・フランスといったヨーロッパの農家で、農閑期につくられてきたビール。
セゾンとか、ビーエル・ド・ギャルド等が代表的。
そんな Farmhouse Ale をつくる醸造所を Farmhouse Brewery というのですが、最近はヨーロッパだけでなく、例えばSNOW MONKEY BEER LIVE に来てくれた OXBOW や Jester King みたいに、こうしたビールに特化した人気のブルワリーが増えています。
「自分たちの飲みたい、この地ならではの個性ある酒」を、「農」に直接関わって楽しみながらつくるのが、玉村本店のポリシー。
Miyama Blonde とか、山伏シリーズとか、いわゆる Farmhouse Ale のカテゴリーに入るであろうビールもいろいろつくってます。
OXBOW の Tim が、ホップや酒米、ブルーベリーにラズベリー、大麦などといった、ぼくらの農業への取組みをみて、
「お前らの方が、よほど Farmhouse Breweryだね」
なんて言ってくれました。
そんな、ある意味「農家」でもある玉村本店を象徴する場所ということで、この名前でいこうかと。
この建物自体が、農園にあるわけではないですが、なんか雰囲気としてもあっているんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。
このロゴは、志賀高原ビールのデザイン全般をお願いしているタナカノリユキさんがつくってくれました。
背景の山は、志賀高原の象徴でもある笠岳(笠ヶ岳)です。
THE FARMHOUSE、みなさんに気に入っていただけたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
さて、6/3のプレオープニング Pary ですが、すでにかなりの方々にお申込みをいただいており、定員までのこり3割を切っています。ご参加ご希望の方は、下記までお名前、ご参加の人数、お電話番号をメールお願いします。定員に達した場合は、事前に締め切る場合もございますので、どうかよろしくお願いします。
ego-brew@zau.att.ne.jp
また、渋温泉の小石屋旅館さんが、このイベントに合わせて、特別な宿泊プランをご用意してくれました。
下記リンクをご参照ください。
https://www3.yadosys.com/reserve/ja/plan/detail/147/hbhefbhfglehhihkdeeiffdn/all/00019
12/31/2016(Sat)
私的十大ニュース 2016(下)

(つづき)
やはり、農業ははずせません。今年は、天候のおかげもあって全般に豊作。ホップの収穫量は昨年を100kg以上上回り、史上2番目でした。Harvest Brew (生ホップ収穫仕込)シリーズも大好評。大麦、ブルーベリー・ラズベリーも昨年以上の収穫。自家栽培の酒米「美山錦」の方も、収穫量はまずまず。品質はよく、バッチリ一等米でした。そのほか、ぼくらならではの素材である菖蒲はもちろん、あらたに蔵の裏の山椒の木という、灯台下暗し的な新素材を発見。それらを生かして、いままで以上に楽しんでいただけるものを目指して、ビール、酒をつくってます。今年もホップ収穫に参加してくれたたくさんのみなさんに、大感謝です!
今年は、コラボレーションが三つ。SMBL2017に合わせてつくった OXBOW とのビールはなんとウィスキー樽で主発酵。その後も木樽で順調に熟成中。リリースはまだまだ先ですが、かなりいい感じ。ポートランドでは、まず GIGANTIC と "OKI LAGER" を。ジャスミンライスと新ホップ Bru-1 をつかった爽快なラガーは、少量ですが、すでに日本でも飲んでもらえました。もう一つは、同じくポートランドで、Hair of the Dog と Brouwerij de Molenという巨匠たちと。"Side by Side" という名のこのビール。いまは木樽で熟成中。こちらも飲めるのはまだ先ですが、すごいメンバーと一緒に仕込むのは最高の経験でした。何度か書いてますが、コラボは、話題づくりのためだけではなく、自分たちが勉強するため。リスペクトするブルワーたちの人柄や考え方に触れ、大きな刺激をうける貴重な機会。来年も、すでに3つ予定されてます。楽しみです!
あまり新作を追いかけているつもりはないのですが、気づくと今年もいろいろ出来ました。IISS、一石三鳥、Baby Blonde Miyama、Not So Red、あらたな名前で生まれ変わった嗚呼! 爽快!!、限定版 山伏 / hop & brett、Adamuのカルバドス版、IBrA、そしてビールじゃないけど真面目につくったコーヒーも!なかでも、収穫祭スペシャルとしてつくった 1t IPA は、反響が大きかったです。というわけで、このうちの多くが、再登場の予定!限定が限定にならないのがうれしい悩みです。
バレルエイジ(樽熟成)には、すでに6年も取り組んでいます。時間もかかるし、まだまだ試行錯誤中。忙しくてなかなか集中できなかったりもするのですが、少しずつ進んでます。樽は、そろそろ100本。今年は、増殖する樽を置くための秘密のスペースも確保。"BITTER LIFE" で先行開栓した "Barrel Aged Red(仮称)” を含め、来年にはいくつか面白いのをリリース出来そう。ビール醸造をはじめてちょうど12年だけど、まだまだやらなきゃいけないこと、やりたいことがあるのはしあわせです。
新作とかの話が続きましたが、定番はやっぱり一番大事。そういう意味で、今年の最後の仕込みが定番中の定番 ペールエールの200回目の仕込みだったのはなんかその気持ちを忘れないようにということだったのかも。今年は、新タンクも増え既にフル稼働。さらに、新兵器 DryHopnikも大活躍しています。また、Africa Pale Ale 以来久しぶりに其の十を限定ラベルから新ラベルに。さらに、派手ではないけどぼくらの期待を込めて Baby Blond Miyama にも新ラベルを。そういえば、ratebeer で、日本の TOP BREWER にも選んでもらえました。コンテストとかに参加しないぼくらですが、"審査"とかではなくて、飲んで「うまい!」「面白い!」と言ってもらえるのは、なによりもうれしいこと。来年もがんばりますので、よろしくです!
11/29/2016(Tue)
IBrA ボトル発売です!

お待たせしました。
IBrA "India Brown Ale" ボトル発売です!
自家栽培の大麦をつかったホッピーなブラウンエール。
先行発売した樽生の方は、残りごくわずか。
ほぼ IPA と同じスペック。
食事との相性もいいし、ある程度飲んだ後、ビールだけでっていうのもいいかなと思います。
さすがに、1t IPA とかほどの派手さはないですが、この季節にもバッチリ。
自分たちでは結構気に入っています。
どうぞよろしくお願いします!