08/15/2012(Wed)
Teppa Room、楽しいです!

仕込を終えて、ドロドロになって釜から出て来たら、Teppa Room にうれしい来客の知らせ。
東京からかけつけてくれたのは、スタイリストとして活躍中の池田さんご家族。
実は、池田さん、ぼくらの町出身。
お盆に里帰りがてら飲みに来てくれたというわけ。
いっぱい飲んでってくれました。
"テッパ”というのは、手杯 /手盃とも書くようなのですが、酒屋の店先で量り売りで酒を飲むということ。
全国的には、「角打ちの酒屋で飲む酒」といったほうが、通りがいいようなのですが、うちのあたりではそれがテッパ酒なわけです。
直営のテイスティングルームをつくるにあたって、もちろん"Tap Room"という名前が一番に浮かんだわけなのですが、この名前は日本では、大先輩ベアードさんのイメージが強い。
というわけで、もともと日本酒屋ですし、Teppa Room でいいかなと。
「ああ、スペル間違ってるじゃん。イタイ!」
なんていってもらえると、逆にうれしい。
というわけで OPEN して、まだ数日。
まだまだ知名度もないから、忙しくもないのですが、こうして近い距離でお客さまと話せるのはうれしいですね。
現在は:
DPA
IPA
Miyama Blonde
SOBA
というラインアップ。
ぼくは、ばたばたしてて、まだあまり店に立ててないのですが、今週末はがんばろうかなとも思ってます。
調子に乗って5-6タップつないじゃおうかな。
今シーズン初のあれとかも!?
あっ、先日の日曜はいきなりお休みいただきましたが、これからは基本(元日以外)は毎日開けようかと思ってます。
温泉に泊まって、ビールもいいんじゃないかな。
とにかく、素人バーテンダー一同、みなさまをおまちしてます!
ホップの収穫は、当初の予定通り、来週月曜20日からの予定です。17日も、「もしかしたら」と書きましたが、仕事のスケジュール、天気予報、人手の問題で見送ります。来週のご参加、大歓迎です!
12/31/2009(Thu)
2009私的十大ニュース(下)

四年目のホップづくりですが、収穫には大勢のブルワーやサポーターのみなさんが参加。五本仕込んだHarvest Brewシリーズでは、年ごとの株の成長ぶりを実感しました。東京に続き大阪でもFresh Hop のイベントを開催してもらったり、志賀高原生まれのホップで仕込んだ、他のブルワリーのビールの里帰りにも感動。来春には、畑の拡張も計画中。楽しんでます!
酒蔵は、思わぬ大工事。長年の間にやられた基礎を根本的に作り替えることになりました。まあこれで、大事な酒蔵、末永く使えるはずです。工事の影響がないかと心配した今年の酒づくりも、最初の酒の出来映えは予想以上。安心しました。
自家栽培の美山錦は、暖冬による虫害と夏の長雨で、豊作というわけにはいきませんでしたが、ある意味、自然の厳しさを知るいい勉強になりました。秋の関東信越国税局の酒類鑑評会のお燗の部では、二年連続で優秀賞を受賞。普段のみの酒を評価してもらい、うれしかったです。
ビールづくりも、五周年。たくさんのみなさんにご支援いただき、おかげさまで、順調に成長しています。志賀高原ビールが飲める新しいお店もだんだん増えています。定番の完成度にこだわるという方針は、これからも変わりませんが、これを機に新しい挑戦も始めています。その最初の成果は、来年早々にもみなさんにお試しいただけるはずです。
玉村本店の人。40th Anniversary Ale で祝った西さんは勤続四十年。ギャラリーのアイドルK子さんも定年を迎えましたが、二人とも引き続き一緒に頑張ってくれることになっています。一方、酒づくりを支えてきてくれたO君が、残念ながらご家庭の理由で退職。長い間、ありがとうございました!この冬のつくりで活躍してくれているのは、強力助っ人Nさん。来年早々には、新戦力が加わるのも決まっています。やはり人が大事。みんなで楽しみながらいい酒をつくっていこうと思っています。
みなさん、本当に今年もどうもありがとうございました!
11/24/2009(Tue)
里帰り 2009 その2

また帰ってきました。立派になって。
先日のハーヴェストムーンさんに続いて、今度は箕面ビールさんから。
うちから旅立っていった信州早生たち。
育ての親である僕らは、この子は清楚だからと思って(!?)、どちらかというと淡色で穏やかなビールにしかつかってこなかったのですが、嫁ぎ先では華やかに IPA や WIPA で活躍しているのです。
さっそくいただいてみると、僕らがみたことのないような、のびのびとした姿。
実の子の将来を観るようで、親父的にはちょっと凹みましたが、やっぱり大事だなあ。旅は。
先入観はいけません。
可愛い子には旅をさせないと。(←本当にできるのか!?)
う~ん...
10/28/2009(Wed)
「里帰り」 2009

今日は一日中、畑仕事だったのですが、昼休みに戻ると届いていたのがこのビール。
ハーヴェストムーンさんの、IPA 志賀高原ホップ版。
なんか、昨日の記事でおねだりしちゃったみたいだと思いながらも、まさかその日に着くわけないと自分を正統化。
でも、うれしいです。
去年は、ブルワーの櫻井さんがホップ摘みに来ていただき、今年は園田さん。
「限定ビール」に二年続けて採用していただくのも光栄です。
ハーヴェストムーンといえば、シュバルツ。たぶんそのカテゴリーでは誰もが認めるNo. 1 だと思います。
大先輩のビールにとやかういうのも、おこがましいですが、クリーンな味わいとセンスで、フルーツとかの使い方もすごいなあ、といつも思っています。僕だけじゃなく、ブルワー一同、大ファンです。
今回のビールも、イベントではいただいたのですが、あらためてみんなで楽しませていただきます。
本当にありがとうございます!
11/14/2008(Fri)
うれしい「里帰り」

ディズニーリゾートのイクスピアリで美味しいビールをつくるハーヴェスト・ムーンさんのIPA。送ってくれたのは、醸造責任者の櫻井さん。

(櫻井さんデザインの)ラベルをみてみると、そう、櫻井さんにも参加していただいて収穫した、わが信州早生がつかわれているのです。
最近、海外では結構注目されているブルワリー同士のコラボレーション。通常は、一緒にレシピを考えたり、お互いの施設で醸造したりなのですが、これもある意味のコラボレーションでしょう。(まあ、この場合うちは「ブルワリー」というよりも「農家」ですが。)
同じIPAでも、つくり手の違いで味が違うのが楽しいところ。ハーヴェストムーンらしいきれいな味わいのなかに、ホップの香りがすごくきれいにでています。さすがです。
最近ぼくらは、レモンみたいな印象を信州早生に感じていたのですが、このIPAには、最初の頃よく感じたマスカットのような香りを感じる気がします。

櫻井さんによる信州早生の印象は、「ジャーマンホップのフローラルな感じと、チェコのホップのスパイシーさをあわせもつ」とのこと。さすがに、とてもエレガントなコメント。「ガツン」とか「シャキッ」とかしか表現できない、ボキャブラリーのないぼくらとは大違いです。
まあとにかく、世界のビールを飲み尽くした大先輩にそういってもらえて、本当に光栄です。
手塩にかけて育てたホップたちが、こんな感じでその能力を表現してもらって、それをまた飲めるのはうれしいことです。本当にありがとうございます。
来年も,もう一人の醸造責任者、園田さんと一緒に、収穫に参加してくれるとのこと。また楽しみにしています!
(それにしても、こうしてくらべて飲むと、うちのビールって苦いんだなぁ...)
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