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再会!


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というわけで、この週末は クラフトビア金沢 に参加してきました。

コロナ禍を経て、4年ぶりの開催。

例によって気持ちいい会場で、たくさんのビールファンに志賀高原ビールを飲んでいただけました。

本当に、懐かしい人たちにたくさん会えたな。

中でも、特別なこの人。

そう、Kjetil 君

同じタイミングで行われていたコンペのジャッジとして金沢に。

今はギリシャでビールをつくってます。

本当に久しぶりなので、話はつきません。

うれしかったな。

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そして、もう一人は、 Winnie。

今や、TAIHU BREWING の社長です。


なんか、すっかり世の中が戻ったなと再認識。

今度は、もっともっと早くの再会を約束しました。






22:55 | ビール全般 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

"NEW ENGI-LAND IPA" "Not So Mild Ale"(リアルエール版も)樽生先行で同時発売です!


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[6/14 9:00追記]NEW ENGI-LAND IPA、おかげさまで樽生完売です。どうもありがとうございます。Not So Mild Ale は、引き続き販売中ですので、どうぞよろしくお願いします。

NEW ENGI-LAND IPA、樽生から発売です!

THE FARMHOUSE の OPEN 記念で仕込んだこのビール。

イベントや、先行発売している THE FARMHOUSE でも、大好評です。

玉村本店の清酒「縁喜」にちなみ、THE FARMHOSUE が、ぼくらにとって、多くの方との「縁」を「喜ぶ」「新たな」場所になってくれればということでこの名前にしました。

同時に、多くのビールファンの方なら想像されていたと思いますが、"New England IPA" というスタイルでもあります。

ぼくらが、ニューイングランド(ボストン・メイン・バーモント)を旅したのが2015年の11月。

それまでのウエストコーストスタイルのIPAとは一味違う、曇って、いやむしろ濁っているけど、苦味がやわらかく、ジューシーな飲み口のIPAが流行り始めていたのは、たぶんそのころから。(ぼくの一番好きな、尊敬するあそこは、もっと前からだけどね。)

以来、あっと言う前に大人気になって、いまでは日本のビールファンにも広く知られるほどになったこのスタイル。

IPA には、まあまあこだわりのあるぼくらですが、もちろんいろんな研究や実験をしてきました。

それが、"ゆるブルWheat" だったり "KAGAMI-BIRAKI IPA" だったりもするのですが、実はもっとその前からいろいろやってます。

で、今回、このタイミングで、まあ一度ちゃんとこのスタイルと名乗ってみようか、いうことに。

6.5%、IBU56。

KAGAMI-BIRAKI IPA ほどではないですが、ごらんのように曇った、というか濁ったブロンド。

バレンシアオレンジとかを思わせる柑橘系の香りに、トロピカルで甘やかなフルーティーさが加わった感じ。

みずみずしくジューシーで、もちろん苦いのですが、度数を感じさせない柔らかな飲み口です。

(あまりの反響に驚いた)KAGAMI-BIRAKI と比較するとドライかも。

「甘さ」が、このスタイルの特徴だというイメージを持っている人も多いようなのですが、「自分たちが飲みたい食中酒」を目指すぼくらとしては、このくらいの感じの方がいいかなと思っています。

まずは、樽生から先行発売。

ボトルは近日中に発売しますので、もうしばらくだけお待ち下さい。

また、今回は、もう一バッチしてます。

再度の販売を予定しておりますので、完売の場合も、ご容赦を。

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そして、もうひとつ。

Not So Mild Ale も、樽生発売です!

もともとは、ノルウェーの Nogne Ø とのコラボで生まれたこのビール。

4.5%、IBU27。

イギリス伝統の "Mild" というスタイルを、ぼくらなりに解釈し、アメリカンホップをふんだんにつかって、飲み飽きしないんだけど、それでいて退屈じゃないビールを目指しました。

とはいえ、ぼくらの他のビールとくらべると、ホップの主張も穏やかな地味目のビールです。

でも、どういうわけか、特に「ビール好き」のみなさんにファンが多く、実はもう12回目の仕込みです。

Kjetil 君も、Nogne Ø を去って何年にもなるので、ラベルも見直すこととしました。

今回、いつもとちょっとホップの種類を変えてはいますが、主に二種類のアメリカンホップを使用。

モルトの味わいに、ちょっと穏やかなホップの香りがあわさって、度数は低めだけど物足りなさはなし。

でも、ゆるゆるといつでも飲んでいられそうなビールになっていると思います。

こちらも、樽生から先行発売。

通常版の他に、先日の THE PORTER でも好評だったリアルエール版もご用意しています。

ボトルは、NEW ENGI-LAND IPA と同時に、近日発売の予定です。


どうぞよろしくお願いします!


17:00 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

収穫祭 in Tokyo!? "BITTER LIFE" @ Craftheads 12/10-11 開催です!


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さて、ご連絡。

"BITTER LIFE" @ Craftheads 12/10-11 開催です!

渋谷クラフトヘッズさんでの、TAP TAKEOVER イベント。

「毎年やるのもなあ」ということで、二年振り。

ご存知の通り、オーナーのマイケルは、元Nogne Ø の Kjetil君、PIZZA PORT のみんな、Hair of the Dog のアランとその家族などなど、たくさんの出会いを志賀高原ビールにもたらしてくれた大サポーター。

先日、ストーンのグレッグが遊びに来てくれたのも、彼のおかげ。

志賀高原ビールのはじめてのイベントも、マイケルの店、Bar Sals でした。

というわけで、相当気合のラインアップで臨みます!

たぶん32タップ体制

特別なビールもたっぷり用意する予定。

さらに、われらが料理長も投入。

"収穫祭 in Tokyo " とまではいかないけど、そのくらいの意気込みです。

写真は、最近マイケルのファミリーに加わった愛犬 ”ビター”ちゃん

そう、だからイベント名も "BITTER LIFE" でいいかなと。

もちろん、ぼくらも当日はずっといます。

詳細は追って発表していきますが、イベントは入場無料で出入り自由の予定。

収穫祭に来れなかったみなさんも含めて、お待ちしてます!





18:00 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

人間模様


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「けやき」にはいろんな人が。

あの、Kjetil 君!

二年ぶりの再会。

自分ではじめた Nogne Ø を離れて、今は ギリシアで Solo という新しいブルワリーを始めたところ。

相変わらず、どんどん新たなことに挑戦を続け、刺激を受けます。

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元湘南ボーイの隣は、お姉さんもどき。

この、「お姉さん」、彼はもちろん、彼のお母さんも「似ている!」と驚くくらい。

いつも飲みに来てくれるんですが、「本物:の写真をみて、思わず彼女も、「似てる!」

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こちらは、「けやき」では毎回毎回来てくrけて、ひたすら IPA を飲んでくれる二人。

キャンペーンガールでもしてもらおうか!?

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となりのブースの外人さん。

1日10時間以上働くのは、楽じゃないんです。

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仕事を終えて飲みに行けるのは、毎日深夜。

ごほうびも、必要だよね。


あと1日!





23:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

北欧の達人


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ご存知 Nogne Ø の Kjetil君。

ビアフェス横浜で久しぶりの再会。

お互いの近況を交換します。

あれやこれやと、相変わらず超前向き、すごく積極的に新しいことに挑戦を続けている。

そして楽しそう。

すごいなあ。

人生の達人って感じ。

負けないようにしなきゃ、とまた今回も感じたのです。




23:59 | 雑文 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「やっぱここ」での、ゆるく楽しいイベント再び!〜ラインアップ発表です!!



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白髪のおじさんのビールを飲む会

だったかな?

「女子ブルワーの会」とかって、最近多いけど、ぼくらにはさすがに声がかからないから、自分たちでやろうかな。

白髪のおっさんのイベントでも...


まあとにかく、正式名称をちと確認しますね。


う〜ん、どれが正解かいまいちわからない。

でも、

「志賀高原とNorth Islandが初コラボビール醸造!どうせなら発表会しよう、堤野が偶然関東に来てるから2・9にしよう!」

ってのが一番正しいっぽい。

とにかく、2/9(日)、15時から19時、渋谷 CRAFTHEADS さんで開催なのは間違いないです。

で、当日のラインアップ発表です!

[North Island x 志賀高原]

新作コラボビール (←これに関しては、明日にでも発表しますね。)

[North Island]

ヴァイツェン
(「えっ?」って思ったみなさん、これ定番ですよ!)
シナモンエール
(すっごいシナモン。こういうのがうまいのがノース。)
NZ-W ALE (ニュージーランドワインエール)
(NZホップと、ワイン酵母の限定!)
Snow Diving Red Ale スコッチ ver.
(NZ-W Ale の、酵母違いに、スコッチフレーバーがプラスされた特別版!)

Imperial Stout 2014
(レシピが大幅に変わって、度数も9.5% にUPしたらしい。)

[志賀高原]

Africa Pale Ale
(一休み一休み。)
"EVEN PRIME" White IPA
(新バッチ、本日発売開始です!)
TAKASHI ICHIRO
(あれです。)
TAKASHI ICHIRO PETE!?
(それです。)

で、全10タップ。

もし、早い時間にどれかが終わっちゃったら、予備であれやこれやいろいろ控えてます。

ハイアルコールが多いから、どれか終わらないとつながんないけど、2011年のあれとかも。

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なんだかんだいって、マイケルだって髪(も髭も)白いじゃん。

マイケルには、多分一番最初に 志賀高原ビールのイベントをやってくれたり、アメリカを案内してもらったにもかかわらずバー(Flavor Bistro)で喧嘩したりKjetil君やStone のGreg を紹介してもらったりと、すっごく世話になってます。

最初の頃の sal's のイベントの楽しかったこと!

そんな、ゆるくて楽しかったイベントみたいに、今回もなるといいなと、ほんとに思ってます。

遊びに来て下さい!!


[追記] 当日、白髪のおじさん、三人ともいます。どうでもいかもしれないけど...





21:05 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

人生に酒が必要な理由


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イベントのために Nogen Ø の Kjetil 君が来日したので一緒に飲むことに。

自然にブルワー中心に仲間が集まり飲み会。

ぼくがもっていったちょっと特別なビールたちや、マイケルのポートランド土産、Nogen Ø のスペシャルバッチなど、ビールも充実。

みんないろんな意味で転機だったりもするのですが、やっぱり会って、話して、飲んで、笑って、いい時間でした。

「なくても生きていける」はずのお酒ですが、やっぱりこういうときには欠かせない!




23:59 | ビール全般 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

THE FAR EAST x ICHIRO'S MALT !!!


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さあ、発売です!

THE FAR EAST
- Barrel Aged Imperial House IPA -

Aged in barrels of
Ichiro's Malt
CHICHIBU
The Floor Malted


ってのが、正式名称かな、長いけど!?

そう、昨年の終わりに発売した FAR EAST の別バージョン。

というか、本来つくりたかったのがこれで、先にリリースしたのは、樽に入れる前の、ベースのビールなのです。

先行で発売したのは、樽熟成で行き過ぎたりした場合に、ブレンドも必要かもと思ってとっておいた非樽熟成のもの。

仕上がって、飲みくらべてみたのですが、あまりの違いにビックリ。

お互いに、いいところがあるわけで、

「これはブレンドしたら、お互いの良さが曖昧になっちゃうな」

と判断して、それぞれそのままいくことにしたのです。

前回は "THE" ってついてませんでしたが、深い意味はなく、単にぼくの書き忘れです。正式名称 "THE FAR EAST" でお願いします。(アフリカからインドも越えて、極東までいっちゃうって言う意味。極東の酒好き二人のコラボって言う意味も...)

このビールを、ウィスキー樽、それも好きな方ならよくご存知の、あの ”イチローズモルト” 秩父蒸留所の第二弾リリースである "The Floor Malted" の樽で、半年以上熟成させたのが、こいつなのです。

樽空け直後に送ってもらって、もちろん空の樽に詰めて、われらが熟成庫で置いておいただけなのですが、

「そろそろかな」

と判断し、詰める前に飲んでみると、

「どうも濃い」

のです。

で、アルコール度数を再度計測すると、当初の11%(オールモルト (=マリスオッター100%) で、砂糖とかはつかってません)が、なんと13%に!

この間会った Kjetil 君にその話をすると、

「そうなんだよね。いつも樽熟成ってそうなるんだよね。」

と言ってました。

まあとにかく、そんなビールです。

今回も、樽は150Lだけの発売です。

数が限られているため、普段お世話になっているお客様向けに、行き先はすべて決まっちゃっています。

ですから、開栓のタイミングはお客様次第。

イベントとかで開ける方も多いと思われる一方で、「オレの辞書に待つという言葉はない」と、即開栓のところも...!?

まあ、一応書いときます。

パイントで飲むのは危険です!

意外に飲めそうでもあるけどね。

あっ、肝心の味について?

こればっかりは、飲んでみて下さい!!



21:33 | 志賀高原ビール | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑

遠方よりの友に会い思う


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「ゆるブル」読者ならこの人、よく知ってますよね。

そう、ご存知ノルウェーのNogen Øの Kjetil 君。

「君」とか「さん」とかいろいろかいてるけど、同年代の友達だから、どっちでもいいってことにしてください。

今回は、日本のインポーターのイベントのための来日。

かなりハードスケジュールのようです。

本当は、この数日前の夜、飲みに誘ってもらったのですが、仕込のために参加出来ず。

今回も(←八月にも来日したのですが会えなかった)だめかなと思ったのですが、こうして再会できました。

最近は、日本のメディアにもよく登場する彼。

相変わらず、刺激になるし、楽しい。

忙しいのに時間をつくってくれて、本当にうれしいのです。

でも、一方でよく考えると彼とは5月に、サンディエゴで会ってます。

会いたいけど、ご無沙汰しちゃっている日本の友だちが何人も思い浮かぶのですが、そんなみんなよりもよく会っているなあ。

この日は、そのあと、「久しぶりの友」二人と、立て続けに会いました。

「久しぶり」でもいいですね。

メールとかじゃなく、やっぱり直接会うのは大事です。

いい一日でした。


人付き合いに「まめ」じゃないぼく。

「きっかけ」なんかなくても、本来もっと会いやすいはずの友たちと、もっともっと会わなきゃなとも思いました。

できるかなあ?






23:59 | 雑文 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

生ホップ第二弾。もしかしたら、一番志賀高原ビールらしくないかもしれないけど、すごく大好きな Not So Mild Ale Harvest Brew 2012 出来ました(←タイトル長っ)!!!


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Not So Mild Ale Harvest Brew 出来ました!


ご存知の通り、もともとノルウェーの Nogne Ø とのコラボで出来たこのビール。

その生い立ちを考えると当たり前かもしれないのですが、もしかしたらこいつは、ある意味一番「志賀高原っぽくない」ビールかもしれません。

っていうのも、

1. 赤い
2. 4.5% と度数が低い
3. 苦くない

はは。

1 の「赤い」は、そうかも。

「赤く」するのは、結構苦手なのです。

なんか、カラメルの感じを美味くバランスできないというか、なんというか。

ホップの香りを、そのまま感じてほしい。

その気持ちから、どうもつくるビールは黄色いというかブロンドというか。

そうじゃないと、一気に「黒い」までいっちゃう。

ヘタクソなわけです。

2 に関しては、そうじゃないですよね。DDS、AfPA、SOBA、Wheat Ale などなど。

アルコール低く何杯でも飲めるビールは大好きです。

3 はどうか。

確かに今回のも苦くはありません。

でも、生のままたっぷりつかった(もちろん)自家栽培のウィラメットとゴールディングの個性はかなりはっきり。

一見派手じゃないけど、実はかなり、しっかりホップです。

ごっ、ごめん Kjetil 君。



やっぱりコラボゆえ。

ぼくだけじゃこうならなかった、生まれなかったこのビール。

でも、結局この生ホップ版は、かなり相当ぼくら流の仕上がりだったりもします。

過去三年(←と思って調べたら四年目でした)のなかでも、一番気に入ってます。

リアルエール版と通常版同時発売。

HPの対応はちょっと時間かかりますが、ボトルも出来てますので、備考欄等でご指定を。

なんか、どういうわけか、ここのところすごい勢いでビールがなくなっちゃいます。

定番も続々欠品してしまって、想定外の状況。

とかいって、決してあおるつもりはありません。

でも、このビール、できるだけたくさんのみなさんに、「ゆるゆる」とお楽しみいただきたいと思ってます!



21:32 | 志賀高原ビール | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

おしゃべりがとまらない


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このブログではおなじみの、ノルウェー最大のクラフトビール会社 Nogne Ø の創業者であり醸造責任者であり、とにかくブランドそのものの、Kjetil君。

久しぶりの来日。

急な連絡だったけど運良く会えました。

前回から、一年ちょっとぶり。

待ち合せの場所に、ぼくが少し先についていたのですが、到着するやいなや彼の話が止まりません。

商売の近況や経営について、春のアメリカでの某コンファレンスや海外でのイベントについて、つくりたいビールの件などなどなど...

環境も言葉もちがいますが、なんか女の子が久しぶりにあったがごとく盛り上がるのです。

(全然、可愛い女の子みたいな外見の二人じゃないことは、ちゃんと認識してますよ、はい。)

いつもながら刺激もたくさん。

こんな友達ができたのは、ビールをつくるようになったからこそ。

うれしいのです。
23:59 | 雑文 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

海を越えた兄弟対決実現! ~ Oak Aged また完売、その他...


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「いかん、写真撮らなきゃ」

と思った時は既に遅し。こんなに飲んじゃってました。

このビールは、Not So Mild Ale。

「Harvest Brew 版がでたのは知ってるって!」

そうですよね。

でもこいつは違います。

Not So Mild Ale brewed by Nogne Ø in ノルウェー!

そう、同じ NSMA は NSMA でも、Kjetil君がノルウェーでつくった NSMA なのです。

お互いのコラボで生まれたこのビールですが、Nogne Ø がノルウェーでもつくるという件に関してはこのブログでも以前書きました。

そのビールを、あの優しい大男が、わざわざ届けてくれたというわけです。

で、それを試飲しているうちに、つい写真を撮り忘れたということ。

「肝心の味は?」

「もちろん同じ NSMA だけど、やっぱりちゃんと海外育ちって感じで、すごく面白い!」

というのが印象。

彼が仕込む前に、もう一度あの時のレシピを送ったりもしているので、もとはたぶんほとんど同じはず。

なのに、やっぱりちょっと違うのがこういうコラボの面白いところですね。

でも、「つい飲んじゃう」っていうところは共通です。(←中途半端な写真のいいわけがくどい!?)

で、このノルウェー育ちの NSMA と、わが生ホップ版の日本の兄弟の飲みくらべが、この週末に実現!

おなじみ下北沢のうしとらさん入魂のハロウィンイベント(今回は、あの茅ヶ崎 HOPMAN さんとのコラボだとか!)で、この両 NSMA 対決が実現するのです。

未確認情報では、関内の、某 泥酔 暴走 青春 系バーでも飲めるかもという情報も。

いずれにしても本当に貴重な飲みくらべ。

ぼく自身も、このグラスだけは飲んだのですが、飲みくらべはできてません。

みんな、うらやましいなあ!


あっ、それから、先日リリースしました 山伏 弐 / saison noir の Oak Aged 版ですが、Web 販売分はまたも完売です。

どうもありがとうございました!

まだいつもお世話になっている酒販店さんやバー等で見かけたら、是非お試しを。

とにかく皆さんのご感想を聞きたいビールなので、飲んだら必ず感想をください!?


今日は長いなあ。

でも、もう少し。

生ホップ仕込みの Harvest Brew シリーズですが、IPAにつづき Harvest IBA も樽生・ボトルともに完売しています。

ほかのものは、ものによってはだいぶ怪しいですが、まだあるうちによろしくです。

あっ、そういえば House IPA の 樽生も、また完売しちゃってます。

次は、最近仕込みました。

またしばらくお待ち下さい。

すみません。
21:24 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Harvest Brew 2011 、第一弾は Not So Mild Ale です!


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お待たせしました。

今年の Harvest Brew 第一弾、Not So Mild Ale Harvest Brew 出来ました!

ノルウェーの Nogne O とのコラボレーションで出来たこのビール。

今回でもう六仕込目。

Harvest Brew 版も三年目です。

ご存知の通り、仕込当日に収穫したホップを生のままどっさりアロマホップとしてつかうのが Harvest Brew。

収穫生仕込ってところでしょうか。

今年は、去年までのウィラメットに加えて、栽培二年目のゴールディングスをたっぷりつかいました

経験上、二年目ではまだまだ実力発揮というほどでもないかもしれませんが、エールの本場英国の王様ホップの貢献はいかに !?

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本来度数も低く、ホッピーでもなく飲み飽きしないのがマイルドエール。

でも、「そんなにマイルドでもないエール」が Not So Mild Ale。

その加減の、どのあたりが正解かNogne の Kjetil 君ともいつも話すのですが、今回はやはり結構ホッピー。

4.5%ですが、重くはないもののしっかりと感じるモルト感。

それと、ちょうどバランスするにはホップが効き過ぎか、それともこれがいいのか。

なんて書いても、もちろん IPA みたいにホッピーなわけではありませんよ。

あくまでもマイルドエールのはずなんですが、志賀高原らしくちょっと下品って感じかなあ !?

毎年感じるのですが、「みずみずしさ」が Harvest Brew のキーワード。

そのみずみずしさが、ぼくら的には奥ゆかしくいい感じに効いた(でも、人によっては効きすぎた)出来映えです。

ホッピーさを期待して飲むと肩すかし。

でも、Kjetil 君には多分ホッピーすぎるといわれるだろうこのビール。

とにかく、ぼくはこのくらいのをだらだら飲むのが好きなんです。

まずはリアルエール樽生版から先行発売。

通常版も来週くらいには間に合う予定です。

志賀高原の優しいホップの優しいビール。

お楽しみいただければうれしいです。


先日発売しておかげさまで大好評の Domestic Dry Stout もリアルエール版に続いて通常版も発売してます。ボトルも間もなく発売開始です。

自家栽培大麦をたっぷりした、これまた思い入れが強くごくごく飲んで欲しいスタウト。こちらもどうぞよろしくお願いします!

23:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

What a day !!!


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久しぶりのホップ畑ですね。

このお二人、ノルウェーから訪ねてきてくれたジャーナリストと国営酒販店(←法律で酒類はここでしか売っていないらしい)の方。

Kjetil さんが酒米や醸造設備と一緒に輸入してくれた、うちのビール、特に House IPA を気に入ってはるばる来てくれたのです。

Kjetil さんの紹介ですし、今日は仕込みもなかったので、ばっちりおもてなしをしました。

15年以上にもわたり、世界中の醸造所をめぐったという彼らに、

「最高の醸造所訪問だった」

といってもらいました。

はるばるきてくれたので、よろこんでもらってなによりです。

東京に戻る、そんな彼らを駅まで送って帰ると、なんかすごいことに。

ぼくは車上できがつかなたったのですが、この地震。

彼らは多分というか確実に東京にもどれなかったはず。一生の記憶に残るはずです。

ぼくも幸いそれほど深刻ではありませんが、身内に影響が。

どうなることかわかりませんが、少しでも皆さんへの影響が少なくてすむことを願うばかりです。
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Not So Mild Ale 、また出来ました!


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リアルエールフェスティバル用に仕込んだ Not So Mild Ale の新バッチ、発売です!

もともと、ノルウェーの Nogene O とのコラボで出来たこのビール。

地味に人気で、今回で五仕込み目。

今回は、自家栽培のウィラメットと同カスケードをアロマホップにつかっています。

まだまだ定番ではありませんが、折りをみて仕込んでいくつもりのビールです。

偶然にも、ついさいきん Nogne O の Kjetil さんからメールが来た際に、

「リアルエールフェスティバルにまた、NSMAででるよ。」

と伝えると、喜ぶと同時に、

「ノルウェーでも、今度仕込もうかな。」

との返事。

思いつくと早いのが彼。

「水曜にも仕込もうと思う。」

との連絡が来たのはフェスティバル終了直後。

そういえば、今日ですね。楽しみです。

さて、今回のリアルエールフェスティバルでは、写真のとおり、リアルエール版と通常版を飲み比べしていただくことができました。

ぼくら自身、もちろん両方飲んではいるのですが、こうして横に並べて飲むことはまれでしたので、面白かったです。

人気投票には選ばれませんでしたが、たくさんの方に「うまい」「好きだ」といってもらえたので、好評だったといっていいと思います。

樽生版は両方同時に発売です。

ボトルの通常版も、今日瓶詰めしました。HPの方が間に合っていないので、出来るだけ早く対応しますが、それまでの間は場合は、お電話、メール、備考欄等でお申し付けください。

派手ではないけど、何杯でも飲めるビール。

お楽しみいただけるとうれしいです。


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「うまい酒」にうなる


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恒例の勉強会。

でも、だいぶ特別版。

「裸島」のラベルのこの四本。

そう、あの Kjetil さんの日本酒です。

裸島 = Naked Island = Nogne O というわけです。

すべて山廃の純米酒。左から二番目はにごり、右の二本は無濾過生原酒。一番右は、なんと"House Yease"とあります。

実はこれ、ぼくは先日 Kjetilさんとあったときに飲んでいたのですが、杜氏はじめうちのみんなに飲ませたくて、この勉強会開催というわけです。

で、結果ですが、一同、本当に驚かされました。

初醸造で、精米歩合も70%、そして山廃ということで、正直かなりごつくて、雑味のある酒をイメージしていました。

ところがです、どれもとにかくうまいんです。

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あら探しをすれば、弱点もあるのかと思うのですが、そんな風に細かいところがどうのこうのいう前に、酒としてとても魅力的です。

山廃ならではの酸味が、しっかりとした味わいとマッチしています。度数やイメージよりも、ずっときれいな酒で、何杯も飲みたい気にさせられます。

ちなみに、この写真中央の赤いラベルのビールは、日本酒酵母をつかった20度近い度数のビール。

これも、去年の醸造直後に飲んではいたのですが、その後の熟成ですばらしい味になっていました。

Kjetil さんが、過去数年の間に何度も来日して、真剣に準備をしている姿を知っているぼくらとしては、この出来映えを納得することはできるのですが、それにしても驚きです。

200年以上もやっているぼくらですが、この一年目の成果に大きな衝撃を受けました。

素直に、おめでとうと言いたいと思いますし、同時に、ぼくらも酒、ビール共々、負けないようにどんどん挑戦をしていかなくてはという気にさせられました。

欠点のない「いい酒(=悪くない酒)」よりも、こんな風に人を感動させる「うまい酒」をつくらなくては。
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今年の Harvest Brew の最終兵器、DPA 出来ました!


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最終兵器なんて書いちゃいましたが、DPA(Draft Pale Ale)は、樽生専用で、うちのラインアップでは淡色で度数も高くないビール。

ふつう、淡色のペールエール(もしくはゴールデン or ブロンドエール)とかいうと、無難に飲みやすさが優先です。

ですから、どちらかというと地味な存在です。

ところが、昨日の Kjetil さんとか、うちを訪ねてくれたアメリカの某インポーターの方とか、ぼくがテイスティング能力を信じる、あそこや、あそこのお店の方とか、いわゆる玄人筋の評価が一番高い(←という感じがしているだけ!?)のが、この DPA なのです。

淡色だけど、ホップが適度に効いていて、飲み飽きしないと。

で、今年の、その DPA の Harvest Brew。

全六種類の生ホップシリーズのアンカーです。

アロマホップは今年最後に収穫した信州早生。

これまた、ぼくらが信頼する某(モルト)バーのオーナー(←どうも、そのテイスティング能力で、「神」ともいわれているそうです)が、収穫を手伝ってくれた仕込み。

「神」のお口に合うかの自信はないのですが、ぼくら下々のもの的には結構いいんではないかと...

お試しください。
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再会 ~ Not So Mild Ale HBについての会話 ~ 新しい名刺


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来日中のこのひとと再会。

いわずとしれた Nogne O の Kjetil さん。

ぼくが到着すると、ちょうど Not So Mild Ale Harvest Brew を飲んでいました。

挨拶もそこそこに、

「ホップを変えた?」

と聞いてきました。

二人で最初につくったときは、もっとアマリロの比率が高かったのですが、この生ホップ版はアロマホップは全量自家栽培のウィラメットにしていると説明しました。

生のみずみずしさはあっても、ホップの香りそのものはずっとおとなしいので、物足りないのかなとちょっと心配したのですが、結果は反対。

「マイルドとしては、断然こっちの方がいい。時には、引き算がプラスになることがあるよね。」

と言ってくれました。

まさに、ぼくらが感じている通りの反応で、うれしかったです。

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そんな Kjetil さん。よく知っている仲なのですが、新しい名刺をくれました。

そう、新しいロゴと「杜氏」の文字!

前に書いた日本酒プロジェクトが本格的にスタートして、ヨーロッパ初の日本酒づくりを実現したのです。

その日本酒については、また書きます。

すごいです、この人は相変わらず。
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ノルウェーからの便り


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またまた登場のKjetilさん。

写真は、昨年うちの酒蔵で酒づくりを勉強していった時のもの。

その彼から、今日メールが。

ノルウェーでの酒づくりが順調にすすんでいるとのことです。

こちらをみていただきたいのですが、日本からの米も届き、酒づくりがいよいよはじまったのが先月の終わり。

ビール工場の一角を「日本酒蔵」に。

麹室なんて、結構格好いいです。

Kjetilさんらしいところは、いきなり山廃での仕込に挑戦しているということ。

いい感じに酛が仕上がったようです。

話を聞きつけたノルウェーの日本大使館からもコンタクトがあったとか。

どんな酒になるのか、本当に楽しみです。

上記 Nogne O のサイトの写真にもありますが、酒米と一緒の船にのっていった、うちのを含む日本のクラフトビールもノルウェーに到着しています。

北欧のひとたちが、志賀高原ビールをどう感じるか、とても気になります。

どうも、今のところは好評のようで、ひと安心です。
23:59 | 縁喜 / NEW ENGI | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

今年も Not So Mild Ale でいきます!


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早いもので、この写真からもう一年以上経ちました。

2/14(日)は、東京リアルエールフェティバル。

去年初めて参加したこのイベントですが、その際に Kjetilさんと一緒につくったのが Not So Mild Ale。

リアルエールというものを正しく理解しているかどうかわかっていなかったのですが、単に通常の定番のリアルエール「版」とかをつくるのではなく、どうせなら一から、ぼくらなりの「リアルエール」に挑戦しようということでつくりました。

それから一年。

相変わらず、リアルエールとは何たるものか、わかったかどうか自信はないのですが、一つ確かなことが。

それは、ぼくらも、このビールを飲んだ多くの志賀高原ビール好きのみなさんも、Not So Mild Ale が、思いのほか(!?)好きだということ。

今年はどうしようと考えたのですが、あれこれ食い散らかすよりも、この大好きなビールをより完成させてみようということで、あまり迷わずに、また Not So Mild Ale を仕込むことに決めました。

「なんだまたか」と思う方も多いでしょうが、ぼくらはそんなに器用じゃないですし、まだ「リアルエール」というものを勉強中ですので、ご勘弁を。

昨夏の Harvest Brew に続いて三回目の今回

今までとの違いは、アロマホップに、いつものアマリロとともに自家栽培のカスケードをたっぷりつかったということ。

「『マイルド』にアメリカンホップなんて」と正統派リアルエール飲みのみなさんには叱られそうですが、すごくぼくららしく仕上がったと思っています。

唯一の心配は、Not So Mild Ale のはずが、Not Mild Ale といわれやしいないか。

イベント参加のみなさん、見かけたらご感想よろしくお願いします!
11:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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