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06/20/2023(Tue)
縁喜 x 志賀高原 / "ENGI!? Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米

さて、明日発売のボトルですが、説明することがあまりにたくさんあるので、今日は、まずはこちらの問題作 (!?) から。
果たして最後まで読んでいただけるか不安になるくらいの長文ですが、どうかお付き合いを...
縁喜 x 志賀高原 / "ENGI!? Sake IPA!自家栽培米 金紋錦 純米
この三年間、玉村本店の清酒 縁喜(えんぎ)とのコラボとして、 "NIGORI" Sake IPA をリリースしてきました。
今回も、基本的な考えは同じだったのですが、新たな試みをした結果、こういうことに。
そう、にごってないのです。
ベースのビールは、今回も同じく其の十。
Miyama Blonde 同様、自家栽培の酒米 酒米をつかった、大人気のIPAです。
そこに、自家栽培のをつかって醸した代表的商品 自家栽培米 美山錦 純米吟醸 の、発酵最終段階のもろみを加えてつくったのが、昨年までの "NIGORI" でした。
今年は、美山錦の純米吟醸のかわりに、自家栽培の 金紋錦の純米酒のもろみをつかいました。ベースの其の十の方も、金紋錦で仕込んでます。
すると、いままでとはちがう展開に!
去年までは、其の十に、もろみを加えたあとの発酵はそれほどではなく、結果として、酒のもろみがそのままに近い状態でミックスされ、もろみ由来の甘味に、吟醸酵母の香りがあわさった飲み物でした。
ある種、日本酒要素が強い、ヘイジーな IPA 的な。
ところが、今年は、もろみを加えたビールが、そこから60日以上にもわたってさらに発酵を続けました。
通常のビールでは、どうしても酵母が分解できない糖分が残糖として残ります。
ちょっと前に流行した Brut IPA などでは、酵素剤などをもちいることによって、この残糖を分解可能なかたちにして、ドライな味わいを目指すのですが、それでも0.5%程度の
ですが、今回のこの ENGI!? では、その糖分が完全に分解されるまで発酵が続きました。
結果、去年までの "NIGORI" は、8.5%程度のアルコール分だったのですが、今回は 11.5%に!
その過程で、本来、いままでの "NIGORI" と同程度のもろみがあったはずが、分解されて、こんなにクリアになったということのようです。
日本酒では、酒米の澱粉を、麹が糖に変える糖化と、それを酒母(=酒の酵母)がアルコールに変える発酵が同時にすすむことで、醸造酒では世界的にも最も高いアルコール分を生み出します。
この「糖化」と「発酵」が、同じ液体のなかで並行して複数同時に行われることを、「並行複発酵」と呼び、日本酒づくならではの特徴だと言われています。
ところが、今回、このビール(税務上は「発泡酒」)のなかで、今回その「並行複発酵」が起こったと考えるのが、どうも一番あり得るのかなと思っています。
ビールの残糖ともろみ成分を、麹由来の酵素が糖化しながら、同時にその糖をビールと清酒の酵母がアルコールにかえ、長期間の再発酵が続いたと。
とにかく、結果的ににごっていない "NIGORI" が出来ちゃいました。
味は全然違うし、そもそもにごっていない。
同じ名前では、去年までの "NIGORI" のファンは、混乱する。
酒由来の味わいも強いし、名前を変えなくては。
ということで、
"ENGI !?" Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米
ということに。
"ENGI!?" としたのは、「これって、もはや縁喜!?」っていうことで。

11.5%、IBUは 67とか?
何の説明もなく、これを飲まされたら、
「私は誰?ここはどこ?」
的になってしまうかもしれないくらい、未体験な味わいかも。
日本酒とビールがバッチリ融合しているともいえるのではと思ってます。
いつもなら、ついつい「白ワイン的」とか書きがちなのですが、今回は全然ワインじゃなくて日本酒的。
あえて他の飲み物に例えるなら、ボタニカル感満載のドライなジンとかを思い出すのですが、そのジンをこの度数に割ったら、たぶんこんな味はしないだろうな。
実は、KPN や THE FARMHOUSE の6周年 Week で、先行で飲んでもいただいたのですが、人によって、この "ENGI"?" が、日本酒とビールのどちらに近いのか、かなり意見がわかれました
まず、繰り返しますが、去年までの "NIGORI" とは、全くの別物です。
もろみ由来の澱は、多少ボトルの底にあるのですが、その量は、"NIGORI" とくらべて、圧倒的に少ないです。
澱を混ぜないと写真のようにかなりクリアなブロンド。
澱をまぜると、うっすら霞むくらいですので、どちらがお好みかもお試しいただき、ご意見をお聞かせいただきたいところ。
香りは、ホップ由来の柑橘の感じに、ほのかな吟醸香。
酒由来の甘やかな味わいに、和な青い柑橘や、白ブドウ、パイナップルのような含み香。
ホップ由来の苦味はそれほど感じませんが、甘やかさをキリッと締めています。
飲み口はドライな印象で、信じてもらえないかもしれないと思いますが、アルコール度数を感じません。
11.5%というのは、ビールとしてはだいぶ高アルコールではあるのですが、日本酒としてはかなり低アルコールの部類。
いわゆる強いビールのような度数な印象はなく、低アルコールの日本酒のような物足りなさがないのです。
実際、何人かのビールのプロにブラインドで「何% だと思う?」と聞いたところ、「6%、いや5%」なんて答えが返ってきたり。
かなりに「新しい酒」となりましたが、そこはぼくらのやつ。
もちろん、ばっちり食中酒です。
「甘〜い、美味しい」的なやつではありません。
むしろ、完全に「辛口」です。
やっぱり、和食との相性はかなりいのでは?
鮨なんかにも合う、日本の IPA といったら言い過ぎか?
しかし、果たして本当に来年以降、同じものをつくれるのか、若干心許ないところもあるのですが、日本酒とビールのハイブリッドの新しい可能性をすごく感じています。
こうしたものに取り組めるのは、やはりビール屋と日本酒屋(と酒米をつくる農家)であるからゆえ。
最近、いろんな日本酒インスパイアのビールが出てきていますが、まちがいなくその中でもかなりオリジナルなものになったのではと思っています。
この分野、これからもっともっと掘り下げていこうと思っています。
今回は、ボトルのみの発売。
一部は、もうちょっと熟成してからリリースしようと思っているので、今回の発売分は限定6000本。
それでも、量的にはたっぷりです。
どうぞ、お試しいただき、みなさんのご意見をお聞かせください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
発売は、明日の予定です。
06/19/2023(Mon)
季節にバッチリ!?

ここからしばらく、リリース多めですがお付き合いください。
高アルコールのやつが飲みたい季節!?
今週は、ボトルのみのこの2本です。
足し算(←意味ないけど)すると 22%。

今年は "NIGORI" は出ないと書きましたが、かわりにこいつ。

そして、ちょっと格好つけた「たかし君」。
よろしくです。
06/12/2023(Mon)
今年は "NIGORI" のリリースはありません。

志賀高原ビールと縁喜のコラボ、"NIGORI" ですが、申し訳ありませんが今年は出ません。
仕込むには仕込んだのですが、理由あって...
お待ちいただいている方も多く、「まだか」というお声もたくさんいただくのですが、どうかご容赦を!
03/26/2023(Sun)
娑婆の空気

今回は、YELLOW APE CRAFT さんが、うちのビール20種類以上を特集してくれるということで、さすがに顔をださなきゃな、ということで、超久しぶりの大阪でした。
もはや、前回がいつだったのか、記憶が曖昧。
というわけで、このブログの過去の記事を見返してみたところ、どうもあの甲子園観戦のために急遽決定した社員旅行以来みたい。
ですから、観戦から感染の流れで、4年近くぶりでした。
YELLOW APE さん的にも、こんなイベントは久しぶりとのこと。
長くご無沙汰だったので、大阪の人たちに飲んでもらえるか心配だったのですが、週初めからはじまったイベントはすでに終盤戦でした。
あれこれ、たくさん樽を撃ち抜いてもらってくれていて、ホッとします。

こちらのお二人は、すでにこの週の間に4日めの参戦だとか。
平気でパイントグラスですが、中身は一石三鳥です。
うちのビールのファンになってくれたのは、まだ一年前くらいとのこと。
あえてよかった。

ご自宅の冷蔵庫が、まったく酒屋レベルだったりでびっくり。
同じカウンターには、家にサーバーをもっている強者(←女性)も!

こちらの若いお二人は、クラフトビール歴はまだ短いとのことですが、すごく楽しんでくれてました。
彼の方のグラスの中身は、この日三杯めだという "NIGORI"。
三杯めのオーダーは、最初はハーフだったのですが、上の写真の先輩たちの、ちょっと昭和的なアドバイスでパイントに。
こんなふうに、まだお会いしたことのない新しい志賀高原ビールファンの方もいてくれてるんだなあ。
この二週間、久しぶりに「娑婆」の空気を感じて、本当に楽しかったです。
徐々に、更生していこうと思っています。
04/20/2022(Wed)
Spelt Saison & "NIGORI" Sake IPA 新バッチ、ボトルも発売です!

[4月20日 16時19分 追記] Spelt Saison & "NIGORI" Sake IPAともに、ボトルの業務店様分は完売となりました。どうもありがとうございます。 弊社Web での一般販売は、本日19時からとなります。引き続きよろしくお願いします。
Spelt Saison & "NIGORI" Sake IPA 新バッチ、ボトルも発売です!
いずれも、まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
ともに1バッチ分です。
昨日発売の樽生も好評発売中ですので、引き続きよろしくお願いします。
04/19/2022(Tue)
Spelt Saison & "NIGORI" Sake IPA 新バッチ、樽生から同時発売です!

(バックは、三年目のスペルト畑。)
さて、長野に戻って限定ビールのご案内です。
まずは、
Spelt Saison、樽生から発売です!
自家栽培のスペルト小麦をつかったセゾン。
何気に人気だったのと、何より自分たちが大好きなので再登場です。
スペルトは、小麦の原種ともいわれる古代穀物。
もともとセゾンの生まれたベルギーのフランスよりの地方でも栽培されて、その醸造にもつかわれてきています。
そのスペルトを約20%使用。
6.5%、IBU14。
ホップは、ぼくが大好きなヨーロッパのノーブルホップと自家栽培の信州早生。
タンパク質の多いスペルト由来の、とろみとは言わないまでも豊かなマウスフィール。
スペルト特有の香りと、「うまみ」という感じの味わいが最大の特徴です。
ちょっとセージなんかを思わせるような爽やかな香り。
晴れた日の昼間のテラスとかで飲むのが最高の感じ。
全然味は違いますが、ピルスナーを飲むような(←つまり、かなりいろんな)シーンにバッチリじゃないかと。
志賀高原ビールとしては、苦味がほとんどないので珍しいのかもしれませんが、山伏シリーズも含めた農家「玉村本店」的には、かなりど真ん中の手応えです。
1バッチ分です。

そして、
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA、新バッチも樽生から!
商品の詳細は、こちら。
おかげさまで好評で、
「次のバッチはまだか」
とのお声をたくさんいただいていました。
サービングについては、前回、お願いした結果、みなさんにかなりしっかりご協力をいただいていますが、今回も、
しっかりもろみ成分が混ざったサービングにご協力をいただける方限定での販売
と、させていただきます。
こちらも、1バッチ、前回と同じ量です。
玉村本店純度の高い2本、どうぞよろしくお願いします!
03/31/2022(Thu)
大事な写真なのに大ピンボケですみません。

今シーズンの営業を無事終えた、TEPPA ROOM のスタッフが来てくれました。
素顔がバレるとやばいというので、あえてボカしました。
というのは、全くの嘘。
今週の限定の発売直前のタイミングで、どうもぼくがテンパってたようです。
(SNOW MONKEY IPA と "NIGORI" を、世界で一番早くゲットしたということで、今回はお許しを...)
しかし、今シーズンも本当にスタッフに恵まれました。
そしてもちろん、TEPPA ROOM に足を運んでくださった、たくさんのみなさま、本当にありがとうございました。
店長の両脇の2人ですが、ちゃんとピントがあった写真を撮る機会があるんじゃないかと思ってたりします。
03/30/2022(Wed)
SNOW MONKEY IPA & "NIGORI" Sake IPA(+グラス & 手ぬぐい)発売です!

[3月30日 12時38分 追記] なんと、SNOW MONKEY IPA の ボトルも、業務店様分は完売となりました。SNOW MONEKY IPA 樽生のみ、引き続き販売中です。 弊社Web での一般販売は、本日19時からとなります。
[3月30日 12時16分 追記] おかげさまで、"NIGORI" Sake IPA 2022 ボトルの業務店様分は完売となりました。 どうもありがとうございます。SNOW MONKEY IPA はボトル、樽生とも販売中ですので引き続きよろしくお願いします。弊社Web での一般販売は、本日19時からとなります。
SNOW MONKEY IPA & "NIGORI" Sake IPA 2022、ボトルも発売です!
いずれも、まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
SNOW MONKEY IPA は2バッチ分、"NIGORI" は 2バッチ分のうちの最初の1バッチ分です。
昨日発売の樽生ですが、"NIGORI" はすでに完売、SNOW MONKEY IPA は引き続き発売中ですので、よろしくお願いします。

そして、先日ご案内しました
SNOW MONKEY BEER LIVE グラスも、同時発売です。
業務用にもご対応できますので、よろしくお願いします。

さらに、
新型手ぬぐいも!
にじゆらさんとつくった2柄3タイプ。
手ぬぐいらしい、味のあるいいのが出来たと思っています。
こちらは、Web と 店頭のみでの販売となります。
繰り返しますが、Web 販売の開始は、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
どうぞよろしくお願いします!
03/29/2022(Tue)
SNOW MONKEY IPA & "NIGORI" Sake IPA 2022、樽生から同時発売!

[3月30日 9時30分 追記] おかげさまで、"NIGORI" Sake IPA 2022 樽生第一弾は完売となりました。 どうもありがとうございます。SNOW MONKEY IPA 樽生は、販売中ですので引き続きよろしくお願いします。ボトルの発売は、もうちしばらく待ちください。
1t IPA、樽生から発売です!
さあ、
今年の SNOW MONKEY IPA、樽生から発売です!
某イベントがなくなっちゃったので、今年はどうしようかと思っていましたが、やっぱりお待ちの方も多いし、ぼくらも飲みたいのでということで。
今年は、イベント関係なく、時々つくろうかな。
6.0%、IBU40。
毎回ちょっとずつレシピが違うのですが、今回もモルト等の配合とホップを変えてます。
ホップは5種類のアメリカ品種。
やや明るめのヘイジーなオレンジ色。
わりとトロッとした印象。
オレンジやはっさくのような柑橘のニュアンスを加えたようなジューシーな柑橘感に、マンゴーのようなトロピカルな香りとが特徴です。
ヘイジーIPA ならではの甘やかな印象はありますが、やはりぼくらのビールですから、爽快な苦味と、ドライさが共存しています。
同時発売の "NIGORI" と比べても、こちらの方がよりドライな飲み口です。
いわゆる一般的なヘイジーIPAのイメージからすると、
「苦い」
って、いわれるんだろうなあ。
ですから、こういうスタイルに、
「うわぁ、甘くて美味しい!」
というものをお求めの方には、おすすめしません。
ヘイジーなIPA ですが、一杯で十分というよりは、何杯でも飲んでいただきたいし、ばっちり食中酒としてもお楽しみいただけると思います。
大量のホップをつかっていますが、必死に頑張って、価格は、今回も House IPA や 其の十なんかと同じです。
今回は2バッチ分と、たっぷりとご用意しました。
よろしくです!

そして、昨日ご案内しました、
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA 2022
も、樽生から同時発売です。
こちらは、2バッチ分のうち、とりあえず最初の1バッチ分です。

実は、樽生での販売をどうしようか、かなり悩みました。
というのも、昨年、販売した後、SNS等で、どうも本来の姿ではない写真をたびたび見かけたもので....
この "NIGORI" ですが、この瓶の写真をごらんいただければおわかりいただける通り、もろみ成分が分離した状態としっかり混ざった状態では、こんなに違いがあります。
ですから、樽生をお取り扱いいただく際には、十分な撹拌をしたうえでのサービングを必ずお願いします。
樽を反対にして保管いただき、サービングの際には中身が十分混ざるようにしっかりと揺らす等、何卒ご協力ください。
大変手間がかかるかと思いますが、その点、予めご了承いただける皆様限定での販売とさせていただきたいと思います。
うちのビールの中でも、毎年1、2を争うくらいの人気商品ふたつ。
どうぞよろしくお願いします。
ボトルの発売は、もうちょっとだけお待ちください。
03/28/2022(Mon)
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA 2022

さあ、今週発売の限定の片方から。
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA
玉村本店の清酒 縁喜(えんぎ)とのコラボも、今年で三年目です。
ベースのビールは、其の十。
自家栽培の酒米をつかった、大人気のIPAです。
今回は、2020年から自家栽培をはじめた "金紋錦” を、ベースのビール醸造にはつかっています。
そこに、同じく自家栽培した 美山錦をつかって醸した代表的商品 自家栽培米 美山錦 純米吟醸 の、発酵最終段階の"もろみ" を加えてつくっったのが、こいつ。
だから、Sake IPA というわけです。
9.0%、IBU66。
もろみ成分をしっかり混ぜてお飲みいただきたいのですが、写真のように明るくヘイジーな状態が正解です。
ふんだんにつかったホップと、酒由来の吟醸香が相まって、フレッシュなオレンジやグレープフルーツとかを連想させるようなジューシーな柑橘感に加えて、パイナップルや白桃、パッションフルーツのようなトロピカルな印象も。
飲み口は、「にごり」由来の柔らかな甘さを感じながらも、其の十のキレのいいドライさも共存。
度数はかなり高めなのですが、飲み口はよく、後からヤバさに気がつく感じです。
「そんなにフルーティーなら食事には合わないんじゃ」
なんて、思うかもしれませんが、柑橘の皮をも思わせるホップの苦味も相まって、食中酒として楽しんでいただけると思います。
其の十自体、和食を意識してつくった IPA なのですが、この "NIGORI" は、やっぱり、さらにその上をいく感じ。
もろみ由来の甘やかさが、他の IPA たちとちょっとちがう場面で、活躍してくれる理由なのかも。
繊細なものも含めて、お鮨や天ぷらまで、かなり守備範囲は広いと思います。
"和のIPA" といってますが、逆に、ハンバーガーとか、デミグラスソースとかと合わせるイメージがしづらいといったら伝わるでしょうか!?
なにせ、酒の仕込みのタイミングでしかつくれないビール(税法上は発泡酒)ですし、まずは、そもそも金紋錦・美山錦から育てないといけません。
酒とビールの醸造を併行してすすめ、それをベストなタイミングで合体させるということで、両方をつくるぼくらのような会社ならではの、かなりオリジナルなものだと思っています。
思い入れも強いし、人気も高いので、年々つくる量を増やしてきましたが、今回はフルサイズで2バッチ分と昨年の倍量つくっちゃいました。
まずは、そのうちの1バッチを今週発売します。
間も無くいきますので、どうぞよろしくです!
01/02/2022(Sun)
新春セット 2022は、"おうち Take Over” セット & 木樽熟成 山伏 grand cru 3本セット!

[2022年1月2日10時6分追記] なんと、おかげさまで新春セット2022、完売しました。どうもありがとうございます。
毎年恒例になっちゃったので、今年もいろいろ悩んだ末にご用意しました。
新春セット 2022 です!
本日10時より Web 限定で発売開始します。それまでは「現在、この商品は扱っておりません」の表示になっていますが、ご了承ください。
2セットご用意してみました。
まずは、
おうち Take Over 24本セット!
写真左から:
志賀高原ペールエール
志賀高原IPA
志賀高原ポーター
Miyama Blonde
Africa Pale Ale
Indian Summer Saison
Baby Blonde Miyama
House IPA
其の十
SHIGA KOGEN HELLES!?
Summer Saison
ゆるブル Wheat
富士桜高原麦酒 x 志賀高原 / OKITE YABYURI -India Pale Weizen-
TRUNK COFFEE x 志賀高原 / Imperial Coffee ESB -EL PARAISO-
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA 2020 「特濃」
IISS (Imperial Indian Summer Saison) 2017
Takashi Imperial Stout 2016
W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2016
House IPA 2012
Hair of the Dog x 志賀高原 / ECKHARDT "FROM THE WOOD" 2021
THE FAR EAST 2018
?#1
?#2 (Strong)
?#3 (10年+熟成)
330ml 各1本、合計24本。
ははは。
レアな限定だけでなく、あらためて志賀高原ビールの定番・準定番も飲んでいただきたく、全部違うビールを24本揃えてみました。
もう、このセットを飲むためだけを目的に、おうちでイベント的にお楽しみいただけるんじゃないかなと。
まあ、こんなの買ったら「邪魔だ!」と怒られちゃう方も多いかもしれませんが...

?マークのラベルは、なにかと思われるかと思いますが、各カテゴリーごとに、下記からランダムに1本ずつが入ります。
?#1:
YOROCCO BEER x 志賀高原 / BACK TO BACK 2018
TAKE ME SKIING IPA 2021
?#2(Strong):
1t IPA 2017
PIPEWORKS x 志賀高原 / UFO (Unidentified Fermented Object) 2018
PIPEWORKS x 志賀高原 / OMK (Omake) 2018
Hair of the Dog x 志賀高原 / ADAMU (アダム) 2014
Hair of the Dog x 志賀高原 / Monkey Claws 2014
?#3 (10年+熟成):
40th Anniversary Ale 2009
Wheat Wine of Shigakogen 2009
Dieu du Ciel! x 志賀高原 / 一石二鳥 2010
Takashi Imperial Stout 2009
商品名のあとの年号は、リリース年を表します。
スペックや、商品説明に関しましては、各商品名のリンクをご参照ください。
?マークのものがどれになるか、ご指定はお受けできませんので、ご了承ください。
今回、あらためてテイスティングをしてみましが、例えば、志賀高原限定でのリリースだった TAKE ME SKIING は、ホッピーさもまだまだ健在。OKITE YABURI は、さすがにホップの印象は弱まっていますが、その分、ヴァイツェンとしての主張がたってきて、これはこれでなかなかだと思います。10年超の4本は、どれももちろん熟成感はありますが、40th Anniversary Ale は、ちょっとスモーキーさを感じつつも意外にドライな印象。Wheat Wine も、ハイアルコールの小麦の味わいが面白いです。Takashi の 2009は、是非飲んでいただきたいやつ。"NIGORI" は、初登場の際のものを瓶詰めした際に、もろみの量が通常版よりもだいぶ多かったので、そのまま保存していた「特濃」の熟成版。だいぶ「酒感」強めです。
限定48セット 15,000円 (税込・送料別)です。

そして、もう一つ。
木樽熟成 山伏 grand cru 3本セット!
ワイン樽で熟成した、木樽熟成 山伏シリーズのなかでも、ぼくらが特別だと思うものを選んだ "grand cru" の 3本セットです。
写真左から:
木樽熟成山伏 blonde / grand cru 2021
木樽熟成山伏 red / grand cru 2022(新作・先行発売!)
木樽熟成山伏 ore no sake ga nome ne no ka / grand cru 2019
750ml 各1本、合計3本。
いずれも、フランスから冷蔵便で届いた樽をつかってフィニッシュしています。
"blonde "と、"ore no sake ga nome ne no ka" は、大好評をいただきすでに完売しており、弊社ストックからのご案内。
そして、"red" は、今回初登場なのですが、結構自信作。つかった樽は、名前を出せないのですが、たぶん多くの方がご存知のボルドー五大シャトーのうちの一つの樽。
樽の影響が、はっきり感じられる、力強くも繊細な味わいです。
特別な3本を、この機会に是非!
限定24セット 8,800円 (税込・送料別)です。
こんなの買う人がどのくらいいるのかと思いつつ、毎年発売開始数分で完売しているのですが、ぼくらなりに在庫のなかから精一杯の数をご用意したつもりです。
完全先着順となります。
大変恐縮ですが、おひとりさま各1セット限り でお願いします。
おまけでステッカー4枚セットをおつけしときます。
今回も WEBでのご注文のみ で、メール等でのご注文はお受けできません。
価格が価格(ぼくら的には、むしろ安いんじゃないかとは思いますが)ですので、さすがに、例年ほど早くはなくならないと思いますが、完売の場合はご容赦ください。
正月ということで、発送までは何日かいただくことになりますが、ご理解ください。
どうぞ、よろしくお願いします!
05/26/2021(Wed)
木樽熟成山伏 blonde / grand cru & 純米吟醸 無濾過 生原酒3種、同時発売です!

というわけで、
木樽熟成 山伏 / blonde "grand cru" 、発売です!
今回も、業務用だけではなく、弊社 web でも同時発売。
昨日も書いた通り、木樽熟成 山伏のシリーズの基本でもある blonde を、ボルドーの白ワイン樽で熟成した特別版。
木樽での約30ヶ月熟成後、10ヶ月の瓶内発酵・熟成を経ての初登場です。
樽の影響か、通常の blonde よりもやや深めのゴールド。
blonde 同様酸味は強めなのですが、柔らかな甘みを感じます。
ちょっとクリーミーで重厚な印象さえするのですが、ドライな飲み口は相変わらず。
りんごや柑橘のような果実味に、花や雨上がりの草木のような香りも合わさった、複雑な味わい。
高級な白ワインみたいって書きたくなるのは、さすがに安易かな。
肉料理なんかも含めて、食中酒としての守備範囲はかなり広いのではと思います。
3樽分のみです。
通常版の blonde とも、飲みくらべていただけるとうれしいです。

そして、今年の新酒。
縁喜 純米吟醸 無濾過生原酒 3種、発売です!
人気の純米吟醸、米違いで3種類の新酒。
まずは蔵でタンクから飲む、そのままの状態でお届けします。
写真左から、
山恵錦 純米吟醸 無濾過生原酒
山恵(さんけい)錦は、長野県の新しい酒米。
今回で3シーズン目。
キリッと力強い味わいで、ぼくの大のお気に入りです。
自家栽培米 美山錦 純米吟醸 無濾過生原酒
蔵人みずからが育てた美山錦を、吟醸酵母で仕上げた、縁喜を代表する大人気商品!
あの、NIGORI には、同じ酒のもろみがつかわれました。
自家栽培米 金紋錦 純米吟醸 無濾過生原酒
あの山田錦を品種改良した、長野だけの酒米、金紋錦。
その力強くふくらみのある味わいは、食中酒としてばっちりです。
その金紋錦の自家栽培に初挑戦したのが去年。
というわけで、自家栽培米 金紋錦 としては、今回がデビューです。
蔵人たちは、思い入れはもちろん、その出来に、相当手応えを感じています。
いずれも、720mlのみ。
どれも、思いれたっぷり。
どうぞよろしくお願いします。
05/03/2021(Mon)
"にごり" の度合い

先週発売の、"NIGORI" Sake IPA ですが、おかげさまで大好評。
ぼくらの販売分は、すでに完売。
でも、お酒屋さんや、お店、そしてみなさんのところには、届いているタイミングです。
酒のもろみ成分たっぷりのこのビール。
沈殿したものをしっかり混ぜてお飲みいただくように書きました。
でも、中には、上澄みと、残りを飲み比べするマニアもいるみたい。
それは、それでもちろんOKなのですが、基本は、混ぜてちょうどいいようにつくったつもりです。
ボトルの方は、一目瞭然なのですが、樽の方はイメージがないとどのくらいなのかわかりづらかったのかもと、ちょっと心配になっています。
発売時に:
サービング前に、樽を逆さまにしておくか、そっと揺するかして、中身を混ぜてからご提供ください。
と、書きました。
このくらいのにごり具合が正解です。
どうぞ、よろしくお願いします。
05/01/2021(Sat)
欲しがる男

UPRIGHT MONKEY、たくさんのみなさんのとこに届いてるはず。
今回の NIGORI とも、一緒にだいぶ旅立ちました。
ただでさえ、どうしても、特別な時のやつになりがち。
その上、みんなでシェアするのが難しい時期。
みなさんのご感想、気長に待つことにしてます。
04/28/2021(Wed)
"NIGORI" Sake IPA & ゆるブル Wheat 新バッチ、ボトル発売です!

[4月28日12時17分 追記] おかげさまで"NIGORI" Sake IPA ボトルの業務店様分は完売となりました。 どうもありがとうございます。弊社Web での一般販売は、本日19時からとなります。どうぞよろしくお願いします。]
"NIGORI" Sake IPA & ゆるブル Wheat 新バッチ、ボトル発売!
まずは、業務用から発売開始。
各1バッチ分です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
昨日発売の樽生の方ですが、"NIGORI" は完売。ゆるブル Wheat もだいぶ残り少なくなっていますが、引き続き販売中です。
"NIGORI" は、お飲みになる前に、そっと揺すって、中身を混ぜてからお召し上がりください。
どうぞよろしくお願いします!
04/27/2021(Tue)
"NIGORI" Sake IPA & ゆるブル Wheat 新バッチ、樽生から発売です!

[4月28日 9時15分 追記] おかげさまで、 "NIGORI" Sake IPA 樽生は完売となりました。 どうもありがとうございます。ゆるブルWheat 樽生は引き続き発売中です。ボトルの発売は、もうちしばらく待ちください。
というわけで、
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA、樽生から発売です!
去年は、樽生の一般販売はしなかったのですが、今年は去年の3倍量つくったということで、樽詰めをしました。
ところが、その後、今回の緊急 "禁酒” 令が...
「今出されても、買えねえよ」
というお客様が多いと思いますし、事情は痛いほどわかります。
でも、年に一度の特別なやつ。
ですので、今回は特別に、
緊急事態宣言関連で酒類の提供を制限されているお客様に限り、制限解除までの期間、お取置対応をいたします。
本数は限られていますので、このタイミングでのご注文をお願いします。
また、解除後は、できるだけ早めの発送に、ご協力ください。

この、"NIGORI" Sake IPA は、玉村本店の清酒 縁喜(えんぎ)とのコラボで、昨年、生まれました。
ベースのビールは、其の十。
Miyama Blonde 同様、自家栽培の酒米 美山錦をつかった、大人気のIPAです。
そこに、同じく自家栽培美山錦をつかって醸した代表的商品 自家栽培米 美山錦 純米吟醸 の、発酵最終段階のもろみを加えてつくった、Sake IPA というわけです。
"NIGORI" という名の通り、酒のもろみ由来の成分がたっぷりふくまれています。
サービング前に、樽を逆さまにしておくか、そっと揺するかして、中身を混ぜてからご提供ください。
9.0%、IBU66。
グレープフルーツのような柑橘感に加えて、酒らしい吟醸香の影響もあってか、若いパイナップルとか、パッションフルーツを思わせるようなトロピカルな香りも。
飲み口は、「にごり」由来の柔らかな甘さを感じながらも、其の十のキレのいいドライさも共存。
9%という、ビール的にはかなり高いアルコールを全くと言いほど感じない飲み口で、後からヤバさに気がつく危なさです。
其の十自体、和食を意識してつくった IPA なのですが、この "NIGORI" は、さらにその上をいく感じ。
いわゆる ヘイジーIPA 的なつくりかたはしていませんが、ある意味、Japanese Hazy IPA となりました。
繊細な和食とも、是非合わせてみてほしいと思います。
なにせ、酒の仕込みのタイミングでしかつくれないビール(税法上は発泡酒)ですし、次を作る前に、そもそも美山錦から育てないといけません。
酒とビールの醸造を併行してすすめ、それをベストなタイミングで合体させるということで、両方をつくるぼくらのような会社ならではの、かなり、面白いものが出来たのではと思っています。
去年、大好評だった玉村本店濃度一番の一本。
どうぞ、お試しを!
ボトルの発売は、もうちょっとだけお待ちください。

そして、
ゆるブル Wheat 新バッチ樽生も出来ました!
こちらは、夏の間、なんどかつくっていこうと思っていますので、他の定番樽生商品同様、お取置き対応はできませんので、ご理解ください。
あわせてよろしくお願いします!
01/02/2021(Sat)
新春セット 2021 発売です!

[2021年1月2日10時2分追記] なんと、おかげさまで新春セット2020、完売しました。どうもありがとうございます。
毎年恒例ですが、今年も秘蔵のストックを大放出します。
新春セット 2021 発売です!
本日10時より Web 限定で発売開始します。それまでは「現在、この商品は扱っておりません」の表示になっていますが、ご了承ください。
今年は、どうにも数を揃えられない希少なものが入っているので、かなり数が少ないです。
その分、2セットご用意してみました。
まずは、
コラボレーションビール12本セット 2021!
写真左から:
LERVIG x 志賀高原 / YUZU RAGA (2020 / 5.5% / IBU ?)
YOROCCO BEER x 志賀高原 / BACK TO BACK (2018 / 5.5% / IBU 11.5)
富士桜高原麦酒 x 志賀高原 / "OKITE YABYURI" India Pale Weizen (2018 / 5.5% / IBU 23)
Dieu du Ciel! x 志賀高原 / 一石二鳥 #1 (2010 / 9.5% / IBU 75)
Hair of the Dog x 志賀高原 / ADAMU aged in calvados barrels (2016 / 10.5% / IBU 60)
縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA (2020 / 8.7% / IBU 66)
THE FAR EAST Barrel Aged Imperial IPA #1
(2013 / 13.0% / IBU 110)
THE FAR EAST Barrel Aged Imperial IPA #5
(2018 / 13.5% / IBU 110?)
THE FAR EAST Barrel Aged Imperial IPA #6
(2020 / 15.0% / IBU 110?)
THE FAR EAST Barrel Aged Imperial IPA #7
(2020 / 15.0% / IBU 110?)
TAKASHI ICHIRO #4 (2020 / 13.0% / IBU 80)
TAKASHI ICHIRO #5(2020 / 15.0% / IBU 110?)
( 各1本。LERVIG とのコラボは、LERVIG製で500ml。その他の容量はすべて 330ml です。瓶詰めの年を表記しています。商品情報については、上記それぞれのリンクもご参照ください。)
今回、あらためてテイスティングをしてみましが、例えば BACK TO BACK なんて、バランスが取れて、バレルエイジで発売した Interplay なんかと飲みくらべてみたい感じ。OKITE YABURI は、さすがにホップの印象は弱まっていますが、その分、ヴァイツェンとしての主張がたってきて、これはこれでなかなかだと思います。一石二鳥は、ぼくらが国内で仕込んだ最初のバッチ。ちょっとスモーキーで、いい感じ。そして、アダムのカルバドス樽熟成のスペシャル版のうまいこと!去年の新春セットも、コラボビールを集めたのですが、それと被らなうように、THE FAR EAST、TAKASHI ICHIRO もヴィンテージを選んでます。2013の THE FAR EAST も、是非飲んで欲しいやつです。
限定20セットです。
どうしても、これしか揃えられませんでした。

そして、もうひとつは、
限定版 山伏 スペシャル3本セット!
写真左から:
限定版 山伏 / apricot saison #2 (2015 / 6.0% / IBU 27)
限定版 山伏 / blueberry noir (2020 / IBU 41)
限定版 山伏 / grand rouge #1 (2016 / IBU 24)
( 各1本。容量はすべて 750ml です。瓶詰めの年を表記しています。商品情報については、上記それぞれのリンクもご参照ください。)

真ん中の、blueberry noir は、発売前のものを先行販売。その名の通り、山伏 弐 / saison noir をベースに、自家栽培のブルーベリーをたっぷり漬け込んだスペシャルなやつ。すごく、いい感じかと。
あとの2本は、いずれも、本当に本数が少ないやつ。すごく久しぶりにアプリコットを飲んで、またつくりたいなあと、しみじみ思います。grand rouge は、最初にリリースしたもの。最近のと比べると色は淡いですが、ロゼのスパークリングみたいな印象がより強いです。
こちらは、
限定12セット!。
すみません、本当にこれしかないんです。
大変恐縮ですが、お一人様1セット限り でお願いします。
もちろん、もう二度と組めないセットです。
完全先着順となります。
今回も WEBでのご注文のみ。 メール等でのご注文はお受けできません。
正月ということで、発送までは何日かいただくことになりますが、ご理解ください。
どうぞ、よろしくお願いします!
12/30/2020(Wed)
私的十大ニュース 2020 (上)

(この「マスク軍団」の写真が「やばく」「違和感たっぷり」にみえる時が、一刻も早く来るのを祈ってます。)
恒例の振り返りです。
今年は、やっぱり「コロナ」ですか。東京ドームではじまって、高円寺、そして新潟までは、いつも通りでした。でも、北京とか、ポートランドとか、行く予定だった海外はもちろん、すっかりどこにもいけなくなりました。個人的にも、一番遠くて、東京か新潟か山梨という250km圏内。もちろんぼくらだけではありませんが、厳しい一年となってしまいました。
そんな冴えない年ではありましたが、まずは、やはり「人」について。今年は3人の
志賀高原ビールは、116仕込、たぶん44種類。仕込みの回数は去年のちょうど八割と減ってしまいましたが、仕込んだビールの種類は逆に増えてました。リリースした新作は、信州事変、NIGORI、TAIHU BREWing とのコラボ、Tea for Two、Single Hop Brew シリーズとかかな。まだまだリリースできないけど、どうなるか楽しみなやつもだいぶ仕込んだので、乞うご期待です。新作以外に、もちろん定番や、毎年つくる限定も地道に変化。自分たちなりには、なかなか納得の仕上がりのものも多かったと思っています。
一方で、機材のトラブルには泣かされたなあ。一番悲しかったのは、16年めにしてはじめてビール(← Simcoe IPA になるはずだったやつ)を捨てなきゃならなかったこと。 9月からは、仕込設備のエアの供給の制御系が壊れて苦しみました。あれこれ対策して、約2ヶ月、自動制御のシステムを無理やり人力で動かしながら対応。大変だったけど、機械への理解度は高まったということで。そういえば、瓶詰機も1週間ほど動かなくなりました。自分たちが、いかに機械に依存しているか痛感。同時に、日本、ドイツ、イタリアまで、社内だけじゃなく、たくさんの人に支えられていることに感謝する年でもありました。
イベントにいけなかったこともあって、山伏シリーズに関しては、たっぷり時間をかけて取り組めました。YOROCCO さんとの Interplay、Jester King / OXBOW との Cedar Kogen という長い年月をかけたコラボを出すことが出来ました。そして、年末近くになっての cherry red をはじめ、blond、Hop & brett、#1705、bramley saison の新バッチ、ore no sake ga nomene no ka の grand cru などなども。まだまだ日本では、大瓶のファームハウスエールや、サワーエールの市場はかなり小さいですが、少しずつでも知ってくれて楽しんでくれる人を増やしたい。来年も、新作も含めていろいろ控えてます。気長にしつこく頑張ろうと思ってます。
(続きます。)
10/29/2020(Thu)
CRAFTROCK ONLINE CIRCUIT OSAKA 開催!そして、スペシャルセット です!!

CRAFTROCK ONLINE CIRCUIT OSAKA、11/8(日)開催!
あの、イベントが帰ってきます。
今回は、初の大阪開催!
リアルと web が融合したかたちでの開催となり、ぼくらとしても思い入れの強い NABOW や jizue をはじめとした魅力的なアーティストが集います。

ぼくらは、残念ながら現場でサービングは出来ないのですが、お声をかけていただいて、こんなスペシャルセットを用意します。
CRAFTROCK ONLINE CIRCUIT OSAKA スペシャル6本セット
内容は、
無我霧中 / Hazy IIPA
NIGORI / Sake IPA
SNOW MONKEY IPA 収穫祭だったはず ver.
志賀高原 IPA
House IPA
其の十
各330ml x 1
50セット限定。特別ステッカーが付きます。
です。
50セット以上でもいいといわれているのですが、NIGORI とか SNOW MONKEY IPA とか、もうこれしかないので、追加販売はありません。
10月30日12時 発売開始です!
発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。

うちだけじゃなく、他にも魅力なセットが同時発売。
会場で楽しめるみなさんがうらやましいですが、このセットも、11月8日の本番には、お手元に届くはずなので、ビールを飲みながらオンラインで一緒に楽しみましょう!
どうぞよろしくです。
06/04/2020(Thu)
山恵錦 純米吟醸 無濾過生原酒 「うすにごり」 初登場!

久しぶりの酒の方の新製品。
山恵錦 純米吟醸 無濾過生原酒 「うすにごり」 発売です!
長野県で新しく開発された酒米 山恵錦(さんけいにしき)をつかった純米吟醸も二シーズン目。
ふくらみのある味と、きれいな酸で、ぼくの晩酌登場率ナンバー1のお気に入りの酒です。
その山恵錦 純米吟醸の無濾過生原酒版は、昨年も好評で、早々に完売してしまったのですが、今年は「うすにごり」にしてみました。
発泡性はほとんどないのですが、もろみ由来の柔らかな味わいとすっきりとした酸味。それでいながらさっぱりとした後味の辛口。
先日発売した 縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA が、すごく評判がいいのですが、やはり、それとも通じる味というか、甘みというかは、飲み物といて面白いなあと思います。
ぼくらにとっても実験的な意味合いもあるこの「うすにごり」、今年は360本限定です。
ご感想もお聞かせいただけるとうれしいです。

また、今シーズンのその他の無濾過生原酒シリーズも揃いました。
写真左から、
自家栽培米 美山錦 純米吟醸 無濾過生原酒
木島平村産 金紋錦 純米吟醸 無濾過生原酒
山恵錦 純米吟醸 無濾過生原酒 「うすにごり」
玉村無濾過生原酒 木島平村産 金紋錦純米
玉村無濾過生原酒 木島平村産 ひとごこち 特別純米酒
です。
一切の濾過・火入れをしない蔵で飲むそのままの味わい。
どうぞよろしくお願いします。
また、好評の TAIHU BREWING とのコラボ Tea for Tow も、残りわずかです。
よろしければ、お早めに!