さよなら「志賀高原ワイン」


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志賀高原ワインのことを、このブログで書くのは久しぶりです。

2004年から、この 長野メルロー長野シャルドネ という長野のぶどうでつくった本格ワインを、メルシャン様のご協力で販売してきました。

そのリニューアルのずっと前から、メルシャン様と一緒に「志賀高原ワイン」を販売し続けてきていましたので、「志賀高原ワイン」の歴史は40年にもなります。

その志賀高原ワインですが、

残念ながら、現在販売中の2014年ヴィンテージをもちまして終売となります。


日本ワインが人気になって、もうずいぶん経ちます。

貴重な国産ぶどうもどんどん品薄になり、大幅な値上げが必要になったと聞かされた時には、もちろんある程度以上の覚悟は出来ていました。

案の定、長いこと値上げをせずに頑張っていただいた分、今回の値上げは大幅なものでした。

単に地元産だからという以上に、シャトーメルシャンの技術や思いが詰まった高品質なワインを、毎年選ばせてもらい、こんな価格で志賀高原を訪れる多くのお客様にお飲みいただけたのは、本当にありがたいことだとずっと思っていました。

値段には理由もあるし、もちろんそれに伴う立派な品質もあると思っています。

ただ一方で、「志賀高原ワイン」には、志賀高原を訪ねていただくお客様に気軽に楽しんでもらうという目標もあります。

今回の値上げで、いままでのプライスレンジを大幅に超える設定にしないとなりたたない状況となり、本当に残念なのですが、継続は難しいと判断せざるを得ませんでした。

平成30年から新たに国産ワインの表示基準が適用されることもあって、

「志賀高原ワイン」という名前とも、これでお別れです。

このワインに関わっていただいたメルシャンの大勢のみなさん、特に何度もテイスティングの為にうちに足を運んでいただいた藤野さん、味村さんをはじめとするみなさんには、本当に感謝しております。

どうもありがとうございました!

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そういえば、この志賀高原ワインのリニューアルが、長年の「自分探し」を経て、やっと家業に戻ったバカ息子(←ぼくのことです)の初仕事でした。

そう考えると、改めて感慨深いものがあります。

タナカノリユキさんデザインの、この大蛇のマークがはじめてついたのは、志賀高原ビールじゃなくて志賀高原ワインだったって知っている方はどうのくらいいるのでしょうか...

現在の在庫は例年のペースですと、現在の在庫は、夏の途中くらいまでもつはずです。


さあ、その後はどうするか。


「いい酒を楽しみながらつくり、酒を通じて地域の魅力向上に貢献する」というのが、玉村本店のポリシーです。

もちろん、ワインはぼくらがつくってきたわけではありませんが、「志賀高原の酒屋」として、志賀高原で飲める高品質なワインをお届けするのをギブアップするわけにはいきません。


というわけで、実は、昨年来、その大きな課題に取り組んできました。

ぼくらなりには、かなりいい代替案を見つけられたと信じています。

新たなワインは、また近々ご案内したいと思っています。





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八年ぶりの再会!


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昨日のこと。

八年ぶりにお会いする、メルシャンの藤野さん。

そう、志賀高原ワインの誕生のころからずーっとお世話になっている、メルシャン、いや日本ワインの重鎮。

来年の志賀高原ワインの新ヴィンテージを選ばせてもらうために、サンプルをもってわざわざ来てくれたのです。

最近の、日本のみならず世界のワインの動勢、ヴィンテージについてなどなど、話しだすと止まらなくなるのが、もううれしい。

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どれを選んでもバッチリな感じのサンプルの中から、わがままをいわせてもらい、次期志賀高原ワインは決定。

おまけに、ぼくらのわがままな注文も、しっかりお伝えいただくことに。


そして、飲んで欲しかったんです。

八年経った志賀高原ビールの各種。

ぼくは、実は仕込をしてたんですが、調子に乗ってあれこれ開栓しながら自分でもいい感じに酔っぱらっちゃったりして。

でもね、飲むとまた話は弾むのです。

酒をつくる人、それも大先輩と久しぶりに会えて、なんともしあわせな時間でした。




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長野メルロー2004が美味かった!


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久しぶりに、飲んだこいつ。

いや、志賀高原ワインはよく飲んでるんですが、2004は特別なヴィンテージ。

本家ではあっという間に売切れたのに、うちは完売まで結構時間がかかりました。

こんなに美味かったかな?

改めてうれしくなりました。

ぼくらがつくっているわけではなく、メルシャンさんにお願いしているのは、「ゆるブル」読者なら多分ご存知のはず。

メルシャンってきくと、「大手」ってイメージの人多いと思います。

それも事実。

でも、シャトー・メルシャン(=メルシャンの勝沼ワイナリー)は、押しも押されぬ日本ワインのリーダー。

人の顔、人の思いが見えるワイン。

最近、ビールでも「クラフトってなに?」的な議論が多いですが、規模に関係なく、尊敬出来るところはあるのです。

そんなメルシャンさんで、こうして特別に(ぼくらの場合は長野さんのブドウだけで)つくってもらえているのは、現在、日本で二社だけとのこと。

実は、このロゴも、ビールよりもワインの方が先。

うれしいなあ。






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志賀高原ワイン次期ヴィンテージ試飲会2014


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毎年恒例のこの季節。

そう、志賀高原ビールの新ヴィンテージを決めるための試飲会です。

今回も、赤、白ともに、長野のメルロー、シャルドネのパターン違いの酒を持って来てもらって試飲をします。

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贅沢なことに、今年もメルシャンのチーフワインメーカーを長年勤めてこられた味村さんが、直々に来て説明をしてくれます。

前任の藤野さんにかわって、味村さんにお越しいただくようになったのが初回が2012年だったので、今回で三回目です。

今回は、メルローが2011年、シャルドネが2012年。

毎回、ここで飲むのは、澱下げ、濾過前の無濾過状態。

今回は、このタイミングでの試飲と、濾過後の仕上がりのイメージの違いに着いてだいぶ議論をして、方向性を決めました。

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どれでいくかを決めた後は、これまた恒例。

発売前のものも含めて、ぼくらのビールを試飲していただきます。

やはり、お互い酒をつくるもの同士、業界が違うとはいえ、お互いの話には興味津々。

知識も、刺激ももらいます。

次の志賀高原ワインも、また楽しみです!




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これまた楽しい時間


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先週のこと。

毎年恒例の、志賀高原ワインの次期ヴィンテージを決めるために、メルシャンからお二人が訪ねてきてくれました。

毎度お世話になっている営業の斉藤さんのおとなりは、なんと、つい最近まで長年にわたって、シャトー・メルシャンのチーフワインメーカー(醸造責任者)を勤めてこられた味村さん。

何年か前に、玉村本店みんなで、勝沼にお邪魔したときにお会いしたのですが、うちに来ていただくのは初めて。

今年、シャトーメルシャンのブランドアンバサダーに就任されて、早速いらしていただいたわけです。

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この日は、2011年のシャルドネと、2010年のメルローを決める日。

なにせ、実際につくっていた責任者を目の前にしてのテイスティングに、いつも以上に気が引き締まります。

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ご用意いただいたサンプルを前に、いろいろ説明をいただいたり、質問をしたり。

ヴィンテージによって、やはり毎年違いはあるのですが、そこはやはりさすがの酒質。

今回も大満足です。

毎回のこのテイスティングの時の感動をそのままお届けするために、ちょっと冒険をしちゃおうか、なんて話し合ったり。(←これは今後の検討課題です。)

同時に、現在発売中の2009年のメルローが非常にいいというのも再確認しました。

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で、ビールも飲んでもらいます。

名前は出せないけど、某社(!?)のワイン樽で熟成した山伏も。

味村さんもこれには、興味津々でした。

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すっかり飲み会みたい。

やはり、ぼくなんか大幅に駆け出しの若造なのではありますが、一応、つくり手同士、話は尽きません。

「ワインもつくってください」

なんて、何度もいってもらい、うれしかったけど、でもねえ...

新ヴィンテージも楽しみですが、また来年、こうした場をもてることを、早くも心待ちにするほど、楽しい時間でした。



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新ヴィンテージの試飲 ~ ワインとビールを飲みくらべて...


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志賀高原ワイン、新ヴィンテージの試飲でした。

「えっ、もうそんな時期?」

ですよねぇ。

ぼくも時々わからなくなるのですが、わが信頼すべきパートナー、メルシャンさんは、そんないい加減なぼくに、きちっとリマインドしてくれるのです。

この日は、長野シャルドネは2010年、長野メルローは2009年の試飲です。

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この笑顔。

メルシャン商品部(でよかったはず)の山口さん。

この試飲の、ほんの数日前まで、大メルシャンを代表してニューヨークで開催されたワインの大イベントに行ってきたばかりなのに、こんな田舎まで来てくれて、この笑顔(←しつこい)。

もってきていただいたワインを、ぼくと元BUAISO君(玉村本店のワイン試飲のエース)で真剣に試飲。

まずは、打ち合わせなく一番好きなのを指差してから、それぞれの感想をいいます。

いやあ、緊張するのです。

「わざわざこんなに貴重なワインを、何種類も用意したうえに長野くんだりまできてやってるのに、こいつら本当に味がわからん!」

なんていわれたらどうしようかと。


この日、このメルローに関しては、ここ数年ではじめて二人の意見が一致。(ちなみに写真はありませんが、シャルドネの方も完全一致ではありませんでしたが、ほぼ同意見でした。)

コメントもほぼ同じだったのですが、それがまたブレンドの意図どおりだとかおだてられて、ちょっといい気分。

それにしても、2009の赤はいいですよ。

色でわかるかも。

贅沢なワインをわけてもらっていると感じてます。

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あれっ、一番右は?

そう、先日(弊社WEB販売分が完売したとお伝えした)Oak Aged saison noir です。

ワインのプロにも飲んで欲しくて開けちゃいました。

試飲は真剣。

もちろん仕事なのですが、この間の会話が勉強にもなり、刺激にもなり、なにより楽しいのです。

大メルシャンと玉村本店。

こんなに規模が違います。

でも、こんなに楽しいのがメルシャンのすごさ。

(念のため書いときますが、昨今評価が非常に高い国産ワインですが、メルシャンの勝沼醸造所はまちがいなくその最高峰。うまくいえないけど、バドワイザーがRussian River と同じ会社ってとこ!? なあんて。)

ワインとビールを比較試飲しながらの楽しい会話。

想像出来ますか?

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次期ヴィンテージの試飲をする 2010


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今日は、次期志賀高原ワインの試飲の日でした。

国産ワインの雄、メルシャンさんにお願いして、玉村本店のためだけに特別に醸造してもらっている志賀高原ワイン。

長野メルロー、長野シャルドネという長野産のブドウ100%の本格ワインです。

メルシャンと玉村本店とのコラボレーションももう30年以上です。

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次期ヴィンテージはシャルドネが2009年、メルローが2008年。

メルローは塩尻、シャルドネは玉村本店からも遠くない北信地方のブドウが主体です。

それぞれ、三つずつのサンプルを用意してもらい、真剣に試飲をします。

毎年感じるのですが、ワインの品質が年々良くなっているように感じるのは、さすがです。

今年は本当に選ぶのに苦労しました。

どれもはっきりと違うのですが、それでいて甲乙つけがたかったのです。

発売の時期が今から待ち遠しい程の素晴らしい出来映えです。

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我が麦畑の写真を撮っているのは、今年も東京からきてくれたメルシャン商品部の山口さん。

ブドウ畑にはかなわないのですが、ぼくらの遊びをみてもらったというわけです。

ワインと日本酒・ビールとつくる酒は違いますが、お互いに醸造に携るもの同士。

いろんな話をすることで、逆に刺激をうけたりヒントをもらったり。

試飲という仕事でもあるのですが、楽しい時間でもあるのです。

玉村本店だけの特別なこのワイン。

みなさんもどうぞお試しを!
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次ヴィンテージの試飲をする 2009


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今年も、志賀高原ワインの次のヴィンテージの方向性を決める時期です。

今回はぼくが京橋のメルシャン本社にお邪魔しました。ひさしぶりに、藤野さんともお会いできてうれしかったです。

今回も、赤、白ともに二つのサンプルを用意いただきました。

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写真は、去年もうちを訪ねてくれた商品部の山口さん

それぞれのヴィンテージの天候や収穫の様子などについて教えていただきます。

長野県産のブドウ100%で、ぼくらのためだけにつくっていただいている志賀高原ワイン。このテイスティングで、その年の商品の方向性が決まるということで、毎度のことながら緊張します。

メルシャンの技術力に加えて、ブドウ畑での試行錯誤もまいとし続いているわけで、悪いわけがありません。

白に関しては、この場で即決定。

赤に関しては、迷ったのですが、わがままを言わせてもらってもう一度サンプルをつくっていただくことに。

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で、届いた新しいサンプルを、前年のヴィンテージとも比較しながら、真剣に再テイスティング。「もとBUAISO」君は、ワインのテイスティングでも頼りにしてます。あとのメンバーは社長と僕。

結果は、大満足。全員一致で方向性が決まり、安心しました。

新ヴィンテージに切り替わるのは年末以降でしょうか。

毎年真剣につくられている自信の志賀高原ワイン。もちろん単なるお土産ワインなんかではなく、国産ワインとして、クラスをこえた実力だと思っています。

現行ヴィンテージ、そして貴重な2004年のメルローも、どうぞお楽しみ下さい!
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次期ヴィンテージの試飲をする


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先日の続き。

今回、メルシャンのお二人が来てくれたのは、志賀高原ワインの次期ヴィンテージの方向性を決めるため。長野メルローは2006、長野シャルドネは2007のサンプルを持ってきてくれたのです。

赤、白それぞれ2パターンを用意していただきました。ぼくが、飲んで決めないといけないわけです。サンプルの違いは、原酒のブレンドの違いです。

もともと、味を表現するボキャブラリーに乏しく、ビールのテイスティングでも、「どへん」とか「がつん」とか「しゃんと」とか、ぼくらにしかわからないような言葉でやってるもんで、こういう機会は緊張します。

「こんなに、味がわかんないなら、適当な酒質で十分だ」と馬鹿にされて、肝心のワインの品質が下がったら大変ですので、こちらも真剣です。

まずシャルドネ。どちらもいいのですが、二つのうちの最初のサンプルが、とても気に入りました。瑞々しい香りで、とても爽快な味わい。もう一つのサンプルは、樽の香りもしっかりしてシャルドネらしいちょっと重厚な感じです。

前のヴィンテージとの継続性や、「シャルドネらしさ」といった要素も考えるべきなのですが、「自分たちの飲みたい酒」といういつもの基準で、こちらに決定。もちろん継続性も必要ですし、スタイルから大きく逸脱するわけにはいきませんが、ヴィンテージを銘記してあるわけですし、その年のワインの特徴に加えて、飲み手としてのその時の「気分」が反映されてもいいと思っています。

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次に、メルロー。こちらは難しい。両方ともいいのです。第一印象では、華やかでしっかりした印象の2つめのサンプルが気に入りました。両者の違いの種明かしを説明してもらい、しばらく悩みます。ちょっと、気になったことがあったので、ビールの仕込み中の轟君を呼んで、飲んでもらいます。

結局、二人の意見が一致し、第一印象どおりではなく、逆転で1つめのサンプルで行くことに決定。「どちらが飲み飽きしないか」という点が、決め手となりました。(例えばバーとかで、)酒主体で飲むのなら、2つめのサンプルは素晴らしいと思うのですが、ちょっと「うるさい」かもしれないという点が気になったのです。

食事と一緒に飲むなら、第一印象はちょっとおとなしいけど、繊細な味わいの1つめの方がいいと思ったのです。これまた、「最良の食中酒」を目指す、ぼくらのポリシーにしたがって決めました。

その日の夜、確認の意味もあって、親父(=社長)にも飲んでもらいました。ぼくらと同じく、味を表現する言葉には乏しいのですが、結果は、どこかで見てたんじゃないかと思うように同じ反応。ちょっと安心します。

まあ、言葉で表現する力はともかく、とにかく「うまい」かどうか、「もっと飲みたい」かどうかってことなんだと思っていますし、いつも一緒にビールや酒を飲んでいるぼくらの好みって、いつのまにか似てきているんだとも思います。

はたして、ワインの素人の僕らの判断が正しいかどうか。製品になってから、みなさんに評価してもらうしかありません。

僕は楽しみにしています。みなさんも、お楽しみに。

(こんな感じで、毎回真剣に選んでいますので、現行ヴィンテージもどうぞよろしくお願いします!)
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安心しました!


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ホップ畑にスーツ姿。これでピンと来た人は、相当な「ゆるブル」通。

そう、メルシャンさんです!?

メルシャンと玉村本店の30年以上にわたる関係があって、玉村本店だけに特別につくっていただいている「志賀高原ワイン」ですが、長野県産ブドウ100%使用にリニューアルして5年近くになります。

お客様の間に、味に対する評価も定着し、「いい酒を通じ、地域の魅力向上に貢献する」ことを標榜する玉村本店にとっては欠かせない商品です。お客様からの支持も、品質も毎年高まってきているのを確実に実感しているのですが、ここしばらく、この商品の将来を不安に感じていました。

一つの理由は、ここ数年の国産ワイン人気。志賀高原ワインをリニューアルした頃にくらべて、日本のワインに対する評価は国内はもちろん、国際的にも高まっています。

メルシャンというと大メーカで、低価格のワインをマスで売るというイメージをお持ちの方もまだいらっしゃるかと思いますが、メルシャン勝沼ワイナリーは、押しも押されぬ高級国産ワインのトップメーカー。「シャトーメルシャン」は、その品質で、国内外で非常に高く評価されています。

当然、ワインに対する需要は、毎年高まっているわけで、「桔梗ヶ原メルロー」「北信シャルドネ」「長野メルロー」「長野シャルドネ」といった、評価の高いワインと同じ技術と畑でつくられる貴重な原酒を、志賀高原ワインにまわしてもらうというのは、大変なことなのです。

もう一つ、不安を感じていた要素は、「人」です。このブログでも書いた、志賀高原ワインの生みの親、藤野さん平戸さんというお二人が、ここ一年程の間に、他のお仕事に栄転されました。お二人にとっては、もちろん素晴らしいことで、当然さらなるご活躍を期待しているわけですが、一方で「これからだいじょうぶかなあ」と思うわけです。

ご存知の方も多いかと思いますが、メルシャンという会社自体、キリンビールの傘下に入ったわけで、「こんなちっぽけな酒屋のためだけ(日本中でシャトーメルシャンのPBは、うちだけだと思います)に、貴重なワインを使ってどうするんだ」みたいなことになるのを心配していたわけです。

そこに、来ていただいたのが写真のお二人。

左の斎藤さんは、平戸さんの後を受けて玉村本店を担当してくれるのですが、実は斎藤さんご自身が、リニューアルの際に平戸さんの上司として関わっていただいていた、もう一人の生みの親なのです。右側は、勝沼ワイナリーでつくってくれた新ヴィンテージのサンプルを持って、わざわざ東京から来てくれたファインワイン事業部のブランドマネージャー、山口さん。

お二人の、この笑顔をみて本当に安心しました。

志賀高原ワイン、まだまだ大丈夫です!
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「長野メルロー2004」お見逃しなく!


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(ぶれぶれ写真ですがご勘弁。)

志賀高原ワインについては、以前も書きましたが、メルシャンとの30年来の関係により実現している、長野産ブドウ100%使用の玉村本店だけのワインです。

現在は、長野メルロー、長野シャルドネともに、通常商品のヴィンテージは2005に移行しているのですが、今回、長野メルローの2004を限定で発売開始しました。これが、うまいんです。

ワインは、酒やビールのような穀物からつくる酒と比べて、醸造そのものはとてもシンプルです。したがって、原料のブドウの出来映えが、よりダイレクトに味に影響してきます。

非常に暑い夏だった2004年。台風の影響もあり、厳密な選果をしながらの収穫で、収穫量は例年の3-4割減でしたが、品質はすばらしく、色合いの濃い、厚みのある味わいのワインに仕上がりました。

シャトー・メルシャンの長野メルロー2004は、国産ワインコンクール2007で金賞を受賞。世界のコンクールでも第二位に位置づけられる、「リュブリアーナ国際ワインコンクール」においても「金賞」及び「ナショナルチャンピオン」の2つの賞を受賞しました。(メーカー在庫はすでに完売です。)

志賀高原ワイン 長野メルロー 2004 は、もちろん上記の受賞ワインと全く同じではありませんが、同じ地区で、同じノウハウで育ったブドウを使い、同じ技術で醸造・熟成されたいわば本当の兄弟です。ただでさえ収穫が少なかった年の貴重なワインを、無理をいって確保していただいています。

ヴィンテージの良さが、味に影響するとは頭ではわかっているのですが、実際にこれを飲んで再認識しました。このクラスで、これだけエレガントな味わいは、なかなかないのではと、個人的には思っています。自分用にも、とりあえず即1ケースキープです。

貴重なヴィンテージ、是非お試しください。特に、あまり日本のワインを飲まれない方、だまされたと思って飲んでみて下さい。

玉村本店のHPはこちらから。

House IPA 2006も好評発売中です!

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こころざし


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写真は、メルシャンの藤野さん。国産ファインワイン部の部長として、シャトー・レイソンでのワイン造りや、シャトー・マルゴーとの技術交流、ボルドー大学との共同研究などを通じ、勝沼ワイナリーの人々とともに、シャトーメルシャンを牽引してこられた方です。

2004年、志賀高原ビールの販売開始とほぼ同じ頃、この志賀高原ワインを、長野さんのメルロー、シャルドネ100%使用にグレードアップしてリニューアルしたのですが、それを可能にしてくれたのも藤野さんです。

以来、ヴィンテージが切り替わる毎に、試飲のサンプルをテイスティングしながら、次の志賀高原ワインを話し合ってきました。写真は、先日、次期ヴィンテージの試飲の際に撮ったものです。(場所は、どこかの飲み屋ではなく、我が家の座敷です。)

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藤野さんは、一見、もの静かな紳士なのですが、ワインに対する情熱はものすごく、話し始めるとなかなか止まらないほど、熱い方です。メルシャンというと、大メーカーのイメージをお持ちの方も多いでしょうし、事実大会社なのですが、シャトーメルシャン自体は、いわゆる「マス」の商品ではなく、日本を代表する高級ワインとして、国際的にも高く評価されています。シャトーメルシャンに携わるみなさん一人一人が、こだわりを持っていいワインを追求されていて、大企業というよりも、本当にワイン好きの集まりという感じがします。

藤野さんとお話をしていて、いつもすごいなと思うのは、目標の高さです。「世界で認められる日本のワイン」を常に志してやっているということが、お話をするたびにひしひしと感じられ、本当に刺激になります。数々の受賞歴や、パリの三ツ星レストランのメニューへの採用、甲州きいろ香の開発といったすばらしい成果の理由が、この志の高さにあると思っています。

お会いするたびに、見習わなくてはと思わされます。
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