カテゴリ:志賀高原ビール
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01/02/2023(Mon)
新春セット 2023は、この12本!

[2023年1月2日10時2分追記] なんと、おかげさまで新春セット2023、完売しました。どうもありがとうございます。
新春12本セット 2023 です!
本日10時より Web 限定で発売開始します。
(それまでは「現在、この商品は扱っておりません」の表示になっていますが、ご了承ください。)
今年のテーマは3つ。

まずは、この6本。
昨年、惜しまれながらその29年の歴史に幕を閉じた、アメリカ・ポートランドの伝説的ブルワリー Hair of the Dog の、カリスマブルワー Alan とつくった コラボ6本!
写真左から:
Hair of the Dog x 志賀高原 / ADAMU (アダム) (2014 / 10.0% / IBU 60)
Hair of the Dog x 志賀高原 / Monkey Claws (2014 / 12.0% / IBU 85)
Hair of the Dog x 志賀高原 / ECKHARDT (2017 / 12.0% / IBU 71)
Hair of the Dog x 志賀高原 / ECKHARDT aged in barrels of Ichiro's Malt (2017 / 15.0% / IBU 71)
Hair of the Dog x 志賀高原 / ECKHARDT "FROM THE WOOD" (2021 / 12.5% / IBU 74)
Hair of the Dog x Brouwerij de Molen x 志賀高原 / SIDE BY SIDE(2016 / 11.5% / IBU ?)
どれも思い出深い、特別な6本です。

そして、この 山伏の小瓶4種!
写真左から:
木樽熟成 山伏 / cozy (10.0% /375ml)
木樽熟成 山伏 / cozy "blueberry" (9.0% /375ml) 未発売・先行!
木樽熟成 山伏 / ume〜(7.0% /375ml) 未発売・先行!
木樽熟成 山伏 / fumuo
(11.0% /375ml)
即完売となった、あの fumuo に加えて、未発売の新作2種類を先行で!

さらに、
10年熟成の黒いの2種!
W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2013 (2013 / 9.0% /IBU 100)
Takashi Imperial Stout 2013 (2013 / 9.5% / IBU79)
ははは。
商品名のあとの年号は、リリース年を表します。
スペックや、商品説明に関しましては、各商品名のリンクをご参照ください。
限定40セット 20,230円 (税込・送料別)です。
上記12本入りのセットのみで、ばら売りはございません。
今回、あらためてテイスティングをしましたが、どれもかなりいい感じです。
特別なものを集めので、なかなかの値段になってしまいましたが、十分価値は感じていただけるのではと思います。
6-7人で、会費3-4000円のテイスティング会とかしても、かなり楽しいんじゃないかなと!?
こんなの買う人がどのくらいいるのかと思いつつ、毎年発売開始数分で完売しているのですが、ぼくらなりに在庫のなかから精一杯の数をご用意したつもりです。
完全先着順となります。
大変恐縮ですが、おひとりさま各1セット限り でお願いします。
今回も WEBでのご注文のみ で、メール等でのご注文はお受けできません。
価格が価格(ぼくら的には、むしろ安いんじゃないかとは思いますが)ですので、さすがに、例年ほど早くはなくならないと思いますが、完売の場合はご容赦ください。
正月ということで、発送までは何日かいただくことになりますが、ご理解ください。
どうぞ、よろしくお願いします!
12/28/2022(Wed)
今年の収穫

今年もいろんなビールをつくりましたが、急遽決まった PIZZA PORT との、このコラボの反響は大きかったです、
いつも書いていますが、ぼくらはコラボをかなり真面目に考えちゃうたち。
話題性もあるから注目を集めやすいし、最近は、もはや挨拶をかわすみたいにあちこちでいろんなコラボが。
古い日本人的には、ハグを勘違いして緊張しちゃう的な...
ぼくらとしては、毎回「新しい」「面白い」ものをつくりたいと思ってまして、自分でハードルを高くしちゃうのです。
で、この ONE IN A THOUSAND をやって感じたのは、PIZZA PORT、そしてアメリカのビールの人気。
「やっぱり PIZZA PORT 最高!」
って、多くの声とともに、
「久しぶりに志賀高原のビールを飲んだ」
なんていうコメントも。
ぼくらも、まだまだですね。
結局、このコラボで、いろんな発見や勉強がありました。
これからのぼくらのビールに、必ず影響するはず。
これからも、貪欲に挑戦しなきゃなと思ってます。
12/27/2022(Tue)
仕込納め

ビールの方は、今日が仕込み納め。
樽に入れる例の濃いやつと、基本の樽生専用定番のダブルバッチでした。
ここ数ヶ月苦しんでたトラブルも、ドイツから届いた部品の交換で無事解決。
すんなり仕込みが終わるのはうれしいです。
今年は、コロナの影響もうすれて、なんとかだいぶ回復してきました。
来年は、フル回転したいね。
早起きは、ちょっと億劫だけど...
その先のことも見据えて、あれこれ頭をつかった年の瀬の日は晴れでした。
12/21/2022(Wed)
THE FAR EAST と TAKE ME SKIING #2000、ボトル発売です!新酒しぼりたて生も!!

[12月21日 16時24分 追記] おかげさまで、TAKE ME SKIING #2000 ボトルの業務店様分は完売となりました。どうもありがとうございます。THE FAR EAST / Barrel Aged Imperial House IPA と上撰本醸造 新酒しぼりたて「生」は販売中ですので、引き続きよろしくお願いします。 弊社Web での一般販売は、本日19時からとなります。
今年最後の限定商品は、なかなか強力なラインアップかなと。
THE FAR EAST と TAKE ME SKIING #2000、ボトル発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)

こちらが、
THE FAR EAST / Barrel Aged Imperial House IPA!
一年振り、今回で9度目のリリースです。
ある意味、志賀高原ビールを代表する超人気商品。
"アフリカからインドも越えて、極東までいっちゃう、ってくらい強力な IPA"を、さらに、イチローズモルトさんの樽で長期にわたって熟成した特別なビールです。
今回は、樽での熟成期間で、47ヶ月、36ヶ月、35ヶ月、25ヶ月、10ヶ月の5種、12樽のブレンド。
本数も勘案して加重平均すると28ヶ月です。
実測した結果、今回は14.5%です。
イチローズモルトさん由来のウイスキー感はしっかりあるのですが、ビール自体の主張がそれに負けていないのが、THE FAR EAST。
色は濃い目の琥珀色。
とろっと粘度が高い感じ。
度数は高いのですが、アルコールの尖った印象はあまり感じずいろんな要素が調和した仕上がり。
今回は、あえて若め(といっても10ヶ月)の樽もブレンドしたことにより、ホップの華やかさがプラスされ、より魅力的に仕上がったと思っています
紹興酒やシェリーみたいな熟成香はほとんど感じません。
うまく表現できないのですが、「濃」いフルーティーさを感じます。
いつもの、イチジクや杏のドライフルーツ的な印象に、フレッシュな赤いオレンジのような柑橘のニュアンス。
飲み口は、度数なりのボリュームと甘さをかんじながらも、クリーンでドライ。
フィニッシュに、しっかりとしたウィスキー感を感じます。
食後にナッツやドライフルーツとかとあわせていただくのはもちろん、意外にブラータみたいなクリーミーなチーズとか濃厚な味の生ハムやジャーキーなんかもいいんじゃないかと思います。
いままで、
「安すぎる!」
なんてお声もいただいたのに甘えて、今回から価格を見直させていただきます。
樽生の一般販売はございません。
限定5494本と、いままでで一番たくさんご用意しました。

そして、昨日ご案内させていただいた、
TAKE ME SKIING #2000
も、同時発売。
とにかく飲んでみていただきたい、ぼくらのお気に入りのIPAです。
2バッチ分と、たっぷりご用意していますが、今回は地元のお客様用の分を多めにさせていただきます。
昨日発売の樽生も絶賛発売中です。

そして、
上撰本醸造 新酒しぼりたて「生」も、同時発売!
今年の最初の新酒。
この季節の大人気商品で、たくさんのお客様にお待ちいただいていました。
昨日しぼったばかりです。
今年のは、力強さのなかに軽やかさを感じられる仕上がり。
18度という、しぼりたての原酒ならではの度数なのですが、食中酒として、どんどん飲めちゃう感じの、あぶないやつです。
小さな挑戦をいろいろしている今年の酒造り、これからの仕込みも楽しみになる出来栄えだと思っています。
年末年始のお供にも是非!
これまでリリースしてきた山伏のシリーズや他の志賀高原ビールも含めて、どうぞよろしくお願いします!
12/20/2022(Tue)
TAKE ME SKIING IPA #2000、樽生から発売です!

というわけで、ずっと続いてきた限定ビールラッシュも今週まで。
最後は、昨日も書いた通り、志賀高原ビールの通算2000回目(と2001回目)の仕込みを記念したこれです。
TAKE ME SKIING IPA、樽生から発売です!
ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、前回はじめてつくったのは、2021年の春。
コロナで大打撃をうけた地元に、ちょっとでも貢献できたらとの思いからつくりました。
その際は、このビールを、町内のホテル、旅館、酒屋さんといった志賀高原ビールのお取引先、約150社に無料配布し、販売していただきその売上が100%を収益としていただきました。
ですから、Web も含めて、町内以外では一切販売をしませんでした。
以来、つくっていなかったのですが、2000回目の仕込みを、なににしようかと考えたときに、頭にうかんだのがこのビール。
自分たちが飲みたいビールで、志賀高原ビールらしいやつということで、やっぱり IPA。
そして、もともと志賀高原や湯田中渋温泉といった地元に支えてもらってはじまった志賀高原ビール。
ビール自体も、個人的に大好きな仕上がりだったこともあって、今回再挑戦したというわけです。
6.5%、IBU37。
ぼくらの大好きなホップ3種類をふんだんにつかってつくった、明るいブロンド色の IPAです。
今回も、意識したわけではなく、いつものぼくらの酵母でつくったのですが、なんだかちょっとヘイジー。
ハッサクみたいな黄色い柑橘と、グレープフルーツの白い皮のような印象に、パッションフルーツみたいなちょっとトロピカルで酸味を連想させる圧倒的な香りと爽快な飲み口。
先日リリースした PIZZA PORT とのコラボ ONE IN A THOUSAND がおかげさまで大好評だったのですが、今回のこれは、結構、似た感じのスタイル。
実は、2000回目の仕込みをこれにするのはその前から決めていたのですが、コラボのあっちとは、やっぱり違うと思います。
もちろん、つかったホップの種類とかもあるけれど、こちらの方が、香りに加えて爽快な苦味が特徴です。
まあ、このビールが「苦い」という人が多いかもしれませんし、ONE IN A THOUSAND の方が今時なのかもしれません。
でも、「最良の食中酒」を目指すぼくらとしては、やっぱりこういうのが好きなのです。
商品名やラベルデザインについては、こちら をご覧ください
いよいよスキーシーズンがはじまった志賀高原に足を運んで欲しいという願いと、「あの映画」の頃のように地元が盛り上がって欲しいという願いを込めています。
今回は、通常通り販売させていただきます。
たっぷり2バッチ分。
少しだけリアルエール版もご用意しています。
ボトルの発売は、もうちょっとだけお待ちください。
ぼくらの大好きなIPA が出来ました。
これは飲んで欲しいです!
どうぞよろしくお願いします!
12/19/2022(Mon)
2000仕込のやつ!

志賀高原ビール、今年最後のリリースは、醸造開始2000仕込記念のこれ。
自分が一番飲みたいやつ。
やっぱり IPA です。
先週予告したやつと一緒に、今週いきます。
今回は、普通に販売させていただきますので、よろしくです!
12/14/2022(Wed)
"IBL -MASAJI THE GREAT 2022、 ボトル発売です!

IBL -MASAJI THE GREAT 2022、 ボトルも発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
今回は1バッチ分です。
昨日発売の樽生も、残りわずかですがまだ販売中です。
限定ビールのリリースが続き、HPでもいろいろお試しいただけます。
同じ Cold IPA 同士、India Miyama Lager との飲み比べなんかも面白いかもです。
どうぞよろしくお願いします。
12/13/2022(Tue)
IBL -MASAJI THE GREAT 2022、 樽生から発売開始です!

箕面ビールの先代大下社長を追悼して毎年仕込む大事なビール、今年はこれです。
一昨年まで、ずっと W-IBA をつくってて、昨年はじめてセゾンイーストでつくった W-IBS に。
コンセプトは、
"箕面ビールといえば、スタウト、インペリアルスタウトの黒い二種、そしてW-IPAの印象が強烈。なら、両方いっぺんにつくっちゃえ、ってことでつくった黒いW-IPA。「格好よくて強面で、一見ちょっと近寄りがたい。でも、話してみると、その人柄にいっぺんに魅了されちゃう。」そんな先代大下社長のイメージそのままの男前なビール。"
ということでした。
昨年も、「W-IBSが好き!」「やっぱりW-IBA の方がいい」といろんなお声をいただいたのですが、今年は、さらに遊びたくなって、のどちらでもなく、ラガー酵母で挑戦してみちゃいました。
W-IBA や W-IBS を期待されていたみなさん、ごめんなさい。
6%、IBU22。
ですから、もはや "W" とも名乗れません。
実は、India Miyama Lager で挑戦した Cold IPA の 黒い版 です。
そんなスタイルがあるのかわかりませんが、まあ、Cold IBA ってとこでしょうか。
自家栽培の酒米 "美山錦” をつかい、ラガー酵母で仕上げました。
箕面ビールには、美味しいピルスナーも、IPAもあるし、やっぱり黒が得意なのは間違い無いので、こんな遊びも笑って許してくれるんじゃないかなと。
IBL は、India Black Lager の略のつもりだったのですが、仕上がりはむしろダークブラウン。
「黒じゃないじゃん」と気になる方は、India Brown Lager の略だと思ってください。
計算上の IBU は低いですが、三種のホップ (Mosaic、Strata、Cascade) を、最近のうちの IPA たちに負けないくらいにたっぷり。
色から連想するよりも、ローストの印象はかなり弱め。
ブラッドオレンジとかみたいな柑橘の香りが支配的です。
ラガー酵母をつかうことで、通常の IPA よりも、よりキリッとクリーンな印象。
そこに、ちょっと甘やかな印象と、黒い感じの味わいは感じるのですが、キリッとドライな飲み口。
ラガーといっても、「ラガー的」なものとは、明らかに違って、キリッとドライな 濃色の IPA です。
ダークな色から想像するよりも、幅広い食事とあわせていただけるんじゃ無いかなと思います。
12/15(木) が、先代大下社長の命日。
今年は、あれからちょうど10年の節目。
10年かあ。
いろんなことを考えますね。
1バッチ分限定です。
まずは樽生から発売開始。
ボトルの方は、もう少しだけお待ちください。
今年も、有志各社から、いろんなマサジビールがでるようです。
飲みくらべも楽しみ。
今年も、あの素敵な社長を思い出して、一緒に乾杯しましょう!
12/08/2022(Thu)
ドイツからの助っ人

今週は、ドイツからこの人が。
ROLEC の Nico。
工場のいろんなところを見にきてくれました。
コロナでずっとリモートでの対応。
ROLEC のみんなは、最高に反応がいいので助かっているのですが、やはり直接あって、現場をみてもらうのって、すごく大事です。
あれこれ対策してもらったり、スペアパーツも含めて必要な部品を一緒にリストアップしたり。
仕込みをしながら、プログラムの改善点や新しいアイディアも。
それにしても、見た目よりもはるかにきめ細かい。
やっぱり、ドイツの人たちはすごいです。
11/30/2022(Wed)
PIZZA PORT BREWING x 志賀高原 / ONE IN A THOUSAND、ボトルも発売です!

PIZZA PORT BREWING x 志賀高原 / ONE IN A THOUSAND、ボトルも発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
たっぷり2バッチ分です。
昨日発売の樽生も、大好評販売中。
PIZZA PORT、人気あるなあ。
どうぞよろしくお願いします。
11/29/2022(Tue)
PIZZA PORT BREWING x 志賀高原 / ONE IN A THOUSAND、樽生から発売です!

PIZZA PORT BREWING x 志賀高原 / ONE IN A THOUSAND、樽生から発売です!
アメリカ・サンディエゴの大人気ブルーパブ PIZZA PORT とのコラボ第二弾は、ぼくらにとって、記念すべき新工場の1000回目と1001回目の仕込み。
今回は、お互いの原点でもあるウエストコーストIPAに、"今" の気分で再挑戦してみました。
6.0%。
IBUは、ぼくらのいつもの計算だと15になるのですが、つかったホップの量は、志賀高原ビール史上最大です。
オーツと米をちょっとつかった明るいブロンド。
ヘイジーではありません。
アメリカとNZの4品種を大量につかいました。
そのホップのつかい方も、いつものぼくらとはちょっと違う感じ。
ピンクグレープフルーツのような柑橘感に、パイナップルやピーチのようなトロピカルなニュアンスが加わった圧倒的なホップ感。
ドライなのですが、スッと消えるような味わいで、ゴクゴク飲めるやつ。
たぶん、「志賀高原にしては苦くない」って、いわれるんだろうなあ。
こういうのが好きな人が多いのは知っているのですが、あえてぼくらがやってこなかった感じ。
つまり、かなり今時な味わいです。
最初、West Coast IPA にしようと思った時には、わりとオールドスクールなやつをイメージしていたんですが、結果的にこうなった経緯は、昨日の記事をご参照ください。
やっぱり、これはこれでいいですね。
たっぷり2バッチ分。
かなりのホップをつかったので、価格は、1t IPA なんかと同じです。
ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。
どうぞよろしくお願いします。
11/28/2022(Mon)
千に一つ

というわけで、これが PIZZA PORT との二度目のコラボ。
何度も書きましたが、7年前にできた新工場での最初の仕込みが、PIZZA PORT とのコラボ So Sexy Brown。
そして、マイクから「日本に行くんだけど、コラボできない?」との連絡によって出来たのが、新工場での 1000回目 & 1001 回目の仕込みとなったこいつ。
なんたる縁!
縁を喜ぶぼくらとしては、最高にうれしいのです。
スタイルは、West Coast IPA。
昨日も書いた通り、コラボの時はできるだけ相手のいいところを出してほしいと思ってます。
だから、ウェストコースト IPA という、お互いにとって「ど真ん中」のスタイルをつくるにあたって、マイクの提案を待ちました。
すぐに届いたレシピをみて、思わず、
「マイク、これ Hazy IPA じゃないよね?」
って、聞いちゃったのは本当のはなし。
仕込み中いろいろ話しながら、アメリカのクラフトビールシーンの変化を実感しました。
しばらく行ってないのですが、サンディエゴは、人口138万人に対して、150以上ものブルワリーがあるという、相変わらずのビールの街。
そんなサンディエゴでも、昔のビッグネームが買収されたり、つぶれたりして、人気のブルワリーも、流行りのビールのスタイルも大きくかわったようです。
数が増えることによる競争や、コロナの影響、人々の嗜好の変化といったいろんなことが影響したみたい。
今回、マイクが何度も口にした単語が "relevant"。
「関連する」っていう意味なのですが、最初のうちはなんだか、ピンとこなかった。
でも、話をしているうちに、"stay relevant" っていうのが、「"今”でありつづける」みたいな意味だということがわかりました。「時代の空気」と関連してる的な。
彼がヘッドブルワーを務め続けている、PIZZA PORT の カールスバッドは、歴史でも規模でも人気でも、全米最大級の人気ブルーパブなのですが、そんな彼らも、"relevant" でいることが、今でも人気を保つ秘訣みたいなのです。
というわけで、今回のやつは、Hazy じゃないけど、今の West Coast 的に "relevant" なやつ。
いろいろ勉強にもなりました。
ONE IN A THOUSAND
ぼくらにとって、千に一つの、大事な IPA。
みなさんにとっても、そうだったらいいなあ。
11/27/2022(Sun)
PIZZA PORT x 志賀高原 二度目のコラボは、今どきな「ど真ん中」。

今回の PIZZA PORT との2回目のコラボが決まって、なにをつくるかは、すぐに決まりました、
新工場の1000仕込目だし、やっぱりお互いのど真ん中のやつをやろうと。

仕込み前日は、マイクのもってきてくれたビールと、自分たちのを飲みながら、レシピの細部を詰めます。
ぼくらは、コラボの際には、できるだけ自分たちだけじゃやらないことを取り入れたいので、まずはマイクの提案をベースにすることにしました。
結果、お互いの「ど真ん中」のスタイルとはいえ、たぶん7年前につくったであろうやつとは全然違う感じ。
いやあ、コラボって楽しいね。
11/18/2022(Fri)
最愛の相棒、そしてみなさんに大感謝なのです!

写真は、2000回の仕込みのうちの1800回くらいをともにした、最愛の相棒。
うちに加わったのは2008年。
振り返ってみたら、それまでは、「そんなに仕込めてなかったんだなあ」と、驚きもします。
そこから急激に忙しくなったりして、新工場へ。
コロナとかいろいろあって、今に至ります。
一緒に、いっぱい苦労しました。
やっぱり、こうして仲間に支えられなきゃ無理でした。
このブログでは、ずっと「元BUAISO君」で通してきましたが、もはや圧倒的にうちの方が長いので、そろそろ呼び名を変えなきゃね。
彼のいいところはたくさんあるのですが、一番は、どんな時でも、ぼくの顔とかをうかがうことなく、思ったことを言ってくれること。
だから、一緒にテイスティングをしていて、一番信頼できるのです。
これって、簡単そうでなかなか出来ない。
ついつい、あわせちゃったり、影響されちゃったりするもんなのです。
飲食店経営の経験とか、ワインとかも含めて、食と酒を楽しんできた幅広さと深い知識。
それ以上に、やっぱり自分の思うところを、いつも自信持って言えるっていうことは、持って生まれた才能なのかも、
テイスティングではないのですが、今日も、新作のラベルの件で、独自の意見を突如展開。
実は、「もういまさら間に合わない」的なタイミングだったのですが、そんなのおかまいなし。
でも、すごくいい意見だったので、予定を最初からやり直すことになりました。
いいものをつくるには、やっぱりこういうの大事です。
そんな仲間たちにささえられて、2000回を超えられたことに大感謝!
それにもまして、やっぱり、ぼくらのビールを飲んでいただける皆様のおかげで、ここまでこれてます。
いっくらつくりたいものがあっても、飲んでもらえなきゃタンクもあかないし、なにより商売として成立しない。
たくさんのひとのおかげだと、あらためて痛感してます。
みなさん、これからも、どうぞよろしくお願いします。