カテゴリ:縁喜
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03/11/2023(Sat)
いまさらながら

出来た酒を、最高の状態で飲んでもらう。
基本中の基本なのですが、いままでのぼくらは甘かったんだと、いまさらながら大反省してます。
新兵器を導入し、みんなでそれを最大限活かすよう四苦八苦。
当たり前のことを、つきつめることで、本当に変わるんだなと、すごく感じてます。
03/07/2023(Tue)
試行錯誤の「玉村流」

今日はいい日でした。
今年から始めてる新たな取り組み。
なかなかペースが掴めずに、ここしばらくいらいらしたり。
でも、今日はチームワークがばっちり。
当初、あと何日もかかるっていってた仕事が、あっという間に終了。
ここ数年で新しい人もたくさん入ったし、コロナもあって「実戦」も減りました。
「昭和な仕事の仕方」を変えなきゃと、結構、遠慮もしてました。
結果として、いい部分は、想像以上にたくさんあります。
一人一人の個性を活かしたり、個々のプライベートな時間をしっかり確保したり。
でも、なんだか知らず知らすのうちに「玉村らしさ」のいい点も、ちょっと薄まってたのかもと今回感じました。
「いいものをつくる」っていう目標のために、妥協をしないでみんなで集中する。
そんなことが出来た日。
やり終えたみんなは、達成感を感じてくれたんじゃないかな。
思ってた限界は、まだまだ全然限界じゃなかったと若者たちが感じてくれたらうれしいな。
みんなで頑張ることで、結果的に、みんなの自由になる時間も出来たし、これから「いいものをつくる」をもっと効率よく追求できるはず。
昭和の人間も、謙虚でなきゃいけなけれど、同時に、あんまり遠慮しすぎちゃいけないと感じました。
03/06/2023(Mon)
遅ればせながら

実は、つくり酒屋の八代目です。
もちろん、酒は大事なのですが、家業に戻ってからずっと自分で始めたビールでいっぱいいっぱいでした。
でも、今さらいうまでもなく、日本酒は祖業だし、とても大事。
だから、本当に遅ればせながらではあるのですが関わりを強めてます。
少しずつ、教えてもらいながら。
ここに来て突如、だいぶみんなに面倒くさがられています。
なにかが大きく変わるタイミング。
少しでも役に立てればいいなと思っているのですが、本気を出すとパワハラ気味になりそうで心配です。
02/22/2023(Wed)
calm down

タンクで静かに発酵する、うちの米の酒。
写真じゃ伝わらないと思いますが、静かにぷくぷくいってる様子は、ずっとみてられる感じ。。
癒しってやつですか。
昨日はお騒がせしました。
一晩寝て、みんなであれこれやっているうちに、解決策らしきものを発見。
まだ、ちょっと怖いですが、とりあえず明日1本仕込んでみることになりました。
気を落ち着けて、取り組む所存です。
12/26/2022(Mon)
へんなこだわり

新しい杉玉ができました。
今年の新酒ができたってことです。
今年のはなんだかちょっと大きくて、重いです。

みんなが忙しくてバタバタな年末。
こういう時に限って、マーフィーの法則的に一人戦線離脱。
だから、杉玉づくりも例年以上に大変でした。
実は、業務用の杉玉、買うことはできます。
その方が圧倒的に楽だし、もしかしたらきれいだし。
でも、そうしないのがぼくらのこだわり。
山に杉の葉をとりにいくとこからやってます。
出来栄えの良し悪しを、みんなでああだこうだいうのも楽しみのうち。
このこだわりが全部につながると思ってます。
12/10/2022(Sat)
スロースタート

酒の仕込み、はじまったばかりのタイミングで機材にトラブルが発生。
やむなく先週は、瓶詰めとか、仕込み以外の作業をすることに。
なんとか修理を終えて、今週からまた通常通りに戻りました。
ちょっと出遅れちゃいましたが、ここからが本番。
今年は、小さな挑戦をあれこれしているので、楽しみです。
11/07/2022(Mon)
成績表

今日は成績の話が二つ。
一つは、今年の自家栽培米が、等級検査ですべて無事「一等米」となりました。
まったく農薬をつかわず、ビールの麦芽粕でつくった自家製堆肥を主とした有機肥料のみを最低限つかってつくる自然なこめづくり。
なかなか楽ではないのですが、苗づくりや、水の管理などなど、いろいろ工夫をして努力した成果です。
まずは、ご苦労さま!
そして、この写真の、若き日のカールおじさんみたいな男ですが、二年に渡って受けていた、長野県の酒造りの技能士養成講座の卒業試験の結果を持ってきました。
結果は、参加者でただ一人の100点満点。
がんばりました。
いずれも、それだけでいい酒ができるのかとは別の話ですが、まずは大きな一歩。
この先も期待してます。
03/21/2022(Mon)
まだまだ現役

酒蔵には、年代物だけどいまだ現役な道具がいろいろ。
ぼくより年上なんてのも、珍しくなかったりします。
このポンプは、さすがにそこまでではないのですが、今年も一冬頑張ってくれました。
でも、調子がわるくなっていたのでみてもらったら、ベアリングの交換だけで治るとのこと。
いつもお世話になっている醸造設備屋さんが次に来るときに自分で直してくれることに。
これからも、大事につかわないとね。
02/17/2022(Thu)
新生「五年酒」発売です!

というわけで、
新生「五年酒」発売です!
実は、この五年酒、5年以上の熟成を重ねた秘蔵の酒をリリースしていく縁喜のシリーズにしていこうと思っています。
だから、表のラベルは一緒なのですが、中身は徐々に違うものになっていく予定。
詳細なスペックは、裏のラベルをご参照ください。

その、シリーズ第一弾となる今回ですが、2014年(2013醸造年度)の酒。
自家栽培の美山錦を100% 使用し65%精米の純米酒です。
ですから、名前は「五年酒」ですが、実際は7年間、一升瓶で熟成をした特別なやつです。
原酒ですからアルコール分は、17度越え。
熟成酒らしく、黄色がかった色あい。
熟成からくる香りはしっかりとありますが、決して強すぎない印象。
歳を経て丸みをました飲み口ですが、きれいな酸と相まって、軽やか。
長期熟成酒というとデザートとかと合わせたいような酒をイメージされる方も多いのかと思いますが、これが十分食中酒としてお楽しみいただける感じ。
これも、瓶熟成で参加の度合いが緩やかだからこそなのかなと感じます。
常温でも、軽く燗をしてもいいのではと思います。
魚の煮付け、ホッケのようなやや脂を感じる魚、豚の角煮なんて感じかな。
ブリとか、昆布締めの刺身、焼き鳥などなども。
昨日紹介したように、当初は西暦2000年記念に発売した五年酒。
その時の箱がなかなかよかったので、今回もそれに入ってのお届けです。
限定500本。
どうぞよろしくお願いします。
02/16/2022(Wed)
「五年酒」ふたたび

長年にわたった「自分探し」の末、ぼくがとうとう家業を継ぐ決意をして、玉村本店に入社したのは2003年の終わり近く。
右の酒は、その3年前に出てたやつです。
2000年に発売された、熟成古酒「五年酒」。
なかなかの人気商品でした。
そこから、もう20年以上なわけです。
木樽熟成の 山伏 とか、THE FAR EAST とか、熟成した酒の魅力ってありますよね。
てなわけで、超久しぶりに、縁喜の方も、熟成酒の可能性を追求してみることに。
というわけで、まずは、新生「五年酒」からの再スタートです。