カテゴリ:縁喜 / NEW ENGI
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12/08/2023(Fri)
NEW ENGI の手応え

NEW ENGI は、ぼくらにとって、今年、いや、ここ数年で最大のプロジェクトでした。
個人的には、19年前に志賀高原ビールをはじめて出した時に近いくらい緊張してました。
まだまだこれからではあるのですが、おかげさまでかなりいいスタートが切れたと思ってます。
前にも書きましたが、初年度から100点ではないと思ってます。
というか、100点なんて取れるもんじゃないとも思ってます。
でも、スタートが悪かったら、たぶん絶対駄目。
そういう意味では、ものすごく手応えを感じてます。
機会があれば、どうぞお試しください。
11/22/2023(Wed)
NEW ENGI、Web 販売開始!まさかの送料無料キャンペーンも!!

NEW ENGI、Web 販売も開始です!
山恵錦 純米⑤ 720ml
山恵錦 純米⑤ 無濾過生酒 720ml
山恵錦 純米⑤ 1800ml
山恵錦 純米⑥ 720ml
山恵錦 純米⑥ 無濾過生酒 720ml
山恵錦 純米⑥ 1800ml
金紋錦 純米⑤ 720ml
金紋錦 純米⑤ 無濾過生原酒 720ml
金紋錦 純米⑤ 1800ml
金紋錦 純米⑥ 720ml
金紋錦 純米⑥ 無濾過生酒 720ml
金紋錦 純米⑥ 1800ml
そして、なんと!
NEW ENGI、「長野県のお酒送料無料キャンペーンの対象商品」ということで、Web限定で NEW ENGI 全品送料無料です!
長野県のキャンペーンなのですが、NEW ENGI のためのキャンペーンみたいなばっちりなタイミング。
そして、今回のキャンペーンですが、
NEW ENGI を含むご注文であれば、ビールも送料無料に!
縁㐂・志賀高原ビール・山伏・グッズなどとあわせてご注文の方は、【newengi_2023】のショップクーポンをお支払い方法選択時にご入力いただくことで、送料無料となります。
NEW ENGI と同梱可能な範囲が対象ですので、2個口以上になる場合は NEW ENGI を含む1梱包分のみが送料無料となります。(1梱包の目安は、720ml 12本、または 1800ml 6本、720ml 6本と志賀高原ビール24本などです。)
12月28日までの期間限定です。
志賀高原ビール・山伏のファンのみなさんに、NEW ENGI を気に入ってもらえたら最高にうれしいです。
この機会に、是非お試しください!
11/21/2023(Tue)
NEW ENGI、業務店様向けより販売開始です!

NEW ENGI、業務店様向けより販売開始です!
写真左より、
山恵錦 純米⑤
金紋錦 純米⑤
山恵錦 純米⑥
金紋錦 純米⑥
首ラベルは、無濾過生酒・生原酒を表します。
価格、送料に関しましては、ご注文の際にお問い合わせください。
送料の扱いは、山伏シリーズと同様で、混載も対応可能です。
クール便でのお届けとなります。

酒米は、山恵(さんけい)錦と金紋錦の2種類。
いずれも、蔵人たち自らが、一切の農薬をつかわず、自家製堆肥を主とした有機肥料のみを最低限に抑えた自然な農法でつくりました。
水引のモチーフは、「縁喜」にちなんで、縁起物ということで。
実は、⑤は五角形、⑥は六角形になってます。
その下の21の穴は、縁喜の「喜」を「㐂」と、七の字を3つで表すことから、横一列でも、横に3分割した各ブロックでも、7つずつ空いてます。
この、穴あけ、なかなか大変でした。
まあ、両方で縁㐂 をあらわすということです。
もちろん、タナカノリユキさんのデザイン。
山恵錦は、長野県生まれの比較的新しい米。
この米がどうやらぼくらと相性がいいみたい。
味わいとキレのよさが両立した、とてもいい米だと思ってます。

金の水引の方は、金紋錦。
山田錦を親に持つ、こちらも長野県の酒米。
味に幅のある、力強い酒米。
今回の NEW ENGI では、⑤は55%、⑥は65%の精米歩合を表します。
⑤の方は、従来でしたら純米吟醸と呼んでいたところですが、「米は削れば削っただけいい」というよりも、それぞれによさがあるということで、あえて「吟醸」という言葉はつかわないことにしました。

左から、
山恵錦 純米⑤ 720ml
山恵錦 純米⑤ 無濾過生酒 720ml
山恵錦 純米⑤ 1800ml
(いずれも、明日予定している Web 販売の開始までは、「売り切れ」表示となっていますが、ご理解ください。)
青りんご、かたい桃、梨などの甘すぎない果実のような吟醸香がありながら、お米の甘味がしっかりと感じられます。
玉村本店が自家栽培した山恵錦ならではの”濃厚さ”を感じますが、後味はさっとキレています。

同じく左から、
山恵錦 純米⑥ 720ml
山恵錦 純米⑥ 無濾過生酒 720ml
山恵錦 純米⑥ 1800ml
マスカットなんかを連想させる香りがあり、さわやかな辛口です。
2022BYの造りの中でも、ひときわキレた一本でした。
天ぷらや漬物など、幅広い食事と一緒にさらっとたのしめる、食中酒として、毎日飲みたくなるタイプです。
お燗もおすすめです。

そして、
金紋錦 純米⑤ 720ml
金紋錦 純米⑤ 無濾過生原酒 720ml
金紋錦 純米⑤ 1800ml
口に含むと吟醸の香りとともに、豊かな米の味わいと、やわらかな、でもしっかりとした酸味。
後味はすっきりとした辛口です。
雑味が少なく、バランスのとれたタイプで、お刺身や出汁の効いた上品な和食なんかにバッチリなのではと。
この金紋錦⑤のみ、生酒版は、加水をしない生原酒となります。

そして、
金紋錦 純米⑥ 720ml
金紋錦 純米⑥ 無濾過生酒 720ml
金紋錦 純米⑥ 1800ml
米のうまみが強く感じられますが、苦み・渋み・酸味が味わいを引き締めてくれます。
複雑さのある味わいは、魚の煮つけや豚の角煮など、濃いめの味の料理にあわせるのがおすすめ。
常温・燗でも魅力が光る一本。
熟成させても楽しめるタイプです。
というわけで、思い入れが強すぎて大変長くなってしまいました。
昨日も書きましたが、まだこれが NEW ENGI の第一歩。
もちろん100点満点ではありませんが、ここ数年取り組んできたことがやっと形になりました。
お飲みいただき、ご意見いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
11/20/2023(Mon)
NEW ENGI、いよいよ発売です!

さあ、ぼくら渾身の日本酒の新シリーズ、
NEW ENGI、明日業務用より発売開始です!
蔵人たち自らが、一切の農薬をつかわず、自家製堆肥を主とした有機肥料のみを最低限に抑えた自然な農法でつくった米だけをつかった酒です。
初年度のラインアップは、金紋錦と山恵錦をそれぞれ55%と65%に精米した4種類からのスタートです。
もちろん、全てが純米酒です。それぞれに、数量限定で無濾過の生酒版があります。
生酒以外は、いずれもしぼってすぐに瓶詰めをして瓶燗火入れをして、低温貯蔵をした商品です。「瓶燗火入れ」とは、しぼった酒を、冷たいまま瓶詰めをして熱処理をして急冷する方法で、酒が外気に触れないことから香りが飛ばないとともに、品質の変化を最小限におさえることが可能となります。結果的に、詰品質は、劇的に向上したと思っています。
香りや甘みよりも、「食中酒」として、米の力強さを感じるものを目指しています。限りなく自然な米づくりによる低タンパクの影響もあってか、味わいはクリーンでキレイな仕上がり。発売前に試飲していただいている方々の評判も上々です。
もしかしたらキレイすぎるかもしれないくらいなので、より低精白な酒も今後考えていこうかなと。「香り」は最優先ではないと書きましたが、特徴的な印象も。もしかしたら栽培方法由来の香りである可能性もあり、その辺りは今後の研究課題です。
いずれにしても、まだ一年目。これからやりたいことだらけですし、まだまだ進化が必要だと思っています。
そんな新しい縁喜の挑戦、最初からおつきあいいただければうれしいです。
どうぞよろしくお願いします!
11/18/2023(Sat)
今シーズンの新兵器

日本酒の方の設備投資、トラクターからはじめましたが、もちろん仕込み設備にも。
今年は、新しい甑(こしき)と、その関連の投資をすることにしました。
甑とは、まあ酒米を蒸すための桶です。

他にもちょっとずつ変えているのですが、あんまり急にいろんなものを導入して、いままでの酒づくりに新しい変数が加わりすぎるのもいけないかなと思いながら、徐々にやってます。

でも、すでになんだか麹の出来に手応えを感じているみたい。
成果が楽しみです。
11/17/2023(Fri)
NEW ENGI!

ずっと準備してきた、新しい酒です!
NEW ENGI
ニューエンギ
創業1805年の玉村本店。日本酒づくりが祖業です。
ここ100年以上は、縁喜の銘柄で酒をつくってきました。
いま、この長野の山の中で、蔵人たちが真剣に米をつくっています。
できるだけ自然なやりかたで。
その米が酒になりはじめました。
米で酒がこんなにちがうんだなと、やっと実感。
だから、
そんな、ぼくらの米でつくった酒を、ニューエンギと呼ぶことにしました。
過去の伝統を捨てるつもりはもちろんありません。
でも、あえて「ニュー」といえるくらいにあたらしいものができるんだと思って、
米と水だけの酒です。
来週、いよいよリリース予定。
何卒よろしくお願いします。
11/11/2023(Sat)
一番の勉強

酒(ビールももちろん)をつくるうえで一番勉強になるのは、いろんなのを飲むことかなと思います。
本当に自分たちがつくりたいものが何なのかを整理したり、もしかしたらまだないけど実現したいものをイメージしたり。
さらに、つくるみんなのイメージを共有したり。
この日の試飲は来年の酒のため。
すごくよかったな。
03/11/2023(Sat)
いまさらながら

出来た酒を、最高の状態で飲んでもらう。
基本中の基本なのですが、いままでのぼくらは甘かったんだと、いまさらながら大反省してます。
新兵器を導入し、みんなでそれを最大限活かすよう四苦八苦。
当たり前のことを、つきつめることで、本当に変わるんだなと、すごく感じてます。
03/07/2023(Tue)
試行錯誤の「玉村流」

今日はいい日でした。
今年から始めてる新たな取り組み。
なかなかペースが掴めずに、ここしばらくいらいらしたり。
でも、今日はチームワークがばっちり。
当初、あと何日もかかるっていってた仕事が、あっという間に終了。
ここ数年で新しい人もたくさん入ったし、コロナもあって「実戦」も減りました。
「昭和な仕事の仕方」を変えなきゃと、結構、遠慮もしてました。
結果として、いい部分は、想像以上にたくさんあります。
一人一人の個性を活かしたり、個々のプライベートな時間をしっかり確保したり。
でも、なんだか知らず知らすのうちに「玉村らしさ」のいい点も、ちょっと薄まってたのかもと今回感じました。
「いいものをつくる」っていう目標のために、妥協をしないでみんなで集中する。
そんなことが出来た日。
やり終えたみんなは、達成感を感じてくれたんじゃないかな。
思ってた限界は、まだまだ全然限界じゃなかったと若者たちが感じてくれたらうれしいな。
みんなで頑張ることで、結果的に、みんなの自由になる時間も出来たし、これから「いいものをつくる」をもっと効率よく追求できるはず。
昭和の人間も、謙虚でなきゃいけなけれど、同時に、あんまり遠慮しすぎちゃいけないと感じました。
03/06/2023(Mon)
遅ればせながら

実は、つくり酒屋の八代目です。
もちろん、酒は大事なのですが、家業に戻ってからずっと自分で始めたビールでいっぱいいっぱいでした。
でも、今さらいうまでもなく、日本酒は祖業だし、とても大事。
だから、本当に遅ればせながらではあるのですが関わりを強めてます。
少しずつ、教えてもらいながら。
ここに来て突如、だいぶみんなに面倒くさがられています。
なにかが大きく変わるタイミング。
少しでも役に立てればいいなと思っているのですが、本気を出すとパワハラ気味になりそうで心配です。