05/27/2007(Sun)
ホップづくりの先生

ビール醸造を開始し、1年が経った一昨年の終わり頃から「ホップを作る」という思いを、そろそろ現実のものにしたいと考えました。
苗の入手に関しては、当初海外からの輸入など、いろいろ調べたのですが、なかなかうまくいきません。ところが酒米や堆肥づくりでお世話になっていた、農業普及員の方のアドバイスで、岩手から取り寄せることが出来ることになりました。
次は、どうつくるかです。「灯台下暗し」といいますが、答えはすぐ近くにありました。玉村本店の酒造りを、冬の間、過去二十年にもわたり支えてくれている佐藤勇三さんが、以前、三十年もの間、自分でホップを栽培していたのです。勇三さんは、その後アスパラ等に転作し、農林大臣賞をとるなど、まさに農業のプロ中のプロです。
ホップづくりができるようになるまでの過程では、本当にたくさんの人たちに助けられることになりました。ビール事業を始めるまでもそうでしたが、やはり、「人」との出会いや、関わりの大切さを痛感しました。
現在発売中の「月刊PLAYBOY 7月号」で、「藤原ヒロユキ氏おすすめ地ビール12本」のうちの1本として、志賀高原ペールエールが掲載されています。機会があれば、ご覧になってみてください。
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