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04 | 2008/05 | 06

空模様


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「半分農家」と書きましたが、この時期天気は気になります。

米やホップの成長への影響もそうなんですが、より直接的には、仕事の予定が天気によって大きく左右されるのです。

比較的雨が少ない場所なもので、天気予報が「雨」でも、結構平気で作業できちゃったりすることも多いので救われますが。
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そ、そ、そういう意味では...


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今日は、ずっと気になっていた日比谷で開催中のオクトーバーフェスト2008へ。

ちょっと肌寒い平日の昼間でしたが、大好きな富士桜さんのビールを目当てに日比谷公園に。こんな日に、きっといないだろうなと思っていた天通さんにも会えて、嬉しかったわけです。

いつものヴァイツェンはもちろん、限定のメルツェン、デュンケルヴァイツェンとどれも文句なしの旨さ。さすがです。

平日のこんな時間だし、人に会うこともないだろうと思っていたのに、予想以上にいろんな方々にお会いできたのも大収穫。

せっかくですし、次は、楽しみにしていた、ドイツビールを飲みます。ここは、ビールづくりを始める前に、何度も飲んだ尊敬する有名な銘柄です。

ところが、変なのです。樽の保管の問題なのか違和感を感じます。ぼくの舌がおかしいのかなと思い、そこであった知り合いの方々にも飲んでもらったのですが、同意見。

これでは、とても飲みきれません。でも捨てるのは忍びないですし、できれば(本来美味しいビールをつくる本国の)ブルワーに、状況が伝わればと思い、ビールがだいぶ残ったまま返却することに。(このイベントでは、グラスにデポジットをとっているので、返却時に1000円が返ってきます。)

たっぷり入ったビールを返すのを、申し訳なく思いながら、

「すみません、ちょっとコンディションが...」

といって返しました。

「えっ、すみません」みたいな反応を予想していたのですが、その場の若くて感じのいい男性は、明るく:

「そうですよね、寒いし、ビールって感じじゃないですよね」

「...」

仕方なく退散しました。

せっかくの素敵なイベントで、期待していたおいしいはずのビールでしたので、本当に残念でした。

でも、これは例外、いろんなビールを素敵な環境で飲めるこのイベント。夕方には、どんどん人も増えてきました。今週末で終わっちゃいます。

美味しいビール(特にあそこ)を飲みに、是非いってみて下さい!
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隣の畑


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ホップ畑に歩いていく時、お隣のリンゴ畑を(お願いして)通らせていただいています。

いつも、自分たちのホップの成長の早さに驚いているのですが、何気なくみているリンゴの変化も、結構気になるようになってきました。

写真は、GW明け。桜じゃないですが、一面白いリンゴの花。

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ちょっと前の写真だと思っていたのですが、これまた今では随分様子が変わっているわけです。

時々書きますね。(興味持ってもらえるかわかりませんが、自分が気になるもので...)
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半分農家


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今日の玉村本店。

田植え開始、ホップの剪定、ビールの仕込みと樽詰め、志賀高原ワインの次期ヴィンテージのサンプルの試飲と選定、月末の集金と毎日の配達、発送。

少ない人数で、いろんな仕事を掛け持ちして助け合いながらこなすのですが、この時期、半分は農業です。

写真は、通称「横道の倉庫」。ご覧の通りのぼろぼろな建物ですが、農機具なんかがしまってある、玉村本店の「夏の基地」です。

それにしても、この時期の自然の色ってすごい鮮やかだと、つくづく感じます。
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邪魔してばかり。


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先日、赤坂で開催された「長野の酒メッセ in Tokyo」が終わったあと、参加した玉村本店のメンバー3人で、日頃お世話になっているお店に、遅ればせながらお邪魔してきました。

一件目は、銀座の「Buldog(ブルドッグ)」さん。

平日にも関わらず、ゆったりした店内はとてもにぎわっていました。充実したゲストビールを、各自注文。ずっと立ちっぱなしだった僕らには、食事が充実しているのも嬉しかったです。

写真は店長の黒田さん。次々と入るオーダーで本当にお忙しそうなのに、気さくにいろいろお話していただき、ありがとうございました。ビールに詳しいお客さまももちろんですが、このお店がきっかけでビールに興味を持つ方が多いとのことです。すごく納得すると同時に、嬉しくなってしまいました。

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(ぼけぼけですが、クリックで大きくなります。)

Buldogで、偶然お会いしたのが、ハーヴェストムーンのブルワー、園田さんと桜井さんコンビ。いっしょにいた同僚が、ちょうど「グレープフルーツエール」を気に入って飲んでいたところに、隣の席に。

世界中を旅して、多分日本のブルワーの中でも、最もいろんなビールを(それも現地で)飲んで来た二人です。また、悪い癖で、邪魔だと思いながらも、ついいろいろ聞いてしました。

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その後、「3人でいくなら、電話しといた方がいいかも。私が電話してあげる。」と、園田さんに予約をしてもらっちゃって、向かったのが、八重洲のBACCHUSさん。以前うかがった巣鴨のO'CONNELLLさんの姉妹店。

隠れ家のようなお店の中は、こちらもたくさんのお客さんで、とてもにいい雰囲気です。カウンターの中の三浦さんは、本当にてきぱきとした見事な仕事ぶり。こちらも、ゲストビールが充実。つまみのセンスもすばらしく、本当に楽しめました。お忙しいのに、相手をしていただいちゃって、申しわけなく思っています。

いつも思うのですが、やはり、こういう素敵なお店があって、ビールと出会う方も増えていくのだという、当たり前のことを、改めて感じるわけです。

どちらも本当に、いいお店です。みなさんも、是非どうぞ!
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(もしかしたら)大発見 !? そして、大いなる野望。


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今日の話はすごい(かも)。内緒にしとこうかと思いましたが、興奮して書いちゃいます。


先日のこと。仕込みが終わり、釜の片付けをしていると、轟君が、

「これいったいなんでしょう?」といいます。

見てみると、ホップ粕のなかに、見慣れない粒のようなものがたくさんあります。変なものが混入しちゃったのかと、心配になりながらいろいろ調べてみると、同様の「粒」が、つかったホップの鞠花の中からでてきました。

そう、どうも種みたいです。

以前も書きましたが、ホップは雄株と雌株が別々で、ビールの醸造に使うホップはすべて雌株です。当然、変な品種が混じったりしないように、ホップ畑は通常雄株を近づけないはずなのですが、どうもこれは、受粉しちゃったみたいです。

翌日、さっそく、どのホップに種があるかさがしてみたところ、ありました。一つの品種に種が見つかりました。

実は、僕らはいつか自分たちだけのホップを育ててみたいと思っています。本当にここだけしか出来ないビールをつくってみたいんです。そのためには、雄株が必要なのですが、海外に問い合わせたりしても、交配用の雄株は、厳重に管理されていて入手するのが難しいとのことです。

そこで、この種です。

僕らが主力で使っているアメリカ産ホップのうちのひとつ。もし、これがちゃんと育って、そのなかに雄株があって、それを今育てている信州早生と交配して、いいホップができたら?

まあ、あまりに仮定の話が多すぎですし、そもそも何年かかるかわからないような話ですから、実現の可能性は相当低いですが、すごくわくわくしています。

とりあえず蒔いてみました。芽が出たら、それだけでも大喜びなのですが、さてどうなることやら。

はい。バカですね、相変わらず。

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金賞受賞!


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先日発表された、今年(平成19年酒造年度)の全国新酒鑑評会で、玉村本店の「縁喜」が金賞を受賞しました。

前回の金賞から、しばらく間があきましたし、なにより今回は、鑑評会定番の山田錦ではなく、木島平村産の金紋錦をつかっての初めての受賞なので、素直に嬉しいです。

やはり、山田錦ってすごい米だと思いますが、この地だからこそできる酒で挑戦したい。そう思って、前回の受賞以来、自家栽培の美山錦、金紋錦と、地元の米にこだわってきました。ここ数年入賞どまりでしたが、やっと結果がでて、よかったです。

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クリックでちょっと大きくなります。)

もう一つ書いておきたいこと。

高精白の大吟醸を新酒の段階で比較するこの鑑評会。もちろん、高い技術が要求されるのですが、だからといってここで評価される酒だけが、「いい酒」というわけじゃありません。

玉村本店は、創業以来二百年以上、鑑評会とは無縁の「普段の酒」にこだわってきています。やはり、毎日の晩酌で食事と楽しめる、しっかり熟成した酒もいいものです。というか、そういう普段の酒のよさを、再認識してもらいと思っています。

僕らは、大吟醸も普段の酒も、かわらない技術と思い入れでつくっているつもりですし、これからもそう心がけてやっていきたいと思っています。

(でも、こういうことって、ちゃんと金賞取った時に書いとかないと、負け犬の遠吠えみたいに聞こえそうなので、そういう意味でも受賞できてよかったです。)

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畑のごちそう


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(クリックでちょっと大きくなります。色もその方がきれいです。)

ホップの蔓上げの作業を終えて家に戻る途中、同じく近くの畑で働いていた叔父さん、叔母さん(=シャレー志賀の会長夫妻)にもらったのが、このアサツキとアシタバ。

お互い、農作業の支度なので、最初は相手が誰なのか半信半疑の会話で、ちょっと変な感じでした。

先日、のびろのことを書いていたのを見ててくれてたみたいです。

浅葱というと、葉の方を食べるイメージですが、この根の部分を生で食べるのもいいんです(というか、僕は根だけを食べるものだと思ってました)。アシタバは、多少癖があるものの、新鮮なせいか、シンプルにおひたしで十分おいしかったです。

いい季節です。
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小さな変化


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(クリクするとちょっと大きくなります。)

田植えの季節が近づき、田んぼにだんだん水がはられていきます。

ちょっとしたことなんですが、毎日景色もかわっているわけです。
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Wheat Ale ボトルでも発売です!


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お待たせしました。

昨年は樽だけでの発売だったWheat Ale ですが、ボトルでも発売開始です。

といっても、まだ限定のビールですので、例の簡易ラベル。(写真は、最終版と多少文字が違いますが、ご容赦ください。)Takashi Imperial Stout にくらべると、本数はだいぶ多くご用意してます。時々欠品するかもしれませんが、夏まで継続して販売したいと思っています。

いつも志賀高原ビールでお世話になっているお酒屋さんのほか、玉村本店のHPからご購入いただけます。

毎回、新しいビールをつくった後は、気に入っていただけるか不安なのですが、今回もおかげさまで大好評で、すでに樽のおかわりの注文も結構いただいています。

いい天気の日も増えてきました。

どうぞお試しを!


玉村本店のHPはこちらから。
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蔓上げ


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(クリックですこし大きくなります。)

こちらは、3年目になる方の畑。次の行程です。

上から下がっているひものようなものは、ホップの蔓を絡めていくための収穫線。だいたい等間隔になるように地面に垂らします。

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GW前にバッサリと丸坊主にした株ですが、またもやこんなにもじゃもじゃです。

ここから、また不要な部分を大幅に間引いて、必要な分だけ残し、適当な位置に収穫線を針金で固定して、そこに絡めていきます。

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勇三さんと相談して、今年は、基本的に一つの株から二方向に蔓をあげます。ひとつの収穫線には、最終的に2つの蔓を残すのですが、折れたりするリスクを考えて最初は3つ絡めます。

株の元気さや、間隔に応じて、三方向に蔓を上げたり、逆に一つしか上げなかったりと、畑全体のバランスを考え、全体にまんべんなくホップが育つように調整しないといけません。

残す蔓も、株のいいところから生えていて、長さ/生えている方向がある程度揃っている部分を選びます。よくない場所の蔓を残したり、無理な方向に蔓を上げるとあとで折れたりするリスクが高くなるので、結構神経をつかいます。

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結局、今年はこの畑の蔓上げの作業を、僕がほとんどやることになりました。そのせいで、うまく育たなかったらどうしようと不安に思いながら、仕込みが終わって、つなぎに着替えて畑に直行なんて感じで、3日にまたがって作業を終えています。

なれていれば、そんなに時間はかからないと思うのですが、いろいろ考えたり、そもそも特殊なひもの結び方に馴れていなかったりで、結構時間がかかっちゃいました。

とりあえず今の所大丈夫そうですが、やっぱり素人には不安です。風が強くなってきたりすると、気になって仕方ありません。
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CM


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最近、かなりTVをみなくなりましたが、それでもCMって気になっちゃいます。

なんかやけに目につく気がするのが,携帯電話、(ビールじゃない)ビール、(不祥事で減ったものの)消費者金融、(特に地方での)パチンコあたりです。

大量に売らなきゃいけなくて、お金がある業界っていうことなんでしょう。でも、僕には、結局商品に大差ないから、広告で好感度あげなきゃ / 目立たなきゃ、差別化できないので、大量のCMをうたざるを得ないようにも見えます。

資生堂の「TSUBAKI」の大ヒット以来(?)、タレントを複数つかう広告も当たり前になりました。でも、多くの場合、本当に意味があるのか疑問です。商品やサービスの魅力が素直に伝わるのなら、そもそも、そんなに(たくさんの)タレントに頼ることもないと思うのです。逆に言うと、差別化要因に乏しいから、タレントに頼っているようにも感じるわけです。

有名タレント8人(でしたっけ?)を豪華につかった、ちょっと前までのドコモのCMシリーズとか、僕には(多分何十億円もの)壮大な無駄遣いだったと思えちゃいます。あれだけのメンバーが、白い犬一匹に完敗だったわけですし。(まあ、樋口可南子、上戸彩にはお金がかかっているでしょうが。)

僕らは、「酒を売る」前に、「売れる酒」をつくる努力をしようと、いつも思っています、一応。
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もうじき田植え


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堆肥をまいた田んぼは、トラクターで丁寧におこしていきます。

まいたばかりの堆肥は、かなり「いいにおい」なのですが、こうしてまぜてやると、ほとんど気にならなくなります。

今月末の田植えに向けた準備が続きます。
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よいっしょ!


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今年つくった新しい畑の方です。

本当は、何度も土をおこす余裕があればよかったのですが、一刻も早くと急いで植えたので、土はまだぼこぼこ。前からの畑の土とくらべるとだいぶ固い状態です。

でも、そんな固い土をものともせず、ホップ達はがんばって顔を出してくれています。

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アメリカから到着した苗を150株以上植えたのですが、生育に差はあるものの、現時点で8割以上も顔を出しています。

信州早生に挑戦した初年度は、5割ちょっとくらいでしたから、ここまでは、だいぶ優秀です。
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山桜


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先日行った、志賀高原 坊平(ぼうだいら)の山桜。

もう見頃を過ぎていたこともあり、葉っぱもだいぶでていました。でも、里の桜にくらべて、この葉と花がいっしょにあるのも、いい雰囲気だと思います。

離れてみると、里の桜にくらべると地味な印象ですが、近くに寄るとむしろこちらの方が好きかもしれません。
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米の力


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草刈りに向う杜氏。(なんか共産国のポスターみたい?)

今年は、自家栽培米美山錦の純米吟醸が、例年にもまして評判がいいです。

実際、香り、キレどちらも過去を上回る印象です。

杜氏も、今年のは快心の出来といっているのですが、理由を尋ねると、

「別に特別なことをしていないので、やっぱり米の違いかなあと思うんです。」とのこと。

昨年は、美山錦全般には、天候の影響で品質がいまいちという声を聞きますが、玉村本店の美山錦は逆にいい出来でした。前にも書きましたが、特別栽培農作物の基準に挑戦して二年目、堆肥による土づくりも徐々に効いてきて、地力がついてきたのが品質に影響したのではと思っています。

みなさんも、どうぞお試しを!

今年もがんばっていい米をつくります。


来週、5/20(火曜)に「長野の酒メッセ in 東京2008」が開催され、玉村本店も参加します。僕も参加してますので、お時間が合えばお越しいただき、お声をおかけていただければ嬉しいです。

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今年版 Wheat Ale 出来ました!


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というわけでウィートエールを今年もつくりました。

昨年8月に、小さな仕込みをしたウィートエール。おかげさまで大好評でした。そこで、(調子にのって?)今年は、夏が終わるくらいまでの期間、販売できるようにしたいと思っています。

(この写真よりはやや淡い)曇りをおびたブロンド。小麦のビールでよくイメージされる白っぽい色よりは、オレンジがかっています。小麦麦芽からくる口当たりの柔らかさと、マリスオッターの味わいが同居しています。

多くの小麦系のビールとちがい、バナナのような香りが特徴の酵母や、スパイス、フルーツ等は一切使っていません。そのかわり、ホップをふんだんに使った、オレンジやレモン(グレープフルーツという声も)を思わせる柑橘系の香りが特徴です。

基本的には、去年とほぼ同じレシピですが、今年版は小麦麦芽の比率をやや高め、ホップを一層効かせています。

アルコール度数は、玉村本店のラインナップの中では一番低い5.0%。ついついおかわりしたくなる爽快なビールに仕上がったのではと思っています。

のどの渇きを癒すのはもちろん、サラダとかマリネとかシーフードとか、さっぱりとした料理との相性もいいと思います。

今回も、まず樽生から先行販売しますが、今年はボトルも用意します。(こちらはもう少しお待ちください。)

人気の小麦系ビールですが、よくある普通のビールじゃなく、あくまでも「志賀高原ビールらしく」いきたいと思ってつくりました。ホップが効いたウィートっていうのは、スタイル的には邪道みたいですが、どうぞお試しを。

ご感想お待ちしてます!
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夏のビール


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(クリックすると、ちょっと大きくなります。)

「なんか、畑とか田んぼとかの話ばっかりだけど、ビールつくっているのか」といわれそうですが、ちゃんとつくってます。

定番以外の、夏のビールを、本日詰めました。(夏の話をするには、今日は、ちょっと肌寒かったですが。)

別にもったいぶっているわけではないのですが、その後の農作業でちょっと消耗していることもあり、詳細はまた明日。

今年版の「あれ」です。
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田んぼの準備


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(クリックでちょっと大きくなります。)

また登場の、玉村本店愛用の「はたらくのりもの」、運搬車。前も書きましたが、志賀高原のスキー場のお客様に配達をするために導入されて10余年。いまでは、田畑でも欠かせません。

杜氏が運転する荷台についているのは、ビール粕からつくった自家製の堆肥。田植えの前の田んぼづくりで撒いている訳です。

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(クリックでちょっと大きくなります。)


これが、かなりの重労働。朝から夕まで、軽トラで何往復もひたすら繰り返します。

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これだけ苦労してつくる米ですから、仕込みにもより一層、気持ちが入るわけです。
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やっと


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ゴールデンウィークと一緒に、スキーシーズンも終わりました。

今頃タイヤを履き替えて、これから本当に春/夏をむかえるのです。


現在発売中の雑誌「食楽」で、「プレミアム & クラフトビール」という特集がされています。志賀高原IPAも取り上げられていますので、よろしければ、ご覧になってみてください。
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なんと一周年!


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いつまで続くことか...」といって始めたこのブログも今日で一周年です。

家で、「毎日書いていると、暇だと思われるからやめたら」とかいわれながらも、僕の性格上、一度休んだら、ずるずるいっちゃいそうで、何とか毎日更新を自分に課してここまで来ました。(怠け者の僕が、日記的なものを一年も続けたというのは人生で初めてですので、自分なりには結構画期的です。)

どうでもいいようなことを毎日書いていると思われているでしょうが、自分なりに「今日は何を書こうか」と考えたり、実際に文章にしてみたりすることで、気にもしなかったようなことに意識がいったり、頭の中の整理がついたりして、結構、役にたったりもしています。

いろいろな方々に、「ブログみてるよ」と声をかけてもらったり、コメントをいただいたりするのも、励みになり、うれしいです。

これからも、あいかわらずゆっくりですが、なんとかがんばって毎日いこうと思っています。

ブログがマンネリ化するとしたら、きっと自分の生活がマンネリ化しているということでしょうから、例によってのんびりとではありますが、いろんなことに興味をもったり、新しい挑戦をしていきたいと思っています。

これからも、どうぞお付き合いください。

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(クリックすると大きくなります。)

写真は、一年前と同じ、志賀高原の坊平。去年は早すぎた山桜、今年は逆にちょっと遅かった。(今年は、ずっと桜の一番いいタイミングを逃してばっかりです。)
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僕だけじゃなかった!


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以前、こんなことを書いたのですが、そんなことぼやいているのは、もしかしたら自分だけなのかとも思っていました。

ところが、先日、東京の地下鉄で発見したのが、このポスター。

やっぱり、僕だけじゃなかったと、うれしくなったわけです。
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「すけべおやじ」の謎


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暗かったのとよっばらってたのとでブレプレですが、ご勘弁。)

写真は、前の会社の時にお世話になった大倉さん。

志賀高原ビールのラベルをつくってくれたタナカノリユキさんと一緒に広告代理店をつくって,その会社の社長さんをしていました。

大倉さんは、ロンドン生活も長く、(東京のFM局)J-WAVEの「Tokyo Today」という看板的な番組のナビゲーターをした経験があったり、アジアの旅を自分の写真で撮って、写真旅行記「漂漂(ふわふわ)」という本を出版したりと、とても才能豊かな先輩です。

そんな大倉さんが、その代理店を解散して、再びアジアに旅にでて半年ほど。

日本に戻られたということで、土産話を聞かせてもらおうと飲みに行くことに。

予定を決めるメールに、「相方が私の100倍くらい忙しいので、なかなか時間をきめられない」、「50歳の親父が21歳の女の娘に振り回されるのもなかなかいいもんです」とあります。

「???」

たしか、安定した家庭をお持ちだったはずが、いつのまにそういうことに!?それも29歳もの歳の差とは!!!

当日会うまで、一人悶々としていたのですが、結果は僕の全くの勘違い。

今回、大倉さんが日本に戻る予定を早めたのも、J-WAVEの土曜23時からの「Asahi Shinbun BOOK BAR」という番組を担当することになったため。その番組のパートナーが、モデルで、俳優の渡辺謙さんの娘さんでもある杏さん。彼女が、「相方」で「21歳(その後誕生日を迎えて現在は22歳)」だったというわけ。

結局、大倉さんは相変わらず、いい「家庭人」だったわけです。(でも、普通の家庭人は半年もアジアを一人旅とかしないか…)

ちょっと安心したり、残念だったり!?

まあ、それに関係なく、それこそ「引き出し」のたくさんある大倉さんとの話は盛り上がり、すっかり遅くまで飲んじゃったわけです。

みなさんも、J-WAVEが聞けるところでしたら、番組、是非聞いてみて下さい!

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大人になりたい


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いい加減いい歳なのですが、子供っぽいです。

お腹のすき具合と機嫌がもろにリンクしたり、後先考えず、思ったことをどんどんいっちゃったり、面白いと思ったら、どうしてもやりたくなっちゃって、巻き込まれたまわりに迷惑をかけたり...

これでも、時々反省するのです。

でも、となりにいる轟君が、「うそつけ」という顔をしています。
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酵母の達人


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再び登場の博石館ビールの醸造長、丹羽さん。今度はいつもの笑顔です。

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いつも思うんですが、すごい人って必ず好奇心旺盛です。ギャラリーの試飲コーナーで、日本酒にもかなり興味を持って試飲をしていかれました。

丹羽さんは、言わずと知れた酵母使いの達人。酒の酵母の話がきっかけで、僕も質問攻めです。やはり、こうしてブルワー同士の会話って言うのは、いつもとても勉強になります。

日本酒酵母をビールに使ったらどうなるんだろう...

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お約束の記念撮影。

またお待ちしています & ぼくらも、そのうちお邪魔したいと思っています。
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お絵描き


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この四月から小学校に通い始めた娘達ですが、先日、家にあった玉村本店のステッカーを見つけてきたので、あげたらすぐに貼ってよろこんでいました。

「はがした(台)紙の外側をなぞって形をかいて、まねして絵を描いたら」っていてみたところ、予想以上に集中して30分以上もかけて書いたのがこの絵です。

ふたりとも描いたのですが、写真は(約20分だけ)姉の方。いつもは雑なのですが、これに関しては、丁寧な性格の妹(こっちも結構いい出来です)以上によくできました。

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これが手本となったステッカー。

原寸大ですので、10cm四方くらいのわりと小さなサイズなのですが、結構、細かく、ちゃんと書けるようになっていて、ちょっとびっくりです。

当たり前なんですが、子供って、成長しているんだなあと感じました。
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田んぼのごちそう


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写真は、ホップ畑をみにいった時に、たかしくんがとってくれた「のびろ」。

「のびる」っていうのが標準語みたいなんですが、うちの方ではあくまで「のびろ」です。

単に洗って、味噌をつけて食べるのが好きです。子供の頃から大好きで、すごく辛いのもあるのですが、その辛さに涙目になりながらも、ついついまた手を伸ばす。僕の、激辛体験の最初は、多分この「のびろ」です。

「のびろ」にかぎらず。たかしくんと春の田んぼにいくと、もうあれもうまい、これもうまいと教えてくれます。

たしかに、この歳になって、本当にこういうものが春のごちそうなんだなと思います。
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そういえば


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3ヶ月毎のギャラリーの展示替えがすんでいます。

今回は、春を感じさせる作品が多くなっています。

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(クリックで少し大きくなります。)

無料の試飲コーナーもいつもどおり。この時期、美山錦金紋錦の二種類の純米吟醸の無濾過生原酒同士の飲みくらべなんていうのも、おすすめです。

連休ですし、お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。
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バッサリ


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昨日のつづき。

二年目、三年目の株を掘り起こすとこんなです。地面にでている所がアスパラみたいだと書きましたが、土の中の部分は真っ白で、こちらはホワイトアスパラってところです。

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元気に育てるために、全ての株を掘り起こし、伸び放題の芽や根を、切っていきます。

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勇三さんの指導でやったのですが、本当にこんなに切っちゃっていいのかというくらい、大胆にバッサリといきます。

三年目とはいえ、去年までは株の成長もそれほどではなかったので、ほとんど初めての作業で、みんな度合いが分からず不安です。

大きな株では、それこそごぼうぐらいの太さと長さの根が生えていたりするのですが、それも本当の中心だけを残して切っちゃいます。

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1枚の畑全部を終えるのに、3人がかりで二日間。

腰を屈めての作業ですので、結構効きます。からだを伸ばして初めて気がつくのですが。

株達は、日光消毒もかねて、このままGWあけまで裸ん坊のままです。
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二・三年生


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このアスパラみたいなのがもじゃもじゃ生えてきているのが、冬を土の中で過ごしたホップです。

アメリカからきた、一年目の芽ので方とはだいぶ違います。

僕らは、この段階で、一仕事しないといけません。

それについては、また明日。
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