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06 | 2008/07 | 08

うれしい誤算


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三年目の信州早生は、まさに「鈴なり」って感じなのですが、昨日収穫したアメリカのホップは二年目といってもまだぽつりぽつりという感じ。

「フレッシュホップを収穫してすぐ仕込みました」って言うほど、とれないかなあと心配していました。

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ところが、このあいだの我が家の梅じゃないですが、収穫してみると、びっくり。みていたよりも実際の方が圧倒的に多いのです。一粒がだいぶ大きいこともあって、予想以上の収穫でした。

IMG_0861-2.jpg(クリックで拡大します。)

左がセンテニアル、右がウイラメットという品種。なんとあわせて10kg。

事前の予想をだいぶ上回りましたが、もちろん全部使っちゃいました。

どうなることやら...
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収穫開始!


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今シーズンの収穫開始です!

といっても、メインの信州早生の収穫はもうしばらく先。今日は、成長がだいぶ先行していた二年目のアメリカンホップを収穫して、すぐに仕込み。まだ、一日限定の収穫です。

ここ数日、朝晩、雨がふる不安定な天気だったので、ちょっと心配していたのですが、朝から快晴。

モルトを釜に入れ、すぐにホップ畑へ。

たかしくんは、目にもまぶしい勝負服で、気合いが入っています。

実は、このつなぎ、還暦のお祝いに、息子さん夫婦からもらったプレゼントです。「もっと働けってことか」とかいいながらも、すごくうれしそうです。

膝や腰の痛みはどこへいったのか、真っ先にはしごの上へ。エンジン全開。止めても聞くわけがないので、そのまま活躍してもらいます。

続きは、また明日。
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今年のアレ、熟成中です。


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House IPAの今年版です。

今年は(というか毎年なのですが)、よりホップを強調したいと思って、レシピを試行錯誤し、勇気をだして仕込みました。

当初は、

「やりすぎた!」

と、だいぶ不安に思っていました。GW明けに仕込んで、そろそろ3か月。飲むたびに印象が変わってくるので、ドキドキしながらも毎回楽しみです。でも、けっこうキクので、テイスティングも気合いをいれないといけません。

当初の心配はだいぶやわらぎ、個人的にはけっこう「いい感じ」になってきたのではと思っているのですが、まだしばらく熟成させます。

やり過ぎちゃった感じは、なくならないでしょうが、乞うご期待です。

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暑い時には


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暑い日が続いて、冷やし中華や、そうめん、冷しゃぶとかもいいとは思うのですが、僕は、暑い日に、熱いものをあえて食べる方です。

冷たいものだけだと、なにか足りない気がするのです。

コーヒーはあくまでもホット。夏でも、よく鍋とかします。

写真は、先日家族で出かけた時に食べた「ほうとう」。ふうふういいながら食べ終わると、からだの中から熱くなって、汗がふきだします。

結果、「暑い、暑い」をくり返すのですが、それでも満足なのです。
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日本で最初の!?


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身動きもとれないほどの混雑で、前の人が進むペースでしか動けない駅の階段。同様に込み合う反対側を、大きなマンガ本を読みながらいたって落ちついて降りてくる制服姿の少年。

ふと、頭に浮かんだのが、二宮尊徳。(昔は、よくこの像を目にしましたが、見つけて写真をとるまでには、結構時間がかかりました。)

以前、前を見て歩かない人の多さをぼやきましたが、実は日本で最初の「前を見て歩かない人」は、二宮金次郎(本当は金治郎が正解とのこと)だったのかも。

「前を見て歩かない」ことが、勤勉さの象徴として、美徳だったとは...
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選手交代


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同じ日の夕方の、ほぼ同時刻。西の空は、こんな感じ。

そして東の空は、

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こんな感じ。

仕事を終えた太陽と、これから出番の月。

結構、好対照の空でした。

(どちらも、クリックで拡大しますので、よろしければどうぞ。ちょっと違います。)

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新製品!?


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ここ数年、梅酒、なかでも日本酒の蔵の梅酒が人気のようです。

僕も、梅酒は嫌いじゃないのですが、自分のところが梅で有名なわけでもないので、無理しても仕方ないと、あまり勉強しないでいました。

先週、仕込みが終わり、煮沸釜の中を洗って汗だくで戻ってくると、母親が「梅を収穫する」といいます。

「へえ、梅なんてあるんだ」と思って、あらためてみてみると、庭の梅の木にはけっこう立派な実が。とってみると、3kgくらいはあります。

それじゃあということで、そのうちの1kgでつくってみたのがこれ。

6月頃、青い梅でつくるというのが普通のようですが、時期のずれは気候の違い。(ちなみにあじさいとか、まだ元気です。)実は、ちょっと熟しすぎなのかもしれませんが、まあ実験という事で。

とても、商品化できる量はとれませんが、正真正銘の自家栽培の梅酒。甘さ控えめのつもりでやってみました。はたして、どんな味になることか。

なんか楽しみです。
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二年生


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こちらも先週。これはウィラメットというアメリカ品種二年生。イギリスのファグルというホップの系統で、他のアメリカ品種ほどの強力な個性はありませんが、繊細な香りと苦みで人気のホップです。

一年目の去年は、株が届いたのが遅かった事もあって、まったく花がつかずに終わりました。

もうひとつの品種、センテニアルは、同じタイミングでちゃんと鞠花まで育ったので、もしかしたらこっちは、日本の気候には合わないのかなと思っていました。

ところが、今年は春から全然様子が違いました。信州早生よりも一層鮮やかなグリーンの蔓と葉っぱが力強く育ち、きれいな色の鞠花をつけています。株の勢いは、センテニアル以上です。

先日も書きましたが、この二品種の二年生が一番先行しています。

いつ収穫するべきかが、最大の関心事。どれだけとれるかも気になります。

今これらをつかったビールのレシピを真剣に検討中です。
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夏に生原酒


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7月24日が、今年の土用丑の日。ぼくもうなぎ大好きです。

うなぎに限らず、夏の食事との相性がいいと、最近、食卓への登場回数が多いのがこの本醸造生原酒。

燗酒はさすがにちょっとという暑い日が続くなか、夏バテしたのならともかく、意外に食べたくなるのは、コッテリめの料理です。

うなぎ、鰹、魚の煮付け、角煮とかの中華。こうした料理に冷やで立ち向かうには(?)、端麗な吟醸酒とかでは、ちょっと物足りない気が。

もちろん、金紋錦や美山錦の無濾過生原酒もありますが、気軽に普段飲みなら、この生原酒。特に今年のは出来がいいです。東京の酒メッセでも、特に酒の好きな大人のひとたちに、大人気でした。僕自身、これが、うちの強みだったんだと再認識しました。

熱処理を一切しない生原酒ならではのしっかりとした味わいと、キレのよさが相まって、アルコール度数18-19度ながら、ついつい杯が進んじゃいます。

みなさんも、どうぞお試しを!

あまりに気に入っているので、こういう酒のラインアップをもう少し増やそうかなあと、改めて考える今日この頃です。
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一年生


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もう先週の写真ですが、これがアメリカンホップ一年生。これは、はやく鞠花をつけた方ですが、他もだいぶ花がさいています。春に植えた株の8割以上が、土につき生育の差こそあれ、結構順調にそだっています。

量はすくなくても、畑一枚合わせれば、ちゃんと仕込みもできちゃうかもしれません。
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季節です。


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ホップよりも先に収穫の季節をむかえているのが、ブルーベリー。

畑の帰りに、撮った写真です。

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けっこう、近所でブルーベリーをつくっている人が多いのですが、はずかしながら収穫時の様子ってみたことがありませんでした。

てっきり、ブドウみたいにがさっと、ひとまとめに収穫できるのかと思っていたら大間違い。粒ごとに、熟す度合いがこんなにばらばらですから、成熟したものだけを、手で一粒一粒選びながら摘んでいくのです。

いやあ、そんなに手間がかかっていたとは。

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贅沢な季節の味、「志賀高原から直送」なんていうのみつけたら、是非味わってみてください。

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好奇心


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夕食のとき、たまたまかけたCDがこれ。Earth Wind & Fireの「Live in Rio」。久しぶりに聴きましたが、暑い日の夜には最高です。格好いい!

選曲もいいのですが、今時ありえない人件費のかかったバンドの圧倒的な実力。そして、10万人ともいわれるお客さんも含めての熱さ。

「In The Stone」のフェニックスホーンズのキメにあわせてつい首が動く父を、不審そうにみる娘達。

「アースが好きとかいうと、ちょっと歳とってみられるわよ」

と、かみさんにいわれます。

確かに、EW&F全盛は僕らよりもちょっと上の世代。そういえば、リアルタイムよりも前のアーティストも、だいぶいろいろ聴きましたし、かなり夢中にもなりました。

自分たちの知らない、ちょっと大人な世界への憧れと、それを知りたいという気持ちがあったような気がします。

とにかく、いいものはいつの時代でもいいのです。

「ビールが好きとかいうと、ちょっと歳とってみられるわよ」

なんていいわれる時代なのかもしれません。でも、世代をこえて、うまい、おもしろいといってもらえるものをつくりたいなあと思います。

若い人にも、ちょっと背伸びして、酒に興味をもって勉強して(=いろいろ飲んでみて)欲しいです。はい。
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梅雨明け ~ 電柱/電線


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なんか、ずっと前から明けてたような気もしますが、正式に梅雨明け。みなさん、ビール飲んで下さい。生原酒なんかもいいですよ。

さて、関係ない話。

写真を撮り始めた頃、電柱とか電線とか、本当に邪魔だなあとよく思いました。

でも、開き直って画面に入れてみると、意外なアクセントになると、だんだん思うように。今では、こんな電柱メインの写真も案外悪くない気もします。

これも、「今」のリアルな風景の大事な構成要素なんでしょう、たぶん。
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あっ、というまの変化


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この時期、ホップ畑にいくと、刻々とかわる様子に興奮して、なかなか帰れません。

信州早生たちは、毛花から鞠花への移行の時期。すごい数の花の数です。

新しい畑の一年生達も、くらべると数は少ないですが、すっかり花をつけ始め、ほぼ満開って感じになってきました。

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花が咲いたなあと思って、ほんの数日でちゃんとした鞠花にかわっていたりするので、びっくりです。それこそ、あっという間って感じ。

この写真が、ちょうど毛花から鞠花になりかけくらいの感じでしょうか。
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また、ビール(類)業界の数字に思う。


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ギャラリーの試飲コーナーにいつも飾ってあるポスター。モデルは北原三枝さん(=石原裕次郎さんの奥さん)。

モデルはもちろん、「レトロな感じがいい」「色合いがきれい」「(銀座と思われる)バックの雰囲気がいい」「額の古いでこぼこしたガラスがいい」と、いろんな人にいろいろにほめてもらいます。

これは昭和31年頃のニッポンビールのポスター。マークからもわかる通り、現在のサッポロビールです。なんと50年以上前。テクニカルカラーっていう手法でつくられたそうです。なにか品があって、僕も大好きです。

ところで、今年上期のビールの出荷量が前年比マイナス4.2%と、過去最低を更新したそうです。

なかでも、シェア第三位だったサッポロがサントリーに、ついに逆転されたとの報道が目につきました。あの「エビス」さえも、「プレミアムモルツ」に逆転されたそうです。

そんななか、皮肉だなあと思ったのがサッポロの往年の大黒柱「黒ラベル」。なんと、発売を開始した1977年以来初めて、キリンの「ラガー」を逆転したそうです。発泡酒、第三のビールをのぞいた「ビール」がマイナス7.6%と減る状況下、「ラガー」の減少幅が「黒ラベル」の減少幅より大きかったからだそうです。

「ビール」が「ビール類」全体の半分を割り込み、かつてシェア60%を誇った「ラガー」がここまで落ち込む中での「黒ラベル」の歴史的逆転。涙がでそうです。

バドワイザーがインベブの買収提案をうけいれることになり、世界のビール会社の集約は一層進んでいます。

こうした状況下、例えばサッポロビールは、さらなるシェア争いをするよりも、いっそ発泡酒、第三のビール(もしかしたら清涼飲料も)の製造を一切やめて、スリム化を計り、「本格的なビール」と「不動産事業」に特化するなんていうほうが、「芸術を理解する粋な旦那」みたいで格好いいのではと思ってしまうのは、僕だけでしょうか...
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ペールエールの進化


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200回目の仕込みは、ペールエール。実は、1回目も、100回目もペールエールでした。

一番たくさん仕込んでいる定番中の定番。よく言うのですが、そば屋の「もりそば」のようなものですから、ある意味一番大事なビールだと考えています。

基本的には、かわっていないのですが、けっこう全然違います。

仕込み毎の微調整には、

1. 原材料の変化に応じて.安定した味にするため
2. よりいいビールを目指して

の二種類があります。1は、やって当たり前。問題は2の方です。「メーカーなんだから、特に定番なんだから、そんなに味をかえちゃ駄目だ」というのは、正論だと思います。

でも、僕らは、まだまだ駆出し。それに小さい会社です。より「自分たちがいいと思うビール」にするために、積極的に挑戦をくり返してきています。

もちろん、志賀高原ペールエールらしい部分は大事にしながらですが。大小の試行錯誤を続けてきました。

モルトの配合、ホップの種類と投入のタイミング、糖化の温度、醗酵の管理...

たくさんのパラメーターがあります。毎回のビールの味を吟味して、すこしずつそれらをかえてみながらたどり着いたのが、現在のペールエールです。

今は、マリスオッターをベースに、6種類のホップを10回以上に分けて投入しています。

昨日の仕込みと同時に、ペールエールの瓶詰めもしました。製品版では一番新しいこのペールエール。実はかなり気に入ってます。しっかりとしたホップの主張がありながらも、飲み飽きしないバランスのきれいなビールになっているのではと思っています。

「最新の志賀高原ビールが、最良の志賀高原ビール」であるべく、これからも真剣につくっていこうと思います。(どこかで聞いたフレーズですが、わかります?)

「いまの限定ビールはなに?」って聞かれるケースも多いのですが、限定ばかりではなく、その時の定番ビールも楽しんでいただきたいと、いつも思っています。
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200回!


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今日は、通算200回目の仕込み。

先輩方からは、「えっ、まだたった200回?」と言われそうです。

そのとおりです。まだまだ駆け出し。やることはたくさんあります。

書きたいことはあるのですが、暑くてちょっと消耗、その後のうまいビールで酔っぱらったので、また後日。
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日本一のアスパラ!?


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「日本一のアスパラだ。」

ホップの先生勇三さんが持って来てくれました。

「日本でX番目にうまい居酒屋」とか、「日本でY番目にうまいラーメン」とかいういう看板、よくありますが、そんなのとは違います。

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実は勇三さん、ホップのあとにはじめたアスパラづくりで、内閣総理大臣賞を受賞したことがあるんです。

「十年くらいまえだけどなあ」

といいますが、

「内閣総理大臣賞ってどのくらいのひとがもらえるの?」

と聞いてみると、

「少なくても県では、一人だったな」

といいます。

ホップづくりでは、内閣総理大臣賞はもらえないでしょうが、頼りになる先生です。

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もちろん、すぐいただきました。

ただゆでたりグリルするだけ。皮なんてむかなくても十分、おいしいのです。
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おいしい季節


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何度言っても仕方ないとわかっていながらも、「暑い」を連発した日の夕方。

ビールが本当においしい季節になったと、実感します。
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今度はこれ


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娘達が、小学校の近くの公園の池でつかまえてきたのは、アメンボ。

飼い方がよくわからなかったので、ネットで調べます。実は肉食ということで、毎朝、プランターの近くでアリとかを捕まえてえさにしています。小さいくせに、結構怖いです。

小さな虫かごに水をはっただけのところで、せまくてかわいそうな気もしますが、どうしても飼うといって、毎日真剣にえさを探してます。

えっ、ダンゴムシはどうしたかって?

聞かないで下さい。

これでも死んじゃったりすると、「かわいそう」だと、だいぶちゃんと感じるようになってきているようではあるのです。
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えっ、もう?


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去年の写真ではありません。

二年目のアメリカンホップです。先日も、信州早生や一年生たちよりも二週間程先行していると書きましたが、実はもうこんなです。

ずいぶん早く花が咲いたなあと思っていたら、ほんの数日で急成長。二種類育っているのですが、ともにすっかり「ホップ」です。収穫の時期はいつになるかまだわかりませんが、こちらが一段早そうです。

もともとの株が少ないのと、信州早生にくらべると株あたりの鞠花の数も少ないようなので、どれだけの収穫があるかわかりませんが、その時がきたら、これでもHarvest Brewを仕込んでみようと思います。

なににしようかな。
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モノクロ vs. カラー


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「モノクロとカラーって、どうやって撮りわけてるの?」

ある人に聞かれた事があります。

実は、あまりちゃんと答えられません。

ここのところしばらく、ブログの写真は、ほとんどカラーです。それは、春から夏にかけて、色がきれいだから。ホップ畑もやっぱり、カラーの方がいいようです。

空なんかは、色がきれいだと思う時と、雲が面白いと感じる時とで、どちらともいえません。この二枚なんかも、もしカラーとモノクロが反対だったら、だめな気がします。

ブログはカラーの方が相性いいのかなあ。でも、プリントした写真を飾るならモノクロかなあ。

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人とかを撮ったりするときは、モノクロの方がいいような。でも、娘達なんかは、カラーの方がいいといいます。

酒蔵の中とかも、モノクロで撮る事が多いです。古くさい感じで相性がいいのと、余計なものが目立たないからでしょうか。

結局、なんとなくなんです。カラーで撮っておいて、あとでデジタル処理で白黒にするなんてことはしないので、どちらで撮りたい気分かで決まるわけです。

たまたま安売りで買ったフィルムの在庫が多いから、なんていうことが理由だったりもします。

なんか一貫性がないですが、まあ、そのうち、自然と自分のスタイルが固まればいいなと思っています。
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右と左


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(クリックで拡大します。)

新旧のホップ畑。

先週後半で、こんな感じです。
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肥料工場


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新しいホップ畑をつくったことによって、ここに移ってきた自家製堆肥工場。

手前に転がっている箱が、だいたい一回の仕込み分を運ぶのに使う量です。

運んでいると、結構あるなと思うのですが、こういう所でみると、本当にちょっとに感じられます。

でも、雪のある冬の間の分をまとめて運んで、きのこの培地だったおがくずと混ぜる作業は、力持ちぞろいの玉村本店でも、かなり大変でした。

上の段に見えるブルーシートの下では、来年の美山錦とホップづくりのために、堆肥たちが醗酵中です。

青空とブルーシート。でも、臭いは伝わりませんね。
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万有引力


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ホップ畑のお隣のりんご。この写真は、一月くらい前。

「りんごって、上に向いてなっているんだ」

とあらためて言われて、見てみるとたしかにその通り。

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それから、だいぶ大きくなって、今では横向きに。最終的には下向きになるわけです。

ニュートンが万有引力を発想したのは、たしか、りんごが落ちる瞬間をみてだったと思いますが、落ちなくても引力は働いているわけです。
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ホップの花


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ホップの花です。

毛のような「めしべ」だけが目立つので、「毛花」ともいわれます。このめしべが枯れて、その根元から鞠花が形作られていくのです。

二枚の畑には、「信州早生」「二年目のアメリカンホップ」「一年目のアメリカンホップ」の3グループが育っているのですが、開花のタイミングにはだいぶずれがでています。

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一番先行したのは、二年目のアメリカンホップ。花になるタイミングも他よりも2週間くらい早くて、ちょっとびっくりしてます。去年は、株の到着が遅く、一年目ということもあって、全く収穫できなかったのですが、今年は様子が違います。

株の数はそれほど多くないので量は限られますが、はたして、このホップたちでビールを仕込めるかどうか、楽しみです。

信州早生は、そろそろ開花の時期。こちらは、圧倒的に数が多いので、小さな白い花が星のようにたくさん咲く姿も、もうじき見れるはずです。

今年植えたアメリカ組一年生たちも、ほぼ棚の上までとどき、花をつけ始めています。

さあ、どうなるか。
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夕景


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(クリックで拡大します。)

3ヶ月に一度のギャラリーの展示替えが終わっています。

今回、個人的に一番気に入っているのが、これ。

伊東深水の信州のスケッチシリーズのうちの一枚。深水の疎開先の家からの景色とのことです。このシリーズ、全体的に昼間の「緑」の絵がほとんどなのですが、そのなかでこの色合いと雰囲気が、なんかいいんです。

お近くにこられたら、どうぞお立ち寄りください。みなさんも、お気に入りを見つけてみてください。

もちろん、無料の試飲コーナーもお楽しみいただけます。
23:59 | ギャラリー玉村本店 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑


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玉村本店のある山ノ内町は、年間の降水量が1,000ミリ前後と、少ない方です。今日も、本当に梅雨なのかという天気。

でも、志賀高原からの豊富な水のお陰で、農作物を育てるのには全く困りません。

縁喜も、志賀高原ビールも、美山錦も、ホップも、すべてこの水のお陰でできているわけです。

本当に、ありがたいと思ってます。
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先生に来てもらう


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ホップの先生勇三さん。

ホップ畑、全体に順調だと思うのですが、やはりまだ三年目の駆け出し。いろいろ不安なこともあって、お願いして来てもらいました。勇三さんも農業ですので、天気のいい日は忙しいのですが、昼休みをつかって駆けつけてくれたわけです。

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さっそく、わが「栽培責任者」と栽培方針の確認のための会議。手にはペンではなくて、ハサミです。

日当たり等を勘案しての剪定の方針や、病害虫対策、アメリカ産のホップの生育状況の分析等々。

やはり、プロにみてもらうと新しい発見もあって、勉強にもなります。

今年は、一部茶色くなった葉っぱもあって心配していたのですが、それは風による擦れで心配ないとのこと。安心しました。

その他、剪定の方法も、ちょっと勘違いがあったりで、このタイミングにアドバイスをもらって本当に良かったです。

やはり頼りになります。
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「蔵元だより」 出来ました!


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いやあ、いい天気でした。

ビールの仕込みには暑すぎますが、ビールを飲むには最高です。

年に二回ほど発行している、玉村本店のパンフレット/カタログ、「蔵元だより」が出来上がりました。いつもお届けしている方々のお手元には、そろそろ届くと思います。また、HPからも、ご覧いただけますし、郵送もできますので、お気軽にお申し付けください。

小さな酒屋ですが、季節によって、商品にも変化があります。また、はじめてのお客様に玉村本店のことを知っていただいたり、いつもお世話になっている皆様に、近況をお伝えしたりという目的でつくっています。

このブログとだいぶ重複する部分もありますが、ご覧いただければ幸いです。

そういえば、サントリーさんが、「プレミアムビールが、お中元でもらってうれしい モノNo1になりました。」と、しきりに宣伝してくれていますが、玉村本店のギフト特集もあります。是非どうぞ!(コバンザメ商法か...)
23:59 | 玉村本店 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑