2011年 10月
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10/31/2011(Mon)
超レアな試飲会

先日、某所で行われた試飲会での一枚。
写真のボトルは、その汚れ具合からも古さを想像できるかもしれませんが、1960-70年頃に瓶詰めされたと推定されるハンセンスのグーズ・ランビック。
つまり、なんと五十年近く前のビールということです。
これを含め、超レアなランビッックだけを10種類以上も集めたこの会。
ラッキーにも声をかけていただき、参加させてもらいました。
ベルギービール全般はもちろん、ランビックにいたってはなおさらまだまだなぼくなのですが、やはり「飲む」ということは何にも勝る勉強だと思って、厚かましくも参加させてもらったというわけです。
いやあ貴重な体験でした。
なかでも、個人的には、ベルビュー・セレクシオン・ランビックという、1990年代にベルビュー醸造所が最後に販売したという瓶内発酵のグーズに、衝撃をうけました。
ベルビューというと、甘みの強い大衆向けのマスプロダクトというイメージだったのですが、そんなイメージとは全く異なる味わい。
例によって、美味く表現するボキャブラリーを持ち合わせないのですが、「貴重だから」とか云々は一切関係なく、純粋に「うまい!」と思える味なのでした。
こんなすばらしいビールが、もうつくられていないなんて、とても残念。でも、飲めてしあわせでした。
主催者、関係者のみなさん、貴重な機会どうもありがとうございました。
これをどう生かせるかはわかりませんが、ぼくのブルワーとしてのこれからに、なんらかのプラスになった/したいと思っています。
10/30/2011(Sun)
蕎麦を収穫(してもらう)

久しぶりに登場の我が畑に、見慣れない巨大な機械。
蕎麦の収穫です。

順調に育っていた蕎麦が、育ちすぎて転んじゃったと前に書きました。
麦のときにやったように、人力で起こすことも出来ずそのままにしといたわけですが、実がついていっそう頭が重くなったこともあって、もう完全にすべて倒れた状況でした。
ぼくららしく、一昨年のように鎌で人力で収穫しようとも思ったのですが、今年は栽培面積を畑全面に大幅に拡大したこともあって、かなりの作業が予想されました。
まあ、刈るだけならがんばればなんとかなったかもしれないのですが、それを棒でたたいて脱穀し、唐箕にかけて選別し、さらに乾燥するという一連の作業を考えると、はたして何日かかることかと。
そこで、機械のちからを借りることにしました。

お願いしたのは、おなじ町内のお蕎麦屋さん。
ご自身達の蕎麦の栽培用に、この専用のの大型コンバインを所有していて、こうして他の栽培農家の収穫も引き受けてくれるのです。
それにしても、さすが専用の機械です。
完全に横倒しの蕎麦たちを見事に起こして、あっという間に収穫していきます。
前日の雨で、多少濡れていて機械に絡んだりもしたのですが、午前中だけで収穫完了。
すごいもんです。
で、肝心の収穫した蕎麦ですが、こんだけ転んじゃったらだめだろうなあと勝手に思っていたのですが、なんと予想を大幅に上回る収穫量。
乾燥後でも、100kgを大幅に上回りました。
それも、一粒一粒が大きいのです。
これには、今回手伝ってくれたお蕎麦屋さんからも
「いい蕎麦だ!」
とのお墨付きをもらいました。
さあ、この蕎麦をどうしようか。
楽しみが増えました。
10/28/2011(Fri)
海を越えた兄弟対決実現! ~ Oak Aged また完売、その他...

「いかん、写真撮らなきゃ」
と思った時は既に遅し。こんなに飲んじゃってました。
このビールは、Not So Mild Ale。
「Harvest Brew 版がでたのは知ってるって!」
そうですよね。
でもこいつは違います。
Not So Mild Ale brewed by Nogne Ø in ノルウェー!
そう、同じ NSMA は NSMA でも、Kjetil君がノルウェーでつくった NSMA なのです。
お互いのコラボで生まれたこのビールですが、Nogne Ø がノルウェーでもつくるという件に関してはこのブログでも以前書きました。
そのビールを、あの優しい大男が、わざわざ届けてくれたというわけです。
で、それを試飲しているうちに、つい写真を撮り忘れたということ。
「肝心の味は?」
「もちろん同じ NSMA だけど、やっぱりちゃんと海外育ちって感じで、すごく面白い!」
というのが印象。
彼が仕込む前に、もう一度あの時のレシピを送ったりもしているので、もとはたぶんほとんど同じはず。
なのに、やっぱりちょっと違うのがこういうコラボの面白いところですね。
でも、「つい飲んじゃう」っていうところは共通です。(←中途半端な写真のいいわけがくどい!?)
で、このノルウェー育ちの NSMA と、わが生ホップ版の日本の兄弟の飲みくらべが、この週末に実現!
おなじみ下北沢のうしとらさん入魂のハロウィンイベント(今回は、あの茅ヶ崎 HOPMAN さんとのコラボだとか!)で、この両 NSMA 対決が実現するのです。
未確認情報では、関内の、某
いずれにしても本当に貴重な飲みくらべ。
ぼく自身も、このグラスだけは飲んだのですが、飲みくらべはできてません。
みんな、うらやましいなあ!
あっ、それから、先日リリースしました 山伏 弐 / saison noir の Oak Aged 版ですが、Web 販売分はまたも完売です。
どうもありがとうございました!
まだいつもお世話になっている酒販店さんやバー等で見かけたら、是非お試しを。
とにかく皆さんのご感想を聞きたいビールなので、飲んだら必ず感想をください!?
今日は長いなあ。
でも、もう少し。
生ホップ仕込みの Harvest Brew シリーズですが、IPAにつづき Harvest IBA も樽生・ボトルともに完売しています。
ほかのものは、ものによってはだいぶ怪しいですが、まだあるうちによろしくです。
あっ、そういえば House IPA の 樽生も、また完売しちゃってます。
次は、最近仕込みました。
またしばらくお待ち下さい。
すみません。
10/27/2011(Thu)
錆びてない規制でお願いします。

つい最近まで、税務署の調査を受けていました。
三日間。
別に悪いことをしたからではなく、酒税をおさめる酒・ビールを醸造する会社は国税庁の管轄下で、数年にいっぺんはこうした検査を受けるのです。
在庫、表示、記帳。
実際のボトルに、表示通りの量が入っているか、一本一本調べられることも。
今回も、いくつかのご指導をいただきました。
べつに、それに対して文句はありません。
むしろ検査官の方々は、とても親切で、あたりまえですけど真面目でした。
指摘された事項もすべてぼくらのミスです。
(とはいえ、一点に関しては法律通りですが、理屈に合わないという点では検査官の方とも一致したりもしたのですが。)
いいたいのはバランスの問題。
三日間、検査に対応する人間2-3名は仕事のほとんどの部分をそれに費やしました。
零細企業である玉村本店的にとっては全従業員の二割前後です。
たしかに酒税は、前にも書きましたが日露戦争のころは国税の1/3以上をもしめる大きな税収源でした。
でもいまでは、ビールでいう四大メーカーとかをふくめても、数%です。
世の中では、100億円以上も不正に個人が融資をうけ、そのうち20億円程度がマカオのギャンブルに消えたといわれている大手製紙会社とか、企業買収で支払った700億円前後もの報酬が不透明だと問題になっている大手光学メーカーとか、東証一部上場の大企業での問題が報道されています。
ほんの2-3人でも玉村本店の20%なのですが、上記の会社はともに従業員3,000名近く。20%なら600名前後。
それだけのひとを3日間拘束して検査したらこんな問題も起こらなかったのでは!?
いや、いいたいのはそういうことではなく、こういう規制に人員をさくとしたらもっと効率を考えて欲しいということ。
ぼくらは、もちろん正しく税金を納めなければいけないし、正しい表示もしないといけません。
それにたいしては、全く文句もありませんし全面的に協力します。
でも、規制につかうエネルギーは、どうせなら正しくつかって欲しいし、無駄があるならそれをなくして、この国が本当によくなるようにして欲しいのです。
一納税者の私的な意見でした。
10/25/2011(Tue)
志賀高原ビール オクトーバーフェスト in ラ・カシェット

この間の日曜、神楽坂のラ・カシェットさんでの「志賀高原ビール オクトーバーフェスト」行ってきました。
毎回、うちのビールだけで人が集まってくれるのだろうかと不安になるのですが、この日も定員30名を上回る40名近くが来てくれました。
金曜には一杯になってしまったようで、入れなかった皆さん、すみませんでした。

オーナーの樋口さん。
なんせ、十周年のラ・カシェットさんですから、樋口さんも大御所です。
でも、まったく偉ぶることなく、その笑顔がたくさんのファンを引き寄せます。

なんと、わざわざ長野からでてきてくれた人たちも。
たくさんの方々とお話できて楽しかったですし、大いに盛り上がりました。
みなさん、本当にありがとうございました。
楽しかったです!
10/24/2011(Mon)
山伏 弐 / saison noir の Oak Aged 版 発売開始です!

山伏シリーズをワイン樽で長期熟成した Oak Aged シリーズ。
6月に発売した第一弾の saison one の Oak Aged 版は、おかげさまで大好評であっという間に完売でした。
で、その第二弾。今度は、山伏 弐 / saison noir の Oak Aged 版の最初の樽です。
saison noir に再度酵母を加え、赤ワインの樽で約13か月発酵。さらに瓶内二次(いや三次)醗酵をして5か月。
非常に手間がかかっているのですが、その分いい感じに仕上がったと思います。
アルコール度数 8.5%ですが、三度の醗酵を経て、通常の saison noir にくらべても一層ボディはドライで、通常の「高アルコールの黒いビール」のビールとはだいぶ違う印象。
ほのかな酸味に、樽由来、酵母由来の複雑な香りが加わり、むしろ重厚な赤ワインをも思わせるような飲み口です。ワイングラス等でお楽しみ下さい。
この樽熟成版と通常版との飲みくらべも楽しいと思います。
今回の樽からの販売分も限定240本。価格は、2,100円(税込み)です。
インターネットの販売分は、60本のみ。本数が限られていますので、大変恐縮ですが、お一人様2本までとさせていただきます。
このOak Aged 版の山伏ですが、製造工程の関係から、日本の酒税法上は「発泡酒」となります。原材料は全く通常の(「ビール」である)山伏と同じ。酒税もビールと同じです。こちらもご参照ください。
玉村本店のHPはこちら。
10/22/2011(Sat)
読書の秋

「闇はただ一色の闇ではなく、背後の金剛の山並みが漆黒の闇であったのに比して、前方に広がる田圃や畑は薄墨のごとき闇である。平地のところどころに蟠る雑木林は、茄子みたいな中途半端な闇で、熊太郎は、なるほど一口に闇と言っても様々の闇があるものだ、と思った。」
大好きな本で、何年かぶりかに読み返している町田康の「告白」の一節が頭に残ってました。
「なるほど一口に緑といっても様々の緑があるものだ、と思った」というわけです。
10/21/2011(Fri)
昼寝の効用

いい歳して「こども」なもので、お腹が減ると機嫌が悪いし、食べるとすぐ眠くなります。
今日は、Miyama Blonde の仕込の日。
一人で朝5時スタートだったもので、11時にはお腹がすいて、お昼ご飯。
麦汁の抽出が続く間、ちょっと昼寝です。
夏の農作業の時なんかも、ほんの20分の昼寝で相当消耗から回復するのですが、今日はまた違うメリットが。
昼寝から戻って、いつものように釜番をしながらホップの投入の準備をしているときに、ここのところずっと考えていた問題に、なんかいい答えが浮かんだのです。
「ずっと考え続けたあと、一旦それを忘れて寝た後に、いいアイディアが浮かぶ」というプロセスには、裏付けがあるんだというような内容の本を読んだことがあります。
なんとなく、そんなことが多いような気もして印象に残ってます。
今日も、それほどたっぷり寝たわけじゃないので、同じような効果が昼寝のおかげによるものなのかは怪しいのですが、でも実際そんな感じなのです。
あれや、これや、それや。
そのアイディアからいろんなイメージが浮かびます。
昼寝、いいですよ。
10/20/2011(Thu)
妄想中

いろいろ妄想中。
頭の中には、こんな感じで楽しいことが一杯。
でも、どれだけ実現するか。
悲観的に、悪い展開も考えとかないといけないんじゃないか。
そうですよね。
うまくいかないことの方が多いかもしれないし。
でも、そもそも楽しいこと考えないと、楽しくなりっこないじゃないですか!
10/19/2011(Wed)
秋が見えた日

腕が悪いのか、それともカメラでは限界があるのかわかりませんが(←多分前者)、なかなか伝えたい雰囲気が表現できません。
いいたかったのは、「秋」が山の上からどんどん降りて来てるんだということ。
ああ、こういうのが日本かな。
酒がうまいなあ。
10/18/2011(Tue)
次は神楽坂。「志賀高原ビール オクトーバーフェスト in ラ・カシェット」!

この笑顔。
おなじみ、神楽坂 ラ・カシェットの樋口さん。
秋は、イベントが多いのですが今度の日曜、23日は、
「志賀高原ビール オクトーバーフェスト in ラ・カシェット」
開催です!
今回は、今年のHarvest Brew 全六種類 + DDS、その他の全定番ビール、さらにHouse IPAや、Takashi Imperial Stout に一石二鳥の熟成版なども加えた、樽生 全13種類が飲み放題。
もちろんぼくがお邪魔します。
定員は30名ですので、結構みなさんとお話もできるのではと楽しみにしています。
ご都合があえば、是非お会いしましょう!
10/17/2011(Mon)
「志賀高原ビールと縁喜の会」@麦酒庵

日曜日、大塚の麦酒庵さんで、「志賀高原ビールと縁喜の会」というイベントをやっていただき、お邪魔してきました。
この麦酒庵さん、ご覧の通り「ビールと牡蠣とおばんざい」というコンセプトのお店。
まだ開店して日も浅いのですが、すでに人気店です。

この日のイベントは、着席で、前菜からごはんまでの和のコースといっしょに、志賀高原ビールの Harvest Brew 全6種と、縁喜五種を楽しんでいただくという形式。
ビールだけじゃなく酒の方も一緒で、かつこういう和食とのマリアージュということで、ぼく自身もすごく楽しみでした。

酒とビールとおいしい料理と。
楽しみながら、約三時間。
この日はじめてお目にかかる方が多かったのですが、すっかり盛り上がり最後はこんな感じ。
みなさんと、結構じっくり話もできましたし、いろいろ感想も聞けて中身の濃い時間でした。
ありがとうございます!

で、ご主人の水田さん。
ビール醸造をはじめて早々に、蔵を訪ねてきてくれたのですが、その際は大手企業のサラリーマン。
以来、いろんなイベント等でお会いするうちに、ビールも、日本酒も人並み以上に詳しく熱意があるとは思っていたのですが、ついに全く畑違いの飲食業に転身。
ビールや酒のセレクションのみならず、料理もこなすのですが、「脱サラ」という言葉から想像する素人っぽさをすでに全く感じさせないのです。
美味しく飲める店です。
皆さんも是非どうぞ!
10/15/2011(Sat)
全部はつかまえられないけど...

ごつい三脚をたてたカメラマン達が、熾烈なベストポジション争いの後、じっといいタイミングをまっている姿を見て「すごいなあ」と思います。
きっと、すばらしい絵はがきみたいな写真が撮れるんだと思います。
ぼくは、車を止めて歩き出してすぐの、こんなどうでもいいような景色を、ろくに準備もなく撮るのです。
「絵はがき」みたいに素敵じゃないし、その時の気分も全部つかまえられはしないんだけど。
10/14/2011(Fri)
自分たちの飲みたい酒

長野の酒メッセにて。
いつも思いますが、ビアフェスにくらべても酒のこういうイベントは、出品社/酒 数がだいぶ違います。
日本酒の方が多いって意味です。
そのどれもレベルは高いですし、ピルスナーとインペリアルスタウトほどスタイルの違いはありません。
よく海外の方に、蕎麦の味の差をどう説明するか困ることがあるんですが、まあそんな感じ。
でも、いろいろ飲んでみると違うんですよね。
かなり。
こういう機会に、自分たちの酒を飲んでもらって、いろんな方の感想を聞くのも勉強になります。
同時に、いろいろ他社の酒を飲むことによってもすごく勉強になります。
で思うのは、うちの酒は、うちらしいなということ。
水の影響も大きいかもしれません。
ビールは自分自身がつくってますが、酒は杜氏にまかせてます。
ものをつくるということは、ある意味孤独な作業ですし、個人の「エゴ」が発揮されないといけないと思ってます。
そのためには、まかせる(=責任をおわせる)ことが不可欠だと思うのです。
でも、それはぼくが責任をもたないというわけではありません。
だって、最後に責任をとるのが経営者ですから。
つくりたい酒のイメージは(ほぼ)一緒のはずです。
というか、その「イメージ」を共有するのが一番大事なこと、そのために出来ることを最大限することがぼくの仕事かなとも思っています。
縁喜と志賀高原ビール。
どちらも、その時点での「自分たちの飲みたい酒」なのです。
10/13/2011(Thu)
テイスティング 修行中

おとといの記事で、元BUAISO君が準備していたのはこのテイスティング。
ワイン樽熟成の山伏が、夏をこえたところで、一度確認しておこうというわけです。
普段のビールならともかく、この oak aged 版の山伏は、まだ二年目。
ぼくらのテイスティングも、まだまだ初心者って感じ。
もとのビールの違い、樽内醗酵の酵母の違い、樽の違い(赤か、白か、一回目か二回目か)、熟成期間の違いなどなど。
テイスティングのサンプル数も多いですし、それに関わる変数も多いのです。
違いは、結構微妙でもあるのですが、それでもそれぞれはっきり違います。

色、味、香り。
それを表現する、ぼくらの力もまだまだです。
普段なら、お互いが何を言おうとしているか経験でだいたい理解出来るのですが、今回はそうはいきません。
違う言語をつかって必死にコミュニケーションしようとしてる感じ。
正解のイメージも各自ばらばら。
というか、そもそも本当にそんな「正解」があるのかどうか...
とはいえ、結構時間をかけて、なんとか、いまいち自信はないものの、現状の把握は出来たような気がしています。
いい感じでもあるけど、まだまだって感じでもあるってところでしょうか(←わかんないでしょうね)...
たぶん次のテイスティングは、数ヶ月後。
その時のために、今回の記録はちゃんと残しておこうと思ってます。
それに、それまでに、みんなでもっといろんなビール(や他の酒も)を飲んで勉強もしないといけないですね。
10/12/2011(Wed)
長野の酒メッセ 2011

「日に日に紅葉がよくなって来てますよ」
毎日配達で志賀高原を走っている元大型新人にいわれて、また仕込の合間に車で行ってきました。
ほんの一週間くらいの間に、たしかにだいぶ景色がかわってます。
なんか、車で走っているだけで肩から力が抜けてくような気がします。
この紅葉、もう少したのしめそうです。
さて、10月13日は、JR長野駅前のホテルメトロポリタンで長野の酒メッセ2011が開催されます。
玉村本店も参加してますので、よろしければ是非!
10/11/2011(Tue)
格好から入る !?

なんか格好よくないですか?
こんな写真を撮りたくて、樽熟成をはじめました。
なあんて、さすがにそれは嘘ですが、でもこういうのに憧れがあったのは事実かも。
格好から入るのも、大事かもしれないと思っています !?
10/10/2011(Mon)
「志賀高原殺人事件」

先ほど、
「今晩10/10(月)21時よりTBS系列で西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ「志賀高原殺人事件」~黒姫伝説の謎~という番組が放送されるので、観るように」
と、玉村本店最強の男から指示を受けました。
この「黒姫伝説」っていうのは、大沼池の大蛇の伝説。
そう、志賀高原ビールのロゴのモチーフです。
別にうちのビールも酒も登場しないと思いますが、観てみようと思います。
みなさんもどうぞ!
10/09/2011(Sun)
がんばれ日本

夜の公園。
折り畳んだ新聞を「ヘッドライト」で読みながら疾走するおじさん。
推定60歳。
「エコノミックアニマル」ってことば思い出しました。
肉食系です。
草食系のひとたちは、どう思うのか !?
って、おれはどっちだ !!!???
10/07/2011(Fri)
Over 600kg に挑戦!

今週は、Harvest Brew シリーズも詰め終えてタンクにも余裕がでてきたので、普段出来ない大物を仕込む週。
この日は、年に一回の男前度#1 のあのビール。
毎年、記録に挑戦して来たのですが、今日はついに仕込につかうモルト(+自家栽培大麦)が600kg超え。
まあイメージわかないでしょうが、うちのサイズでは相当の量。
DPAやペールエールの2倍以上ってことです。
緊張して朝6時スタート。
ちょっと想定外の展開もありましたが、思ったよりもうまくいきました。
よかった。
来年はもっといけそうです。
というか、そんなことよりも仕上がりが楽しみです。
10/06/2011(Thu)
いま思うと...

今日までそんなこと考えたこともなかったけど、いま思うとスティーブ・ジョブズって、
「自分がこうなれたらいいなあ」
と心底思える、ほとんど唯一の人だったような気が。
そんなに知ってるわけじゃないですけど。
ありがとうございました!
がんばります。
10/05/2011(Wed)
今年の生ホップシリーズの大トリ、Miyama Blonde Harvest Brew 発売です!

今年の 生ホップ収穫仕込シリーズも、第六弾。
大トリは、Miyama Blonde です。
自家栽培の酒米 美山錦と、同じく自家栽培の信州早生をつかって仕込むこのビール。
玉村本店濃度の高い思い入れの強いビールです。
特に、この Harevst Brew 版は、生ホップで仕込んだこの季節だけの味。
どんな仕上がりになるのか、仕込んだ時からずっとぼくらも楽しみにしてきました。
栽培六年目、もうすっかり一人前の生の信州早生。
今年は、アロマホップだけで 13kgと、ほんとうにたっぷり、いままででも最大の量をつかいました。
で、肝心の味ですが、いいと思います。
(↑「自分でいうな」といわれそうで、いつもあまり主観的には書かないようにしているつもりなのですが、今回は、やや控えめにでも、こう書きたい気分なのです!?)
色はやや青みがかったクリアなイエロー。
美山錦をつかってドライな飲み口ではあるのですが、6.5%という度数からくるほのかな甘みも感じます。
ホップの印象は、マスカットなど青いブドウのような印象が強いです。同時に、ハーブのようなスパイシーさも感じられ、苦すぎはしないのですがとてもホッピーで、爽快かつ華やかです。
日本のホップ、日本の酒米をつかっているからという先入観もあるのでしょうが、和食との相性なんかはとてもいいのではと思っています。
生樽とボトル同時発売です。
これで、現在発売中の「今年の初物」のボトルは:
Domestic Dry Stout (自家栽培大麦使用!)
IPA Harvest Brew (生ホップ仕込み!)
Not So Mild Ale Harvest Brew(生ホップ仕込み!)
Harvest IBA (生ホップ仕込み!)
ペールエール Harvest Brew(生ホップ仕込み!)
Miyama Blonde Harvest Brew(生ホップ仕込み!)
の六種。
この他に House IPA もございます。
上記のいくつかは、だいぶ在庫も少なくなってきましたが、いまならまだ季節の味全種類が揃います。
どうぞよろしくお願いします。
(IPA、ペールエール、Miyama Blonde は、Harvest Brew版と通常版を併売しています。セット商品などの内容を備考等でご変更いただくことはもちろん可能ですが、その場合、Harvest Brew ご希望の場合はその旨ご明記下さい。)
玉村本店のHPはこちら。
10/04/2011(Tue)
IPA 復活です!

大変おまたせしました。
IPA Harvest Brew の想定外の売れ行きのために欠品してました IPA の樽生、復活です。
切れてはいけないはずの定番。
それも、志賀高原ビールの看板商品でもある IPA。
それをこんなに切らしてすみませんでした。
今後、こんなことのないように、どんどん仕込んでます。
ちなみに、現在の樽生ラインアップは下記の通りです:
DPA Harvest Brew(生ホップ!)
ペールエール Harvest Brew(生ホップ!)
IPA
ポーター
Miyama Blonde
Indian Summer Saison
Harvest IBA(生ホップ!)
House IPA(新バッチ!)
Domestic Dry Stout (自家栽培大麦使用!)
Not So Mild Ale Harvest Brew (生ホップ!)(リアルエール / 通常版)
よろしくお願いします!
10/03/2011(Mon)
シリーズ第五弾、DPA Harvest Brew 発売!

生ホップ仕込み Harvest Brew シリーズ 第五弾、DPA 出来ました!
DPA は樽生専用のペールエール。
イギリスの最高級モルト、マリスオッター 100%で仕込んだこのDPAは、通常のペールエールよりも淡色で、アルコール度数もほんのちょっと低め。
もともとは、スキー場で、一番搾りやスーパードライのかわりに、ごくごく飲んで欲しいとつくったこのビール。
スキーシーズン中は、地元では圧倒的に売上1位のこのビールなのですが、バーのオーナーや、ブルワーといったプロの皆さんからの評価が高く、おかげさまで最近ではビアバー等からの注文が急増してきています。
まあ、ペールエールというよりも、ブロンドエールとか、ゴールデンエールなんて言われるものに近いのかもしれませんが、ぼくらのビールですから特徴はあくまでもホップ。
たくさん飲めるけど、退屈ではないビールだと思っています。
そんな DPA の、年に一回の生ホップ仕込み版がこれ。
アロマホップは、おなじみ信州早生と、栽培四年目のカスケード。
毎度同じことを書いてますが、やっぱり特徴はみずみずしさ。
ホップの印象も、当たり前なのですが、カスケードと信州早生の特徴を両方感じるさわやかさ。
既に発売中のペールエールの生ホップ版のアロマホップがカスケード100%。まもなくご案内できるはずの、次に控えている Miyama Blonde の Harvest Brew が信州早生100%。
で、こいつがその中間というわけですので、その辺りの違い気になる方は是非のみくらべてみてくださいね。
樽生専用でボトルはありませんので、おなじみのお店でどうぞお楽しみ下さい!
10/02/2011(Sun)
稲刈開始してます。

美山錦の稲刈りもはじまりました。
今年も天気はいろいろでしたが、虫やイノシシの害はなくここまできました。
特別栽培の基準で減農薬でのとりくんでいますので、相変わらず雑草には苦労してますが。
作業は、今週半ばまで続く予定。
また、天気が気になる毎日です。