2012年 12月
31日(月)
30日(日)
29日(土)
28日(金)
27日(木)
26日(水)
25日(火)
24日(月)
23日(日)
22日(土)
21日(金)
20日(木)
19日(水)
18日(火)
17日(月)
16日(日)
15日(土)
14日(金)
13日(木)
12日(水)
11日(火)
10日(月)
09日(日)
08日(土)
07日(金)
06日(木)
05日(水)
04日(火)
03日(月)
02日(日)
12/31/2012(Mon)
2012年私的十大ニュース(下)

続きです。
やっぱり、ホップははずせません。今年は、台風の影響を受けて収穫量はいまいちでしたが品質はばっちり。7種類8仕込した Harvest Brew シリーズも、おかげさまで大好評。ホップ自体の進化を感じます。ホップづくりは、それ自体もそうですが、それがきっかけで楽しい時間をたくさんの人と共有できるのも魅力。今年も楽しかったです。
大麦、ブルーベリー、蕎麦、美山錦、ついでに堆肥。その他の農業も、それぞれいい思い出です。自然相手のことなので大豊作ばかりではありませんが、かけた時間や労力以上のものを得られているという実感があります。それぞれ、酒やビールとして最大限生かそうと努力していますが、なかでも今年は大豊作でみんなで必死に収穫したブルーベリーが、驚異の新製品に。最強の男、いい仕事しました。(年明けの東京ドームのふるさと祭り、ビールよりもこっちの方が売れたりして!?)
酒の方は、ビールにくらべるとどうしても記事になりづらいですが、こちらも207年目、ゆっくり地道に進化しています。自家栽培米美山錦の純米吟醸が優秀賞をもらったりといったニュース以外に、長野の米にこだわった自分たちの目指す酒に向けての努力は続いてます。縁喜もよろしくです!
毎年毎年、本当にいろんなことがありますが、それを可能にするのは玉村本店のメンバー一人一人の努力。今年は、二十年以上お世話になったK子さんがひとまず定年。でも、たかしくん同様、これからも甘えるつもりです。(というか、既に年末に大活躍してもらっちゃってます。)一方で、新たに湘南ボーイが加入。がんばってます。この冬だけの助っ人ですが、Teppa Room 志賀高原の店長も大活躍中。ブログには登場してませんが、女性のパートさんも新たに二人加わってくれてます。
で、忘れちゃならないのが、SNOW MONKEY BEER LIVE 2012。生まれてこのかた幹事なるものをしたことのないぼくが、どういうわけかこんなイベントをやることに。冬にスキー場でビールと音楽のイベント。今思えば、冷や汗が出るような無謀な企画にも関わらず、本当にたくさんの方々のおかげで、忘れられない時間となりました。このイベントを通じて、いったいどれだけの人と知り合えたか!SNOW MONKEY BEER LIVE 2013も、初回以上のものにしたいと思いますし、すでにそうなりそうな予感があったりして。3/16-17、志賀高原でお会いしましょう!
みなさん、本当に今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします!
12/30/2012(Sun)
2012年私的十大ニュース(上)

恒例のまとめです。
今年は忙しかった。昨日も書きましたが仕込の回数も激増。ありがたいことです。飲んでくれているみなさん、そしてがんばってくれたスタッフにまずは大感謝です。「自分たちが飲みたいビール」をもっともっとたくさん飲んでもらえるよう、来年もみんなでがんばります。
振り返ると、今年は今まで以上にいろんなイベントに参加させてもらいました。東京ドームのふるさと祭り、大阪BBS、秋葉原、京都、大阪、新潟、富山、広島、けやき、横浜、大阪、京都.... 特に、けやきではフードに初挑戦。いやあ、これもいい経験になりました。そう、サンディエゴにもいったなあ。いろんなところで、本当にたくさんの人に会えて、うれしかったと同時にたくさんの刺激をもらいました。いく先々で仲間と会えるのも大きな楽しみでした。(それにしても、あの格好いい大先輩ともう会えないのは最高に残念です。)やっぱり旅も大事ですね。来年も出不精な自分に鞭を打って、積極的にいろんなところにいこうと思っています。
ビールの新作は、SOBA、Africa Pale Ale、#500、Harvest Saison そして FAR EAST。AfPAは、まだ今年デビューだったんだ。おかげさまで大好評で、いきなり準定番的につくっていたんで自分でも意外な感じです。年末、超限定で発売した Far East には、実はまだ販売していないバージョンが。来年のお楽しみです。
生産量が増えるのに伴い、いろいろ設備面でも変化が。新タンク、山伏用の瓶詰機、新しい樽、樽洗浄機などなど。樽洗浄機なんか、今思うと本当に「これなしではとてもここまではやれなかった」ってほどの大貢献。設備に関しては、来春にも次のタンクが到着予定。忙しくなっても、品質は絶対に落とさずにいけるよう、必要な準備はしてこうと思っています。とはいえ、量への対応だけじゃなく、新しい提案もどんどんできるようにしなきゃと思って、遊び場もつくりました。
Teppa Room も今年の新展開。春にサンディエゴにいったのがきっかけで、工場にテイスティングルームをつくることに。秋には、収穫祭を開催したのですが、うれしいことに遠方からも大勢のみなさんに駆けつけていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。おまけに、どういうわけか志賀高原に二号店!素敵なロゴ・看板もつくってもらいました。まだまだこれからですが、この Teppa Room がきっかけで、いろんな方と出会えたりしたら最高です!
続きます。
12/28/2012(Fri)
Teppa Room 鋭意営業中です!

Teppa Room のロゴのモデル。
わかってますよね。
轟君だと思った人も多かったみたいですが。
暮れも押し迫り、Tappa Room の営業についてのお問い合わせをいただくことが増えましたので、一応書いておきますね。
Teppar Room (玉村本店の方):
元旦以外、毎日営業。10:00-17:30(17:00 ラストオーダー)
Teppa Room 志賀高原
無休。16:00-23:00(22:30 ラストオーダー)
というわけで、ほとんど開いてますので、どうぞよろしくお願いします!
12/27/2012(Thu)
年越しそばにまだ間に合う 〜 新SOBA出来ました!

新SOBA出来ました!
SOBA = Shiga Kogen Original Buckwheat Ale
無農薬、有機栽培の自家栽培の蕎麦をつかったセゾンです。
11月に収穫した今年の新蕎麦をつかった一仕込み目がこいつという訳です。
アルコール度数は4.0%。
通常のセゾンとはまたちがう、このビールならではのフルーティーな香り。
以前、関東の蕎麦屋のグループのみなさんが玉村本店を訪ねてくれたのですが、前のバッチのSOBAを飲んで蕎麦の香りがすると断言していました。
今回は、いままでよりも、ややドライ目に仕上げてみましたが、それでも通常のセゾンにくらべたらボディは感じますので、度数から想像する薄さはありません。
以外に和のイメージがあるのも気のせいか。
年末ぎりぎりになってきちゃいましたが、玉村本店は年内無休。
年越しそばのお伴にも間に合いますよ!
12/26/2012(Wed)
SNOW MONKEY BEER LIVE 2013 こんなです!

SNOW MONKEY BEER LIVE 2013。
たくさんの「物好きな」みなさんのおかげで、もう一度やることになって、緊張しました。
で、本日発表。
http://snowmonkey.jp
一年目、そんなに出来たかはともかく、多くの人に「いい」といっていただきました。
で、二年目。
「二年目のジンクス」を言い訳にはしたくない。
というわけで、ぼくらなりに(またちょっと無謀に)がんばってみたつもり。
去年、大好評だった強力なメンバーに加えて、
あくらビールさん
櫛引彩香トリオさん
ceroさん
松田"CHEBR"岳二さん
古川太一さん
ブルームーンカルテットさん
A Hundred Birds feat. Ten さん
DJ YOKUさん
Hyoutanさん
が新登場!
「やり過ぎ?」
ってくらいかと思ってますが、その分、みなさんにどうしても楽しんでほしい、このイベントなのであります。
12/25/2012(Tue)
巨匠の新作

先日も書きましたが、新酒しぼりたて生酒が出来上がりました。
で、当然、この儀式。
そう、杉玉を新しいものに交換です。
一年働いた杉玉は、乾燥してだいぶ軽くなってますが、新しいのは青々としていて重いです。
おまけに、今度の新しいのはでかい!

もちろん、今回も巨匠たかしくん作。
完全に丸くないのですが、そこが味です。
玉村本店の、やんちゃで乱暴な感じを表現しているに違いありません!?
かなりの手間をかけたけど、気に入るまで仕上げないと気がすまない。
さすが、出来る男は違います。
ありがと!
12/24/2012(Mon)
正しく男の子

われらが新人、湘南ボーイ。
はじめての一人暮らし、なれない山の中で、優しいおっさんたちに鍛えれながらたくましっくがんばってます。
クリスマスも、夜は助っ人として、Teppa Room 志賀高原で過ごしてます。
そんな彼、こんな格好いい車を入手。
実は、採用決定時には、まだ免許も持ってませんでした。
それじゃ仕事にならないということで、「入社前に免許を取ってこい」というのが採用の条件。
二十歳になったばかり。
いわゆる「ゆとり世代」ってやつなんですが、
ビールにも、車にも興味があって、正しく男の子らしく、いい趣味してます。
まあ、そんな「いい趣味」の車も、納車二か月にもならないのに、もう二度目の入院。
この分じゃ、彼は車に相当詳しくなりそうです。
格安で買ったはずの車は、どんどん「高級車」に。
がんばれ、男の子!
12/23/2012(Sun)
あと一息

クリスマスか。
ずーっとバタバタですが、やっと少しだけ今年の仕事が片付いてきた気分です。
今週もまだ仕込も瓶詰めもあるけどね。
無意識のうちに、ちょっと気を抜いたのか、軽く風邪気味。
と思ったけど、日本酒飲んだら絶好調!
最後までがんばります。
まあ、正月も休めるわけじゃないですが。
12/22/2012(Sat)
もっと飲まなきゃね

新しいビールは飲むようにしているつもりです。
でも、実はここしばらく、ちょっと飲みが足りないかと反省もしてます。
忙しいっていう言い訳は簡単ですが、同時に、刺激を受けるビールに出会う頻度が減ったせいもあるような。
最近では、ぼくらよりも、飲み手の人の方がいろんなビールに詳しいみたいな感じ。
いかんですね。
で、このビール。
いやあ、美味かった。
このビールをつくった彼とは、一度会ってます。
だから、気持ちが入ってとかいうんじゃなくて(それもあるだろうけど)純粋にうまかった。
こういうの大事ですね。
がんばんなきゃと思います。
同時に、もっと飲まないといけないとも思うのでした。
12/19/2012(Wed)
クリスマスにいかがでしょう?

先日発売の志賀高原ビール500回仕込記念の特別版山伏。
おかげさまで好評です。
でも、Oak Aged版とかがかなり早く完売したせいもあってか、
「#500って、まだありますか?」
なんてお声をいただきます。
こちらは、一仕込み分しっかりつくってありますので、数は十分ありますのでご心配なく。
9%の度数を感じないさわやかな味わい。
「クリスマスのパーティーや、ちょっとしたプレゼント等にも最適なんでは」
なんて、柄にもないことを書いちゃったりして。
それから、FAR EAST、House IPAの樽は完売です。100仕込記念の IPA も、樽ボトルとも残僅少。
定番以外は、Not So Mild Ale と Africa Pale Ale が樽ボトルともにございます。
よろしくお願いします!
12/18/2012(Tue)
Teppa Room 完成!

大阪から戻り、即、雪の志賀高原に。
そう、大阪行きのために、最後まで見届けられていなかったTeppa Room の姿を確認に、シャレー志賀にいかずにはいられなかったのです。

いいでしょ。
ぼくは大満足。

こんな山の中の小さな店が、すごく格好よく出来たのも、実は箕面ビールさんのおかげなのです。
12/15/2012(Sat)
家

ビール工場前の猫。
自分で飼ってるわけじゃないですが、毎日会うので、親近感はわきます。
今年は、雪も早く寒そう。
この段ボール箱が、彼らの家なのですが、なんか「にぼし」がいい感じ。
大好きな匂いがするんでしょうね。
12/14/2012(Fri)
Teppa Room 志賀高原、いよいよ本格 OPEN です!!!

先日お伝えした、Teppa Room 志賀高原。
実は、ひそかに OPEN して、試運転中でした。
最近の雪で、志賀高原のスキー場のコンディションもバッチリ。
そろそろ本格シーズン突入です。
この立て看板も、今日届きました。
最高に気に入ってます。
今日から週末にかけて、店の外装は、バッチリ出来上がる予定。
店長も、かなりがんばってます。
料理もいいですよ。
そんな店長のブログがこちら。
「ゆるブル」ともども、どうぞよろしくお願いします!
12/13/2012(Thu)
新作、FAR EAST 出来ました!

新作ビール出来ました。
その名も、
FAR EAST
「どういう意味?」
アフリカから、インドを越えて、極東までいっちゃったっていうこと。
そう、トリプルIPAとかいうのかどうかわかりませんが、IPA 、いや House IPA のさらに強力版です。
志賀高原ビール史上最高のアルコール度数ですが、バーレーワインとかではなく、気分的には あくまでも IPA。
IPA、House IPA、ISS、AfPA、IBA に次ぐ、志賀高原ビール第六のIPAです。
アルコール度数は11%、IBU110ってところ。
度数は高いですが、原料は大量のホップとマリスオッターのみ。砂糖とかはつかってません。

(Teppa Room のロゴのモデル説もあるのですが、一応、否定しておきます。)
仕込んだのは、SNOW MONKEY BEER LIVE 2012が終わってすぐの3月下旬。
ですから、もう9か月も経っているのですが、飲んだ感じはむしろフレッシュ。
例によって、度数を感じないくらいに飲めちゃうのですが、直後にお腹が熱くなります。
ご注意を。
こんな渋い男のように、強力ではあるのですが、意外な繊細さも持ち合わせています!?
今回発売分は、理由あってかなり少量。
樽のみ150Lだけで、ボトルはありません。
日頃お世話になっているお店中心に、すでに行き先は決まっちゃっているのですが、開栓のタイミングはそのお店次第。
どこかで見かけたら、お試し下さい!
12/12/2012(Wed)
ちょっと淋しい日

娘二号が、突然、
「お父さん、今年はサンタさんのプレゼント、ちょっと早めにもらえないかな」
ときました。
「うっ」
「もう、知ってるって。お父さんとお母さんだけ、毎年クリスマスプレゼントくれないじゃん。」
そ、そうか。
去年まで、真剣にサンタさんへのお手紙書いてたのに。
12/11/2012(Tue)
100仕込み目の IPA は、ホップ(ちょっと)大盛り!

IPA も 100バッチに到達しました。
醸造開始からの定番のこの商品。
いまだに IPA を定番としてつくっている会社は多くないのですが、当時から、たくさんの先輩方に、
「なんで IPA を定番に?」
と、随分びっくりされました。
でも、実は、ぼく自身、その反応にちょっとびっくり。
だって、うまいし、今の日本の食との相性もいいと思っていたから。
そんな IPA が、志賀高原ビールの看板商品になってくれたのは、本当にうれしいことなのであります。
で、100仕込目。
特別版をつくるかどうか、ちょっと悩みました。
っていうのも、つねによりよくなるように試行錯誤してきた結果であるのが、現在の IPAだから。
「あんまりいじるのもなあ」と。
で、基本は一緒なのですが、せっかくなので、
「ホップ大盛り」
にしときました。
といっても、バランスを崩してもいけないので、そんなに極端な大盛りじゃありません。
ボトルの方は、別に特別なラベルは用意してませんが、ご注文の際にご要望いただけば、写真と同様、元BUAISO君の直筆サイン付きでお届けします。
これからも、どうぞ志賀高原 IPA をよろしくお願いします!
あ、番号ものが多くて恐縮ですが、saison one の #500 も好評発売中です。この#500は、仕込全種類をふくめての500仕込目を記念してということ。IPA とは、全く違うビールですが、こちらも引き続きよろしくです。
12/10/2012(Mon)
「ローテクなハイテク」 または 「人間味を感じる機械」!?

われらが BIG LOVE さん。
ぼくらの大事な、そして大好きなお店。
この日は、Luc と一緒に飲んでました。
そこで発見したのがこいつ。
ずーっと前からあったのかもしれませんが、この日に気がつきました。
レコードショップなのに志賀高原ビールの樽生が、常時3-5種類飲めるこのお店。
「おつまみとか、出せないので、かわりにこれ見つけてきて置いてるんですけど、意外に盛り上がってくれてるんです。」
と、仲さん。
ハイテクなようなローテクなような
相変わらずのセンスのよさ。
ゆるく楽しい。
また、大好きになったのです。
12/09/2012(Sun)
遠方よりの友に会い思う

「ゆるブル」読者ならこの人、よく知ってますよね。
そう、ご存知ノルウェーのNogen Øの Kjetil 君。
「君」とか「さん」とかいろいろかいてるけど、同年代の友達だから、どっちでもいいってことにしてください。
今回は、日本のインポーターのイベントのための来日。
かなりハードスケジュールのようです。
本当は、この数日前の夜、飲みに誘ってもらったのですが、仕込のために参加出来ず。
今回も(←八月にも来日したのですが会えなかった)だめかなと思ったのですが、こうして再会できました。
最近は、日本のメディアにもよく登場する彼。
相変わらず、刺激になるし、楽しい。
忙しいのに時間をつくってくれて、本当にうれしいのです。
でも、一方でよく考えると彼とは5月に、サンディエゴで会ってます。
会いたいけど、ご無沙汰しちゃっている日本の友だちが何人も思い浮かぶのですが、そんなみんなよりもよく会っているなあ。
この日は、そのあと、「久しぶりの友」二人と、立て続けに会いました。
「久しぶり」でもいいですね。
メールとかじゃなく、やっぱり直接会うのは大事です。
いい一日でした。
人付き合いに「まめ」じゃないぼく。
「きっかけ」なんかなくても、本来もっと会いやすいはずの友たちと、もっともっと会わなきゃなとも思いました。
できるかなあ?
12/08/2012(Sat)
「難しい」も「面白い」

酒づくりもすっかり本番。
今シーズンは、どうも米の感じがだいぶ違うようです。
自然のものですから当たり前なのですが、今年の米は全般に必ずしも「ばっちり!」というわけにはいかないようです。
吸水の具合、粒の揃い具合、堅さなどなど。
でも、その年の与えられた条件を出来るだけ早く把握して、それに合わせた対応をすることで、いつもに負けない味の酒に仕上げるための努力を最大限するのが仕事。
大変だけど、そうじゃなきゃ面白くもないわけです。
与えられた条件で、ベストの結果を出すための試行錯誤が、毎日続いてます。
12/07/2012(Fri)
虎の穴

このあいだ書いた新しい「ミニ工場」で、初の作業。
ワイン樽熟成の山伏の瓶詰めです。
まるまる二日がかり。
年に一回くらい、というよりも、実は一年ぶりでまだ数回目の作業。
おまけに、新しい環境では初挑戦なので、いろいろあって結構疲れました。
なれないことは、普段以上に気をつかうのです。
でも、いい感じ。

この新工場は、実はこの樽熟成のビールのため。
Oak Aged 山伏の説明の際にも書きましたが、樽をつかう理由は、樽のフレーバーももちろんではありますが、それ以上に、ブレッタノマイセスなどに代表される通常のビール酵母以外のものの働きに期待して。
でも、これが中途半端にやると複合汚染のリスクがあって、怖いのです。
いままではおそるおそる外にテントを張ったりしながらの作業でした。
効率も悪いし、やりたいことに制約がいろいろ。
そんな感じで取り組んで、そろそろ三年近く。
まだまだ試行錯誤は始まったばかりなのですが、だいぶ手応えも感じれるようになってきました。
というわけで、より本格的に取り組むには、思い切っていろいろやれる環境が必要だという結論に。
で、この小さな遊び場をつくったというわけです。
ポンプやホースなどなど、すべての部品は、メインの工場とは別のもの。
「経営者」としては、儲からないのはわかっているこんな遊びのための投資は「いかがなものか」とは思うのですが、「ブルワー」としての自分がやりたいんだから仕方ない。
いつか、この遊び場から、すごいビールを生み出して、自分の中での闘いにの結果を正当化したいと思ってます。
12/06/2012(Thu)
もちろん AFRA!

SNOW MONKEY BEER LIVE で、たった一人、マイク一本だけで、SNOW MONKEY の会場全体を虜にした AFRA。
そのヒューマンビートボックスのすごさは、「生じゃなきゃ伝わらない」と、その場にいて、痛感しました。
そもそも、この人たちのおかげで参加してくれました。
もちろん、SMBL2013 の開催が決定して、是非出てほしいと思ったのですが、今年は、このCMでも話題に。
「さすがに、次はもう駄目かなあ?」
なんてぼくらの心配にもかかわらず、快諾!
そう、SNOW MONKEY BEER LIVE 2013 にも、AFRA 再登場なのです!!
すごくうれしい。
そして、より多くの人に、あのすごさをその場で体感してほしいです。
12/04/2012(Tue)
イチローの貫禄

またまたまた、遊びに来てくれた富山のイチロー。
お決まりのポーズ、今回も何回もお願いしちゃいました。
さすがに、貫禄がちがいます!?
もちろん、城端麦酒も、SNOW MONKEY BEER LIVE 2013 登場です!
12/03/2012(Mon)
新たな遊び場

先日からの工事も、だいぶ大詰めに近づき、先週、届いたばかりのタンクたちを搬入しました、
こうしてならぶと、結構いい感じ。
まだ未完成ではあるのですが、すぐに作業は始めます。
ここで、どんなことをするか。
いろいろな妄想を現実にしていかないと。
12/02/2012(Sun)
樽はありません

#500、おかげさまでだいぶ反響があります。
一点だけご連絡。
このビールは、ボトル版のみで、樽は基本的にはありません。
樽で売った方が売れるのはわかっているのですが、やっぱりこれはボトルコンディション版を楽しんでほしいのです。
どうぞご理解ください。