2015年 11月
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11/30/2015(Mon)
「ブルワーズの会」

名古屋へ行ってきました。
場所は、Y. MARKET BREWING さん。
全国のブルワーが集まるイベント。
今回で六回目、なんと70名もの参加が。
やっぱりクラフトビールの盛り上がりを感じます。

お互いのビールを飲んだり、情報交換したり。
ぼくも先輩ブルワーたちに、いろんなことを教えてもらってここまできました。
こういう集まりが、中途半端なブームじゃなくてクラフトビール全体のレベルアップのきっかけになればと思います。
会場を提供してくれた Y. MARKET のみなさん、そして幹事のみなさん、どうもありがとうございました!
11/29/2015(Sun)
DARK MATTER COFFEE

旅の続き。
シカゴの三日目は、ここから。
DARK MATTER COFFEE。
マイケルお気に入りの、シカゴの有名コーヒー屋さん。
この日と、前日の二日間は、日本の某自動車メーカーのCM撮影。
ギャラには、なんと車も含まれるとか。

実は、初日の Pipeworks のあとにもよったのですが、「見学してけよ」とのことで、再び訪問。

ロースターの並ぶ部屋には、3 FLOYDS とも同じアーティストの絵が。
そう、先日ちょっと触れたのがここです。

この日は、CMの撮影で、社長で創業者のジェシーは不在でしたが、かわりにこのアーロンがすごく丁寧に案内してくれました。
彼らは、単にコーヒーを焙煎して提供するだけじゃなく、自分たちで中米まで年に何度も足を運び、直接豆を買い付けてくるのです。

畑はちがうんだけど、ぼくは興味津々。
また質問小僧です。

「バレルエイジドのコーヒーを飲もうよ」
っていって、アーロン自らが入れてくれます。

「バレルエイジド?」
おおっ、なるほど。
こんなのありなんだ。
うまいのです。
「倉庫に行こう。」

ってことで、車に乗って近くの倉庫に案内してもらいます。
そこには、買い付けた豆がずらり。

で、ここは地下。
コーヒー屋の絵じゃないみたい。
そう、焙煎前の豆を、3FLOYDSとかのビールがはいっていた樽で熟成させているんです。
こんなことも出来るんだ。

DARK MATTER は、3FLOYDS、HALF ACRE、Pipeworksといった名だたるブルワリーがその豆をつかってビールをつくったりと、クラフトビールととてもいい関係を築いてます。
やっぱり、クラフトビールと、こういうスペシャリティコーヒーって、通じるものがあるんです。
「まだ、こういうコーヒーのムーブメントも、はじまったばっかり。いろんな可能性があるよ。」
と楽しそうにいろんなアイディアを話し続けるアーロンに圧倒されっぱなし。
うれしい時間でした。
11/28/2015(Sat)
苦手意識返上しようか!?

今回訪問したアメリカのブルワリーのうち、かなりの割合で、犬か猫に会いました。
これは、ヴァーモントであった犬。
実は、保育園の時に犬に噛まれて以来、ぼくは犬が苦手です。
でも、その苦手意識を返上しようかと思うくらいにかわいかったな。
11/27/2015(Fri)
金曜日の夜

これは、シカゴの金曜日の夜。
やっぱり長野とは全然ちがうなあ。
当たり前だよね。
初雪の降った今日は、DPAと其の十の仕込。
日が短くなったのと、天気がいまいちなのと、田舎だから光がすくないのとで、気づくと真っ暗。
まだ6時前とかでも、夜中の気分。
おまけに、其の十の仕込は、たいてい苦しんで、日付をまたいじゃうことが多かったり。
今日も、朝からトラブルに見舞われて、どうなることかとも思ったのですが、なんとか解決。
仕込そのものもいままでになく順調で、そんなにひどいことになりませんでした。
「最悪にくらべたらだいぶいいなあ」
っていいながらも、遅くまで働いてる金曜日の夜。
11/26/2015(Thu)
LIMONCILLO という豆について。

DRUNK COFFEE でつかったコーヒー豆。
ニカラグアの LIMOCILLO。
この仕込のタイミングに合わせて、都度、TRUNK COFFEE さんで焙煎してもらいました。
以下は、TRUNK さんによる、豆のコメント:
[LMONCILLO]
Country : Nicaragua
Origin : Limoncillo
Growing Alt : 850-1150m
Type : Pacamara
Process : Natural
赤ワインのような芳醇なフレーバーとボディ。パカマラ特有のトロピカルフルーツ、ダークチェリーのようなフルーティーな味わい。レモンピールの様な後味が楽しめます。また、ナチュラル精製独特の発酵による複雑な味わい、フレーバーが特徴的です。
昨日も書いた通り、ぼくが最初に TRUNK さんを訪ねたときに飲んですごく印象に残ったのが、この豆。
ちょっと、発酵したような複雑さを感じたのですが、それが「ナチュラル製法」によるものだったとのこと。
今回の DRUNK COFFEE ですが、その味わいを引き出すため、たんにタンクに漬込むだけではなく、HOPNIKもつかってみました。
なにせはじめてなので、どのくらいの量がベストなのか、かなりドキドキもしたのですが、結果はいい感じ。
もともと TRUNK さんのコーヒー豆は、焙煎もそんなに深くないので、多くの人が "コーヒー" にイメージするロースト香はあまり感じられないのですが、逆にこの豆本来の香り、甘みをみつけてもらえるのではと思っています。
ちなみに、この豆、もう在庫もだいぶ少なくなってきているようなのですが、TRUNK さんの webショップにてまだ販売中です。
ご興味のある方は、是非、飲みくらべもお試しください!
11/25/2015(Wed)
DRUNK COFFEE / LIMONCILLO 発売です!

おまたせしました。
TRUNK COFFEE さんとのコラボでつくった
DRUNK COFFEE / LIMONCILLO 発売です!
ラベルは、もちろんTRUNKさんのイメージカラー。

夏前から、いろいろ試作を繰り返してきましたが、今回は、既存のビールではなく、このためにベースのビールからつくってフルサイズの仕込。
(コーヒーをつかっているので、税法上は発泡酒となります。)
選んだ豆は、ニカラグアの "LIMONCILLO"という豆。
また書こうと思いますが、すごく貴重で、かつ個性的な豆。
ぼくが、はじめて TRUNK さんに行った時に飲んで感激したのもこの豆でした。
これを生かして、それでいて、ぼくららしいビールをつくりたいと真剣に考えてつくったのが、今回の DRUNK COFFEE。

いままで、他のビール会社とのコラボは何度もやっていますが、異業種ははじめて。
でも、
コーヒ—とビール
TRUNKさんと玉村本店
自分たちの納得のいくものへのこだわりや、新しいもの、面白いものへの興味など、なんか共通する部分が多く、刺激にもなり、楽しく、そしてすごく勉強になりました。
仕込はもちろん、なんと瓶詰にもみんなで来てくれるほどの気合いの入りよう。

で、肝心のビールですが、そう、色はいわゆる「コーヒービール」でみなさんが想像するダークじゃなくて、ブロンド。
アルコール度数は5.0%。
IBUは32って感じで、それほど苦くはないのですが、そりゃあぼくらのビールですから、もちろんホッピー。
つかってるホップの量は、IPAたちなみです。
コーヒーの香りと甘み、そしてホップの香り。
かなり面白いものに仕上がったのではと思っています。
"DRUNK COFFEE" って、英語としては変なのかもしれませんが、文字通りコーヒー豆もビールの中で酔っぱらっているはず!?
樽生、ボトル同時に発売開始です。
価格は、定番商品と同じ。
フルサイズの仕込なので、そんなにすぐにはなくならないと思います。
ご注文は、下記までお名前、ご住所、電話番号とともにお申し付け下さい:
order@tamamura-honten.co.jp
お支払い方法、送料等は通常通りです。
HPから、備考欄等でお申し付けいただいても結構です。
発送には、数日お時間をいただく場合がございますので、予めご了承ください。
ご感想、おまちしてます!
11/24/2015(Tue)
忙しくなりますが、お付き合いよろしくなのです!

「毎日毎日、おっさんの旅日記じゃなあ」
と思って、苦しまぎれに撮った写真。
「つい先日もこんなのだったじゃん」
ですよねえ。
でも、こいつも一年以上かけてやっと発売が近づいた特別なの。
いやあ、いい感じの仕上がりなんです。
実は、あれや、これや、それやと、発売を控えるビール多数。
数えたら、まじで、十を越えてました。
早くはじめなきゃ。
それも、神頼みだったりしてます。
忙しくなりますが、おつきあい、よろしくお願いします。
11/23/2015(Mon)
旅の友は最高のツアーガイド

今回も、旅の友はこの人。
Craftheads と Bar Sal's のオーナー、マイケル。
シカゴは、二人旅。
ボストンから仲間が合流したのですが、
「喧嘩してないか心配だった」
とか、みんなが言うんです。
でも、お互い、もう結構いい歳なので、そんな心配は(あんまり)ないのにね。

3 FLOYDS のクリスと。
今回は、正味八日間で、ブルワリー10か所+コーヒー屋1か所というスケジュール。
それだけ書くと、
「せっかく行ったんなら、もっといろいろ行けよ!」
とか、いわれそうです。
でも、その全てでヘッドブルワー &/or 経営者とたっぷり時間が取れて、本当に充実した旅となったのは、この人のおかげ。
長年かけて築いた関係と、日本人(←本当です)離れしたコミュニケーション力は、圧倒的に他をよせつけないすごさ。

なんとかと煙は高いところが好き!?
ぼくがクリスと話している間に、なぜかこんなことに。
あっ、ぼくらは "マイケル" って呼んでますが、海外ではみんなが本名の "KOJI" 。
”マイケル"は、通じないよ。
11/22/2015(Sun)
やっっぱり 3FLOYDS は、さすがでした。

二日目。
シカゴから車でおよそ一時間。
人生、初インディアナ州。

そう、目的は 3FLOYDS BREWING CO。
いやあ、ホッピーなビールの世界リーダーっていって間違いないと思います。
ずっと人気でも世界一。
たんにホップを一杯つかって苦いとか香りがいいっていうだけじゃなく、ホップのきれいな香りをしっかり受け止めるモルトとのバランスが最大の特徴だと勝手に思ってます。

土曜日の早い時間に着いて、早速ヘッドブルワーのクリスと対面。
すぐにパブで、ビールを注いでもらいます。

設備は、ほんの数年前に自動化されたばかり。
なんと、仕込のサイズは、うちの新設備と同じ。
でも、一日6-10仕込をするとのことで、生産規模は、40-50倍とか!?
この日のシフトは、格好いい女性ブルワーでした。

もはや結構、大きな会社なんですが、小さい会社の尖った雰囲気。
ラベルはもちろん、会社のあちこちにポップなアート。

この日、クリスがずーっと考えながらボードに向かってました。
仕込のスケジュール、シフトのメンバーのための指示を書いてるのです。

規模を追求するだけじゃないのが尊敬出来るところ。
もちろん、バレルエイジも。

それだけじゃなく、来年早々には、長年の夢だった蒸留も開始!
美味しいビールをもっとたくさんの人に飲んで欲しい。
だからもっとつくる。
でも、規模を追っているうちにやりたかったこと、楽しむことを忘れない。
この会社をみて、やっぱり頑張んなきゃと思うのでした。
11/18/2015(Wed)
神様へのお願い

先日お邪魔したお店にて。
こんなに扱ってくれて本当にうれしい。
歌もうまいし美人だし。
お客様は神様です。
そんな神様に、お願いすることができるとしたら?
「樽を早く返してくれますように。」
他の神様のみなさんも、よろしくお願いします。
11/17/2015(Tue)
"Small Batches, Big Beers"

で、今回はアメリカに行ってきました。
それも、いままではいったことのない東の方中心。
去年は、なんだかんだいっているうちに中途半端に終わっちゃいましたが、今年は備忘録も兼ねて、ちゃんと振り返ろうかと。
で。シカゴの空港から直行したのが、ここ。
PIPEWORKS BREWING COMPANY。
ここは、つい最近できたばかりの規模の大きい新ブルワリー。
ヘッドブルワーの Will さんと。

ここのポリシーは、
Small Batches, Big Beers
小さい仕込で、大きなビール。
この写真は、新工場から向かった創業の地。
設備は、ぼくらの最初のくらい。

この日は、みんなで、ちょうど秘蔵のバレルエイジのビールの仕上げをしてました。

鍋で煮てるのは辛いやつ。
ちょっとずつ足しながら、みんなで議論。

きっと、すぐに大きくなっちゃうんだろうと思うのですが、すごく家族的な"小さな”雰囲気で、"BIG”なビールを仕上げる様子が、なんとも楽しそう。
いきなり刺激的だったのでした。
11/09/2015(Mon)
saison blanc 第二弾、今回はボトルも!

おまたせしました、
saison blanc 第二弾、発売です!
前回は一日で完売してしまったこの新作。
ビールの説明はこちら。
今回は、ボトル・樽生同時発売です。
樽の方も、前回よりは量があるので、すぐにはなくならないはず。
ボトルのご注文は、下記までお名前、ご住所、電話番号とともにお申し付け下さい:
order@tamamura-honten.co.jp
お支払い方法、送料等は通常通りです。
HPから、備考欄等でお申し付けいただいても結構です。
発送には、数日お時間をいただく場合がございますので、予めご了承ください。
どうぞよろしくお願いします!
11/05/2015(Thu)
豆を収穫する日

今日もいい天気。
またまた収穫の日です。

今日穫ったのはこれ。

これでわかりますか?
イベントなんかで大好評の、信州特産の鞍掛豆。
単なる豆なのに、そのうまさでファンになる人多数なのです。

つくるのは、今年はじめてだったのですが、一杯穫れた手応え。
余計な動きは、必要ないけどね。
11/03/2015(Tue)
収穫祭のグッズ類、販売します!

先日の収穫祭用につくったグッズ類、販売開始します!
まずは、このグラス。
315mlの、ちょっと小振りなサイズ。
結構つかいやすい大きさだと思います。

当日も大好評。
裏面には、このプリント。
意味は、こちらを。
850円(税込み)/個です。
こちらは、結構たくさんつくっていますので、お店でつかいたいなんていう業務展の方も、通常のご注文の際にお問い合わせください。

新色のワークシャツ。
ワッペンと刺繍。袖には玉村本店のピスネーム。
いかにもワーク用のしっかりとした生地で、着込む程味もでそうです。
ボディはパターンからつくった完全日本製。
サイズは S/M/L/XLの四種展開。
ちなみに、ぼくでLサイズです。
価格は、10,000円(税込み)となります。
ワッペン付きニットキャップ・ワークキャップはともに完売です。

そして前掛け。
こちらは、2,000円(税込み)。

最後は、「苦い人生」のTシャツ。
ボディは薄手だけど張りがあって、とても着心地いいです。

首の後ろには "Shiga Kogen Beer" のプリント。
街で着るには勇気がいるかもしれませんが、ぼくらはとても気に入ってます。
XS/S/M/Lの展開なのですが、ごめんなさいLは既に完売です。
価格は、2,800円(税込み)。

そういえば、この人たちのこと、まだ書いてないなあ。
送料として、540円をお願いします。
ご注文は、下記までメールで、ご注文内容、お名前、ご住所、お電話番号とご一緒にお願いします。
order@tamamura-honten.co.jp
HPからビールや日本酒をご注文の際に、備考欄でご注文をいただいても結構です。
ビールや日本酒と一緒のご注文の場合の送料は、770円となります。
お支払い方法は、通常のご注文と同様です。
完売の場合は、ご容赦くださいね。
どうぞよろしくお願いします!
11/02/2015(Mon)
途中経過

お酒は長いこと好きです。
でも、(信じてもらえないかもしれないけど)未成年の間は飲んでませんでしたので、コーヒーとの付き合いの方が長いです。
それも、結構ずーっと好きです。
そんな長い付き合いのコーヒーのこと、全然知らないんだなあとこの数年で思い知り、反省してます。
でも、その分、最近すごく楽しい。
ビールに通じる部分も多いし、新しく知ることがなにより楽しい。
こんな気持ちになれるのはうれしいことです。
だから、今回の試みは相当刺激的。
豆だけじゅなくて、それを生かす「人」に学ぶところがなんといっても大きい。
その成果の第一弾、というか、いままでの実験があるので、第二弾。
順調に完成に向かっています。
まだまだ勉強中。
いろいろ冒険中。
最初から完璧じゃないかもしれないけど、かなりいい感じです。
11/01/2015(Sun)
何かをやると、何かが起こると思うんです。
苦い人生 from Miles Peterson on Vimeo.
収穫祭が終わってしばらく経ちましたが、こんなうれしい動画が届きました。

今回、手伝ってくれたマイルスさんから。
うれしいです。
こうして、いろんな出会いがあるのがこういうことをやるよろこびでもあり、理由でもあり。
何もやってなかったら、何もおこらない。
「苦い人生」は、楽しいと思うんです。
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