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こころざし


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木樽熟成の山伏シリーズ、初年度は6種類とそのバリエーションとなる予定。

今回デビュー(=年内最後) するのは、そのうちの2種類です。

いずれも、ワイン樽で二年以上熟成したもの。

ドライ、ドライと書いてますが、同時にほのかな酸味が特徴。

ビールというよりもワイン的です。

ベルギーのランビックはもちろん、ここ、もう何年もの間アメリカを中心とした各国で、”バレルエイジ" "サワービール" は、IPAと並んで大人気。

日本のブルワリーでも最近は、"サワー" なビール、だいぶ出してますが、そのほとんどは"サワー・マッシュ"、”サワー・ケトル” といわれる手法のもの。

細かい技術的な話は書きませんが、仕込みの際に乳酸発酵の要素を導入する方法です。

今回ぼくらがリリースする2種類の酸味は、仕込みの際のものではなく、また、乳酸だけによるものではありません。

長期の樽内発酵を経て生まれる、いろんな微生物の働きによる複雑な酸味です。

別に、どちらがいいとか言うつもりはありません。

ただ、ぼくらはこっちの方が好きなだけ。

ほとんど苦味がなく、ドライで、ちょっと酸っぱい。

とても、「ビール」な感じはしません。

たぶんね。


どちらかというと、「ワインが飲まれるようなシーン」で飲んで欲しいと思ってます。

このカテゴリーのビール、日本で、ある程度以上の数量でリリースされたことはないと思います。

先日も書いたけど、

「ん、これビール?」

って言われると思います。

日本では、ほとんど前例がないし、当然マーケットも出来てない。

ぼくらは、本当に

ランビックと勝負したい。

欧米のサワーと勝負したい。

それよりなにより、

ワインと勝負したい。

そんな気持ちの挑戦です!?


うう、また長くなっちゃったけど、書ききれません。

続きます。









12:00 | 山伏 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

リアルタイムじゃなくても


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毎年、今日のために、このビールをつくってます。

で、6年目の今年、

「先代社長には会ったことない」

って人が、結構いるってことにやっと気づきました。

そりゃそうかも。

"ボヘミアンラプソディー"を観てフレディやクイーンを知る人がいるみたいに、このビールで「社長」を知って、「社長」や「箕面ビール」や、おまけでクラフトビールのことを、

「すげぇ!」

ってもらえたら、それもすごくうれしいな。




21:16 | ビール全般 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

木樽をつかう理由


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ビールづくりには、徹底的に清潔さにこだわり、様々な段階の温度管理を最適化していくという基本が大切です。その基本をもとに、厳選された原材料の個性を生かすことで、いろんなビールをつくるわけですが、通常のビールづくりでは、野生酵母とか、そのほかの微生物は、「汚染」と紙一重だったりすることで、あってはならない要素です。

一方で、昨日もちょっと書きましたが、通常のビール酵母には分解できない糖分があり、その残った甘みが、ビールの魅力でもあると同時に、時に食中酒としては邪魔になったりもします。

その甘みをできるだけ少なくする醸造法をとったり、ホップの苦味とのバランスとで甘みを感じづらく、爽快な仕上がりするという方法もありますが、野生酵母や、微生物の働きは、その残糖を分解できるということで、根本的に違うアプローチであるのです。

また、通常、酸化はビールの大敵なのですが、野生酵母などは酸素を必要だったりもするので、木樽でのゆるやかな酸化状態がのぞましかったりもします。

一方で、野生酵母や、微生物の働きをコントロールするのは簡単ではありませんし、そうした微生物の種類も数えきれないくらいです。でも、「完全にコントロールできない」ということは、裏返せば自分たちだけでは実現できないような味が生まれるかもしれないという「ロマン」を感じることにもつながるのです!複数の微生物の働きで、単一の酵母による発酵にくらべて、より複雑な味わいが実現したり。

さすがに、完全に微生物まかせの出たとこ勝負というわけにはいきませんので、いろんな試行錯誤をくりかえして自分たちがイメージする味わいを目指しています。

通常のビールづくりでは、徹底した衛生管理が欠かせないと書きました。ぼくらも、こうした野生酵母や、微生物の力を借りた実験の場と、通常の志賀高原ビールの醸造の場所は、完全に分離しています。これは、複合汚染を防ぐため。そのぶん、場所や機材等、たくさんの余計なコストがかかってしまうのですが、こればかりは仕方ありません。

写真の二種類のビールは、来週、第一弾としてリリースする、最初の木樽熟成山伏です。

お飲みいただいて、

「ん、これビール?」

って思う人がほとんどかと思います。

それが、

「うまい!」

に、すぐつながるのか、とても不安ではありますが、ぼくらはそうであることを祈ってます!





18:00 | 山伏 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

山伏、新展開!


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「そろそろ」といいつつ、だいぶ経ちましたが、いよいよ来週、山伏シリーズの新展開、始まります1

山伏シリーズの販売を開始したのは2010年の初め。

"「山伏」というのは、ベルギーのビールにインスパイアされつつも、日本オリジナルな味を追求するプロジェクト。

もちろん、同じ玉村本店のビールなのですが、ホップが主張し、どちらかというとアメリカンのクラフトビールの影響の強い「志賀高原ビール」とはまったく別な取り組みだということを、はっきりさせる意味もあって、あえて名前も、ラベルも一からつくることにしました。"


と、当時書いています

以来、山伏 壱 / saison one、山伏 弐 / saison noir の二つの定番に加え、saison brett、grand rouge、apricot saison、hop & brett などの限定版がシリーズに名を連ねてきました。

今回、ぼくら的には大きな、新たなステップとして、木樽熟成 / Barrel Aged の山伏のシリーズを展開していきます。

木樽を使っての熟成の取り組みは、2010年からはじまっています。

過去に saison one と saison noir の樽熟成版を何度か特別版としてリリースしてきました。

ワインやウィスキーなどの樽での長期熟成をすることで、そうした樽のフレーバーが加わるのはもちろんですが、野生酵母等の微生物の働きにより、通常のビールの酵母だけでは実現できないドライで複雑な味わいが可能になります。

「最良の食中酒を目指す」というのは玉村本店のポリシーです。

その「最良の食中酒」を目指すために、ホップの苦味と香りによる爽快さと並ぶ、もう一つのアプローチとして、セゾンがあり、そしてこの木樽の熟成があると考えています。

書くことがたくさんありすぎますので、今日はここまで。

明日に続きます。




18:31 | 山伏 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2018 と India Miyama Lager、ボトル同時発売です!


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[12月12日 12時25分 追記] W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2018、業務店向け様分は完売です。弊社販売分は、残り Web と店頭在庫のみです、どうもありがとうございます。India Miyama Lager はボトル・樽生共に引き続き販売中ですので、よろしくお願いします。

W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2018 India Miyama Lager、ボトル同時発売です!

W-IBA は 1仕込み分。

India Miyama Lager は2バッチ分と、たっぷりご用意しています。

12/15 が、先代大下社長の命日。

本来、本日12日受注分で15日指定はお受けできないのですが、ご希望の方は、備考欄で「15日着希望」とご明記ください。

配達エリア、配送会社の混雑状況等もあって、保証は致しかねますが、最大限ご希望にお応えできるよう努力いたします。

(13日以降のご注文の場合、15日発送は間に合わいませんので、あらかじめご了承ください。)


昨日発売の W-IBA の樽生は完売。 India Miyama Lager は引き続き販売中です。

どうぞよろしくお願いします!






12:00 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2018 と India Miyama Lager、樽生から同時発売開始です!


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[12月11日 18時40分 追記] おかげさまで、W-IBA -MASAJI THE GREAT- 樽生完売です。どうもありがとうございます。India Miyama Lager は引き続き販売中ですので、よろしくお願いします。

もう、今年もこんな季節。

W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2018、 樽生から発売開始です!

箕面ビールの先代大下社長を追悼して毎年仕込む大事なビール。

早いもので、今度は7回忌です。

毎年書いてますが、コンセプトは:

"箕面ビールといえば、スタウト、インペリアルスタウトの黒い二種、そしてW-IPAの印象が強烈。なら、両方いっぺんにつくっちゃえ、ってことでつくった黒いW-IPA。「格好よくて強面で、一見ちょっと近寄りがたい。でも、話してみると、その人柄にいっぺんに魅了されちゃう。」そんな先代大下社長のイメージそのままの男前なビール。"

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毎年、気合を入れて仕込みます。

今年は、なんと10.0%。

IBUは 81ってところ。

目をつぶって飲めば黒いビールだと思わないくらいにローストは控えめ。

その分、ホップの香りは強烈です。

度数は高いんだけど、ホップの苦味もあって、飲み口はあくまでもドライ。

マーマレードとかを連想するような柑橘感にトロピカルな香りが加わった印象

「黒さは」、コクとして背景にある感じかな。

度数は高いけど、パイントサイズとかでも飲めちゃうと思います。

もちろん、スピード注意ですよ。

軽めの赤ワイン的なシーンから、お食事と一緒に楽しんでいただけると思います。

今年は1バッチのみ。

あの社長のような、優しくも男前なビールに仕上がったと思います。


12/15 が、先代大下社長の命日。

業務店のみなさまには最短で12/13-14にお届けできると思いますが、開栓は15日以降でお願いします。

いずれも、最大限ご指定にお応え出来るように努めますが、注文が殺到したり、配送場所・タイミングによっては間に合わない場合ご理解ください。

今年も、ぼくが知っている範囲で、うち以外に4社からマサジビールが発売されます。

15日、あの素敵な社長を思い出して、一緒に乾杯しましょう!

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そして、先日久しぶりに発売して即日完売だった、

India Miayama Lager 最新 / 最終バッチ 樽生、同時発売!

自家栽培の酒米「美山錦」と、アメリカ・ドイツのホップをふんだんにつかったラガー。

6.0%、IBU50。

アメリカとヨーロッパのホップを IPA ばりに、たっぷりつかっているのですが、どちらかというとヨーロッパよりの印象。

デコクション・クラウゼニングといったドイツ伝統の手法をつかった味わいは、とてもクリア。

美山錦の甘みをほんのり感じながらも、しっかりとした苦味で飲み口はドライな仕上がりです。

決して軽くはないんだけど、どんどん杯が進んじゃうやつ。

酒米をつかっているせいなのか、前も書いたけど、鍋とか、あと焼き鳥とか、和の食事との相性は抜群だと思います。

たぶん、おせちにもバッチリかと。

本当はラガーをもっともっとつくりたいのですが、いろいろあって、これで当面は打ち止めです。

その分、今回は2バッチ分仕込みましたので、当分なくならないはず。


いずれも、ボトルの発売は、もうちょっとだけお待ちください。


どうぞよろしくお願いします!




12:00 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

まさかの強力助っ人!


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強力な助っ人が到着!

夏のホップ摘みの時に、ダメ元というか、半ば冗談でお願いしてみたのですが、本当に来てくれちゃいました。

この冬いっぱい、THE FARMHOUSE と Teppa Room を手伝ってくれることに。

本当にいいのかなと思いながらも、甘えちゃいます。

まずは当面は、THE FARMHOUSE にいてもらいます。

ファンの皆さん、お問い合わせは THE FARMHOUSE まで直接お願いします!


年末年始手伝ってもいいよ、なんて方もしいらっしゃったら引き続き募集中です!!






18:33 | THE FARMHOUSE / Teppa Room 志賀高原 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

師匠


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行きつけのラーメン屋、というか飲み屋の大将。

途中何年か空いたけど、25年くらい通ってます。

シャイな性格なので、話をするようになったのは、実はここ数年くらい。

人生の先輩はたくさんいますが、この人は、濃い方から数番目にランクイン。

別に説教されるわけじゃないんだけど、毎度毎度、殴られたような刺激をうけます。

人生って、もっと自由でいいんだよなあ。




21:33 | 雑文 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

QUEEN


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観てきました。

思えば、"JAZZ" が多分生まれて2番目か3番目に買った LP。

(初めては、どういうわけか、エアロスミスの "ROCKS" でした。)

これは、映画館じゃないといけないやつ。

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ライブに行った気分。

懐かしいだけじゃなくて、やっぱり本当に格好よかったんだと再認識。

こうして、いまでも人の心を揺さぶるなにか。

うらやましいです。









23:59 | Music | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

健康診断に行くの巻


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なんと、超久しぶりに健康診断なるものに行ってきました。

前回は、玉村本店の前の会社の時だから、たぶん15-6年振り。

あまりにも、周りに言われるし、まあ確かにだいぶいい歳だし、観念しました。

血液検査の結果はまだではありますが、今日の検査の結果は大丈夫だったみたい。

さすがに身長は伸びてなかったけど、全然縮んでもなくて、ちょっとよかったな。





23:59 | 雑文 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

瓶詰めの日


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今日は山伏シリーズ瓶詰めの日。

今日は、久しぶりのアレ。

ここまですでに、かなりの時間が経っています。

一本一本手詰めです。

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ここから、あったかい部屋で三週間くらい二次発酵。

年明けのどこかで、出せる予定です。










23:59 | 山伏 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

作文


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大人になって、試験とか作文とかから解放されたと思ってました。

でも、人生、そんなに甘くない。

年に二回発行の、この蔵元だよりの作文は、ぼくの仕事です。

書くまで、悩みながら何日もかかります。

締め切りも守れない。

「作家か!」

って言われるほど偉くもない。

で、書き上げると、なんだかいつもと同じこと書いてるような...

自分なりには、一生懸命やってます。

よかったら、読んでやってください。



お世話になっている皆様にはお届けしているはずですが、万が一ご希望があれば、

info@tamamura-honten.co.jp

までお申し付けください。







21:19 | 玉村本店 | comments (0) | edit | page top↑

レコードのある人生


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実は音楽、まあまあ好きな方だと思います。

何十年振りかでレコードプレーヤーを買いました。

ここ数年、ずっと欲しいと思っていたのですが、どこに置こうかとか考えているうちに、ずるずるきちゃってました。

でも、最近、某レコード屋兼ビアバーの影響や、友人に何枚かレコードをいただいたりしたのもあって、ついに導入。

場所は、ビールを仕込んでいる部屋。

まあ、仕込み中はポンプの音とかで、決して音楽を聴く環境としていいとは言えないのですが、一番長い時間いる場所だったりもするので、ここにしました。

で、やっぱりいいです、レコード。

こんなに音、魅力的だったっけ。

やっぱり、大きいジャケットも格好いいです。

片面が終わる時間もちょうどいい。

本当に何年も忘れてたことをいろいろ思い出します。

レコードが、どんどん増えちゃうのが大きな問題 (?) ですが、なんだかちょっと人生が豊かになった気分です。




19:29 | Music | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

大人のおもちゃ


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新しいタンクは、ぼくらの遊びのため。

ちょっとまだ、いろいろ集めないといけないことに、いまさら気がついたり。

だから稼働するには、ちょっと時間がかかちゃいそうです。

その間に、なにして遊ぶか、もっと考えるのも楽しみ。




23:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

最後の夜


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Craftheads 最後の夜。

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賑やかでした。

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仲間が駆けつけるわけです。

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この人も久しぶりに移動しなきゃ。

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いろんなことがあった思い入れのある場所なので、しみじみします。

でも、三軒茶屋での再出発、本当に楽しみです。







23:59 | ビール全般 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

秘技を授かるの巻


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クラフトビアマーケット 三越前さんでの、富士桜高原麦酒さんとのイベント。

もちろん OKITE YABURI を繋ぎました。

せっかくなので、天通さんと二人でサービングすることに。

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交互に注いだのですが、そこでお互いのスタイルがちょっと違うことが判明。

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ラガーやヴァイツェンといったドイツスタイルの天通さんですと、エール専門のぼく。

せっかくなので、天通さんのやり方を教えてもらいました。

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ちょっと目から鱗ってやつでした。

これは、ぼくらのビールでもつかえるはず。

このコラボから、まだ教えてもらえることがあったとは。

勉強になりました。

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OKITE YABURI の方は、開栓から10分くらいで完売。

楽しい時間でした。




23:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑