2020年 12月
31日(木)
30日(水)
29日(火)
28日(月)
27日(日)
26日(土)
25日(金)
24日(木)
23日(水)
22日(火)
21日(月)
20日(日)
19日(土)
18日(金)
17日(木)
16日(水)
15日(火)
14日(月)
13日(日)
12日(土)
11日(金)
10日(木)
09日(水)
08日(火)
07日(月)
06日(日)
05日(土)
04日(金)
03日(木)
02日(水)
12/31/2020(Thu)
私的十大ニュース 2020 (下)

「コロナ」で、どこにもいけなくなった分、今年は農業とあらためてじっくり向き合うことができる年となりました。もともと、去年行った社員旅行で秋鹿酒造さんに大きな刺激を受けたこともあって、米作りへの取組を大きく一歩進めるつもりでした。新たに田んぼを借りて、耕作面積を昨年までの1.5倍に拡大。念願の金紋錦づくりへの挑戦をはじめました。できるだけ自然な米作りを目指して、新しいことにあれこれ挑戦。ビギナーズラックだったかもしれませんが、上々のスタート。すべてが自家栽培米となることしの金紋錦で仕込む酒が、いまから楽しみです。来年は、さらに田んぼも増やし、去年までの2倍を予定。さらに新たな挑戦をするつもりです。
農業への取り組みを大幅に拡大するために、新兵器もあれこれ導入。しかし、緊急事態宣言のタイミングで今年最大の設備投資が届いたときには、ビビりました。このほか、マキタロウや新しいコンバインも。機械をそろえただけじゃなく、環境整備も。農業への取り組み強化は、まだはじまったばかり。まだまだどうなるかわからない状況ではありますが、来年も、積極的に投資する予定。しかし、醸造や充填設備じゃなくて、農機具への投資ばかりしている会社って...
一方で、ホップは凶作ともいえるくらいに不作。「コロナ」の影響もあって、すべて自分たちだけでの収穫となりました。Harvest Brew も4仕込しか出来なかった。気候の影響ももちろんあったとは思いますが、実は他に重大な問題がおこってます。そんなにすぐに解決できるものではないので、ぼくらのホップづくりは、これから数年厳しい時期を迎えます。でも、決してあきらめずに、確実に今以上を目指して準備をはじめています。
なんだか農業のことばかり書いてますが、今年はスペルト小麦に初挑戦。ふたごや農園の白木さんとの出会いに感謝。初年度は豊作。来シーズンにむけて栽培面積も増やしてます。ブルーベリーとラズベリーの方は、なかなかの豊作。かたちになるのは何年も先になると思いますが、実は他にも新しい作物への挑戦をはじめてます。いずれも楽しみなやつ。もちろん、育てるだけじゃなく、スペルトをはじめ、こうした新たな成果を生かしたビールへの取り組みをはじめたり、いろいろ妄想したりしています。
残念ながら、SNOW MONKEY BEER LIVE 2020 は、中止せざるを得ませんでした。収穫祭も出来なかった。それぞれのタイミングでつくった SNOW MONKEY IPA が好評だったのがせめてもの救い。SMBL2020 だったはずの日は、中止にもかかわらず大勢の人が駆けつけてくれたなぁ。でも、残念ながら SMBL2021 の開催も断念しました。かわりに何か出来ないかとは考えていますが、みなさんと直接お会いして前みたいに一緒に飲むまでには我慢が必要そうです。そんな状況下、ぼくは料理の腕が上がったり、15年以上振りくらいに棒を振ってみたり(←こんな年に親父と親分と勝負出来た。もう負けない予定)、たくさんレコードを聴いたり、自分で髪を切れるようになったりしました。いままで以上にできた時間に戸惑いながら、いろんなことを考えてます。なんだか、ちょっと「いいやつ」になったんじゃないかと思いながらも、もしかしたらそれは衰えてキレをなくしただけじゃないかと心配にもなったり.... 早くみんなに会いたいなあ。
とにかく、こんな厳しい年ではありましたが、みなさんのおかげでなんとか玉村本店一同、健康で、無事年を越せそうです。縁喜・志賀高原ビール・山伏をお引き立ていただいたみなさんに本当に感謝しております。
来年も、どうぞよろしくお願いします。
12/30/2020(Wed)
私的十大ニュース 2020 (上)

(この「マスク軍団」の写真が「やばく」「違和感たっぷり」にみえる時が、一刻も早く来るのを祈ってます。)
恒例の振り返りです。
今年は、やっぱり「コロナ」ですか。東京ドームではじまって、高円寺、そして新潟までは、いつも通りでした。でも、北京とか、ポートランドとか、行く予定だった海外はもちろん、すっかりどこにもいけなくなりました。個人的にも、一番遠くて、東京か新潟か山梨という250km圏内。もちろんぼくらだけではありませんが、厳しい一年となってしまいました。
そんな冴えない年ではありましたが、まずは、やはり「人」について。今年は3人の
志賀高原ビールは、116仕込、たぶん44種類。仕込みの回数は去年のちょうど八割と減ってしまいましたが、仕込んだビールの種類は逆に増えてました。リリースした新作は、信州事変、NIGORI、TAIHU BREWing とのコラボ、Tea for Two、Single Hop Brew シリーズとかかな。まだまだリリースできないけど、どうなるか楽しみなやつもだいぶ仕込んだので、乞うご期待です。新作以外に、もちろん定番や、毎年つくる限定も地道に変化。自分たちなりには、なかなか納得の仕上がりのものも多かったと思っています。
一方で、機材のトラブルには泣かされたなあ。一番悲しかったのは、16年めにしてはじめてビール(← Simcoe IPA になるはずだったやつ)を捨てなきゃならなかったこと。 9月からは、仕込設備のエアの供給の制御系が壊れて苦しみました。あれこれ対策して、約2ヶ月、自動制御のシステムを無理やり人力で動かしながら対応。大変だったけど、機械への理解度は高まったということで。そういえば、瓶詰機も1週間ほど動かなくなりました。自分たちが、いかに機械に依存しているか痛感。同時に、日本、ドイツ、イタリアまで、社内だけじゃなく、たくさんの人に支えられていることに感謝する年でもありました。
イベントにいけなかったこともあって、山伏シリーズに関しては、たっぷり時間をかけて取り組めました。YOROCCO さんとの Interplay、Jester King / OXBOW との Cedar Kogen という長い年月をかけたコラボを出すことが出来ました。そして、年末近くになっての cherry red をはじめ、blond、Hop & brett、#1705、bramley saison の新バッチ、ore no sake ga nomene no ka の grand cru などなども。まだまだ日本では、大瓶のファームハウスエールや、サワーエールの市場はかなり小さいですが、少しずつでも知ってくれて楽しんでくれる人を増やしたい。来年も、新作も含めていろいろ控えてます。気長にしつこく頑張ろうと思ってます。
(続きます。)
12/28/2020(Mon)
「WENT TO トラベル」な日

「GO TO トラベル」明けの今日。
店は、なんだか予想外に忙しかったです。
駆け込みで、帰る人たちだったのかな。
一方で、暮れの挨拶に来てくれる人たちと話すと、厳しい話ばかり。
うちも、例えば、この時期の鏡開き要用の樽の注文は、大幅に減ってます。
でもね、仕方ないね。
みんなの無事と、「よいお年」を祈って。
12/27/2020(Sun)
2020 私的ベスト10

わりと音楽が好きな方だと思います。
コロナな今年は、レコードに救われました。
年末で、いろんなまとめをみかけます。
というわけで、誰にも期待されてないのはわかってますが、
私的ベスト10
です。
一応、2020年に発売されたやつで、自分で買ったやつってのがルール。順不同です。
これを選ぶのが、なかなか難しかった。
とりあえずの候補と思ったら、75曲 とかになっちゃって。
でも、それも楽しかったかも。
案の定、トップ10 は、すべて BIG LOVE RECORDS さんで買ったやつ。
こんなレコード沼にはめられて、ひどい目に会いました!?
御本家が、ちょうど ALBUM OF THE YEAR として30位までを発表してました。
もちろん、相当な影響をうけてるわけではありますが、完全には被ってなくて、ちょっとだけ安心したり。
それにしても、こうして Spotify とか、インターネットでいくらでも音楽を聴けるようになったのに、レコードを買うなんて。
でもね、やっぱり違うんですよ。
かなりかたよってると思います。
とはいえ、本でも、音楽でも、ビールでも、ぼくは人のおすすめが、結構、新たな発見のきっかけになると思っていたりします。
物好きな方は、よかったらお試しを。
12/26/2020(Sat)
「キケン」の証明

クリスマスイブのぼくは、喉が乾いてます。
夕飯の支度をほぼ終えて、いつも通りギャラリーにつながってる生ビールを1パイント注いで、親父を呼びます。
ここのところ、タップには、IPA がつながってました。
「なんだか、今日は、やけに美味いなあ」
なんて思いながら、いつも通り結構ワインも飲んで片付け。
ケーキがあったので、TAKASHI ICHIRO を飲んだのは、一昨日書いた通り。
一夜明けてクリスマス。
なんか、調子が悪いのです。
久しぶりの二日酔い。
「確かに、最後が TAKASHI ICHIRO だったしなあ」
と思いながら、ふとカウンターの黒板をみたら、これ。
そう、普通の IPA だとおもって、たぶん夏の夜の居酒屋の一杯目の生中みたいなスピードで飲み干したのが 1t IPA だったのです!
いまだに全仕込みをしている醸造責任者とかいっても、気づかずに飲んじゃってたとは。
お恥ずかしい。
まあ、こんなものです。
とはいえ、いつも、
「するする飲める危ないやつ」
「スピード注意です」
なんて、書いてるのが、嘘じゃないことは少なくとを、身をもって証明したということで...
12/25/2020(Fri)
クリスマスイブの仕事

昨日のクリスマスイブは、今年最後の山伏の詰め。
「コロナ」で、仕込みの数は大幅に減ったけど、その分、山伏シリーズと向き合う時間は増えました。
「話題の『半沢頭取』って、社会人になったの同期らしいんだよ」
な〜んていいながら、5時間1800本の手詰めをしている自分(←同じく金融スタート)はいかがなものかと思いますが、こういう性分なんだから仕方ないね。
12/23/2020(Wed)
新酒出来ました!

世の中、もみの木の季節ですが、ばくらはこれ。
杉玉が新しいのになりました。
そう、
新酒出来ました!
一年の最初の酒、親父が飲む前に、神棚と仏壇(なぜか二つの宗教が違和感なく成立するのが日本!?)にお供えするくらいに特別なやつ。
味は、先日も書いた通り、かなり気に入ってます。
この季節の人気商品。
すでにご注文いただいてる皆様から、順番にお届けします。
年越し用にも、どうぞよろしくです。
12/22/2020(Tue)
結婚しました!

大事な報告をしていませんでした。
ご存知の方も多いと思いますが、THE FARMHOUSE / Teppa Room の、この二人、結婚しました!
「社内恋愛禁止だろ」
って、飲食業の先輩でもある(ちょっと外国の人みたいな)友達にあとから言われたけど、そんなこと考えてませんでした。
女子が少ない会社だったし、そういえばそもそも考えてみたら自分も....
とりあえず、
「ハッピーエンドじゃない社内恋愛禁止」
ってことに、しよかな。
もともとは、それぞれ東京の人気店で活躍していた実力派同士。
ある意味、うちがその二人の出会いの場になって、うれしいです。
早く、マスクをとった二人の、恥ずかしそうな笑顔を撮れるようになりたいな。
Teppa Room 志賀高原、本日 OPEN です。
なかなか厳しい状況ですが、やっぱりやらないとね。
THE FARMHOUSE も、もちろんやってます。
なんでも、家でもマスクをしているらしい(!?)真面目な二人が、万全な体勢でお待ちしてます。
すでに、スタッフさんにも恵まれてます。
慌てず、でも必ず、二人のお祝いをしてやってください!
12/21/2020(Mon)
杉玉へのこだわり

今年の新酒をしぼったと書きましたが、もうじき瓶詰め。
で、こっちはこんな感じ。
"玉" になる予定の、"杉玉 to be" です。
若手蔵人(=角栄の父 to be)が必死につくってますが、酒の完成に間に合うのか。
そういえば、酒づくりチームで、こんなにふさふさなの、杉玉だけだったり。
実は、この杉玉、通販でも買えるのは、彼には内緒。
でもね、材料の杉から自家栽培(←というかうちの山に自生してるやつ)。
それを採ってきて、こうして仕上げるから、思い入れもひとしお。
米からつくって、酒にするぼくらとしては、やっぱり必要なやつです。
だから、
「通販にしましょうよ」
とは、言わないはずです....
12/20/2020(Sun)
現場のリアル

今日もずっと雪が降ってました。
「どんだけ積もってるんだ!?」
って、思う方もいらっしゃるかと思いますが、これが数分前の写真。
パウダースノーだけど、積もらないのです。
たぶん、ここから30-40分走って、野沢とか飯山とかにいくと全然景色が違うと思いますが、ぼくらのとこは、こんな感じなのです。
現場じゃないとわからないこと、おおいよね。
12/19/2020(Sat)
特別な年の新酒

特別な年の新酒、出来ました。
「特別」っていうのは、もちろん「コロナ」もあるんだけど、そうじゃない。
今年は、(物理的)大型新人も迎え、酒米の耕作面積も大幅に増やし、そして、金紋錦にも挑戦。
「縁喜」にとっては、ある意味、新たな一歩を踏み出した年だと思ってます。
そんな年の最初の酒。
興奮して、写真とる前に飲んじゃったんだけど、すごく力強い、でもきれいな、いい酒になったと思います。
まだ瓶詰めしてないから、もうちょっと時間をいただきますが、少なくともぼくはすごく気に入ってます。
12/18/2020(Fri)
社長と乾杯の夜

12月15日は、もちろん乾杯。
今年はひとりで。
それにしても、もう8年かあ。
だんだんあの時の社長の歳に近づいていくわけです。
だから、ますますあのパワーの凄さを実感。
焦った姿はみせられません。
ニヤッとされちゃうからね。
恐るべし。
12/17/2020(Thu)
打倒志賀高原ビール

昨日発売の
木樽熟成 山伏 "cherry red" & #1705
ですが、おかげさまで絶賛発売中です。
昨日は記事が長くなっちゃったので書ききれなかったのですが、この写真が、現在のバレルエイジじゃない方の山伏のラインアップ。

そして、こちらが 木樽熟成チーム。
現在、9種類が発売中 です。
たぶん、来月(というか来年)以降も、まだまだ登場予定。
(実は、玉村本店の店頭では、すでに完売となったあれこれも限定販売しています。)
まだまだ、例えば IPA たちみたいなペースでは売れないけど、着実に知っていただく方も増えつつあるのを実感。
リピートしてくれたり、お店でつかってくれたり。
特に Hop & Brett なんて、リピート率が高くて、うれしいです。
「ホップの魅力」とはちがうアプローチで、最良の食中酒を目指す、この山伏。
だいぶ、それらしくなってきました。
どうも、「打倒志賀高原ビール」 を目指してるらしいです。
12/16/2020(Wed)
木樽熟成 山伏 "cherry red" & #1705、同時発売です!

木樽熟成 山伏 "cherry red" & #1705、同時発売です!
今年最後の山伏の限定版。
今回は、業務用だけではなく、弊社 web でも同時発売です。

まずは、
木樽熟成 山伏 / Barrel Aged Yama-Bushi "cherry red"!
初登場の新作です。
ベースのビールは、同じく木樽熟成の "red"。
そこに、ブラムリーでもおなじみの、玉村本店にほど近い小布施町で栽培された サワーチェリー "チェリーキッス" をたっぷりつかって仕上げました。
もとは、ノーススターという品種なのですが、小布施町の農家のみなさんが「チェリーキッス」という愛称をつけて栽培。
鮮やかな赤色と、強い酸味が特徴で、ポリフェノールの含有量は、有名な佐藤錦なんかとくらべおよそ5倍。
バレルエイジのサワーに挑戦するようになって、ずっとチェリーをつかったものに興味はあったのですが、みなさんご承知の通り、ぼくらは基本、自家栽培か関係の深い原料にこだわってきました。
買ってきたピューレとかをつかうのは簡単なのですが、そういうわけにはいきません。
それが、ブラムリーをきっかけに知り合った皆さんが、おなじくこのサワーチェリーもつくっていると知って、もちろん挑戦することになったわけです。
今回は4樽の "red" を使用。
かなりの長期熟成樽が中心で、木樽熟成の期間は、なんと平均6年10ヶ月!
そこに、贅沢に200kgのチェリーを加えて、3ヶ月にわたって、再度発酵・熟成。
さらに半年の瓶内発酵と熟成を経ての発売です。

色は、もちろん赤ではあるのですが、チェリーの赤。
7.5%。
バレルエイジの野生酵母・微生物由来の酸味にチェリー キッス由来の酸味があわさって、酸味は強めですが、すごくキレイな酸味。
チェリーのコクも感じる甘やかな印象はありながらも、飲み口はドライです。
ベルギーなんかでも、チェリーをつかったもののなかに、すごく甘いのもありますが、この cherry red は、あくまでもドライでサワー。
ビール(酒税法上の表記は「発泡酒」)というよりも、やはりワインをも思わせる飲み口です。
チェリーをつかったランビックまでの、濃さはありませんが、チェリーの主張はしっかりで、逆に食中酒としてはかなり魅力的な仕上がりかと思います。
限定1057本。
ぼくら的には、かなり気にいって、また必ず再挑戦しようと思っているのですが、昨年の台風の影響で、今年のチェリー キッスが手に入らないということで、次にリリースできるまでには、かなりの日数が必要です。

そして、
#1705、同時発売!
こちらは、ラベルの通り、定番の山伏 壱 / saison one の特別版。
実は、2012年、志賀高原ビール500回めの仕込みを記念してリリースした、#500 の復刻版です。
#500秘蔵されていたボトルを、逆にぼくらにプレゼントくださる方もいるくらいに、熱心にご支持いただいたファンの方がすごく多く、今回再挑戦することにしたわけです。
9.0%、IBU58。
簡単に言えば、saison one の特別版。
自家栽培の信州早生に加え、アメリカとイギリスのホップをたっぷりつかって仕上げました。
"#1705" は、 かなり区切りが悪いのですが、前例踏襲で仕込番号というわけです。
セゾン由来のフルーティーさとホップの香り、
甘やかさはあるのですが、たっぷりのホップの苦味もあってドライな飲み口。
例によって、度数を感じない「危ない」やつです。
クリスマスとかの乾杯には最高かと思いますし、和食も含めて、食中酒としてもすごくいいと思っています。
いずれも、次はいつになるかわからない特別版。
昨日も書きましたが、がんばった自分へのご褒美にも、大事な方へのプレゼントにも最適だと思います。
同時に、ぼくらとしては、「こういうビールもあるんだ」ってことを、もっとたくさんの皆さんに知っていただき、より普通に飲んでもらえるようになってほしいと思っています。
どうぞよろしくお願いします!
ご感想も、お待ちしています!!
12/13/2020(Sun)
COFFEE

毎日のコーヒー。
一時期はエアロプレス中心だったけど、ここ数年はすっかりまたハンドドリップ。
(エアロプレスは、キャンプとか出張で活躍するんだけど、最近はね。)
実は、まあまあコーヒー好きな方だと思います。
慌ただしいと、味わう時間もなかったりするのですが、なんせ今年は時間があります。
コーヒーを楽しむには、いい年なのかも。
あっ、そういえば...
12/12/2020(Sat)
これがわかれば一級合格!?

THE FAR EAST と W-IBA、おかげさまで大好評絶賛発売中です。
その発売時に、「志賀高原ビール」今年最後の限定と書きました。
でもね。
「山伏」は別物。
来週いきます。
嘘ついたわけじゃないんで、怒らないでくださいね。
ふたついくのですが、これがそのうちのひとつ。
この写真で、なんだかわかったら、志賀高原ビール/山伏 検定一級合格です。
12/11/2020(Fri)
SNOW MONKEY BEER LIVE 2021 開催中止のお知らせ

2012年以来、毎年3月に開催してきた SNOW MONKEY BEER LIVE ですが、今般の新型コロナウィルスの収束が見込めないという判断から、大変残念ではございますが、2021年の開催を見送ることといたします。
室内での飲食を伴うイベントで、海外も含め、全国から大勢のお客様が長距離の移動を経てお越しになり、かなりのお客様が長時間、会場で過ごすことになります。
インターネット配信等、別の形態での開催も考えてはみたものの、やはりこのイベントならではの魅力を実現できるとは思えず、ご支援をいただいてきています志賀高原観光協会、山ノ内町とも協議の上、断念することととなりました。
本イベントを楽しみにしていただいていた大勢の皆様、アーティスト、ブルワリーの関係者の皆様、志賀高原、湯田中渋温泉郷のホテル・旅館の皆様、その他ご支援いただいております全ての皆様、力及ばず本当に申し訳ございません。
コロナの問題が収束し、また皆様と一緒に「ただただビールと音楽を楽しむ」ことができる日を楽しみにしております。
スノーモンキービアライブ実行委員会
12/09/2020(Wed)
THE FAR EAST & W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2020、ボトル発売です!

[12月9日13時43分 追記] おかげさまで THE FAR EAST 、W-IBA ボトルの業務店様分は完売となりました。 どうもありがとうございます。いずれも、弊社Web での一般販売は、本日19時からとなります。どうぞよろしくお願いします。
THE FAR EAST & W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2020、ボトル発売です!
いずれも、まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)

THE FAR EAST / Barrel Aged Imperial House IPA!
今回で7度目のリリース。
ある意味、志賀高原ビールを代表する超人気商品です。
"アフリカからインドも越えて、極東までいっちゃう、ってくらい強力な IPA"を、さらに、イチローズモルトさんの樽で長期にわたって熟成した特別なビールです。
今回は、樽での熟成期間で、60ヶ月、44ヶ月、37ヶ月、30ヶ月、23ヶ月の5種、12樽のブレンド。
本数も勘案して加重平均すると34.3ヶ月(=2.9年)です。
実測した結果、今回も15.0%。
志賀高原ビール史上過去最高タイです。
イチローズモルトさん由来のウイスキー感はしっかりあるのですが、ビール自体の主張がそれに負けていないのが、THE FAR EAST。
イチジクや杏のドライフルーツみたいな甘さに、柑橘のニュアンス飲み口は意外にきれいでドライ。
フィニッシュに、しっかりとしたウィスキー感を感じます。
今回も熟成期間は長いけど、若めの樽の個性もあって、枯れた感じというよりも、むしろフレッシュささえ感じます。
がんばって、価格は今までどおり据え置きます。
量的には、先日の TAKASHI ICHIRO よりも多めにご用意しています。
樽生の一般販売はございません。

そして、昨日ご案内した、
W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2020!
おかげさまで、樽生版は完売しました。
12/15(火) が、箕面ビールの先代大下社長の命日。
早めにご注文いただければ、それまでにお届けできると思います。
最大限ご指定にお応え出来るように努めますが、配送場所・タイミングによっては間に合わない場合もありますので、ご理解ください。
今年は家での乾杯となる方も多いかもです。
こちらも、量は十分ご用意したつもりです。
うち以外にも、今年も、箕面ビールさんはじめ、城端麦酒、スワンレイク、いわて蔵ビールから、先代社長追悼の「マサジビール」が発売されます。
各社の思いがこもったビールと一緒に、お楽しみいただければと思います。
志賀高原ビールとしては、今年最後の限定ビールはかなり強烈な2本になりましたが、年末年始、特別な1本を飲むには、なかなかいいタイミングなのではないかと思います。
どうぞよろしくお願いします!
12/08/2020(Tue)
W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2020 樽生発売です!

この季節のスペシャル。
W-IBA -MASAJI THE GREAT- 2020、 樽生から発売開始です!
箕面ビールの先代大下社長を追悼して毎年仕込む大事なビールです。
早いもので、あれからもう8年です。
毎年書いてますが、コンセプトは:
"箕面ビールといえば、スタウト、インペリアルスタウトの黒い二種、そしてW-IPAの印象が強烈。なら、両方いっぺんにつくっちゃえ、ってことでつくった黒いW-IPA。「格好よくて強面で、一見ちょっと近寄りがたい。でも、話してみると、その人柄にいっぺんに魅了されちゃう。」そんな先代大下社長のイメージそのままの男前なビール。"
年に一度しかつくらないので、気合も入ると同時に仕込むのが楽しいですし、おかげさまで大人気商品。
違うスタイルをつくってみたい気持ちにも毎度なるのですが、これを待っている人が多いので、そういうわけにはいきません。
あえてスタイルを書くとすると、インペリアル・ブラック IPA (← P=ペール、じゃないけど)。
毎回レシピを変えているのですが、今年もちょっと度数を下げて、8.5%。
IBUは80です。
今年も、ホップの配合を一部変更。
ドライホップも2回して、量もだいぶ増量しました。
「黒い」とはいえ、ロースト感は控えめで、ホップの主張の方が強いのはいつも通りです。
もちろん「黒い味」はするのですが、グレープフルーツのような柑橘感がかなり強い仕上がり。
度数なりのボリューム感や甘みはホップの苦味に抑えられて、飲み口はあくまでもドライ。
なんだか毎年同じことを書いているような気がするのですが、今まで以上に度数を感じない危険な仕上がりです。
ハンバーガーとか、BBQとか、食がすすむやつでもあると思います。
今年は1バッチのみ。
少量ですが、リアルエール版 もございます。
あの社長のような、元気で男前なビールに仕上がったと思います。
ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。
12/15(火) が、先代大下社長の命日。
業務店のみなさまにはそれまでにお届けできると思いますが、開栓は15日以降でお願いします。
いずれも、最大限ご指定にお応え出来るように努めますが、配送場所・タイミングによっては間に合わない場合もありますので、ご理解ください。
今年も、あの素敵な社長を思い出して、一緒に乾杯しましょう!
12/06/2020(Sun)
余裕が大切

週末は最高の晴天。
志賀高原のスキー場も、だいぶオープンして、最高のスキー日和だったはず。
写真は昨日の朝。
雪は好きなんだけど、車の出発までに結構時間がかかるのです。
ちなみに、今朝は、雪は積もってなかったんだけど、放射冷却による霜をガリガリしないといけませんでした。
ちょっと余裕を持って行動する、いい訓練なのかもです。
12/05/2020(Sat)
秘蔵が死蔵にならないように

「特別なイベントやお店でつかってもらおう」
って思ってとっておいた特別なビールが、いろいろあります。
でも、今年は、その機会がなかったな。
写真のこいつも、確かどっかに残ってたはず!?
秘蔵が死蔵にならないようにしないとな。
12/04/2020(Fri)
大きなロスに

コロナの
でもね、自分ではつくれない料理があるように、やっぱりリアルとかライブとかじゃなきゃだめなものが世の中にたくさんあるのです。
それを大幅に制限された今年ですが、そんな状況が、もうしばらく続きそう。
我慢すると同時に、そんな大きな機会損失を、どうやったら埋められるのか、怠け者の自分に鞭を打たないといけないなあ。
12/03/2020(Thu)
handcrafted

来週発売のあいつは、裏表、手貼りラベルのやつ。
というわけで、ぼくと元BUAISO君がビールを仕込む間に、若い衆は必死の作業。
「ビールつくりたいんです!」
なーんていう人たちに、
「本当だな」
と言いたくなるのはこんな時。
あれ、最近、こんなこと書いたような気がするな。
「ブラック」っぽく見える人は間違ってます。
ぼくには、お洒落な最先端オフィスワーカーたちに見えてます。
12/02/2020(Wed)
この地ならでは

ここしばらく、毎年、大切な人たちへの贈り物は、うちの町でとれるこのリンゴ。
これは、そこの人にいただいた、ちょっと傷があったりして売り物からはじかれたやつ。
でも、まあ、美味しいんです。
長野ですから、もちろん、りんごの産地ではあるのですが、ぼくが子供の頃とかは、うちの町は必ずしも有名産地じゃなかったはず。
でも、温暖化の影響で標高の高いところが幸いしたらしく、これがすごく美味しいんす。
あっ、さっき書きましたね。
今日は、これとは違うけど、これまたご近所で栽培されているあのりんごをつかった「あれ」の二度目の仕込みでもありました。
みかんや柚子なんかの柑橘がとれるとことかも羨ましいけど、この地ならではの名産があるのは、農産物を酒にするものとしても、最高にしあわせです。