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05/31/2022(Tue)
NEW ENGI-LAND IPA、樽生から発売です!

というわけで、"THE FARMHOUSE 5th Anniversary Week" を前に、
NEW ENGI-LAND IPA、樽生から発売です!
この名前、THE FARMHOUSE のオープンに際して、
"玉村本店の清酒「縁喜」にちなみ、THE FARMHOSUE が、ぼくらにとって、多くの方との「縁」を「喜ぶ」「新たな」場所になってくれればということでこの名前にしました。"
ということだったのですが、5年前にも書いた通り、ぼくらとしては一番最初に NEW ENGLAND スタイルの IPA と名乗ったのが、こいつです。
このスタイル、当時、日本では同じ頃に、ごく少数のブルワリーが、はじめてつくり始めたくらいのタイミングでした。
それから、たった5年。
今では、ニューイングランドスタイルの IPA も当たり前になり、日本にも、このスタイルを中心に人気を集めるブルワリーが次々と生まれました。
いろいろかわるんだなあと、改めて実感しています。
6.5%、IBU52。
「甘さ」と、「どろっとしたにごり」が、このスタイルの特徴だというイメージを持っている人も多いようなのですが、ぼくらがつくりたいのは、ちょっと違います。
このスタイルを始めた理由も、それまでのウェストコースト IPAにはない、このスタイルならではの香りとジューシーさに魅力を感じたから。
いつも書いていますが、ぼくらがつくりたいのは、あくまでも「自分たちが飲みたい食中酒」。
タピオカドリンクとかを楽しむ感じではなく、やはり食事と楽しんで欲しいのです。
オーツ麦等の副原料は一切使用せず、マリスオッター100%。
ですから、多くの人が思うこのスタイルのビールよりは、にごりは控えめで、飲み口も爽快でドライ。
バレンシアオレンジとかを思わせる柑橘系の香りに、トロピカルで甘やかなフルーティーさが加わった感じ。
みずみずしくジューシー。
爽快な苦味で、度数を感じさせない柔らかな味わいは、食事との相性もいいと思いますし、何杯でもおかわりいただけるのではと思っています。
いつもこのスタイルのものをリリースするときには書くようにしていますが、ビールに甘みや、単体での飲み応えをお求めの方には、おすすめしません。
今回は、たっぷり2バッチ分をご用意しています。
ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。
これからの THE FARMHOUSE ともども、どうぞよろしくお願いします!
05/30/2022(Mon)
THE FARMHOUSE も 5周年です!

THE FARMHOUSE も、まもなく5周年をむかえます。
今年も、まだ週末に皆さんをお招きしてのイベントは予定していないのですが、
6/7(火)ー6/12(日)の間、
"THE FARMHOUSE 5th Anniversary Week"
と、称してみなさんをお待ちしています。
期間中は
5周年限定グッズ
Anniversary プレートや限定料理
限定ビール、山伏も多数ご用意
とのこと。
もちろん、写真のやつも、今週リリースしますので、どうぞよろしくです!
05/29/2022(Sun)
イベント

コロナを経て、イベントに対する考えもだいぶかわりました。
農も含めて、ちゃんと酒をつくるのが第一ということで。
かなり消極的に見えるかと思いますが、すみません。
とはいえ、規模に関係なく、いいなと思うことには積極的にいきたいかなと。
05/27/2022(Fri)
小瓶を詰めた日

瓶詰めの日。
手詰で時間800本は、なかなかです。
その模様は こちら で。
375ml シリーズ第三弾。
といっても、まだどれもリリースされてないけど。
既存の 750ml とは違って、どれも小瓶の意味があると信じてるやつです。
自分たちなりには、どれもかなり手応えあります。
今日のは、クリスマス頃には飲んでもらえるかな!?
05/26/2022(Thu)
こういうのが最高!

アメリカから、待望のやつが届きました。
2種類のホップの株です。
新しいホップ畑をやるに際して、できれば今までにないものに挑戦してみたかった。
でも、これがなかなか難しいのです。
一般に手に入る品種は、かなり限られています。
どっちかというと、「昔の名前」的な...
シトラとかモザイクとかシムコーとか、みなさんご存知の人気品種は、いろんな権利に守られていて入手ができないのです。
でも、ホップって、ちゃんと収穫できる湯になるには少なくても3-4年。
長期戦で付き合わないといけないわけです。
だから、ただ単に手に入るっていうだけじゃあね。
というわけで、いろいろ苦労した結果、やっと手に入れることができたのがこのこたち。
片方は、すでにうちのビールでもつかったことあってなかなか気に入っていたやつ。
もう片方は、製品自体がまだこれからの新しい品種だけど、なんだかすごくよさそうなの。
いずれも、最新品種です。
日本のビール屋で、トライするのはたぶんぼくらが初めてなんじゃないかな。
入手するまでは本当に苦労しました。
でも、ダメ元の問い合わせが、アメリカのビールの best firendにつながってうれしい展開に。
ともだち、大事です。
日本で育つのか、それでつくったビールがおいしいのか?
どうなるかわかるまで、これから苦労しながら数年かかるわけです。
でも、こういうのが、最高ですよね!
05/25/2022(Wed)
「引退かな」と思った日

すっかりひと月以上経っちゃいましたが、久しぶりのイベントで、うれしい人たちと再会。
やっぱりいいね。
と、思う反面、当日、8社(かな?)でていた全ブースのなかで、どう考えてもぼくが最高齢。
すごく考えちゃいました。
まがりなりにも嗜好品。
やっぱり、汚いじじいのイメージじゃいけないかな、と。
体力的には、いまだに過去最高レベルを更新してる自信はあるのですが、もうこういうのは若い衆に任せた方がいいと、真剣に思いました。
ビールづくりはまだまだやりたいし、刺激を受けるためにあちこち行くのはやめないけど、おもてに出るのはそろそろ引退かな、なんて思った日でした。
05/22/2022(Sun)
いい感じ

秋に植えた新ホップ畑の株の蔓上げの図。

ホップづくりをはじめた最初の年は、植えた株からちゃんと育ってくれたのは、確か半分くらいだった印象なのですが、今回はかなり成績優秀。
8割前後は出てきてくれたんじゃないかな。
まあ、収穫を期待できるようになるには数年かかりますが、いい感じです。
05/19/2022(Thu)
なんだかいい感じのスタート

今週は、田植えの準備と並行しながら、ホップ畑であれやこれや。
こちらは、新ホップ畑。
面積的には圧倒って気に広いのですが、まだ一年目なので作業はそれほどでもありません。
もちろん、初年度の収穫は期待していませんが、なんだかいい感じのスタートです。
05/18/2022(Wed)
KASUMI、ボトルも発売です!

KASUMI、ボトルも発売です!
いつも通り、まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
たっぷり2バッチ分。
毎度、この季節にゴクゴク飲むためのまとめ買いも多い商品。
いまなら、ゆるブル Wheat もありますので、飲みくらべも是非!
昨日発売の樽生も、引き続き販売中です。
どうぞよろしくお願いします。
05/17/2022(Tue)
KASUMI、樽生から発売です!

そろそろこれにバッチリな季節になってきたような。
KASUMI (IPA for 仙人)、樽生から発売です!
わが仙人の結婚を祝って生まれたヘイジーなセッションIPA。
大好評なのと、夫婦円満のおかげで、今年も再登場。
もう5年目になります。
"ぼくらのビールの中では、いままでで1番くらいに度数は低いのですが、英国のゴールデン・プロミスというモルト100%使用で、水っぽさ、物足りなさは感じません。
苦味はかなり抑えめですが、ジューシーさとホップの香りはばっちりで、ごくごくいけます。
俗世界での暮らしを選んだ男の明るい未来と、「霞(かすみ)を食っても生きていける」 のを忘れないリラックスした人生を祈ってます!"
仙人だし、ヘイジーだから 霞(かすみ)というわけ。
4.5%、IBU15。
のちに Smol ができたので、一番アルコール度数が低いというわけではなくなりましたが、それでも、この季節から、最高のやつです。
大好きなホップ3種を組み合わせた、黄色い柑橘の印象の、ちょっとヘイジーなセッションIPA。
ジューシーで、ドライ。
大人のグレープフルーツジュース感健在です。
大量のホップをつかってるけど、価格はなんと定番と一緒。
もっと高くしとくんだったと後悔していますが、まあねえ。
うちのビール、「コスパがいい」なんて、コメント書いてくれる人も多いのですが、もちろん価格に関係なく勝負できる味を目指しています。
2バッチ分と、かなりたっぷりつくっています。
反響によっては、夏にむけてもう少しつくろうかとも思っています。
今なら、ゆるブル Wheat との飲み比べも可能ですので、よろしければ。
ボトルの方は、もう少しだけおまちください。
どうぞよろしくお願いします。
05/15/2022(Sun)
御柱

今日はうちのすぐそば、天川(あまがわ)神社の御柱(おんばしら)祭。
御柱っていうと、諏訪のが圧倒的に有名だけど、ここでもやってます。
おなじく7年に1度。

コロナの影響もあって、ここでも、柱の運搬はトレーラーで。
でも、こうして地元の伝統を引き継いでくれてる皆さんに感謝です。
05/14/2022(Sat)
ファームハウスブルワリーの仕事

武器をつくるキレンジャー(←古い)ではありません。
まったく酒屋の仕事っぽくないけど、これがファームハウスブルワリー。
ホップ畑の収穫線をとめる針金の加工をするD介です。
なんせ、畑が大幅に増えたから、これも大量に必要。
天気の様子を見ながら、雨っぽかったらこんな仕事をする今日この頃です。
05/13/2022(Fri)
Boys, be ambitious !

最近は、女の人の方が圧倒的に優秀な感じ。
「玉村軍」とか言われたうちでさえ、女子たちの活躍はめざましいです。
どうしてだろう。
昭和な感じがダメになって、その反動もあって優しい世の中。
そのなかで、馬鹿で幼稚で乱暴な男の子たちが正しくお行儀よくなったような。
そのせいで、おバカな男子は、女子には勝てない分野で戦うしかなくなって、敵わなくなったような。
"Boys be ambitious!"
なんてことばも、
「なんで男の子だけなんですか?」
なんて言われそう。
(誤解ないようにいうと、ぼくは、もっともっと女性が活躍する日本になってほしいと思っています。)
昭和にもどれなんていうと、炎上間違いなしですが、男の子は、もうちょっと波風立てるのを恐れずにいってもいいんじゃないかな。
だめですか?
05/11/2022(Wed)
"ゆるブル" 15回目の誕生日

今日は、このブログの15回目の誕生日でした。
ふと、それに気づいて志賀高原に。
初回投稿の写真を撮った坊平に、なんのあてもないけど行ってみて撮った、どうでもいい写真がこれ。
これで5529回目の更新みたいです。
基本、最低1日1回。
写真は必須で、同じのはつかわない。
ルールはたぶんそれだけだけど、まあ、我ながらよく続いてます。
母が旅立った日とかもやってるしね。
たぶん、もはやブログなんて時代遅れなんだろうけど、自分の書いた与太話をみてもらえるなんて。
気づけば、玉村本店の情報発信も、基本、これだけです。
みなさん、本当にありがとうございます。
マスクさんやトランプさんとは比較になりませんが、それでもみてくださる方がたくさんいてくれることに驚き、すごく感謝しています。
そういえば、この15周年を勝手に祝う ゆる2ブル Wheat は、どうだったのかな。
ご要望があって、タイミングが許せばもう一回と思っているのですが、いかがでしょ?
05/10/2022(Tue)
ある春の寒い夜の戦い

先週の果樹園。
もう、花の季節は終わりました。
まだ2年目なので、どれもまだそれほど大きくはないのですが、それでもぼくからみたらかなりの成長です。
そろそろ3週間近く前になる先日の東京でのイベントの直前、D介が、
「明日、霜がおりそうなので、徹夜していいですか?」
と、言ってきました。
ちょうどそのころは花が咲いた頃。
霜にやられるのが一番やばいタイミングです。
杏と梅を守るために、夜通し火を焚いて守ってくれるというんです。
こんな大変な役割を、自主的に買って出てくれて、最高にうれしいです。
結局、すごく寒い中、甲子園のスターの父と2人で頑張ってくれました。
本当にご苦労さん。
ありがとう!
05/09/2022(Mon)
「限定ビール」

なんだか、時々というか、結構頻繁に「限定ビール」を出しているように思う人も多いかなと思います。
まあ、結果的にはそうなっちゃってるから否定は出来ません。
でも、毎回、いままでつくってなかったもので、自分たちが飲みたいものを真剣に考えた結果として、新しいやつをつくってるつもりです。
ちょっとホップやモルトを変えただけみたいなのも面白いんだろうけど、なんだかね。
同様に、流行りのスタイルでも、「自分たちの飲みたい」やつじゃないとつくりません。
そうして生まれたビールの多くというか、(ありがたいことに)ほとんどが、好評をいただいたり、自分たちが好きだったりで、何度もつくることになるのです。
今日は、そんなやつのうちのひとつの、時間のかかる作業。
もちろん、年に1-2回しかつくらないやつも、毎回進化させてるつもりです。
定番もね。
05/05/2022(Thu)
勉強しないと

生粋の田舎育ちのくせに、草木の知識が全く絶望的。
それでも半世紀以上生きてこれたのですが、庭の管理責任者にあの世に行ってしまった母に任命されたみたい。
気づけば咲いてる小さな花たちがきれいだな。
まずは、雑草か、そうじゃないかを見極める術から勉強しないと...
05/03/2022(Tue)
九死に一生、新バッチ!?

先週は、瓶詰機のメンテもありましたが、仕込設備の方のトラブル対策も。
以前、九死に一生というビールを出したことがあります。
トラブルの結果にできたビールだったのですが、結果的には、どういうわけか美味いビールになりました。
でも、あの時は本当に参りました。
実は、今回のトラブルはあの時と同じやつ。
6年半も前のことなので、最初はかなり焦りました。
でも、今回は、冷や汗かきながらも、結果的にあれこれ対応することができて、大事に至らず解決。
ぼくらも少しずつ成長してるのかな。
というわけで、九死に一生新バッチは、幻に終わったとさ。
05/02/2022(Mon)
浦島太郎の後悔

浦島太郎って、みんな知ってるじゃないですか。
亀を助けたら竜宮城に呼んでもらって、楽しんで帰ってきて玉手箱を開けたら白髪の老人になっちゃうやつ。
有名だけど、よく考えたら何をいいたいのかずっとわかってませんでした。
そんなぼくが、この浦島太郎の気持ちをわかる日が、こんなに突然来るなんて...
週末、尊敬する大好きな先輩のお宅におよばれしました。
もう、最高な時間。
奥様の料理も、空間も、会話も、そう、もちろん酒も。
本当になにからなにまで。
「絶対長居しない」
と。事前にうちのスタッフに
「何時ごろに帰るべきかな?」
なんて相談もしていました。
なのに、なのに、なのに。
気づけば朝の4時。
呼んでもらったタクシーが家につくころには、空は明るいのです。
「なんてことをしてしまったんだろうか」
まあ、ぼくはもともと白髪なのではありますが、人生で最大の失敗をしたと気がつきました。
楽しい時間を節度をもって切り上げる。
たぶん、太郎も、これが出来ずに失敗したんだと思い知ったときには時すでに遅し。
本当に本当に反省しています。