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02/28/2023(Tue)
やっぱり、これかな。 1t IPA、樽生から発売です!

1t IPA、樽生から発売です!
一年ちょっとぶりの登場。今回で11回目。
9.5%、IBU109。
ご存知、1トンのモルトと、もったいないくらいにたっぷりのホップをつかった大人気商品。
去年の終わりくらいから、
「まだか」
というお声をたくさんいただいていましたが、おまたせいたしました。
もともとオールドスクールな西海岸の強力な IPA をイメージしたのが、この 1t IPA。
色は明るいオレンジ。
バレンシアオレンジとかを思わせる、柑橘系の香りに、グラッシーな印象も。
色からイメージする甘やかさは感じながらも、ホップの苦味とのバランスで、飲み口はむしろクリアかつジューシーで、ドライなのは、いつも通りです。
いまどき、こういうやつはだいぶ少なくなったのは認識しているのですが、あらためて、やっぱりこういう IPA っていいなと自分たちでは思っています。
ガツンとくるけど、意外に飲めちゃう危なさ。
BBQや、うまいハンバーガーなんかと、いっしょにがんがんのんだりするのが、最高かな。
全然パイントグラスとかでいけちゃうと思うのですが、繰り返しますが、スピード注意です。
今回はたっぷり2仕込み分です。
少量ですが、リアルエール版 もご用意しています。
ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。
どうぞよろしくお願いします!
02/27/2023(Mon)
お待たせの

楽しみにしていた飲みくらべ。
思ってたよりも、ちょっと遅くなっちゃいました。
2/2t IPA は昨年夏のリリースだったから、だいぶ時間が経過しましたが、これがまたうまい。
で、右のやつは、たくさんのみなさんに「まだか」といわれてきた、新しいやつです。
今週いきますので、よろしくです。
02/26/2023(Sun)
「ほりさん」はスターだった!

カメラを向けると恥ずかしそうに笑うのは、うちの酒造りを冬の間長年にわたって支えてくれてる「ほりさん」。
夏はプロの農家なのですが、実はかなりの大物だったことに、みんなでつい最近気づきました、
「土曜日、ちょっと用事あるから」
っていったのは、ちょっと前。
その用事っていうのが、なんと、

長野を舞台に撮影されて、大評判の映画
土を喰らう十二ヵ月
の上映時のトークショーでした!
本来は舞台上でやるはずだったトークショーは、みなさんが恥ずかしがって、舞台下にて。
ほりさんは、本作に深く関わる料理研究家の土井善晴さんと長年の付き合いなのだということを、今回はじめて知りました。
作品には、ほりさんをモデルにした役も。
その役を演じたのが火野正平さんだったと聞いて、一同大笑いしながら大納得。
まさに、ばっちりなキャスティングなのです。
身近なスターの存在を知って、玉村本店一同、なんだかとてもうれしいです。
02/24/2023(Fri)
学びの日々

最悪よリも改善したといいながらも、まだまだだめなので、今日もあれこれ原因解明に費やしました。
まずは、一番の問題箇所に関して、なんと予備の部品を発見。
こりゃいけると思ったのですが、そこからまた四苦八苦。
なんと、最悪よりも改善したところから悪化しました。
途中で、図らずも他の部品を傷めたのではないかというのが、ぼくらの仮説。
同じ部品を買いにいってみたのですが、日本では手に入らなそうで、他の手に入る部品でまたあれやこれや。
結局、これを書いている時点では、状況は改善してませんが、明日やる作業はまだあります。
かなりのストレスが続く状況ですが、こんなことをやっているうちに、新しい学びがたくさんあります。
これを蓄積すれば、大事な仕込み設備を、末長くつかえるはず。
そう思って、もうちょっとがんばらないと。
02/23/2023(Thu)
進化する定番

今日は、恐る恐るの仕込み再開の日。
まだ完治には程遠いけど、なんとか無事出来ました。
覚悟してた最悪よりは、かなりましな状況でうれしいです。
ちなみに、新作のラガーでした。
渋いやつですが、仕上がりが楽しみです。
さて、写真は、数日前のテイスティング。
うちの定番たちは、それぞれ一部の方々ではありますが、「これが一番好き!」なんていってもらえるやつばかり。
この、Africa Pale Ale にも、そんな大ファンが結構いてくれていると思ってます。
とかく限定ビールが目立つのではありますが、定番は同じくらいか、それ以上に大事に思ってます。
それは、単に
「いつも安定して、同じ味を表現する」
って、だけではだめかなと。
もちろん基本は変えないんだけど、定番も進化しないといけないと思ってます。
NHK や SONY のロゴですら、微妙に進化してると知ったのはだいぶ昔。
前にいた会社で、日本を代表するスタイリストの人が、
「秋には、必ずコムデギャルソンの白いシャツを買います」
って、いってたのを忘れません。
一番の定番でありながら、時代の雰囲気とかに合わせてすこしづつ変化をしていて、その変化がなにかを知るのがなにより大事だからと。
そんな大御所のみなさんほどではもちろんないのですが、ぼくらも新しい小さな挑戦を繰り返してます。
現在進行中のは、そんな小さな挑戦の中では、結構大きめなやつ。
といっても、原料の配合は、全くかわらないけど。
この日のテイスティングで、そんな進化を飲み比べて、今後どっちに進んでいくかをみんなで大激論でした、
02/22/2023(Wed)
calm down

タンクで静かに発酵する、うちの米の酒。
写真じゃ伝わらないと思いますが、静かにぷくぷくいってる様子は、ずっとみてられる感じ。。
癒しってやつですか。
昨日はお騒がせしました。
一晩寝て、みんなであれこれやっているうちに、解決策らしきものを発見。
まだ、ちょっと怖いですが、とりあえず明日1本仕込んでみることになりました。
気を落ち着けて、取り組む所存です。
02/21/2023(Tue)
またも試練の日

なんだかわからないであろう写真ですが、備忘録として。
朝6時に工場の鍵を空けた頃は、
「空が明るくなってきたな」
なんて、ちょっといい気分でした。
かなり大雪な朝でしたが。
この間のトラブルも解決したし、
「何事もなく仕込みできるって、幸せかだ」
なんて思ったのは、お昼頃かな。
そこからです。
いままでなかったエラーメッセージが。
まあ、いつも、やばいトラブルって、それまで経験のないやつなのですが。
ことの重大性は、最初はわからないのですが、だんだんにあれこれやばいと実感することに、
過去の経験から、みんなの対応力はだいぶあるはずなのですが、今日のは、なかなかヘビー級。
久しぶりに、
「仕込んだビールを捨てることになるのかも」
との危機感を感じます。
2000回以上やってても、こんなのは片手で数えられるくらいです。
悪戦苦闘の結果、なんとか無事に仕込みを終えることは出来ました。
これも、経験とみんなの力のおかげです。
でも、もしかしたら、しばらくビールをつくれないかも。
瓶詰めもできるかも、怪しかったり。
原因はわかったし、やれることは限られてる。
だいぶ大人になったつもりでも、なかなかきついね。
「ビールなんかつくるもんじゃない」
って、いつものやつ、いわせてください。
まあ、どんな仕事でも、おんなじ気持ちがなるのはわかっているつもりですが....
ちょっと先に、もしかしてご迷惑をおかけすることになったらすみません。
冷静に焦ってます。
02/20/2023(Mon)
「面倒くさいやつ」にも仲間はいるらしい

すみません、またこれです。
偶然出会ったこのシリーズ、4作はあると確認したのですが、なんとそのうちの3作を買っちゃった。
今日、娘がぼくのことを、「こだわりが強くて面倒くさい」と思っていたとを知りました。
直接は言われたことはなかったけど、びっくりはしなかったし、悪かったなあとも思ってます。
まあ、言われていたとしても、変われていた自信はないんだけど...
そんなぼくは、JAZZ は大好きでたくさん聴いたのですが、どうも王道、正統派のものはあまり相性がいいとはいえませんでした。
そんななかで、ドンピシャな3枚が今回のシリーズ。
うそみたいな確率です。
うまく言えないけど、R&B っぽさ(前の2枚は白人だけど)や、下手すると馬鹿にされるようなコマーシャルさと紙一重な感じ、でもなんだかちょっとパンクなやつが好みなのです。
どんな人が選んだどんなシリーズとなのかとかよく調べてもいないけど、その人は、かなり「面倒くさい」ひとに違いありません。
昔は音楽もやってたけど、その才能はなかった。
でも、今はなき某イベントをやれたのはしあわせだったな。
なにがいいたいか、もはやわからないけど、自分の好きなものを共有できる人は、多くはないかもしれないけど、世の中にはいるんだなあってことを思った日。
02/19/2023(Sun)
2月の雨

冬の雨は嫌いです。
なんだか、凛と白い雪が汚されるようで。
とかいいながら、車きれいになるかなと思いながら走ってたな。
「ん、雨だと汚くなるんじゃ?」
雪国の車は汚れるのです。
ぼくは車を洗いません。
偉そうに言い切ることではないですね。
冬タイヤに履き替えたら、次は夏タイヤにするタイミング....
そういえば、この1月、2月は、うちの太陽光パネルたち働いてます。
去年はゼロだったのに。
こういうのが、当たり前になっていくのかなあ。
02/17/2023(Fri)
飲みくらべないといけないやつ

気になってたやつと飲みくらべ。
サッポロさんには、ホップ栽培でお世話になってますし、何度か書いたかもしれませんが、そもそもそのビールが好きです。
信州早生と大きく書かれたラベルは、飲まずにはいれません。
同じく、うちの信州早生をつかった SHIGA KOGEN PILS!? とくらべたらどうなのか。
いやあ、これは楽しいね。
信州早生由来なのかの、なんだか共通点もありながら、けっこうかなり違う部分も大きいです。
濾過か無濾過の違いもはもちろんだけど、どちらにもいい点があるように感じたと言ったら自惚れすぎですか。

ラガーについては、大好きなんだけど、ずーっと考え続けているのは、先日書いたとおりです。
「お前にそれは求めてない」シリーズ、細々とでも、もっと続けてこうかななんて思えた日。
02/16/2023(Thu)
またも最高なコラボでした。

リリース翌日、嬉しいパッケージが届きました。
AI がクリエイティブな世界を、予想以上に早く侵食し始めてる気配を感じる今日この頃ですが、この味のある手書きの文字や、畑で汗を流して育った香り高いハバネロ、そしてそれをこうして仕上げる手仕事は、まだまだ当分負けないはず。

グリーンハバネロ姉妹または兄弟の2ショット。
今回のコラボも、最高だったなあ。
02/15/2023(Wed)
TAKASHI ICHIRO & ハバネロマンセゾン、ボトル同時発売です!

さあ、今週は、なかなか強力なこの2本。
TAKASHI ICHIRO & ハバネロマンセゾン、ボトル同時発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
樽生の一般販売はございませんので、ご了承ください。

こちらが、
TAKASHI ICHIRO / Barrel Aged Imperial Stout !
名前の通り、Takashi Imperial Stout を、イチローズモルトさんの樽で熟成。
二人の名前を呼び捨てで申し訳ないような気がするといいながら2年ちょっとぶり、3回目の登場です。
今回は、90ヶ月(!)39ヶ月、27ヶ月、19ヶ月間の樽熟成を経た12樽をブレンド。
加重平均では、32ヶ月(=2.7年)熟成です。
13.0%、IBU85 (くらい)。
Takashi Imperial Stout は、ぼくらにとっても思い入れの強いビールなのですが、
もはや、「"Takashi" ってなに?」って人も多いかも。
名前の由来は、こちら。
正しい発音については、こちら。
実は、Takashi Imperial Stout は、2019年のリリースを最後に、全てを樽熟成することにしましたので、素のままの「たかしくん」の発売はありません。
ベースのビールも大好きで残念ではあるのですが、いつかリリースできるようになればいいなと思ったりもしています。
"というわけで、かわりに、この TAKASHI ICHIRO は、最低年に一回以上、いままで以上の本数をご用意していくつもりです。"
と前回は書いたのですが、ちょっと間があいてしまいました。すみません。
でも、その分、たっぷり熟成して、満を持しての再登場です。
かなり濃い黒。
泡の色も濃いです。
トロッと、液体の粘度の高さを感じます。
焦げたロースト香や、紹興酒や醤油的な熟成香はそれほど感じず、濃厚なチョコレートのような印象。
高純度のカカオのような香りと味わい。
オレンジピールのような柑橘のニュアンスや、熟したバナナを連想させる感じも。

度数なりの甘やかさはあるのですが、もとの「たかし君」が、インペリアルスタウトとしてはかなりホッピーでやんちゃなビールなので、ペイストリースタウト的なベタ甘さはなく、ホップの苦味によるバランスで、飲み味は意外にもドライでさえあります。
フィニッシュには、イチローズモルトさん由来の、はっきりとしたウィスキーの印象。
かなりのハイアルコールではありますが、長期の熟成により、固いアルコール感はなく、むしろアルコールを感じなくらい
のまろやかな仕上がり。
カヌレとかダークなガトーショコラ、濃厚なプリンとかシュークリームとかといいかな。
美味しいサラミやジャーキーとかもいいかもです。
ヴァレンタインでもらった、美味しいチョコレートのお供には最高かなと思います。
今回は、まちがいなく過去最高の出来になったと思います。
本数的に、かなりたっぷりご用意したつもり。
価格は、THE FAR EAST と同じです。

そして、昨日ご案内した
ハバネロマンセゾン / SUPER SAISON with Habanero-Man's "GREEN" Habanero も、同時発売!
こちらも度数は9%ですが、それを感じさせない仕上がり。
「キワモノ」でも「罰ゲーム」でもなく、最高の食中酒だと思う自信作です!
こちらも、たっぷりご用意したつもりです。
なんだか、「自信作 x 2 なんて、自分で言うな」って、感じなのはわかっているのですが、本当なんだからご勘弁。
みなさんのご感想もお待ちしてます。
どうぞよろしくお願いします!
02/14/2023(Tue)
ハバネロマンセゾン!

今週の1本目は、こいつ。
ハバネロマンセゾン / SUPER SAISON with Habanero-Man's "GREEN" Habanero
明日、ボトルのみの発売です。
ハバネロというと、「キワモノ感」や「罰ゲーム感」をイメージする方も多いかもしれませんが、そんなことを感じさせなのくらいに、飲み物としての完成度高く仕上がったと信じる自信作です。
ハバネロマンと出会ったのは、もう五年以上も前。
その年の終わりに、あの 1t IPA Habanero が生まれました。
以来、時々連絡を取り合ってはいたのですが、去年の夏頃から、また、そろそろビールをつくろうということに。
今回は、ハバネロマンの年に一度の人気商品にもつかわれる、より香りが華やかな、完熟前に収穫した グリーンハバネロ をつかうことに。
もちろん、ハバネロマンが大阪の自分の畑で自家栽培して、自ら収穫、選別して送ってくれたものです。
最初は、やっぱり IPA ベースとかかなと思っていたのですが、こちらもハバネロマンのアイディアもあって、セゾンも検討することに。
あれこれテストを重ね、選んだベースのビールはストロングセゾン。

前回の 1t IPA は、通常のものにハバネロを加えただけでしたが、今回は、グリーンハバネロをつかう前提で、一からつくりました。
自家栽培の美山錦をつかい、ハバネロとの相性を意識して選んだヨーロッパとNZ、そして信州早生の3種類のホップをメインに仕上げました。
ハバネロの爽快な香りを生かすために、あえてホップの香りはやや控えめに。
9.0%、IBU50。
明るいブロンド。
爽やかなハバネロの香りは、青くてスパイシー。
セゾンイースト由来の控えめなエステルとホップの香りと相まって、ライムみたいな青い柑橘や、グリーンペッパーみたいな印象も。
甘やかさを感じつつもドライな飲み口を、当然ながらハバネロの辛さが引き締め、9%を全く感じさせない危ない仕上がり。
経験的には、辛さの許容度は、ホップの苦味の許容度をさらに上回る個人差があると感じているのですが、今回はしっかり「辛い」と感じつつも、辛さに弱いスタッフたちも十分楽しめるバランスになりました、
それでも、じんわりお腹があったかくなるような感じは、ハバネロならでは。
自然に、食欲が湧きます。
メキシカンみたいなものはもちろん、チキンのグリルやハンバーガーとか、最高かなと。
タン塩とかの焼き肉や、白身魚のカルパッチョ、和食でも天ぷらとか、柚子胡椒が合うような鍋とか、本当に幅広く食事に合わせていただけると思います。
食事を楽しみながら、ついつい、もう一杯飲みたくなっちゃう感じ。
とはいえ、これをタップにつなぐバーは限られるでしょうから、今回は樽生の一般販売はございません。
ラベルは、前回生まれたロゴをベースにしながら、うちの娘1号がデザインを担当。
大学で建築を学んでいる彼女にとっては、専門外ではあるのですが、ハバネロマンとのやりとりもしながら、なかなかいい感じのができたかなと思ってます。
なんだか余計にうれしいのです。
思い入れたっぷりの特別な1本。
お楽しみに!
02/13/2023(Mon)
異種コラボ x 2

今週は、異種コラボ2本。
どちらも、日本をそれぞれ代表するスターだと思ってます。
自分と違う才能と真剣に取り組むのって、最高に楽しい。
右のは、実はまだ3回目の登場。
二年ぶりですが、圧倒的に過去最高の出来です。
左のは、2度目のコラボだけど、ベースのビールからつくったのは、今回はじめて。
これも、あれこれ思い入れたっぷり。
もう片方に負けない仕上がりだと思ってます。
どちらもボトルのみ。
早くみなさんの感想を聞きたいです。
02/11/2023(Sat)
続編

需要がないのはわかってますが、昨日の続編。
今週は、いつものと、あたらしいのあわせてIPAを4仕込み、
その間、昨日の記事のブレッカーのライブを聴きながら、ふと FABRIK って、どんなとこだろうと調べてたら、なんと同じシリーズのこいつを発見。
これは、もう買わざるを得ないのです。
大学3年の時だったと思いますが、アメリカに友達の大島君と約1ヶ月の貧乏旅行へ。
ニューヨークで、あんまり音楽には興味ないはずの彼と Sweet Basil でみたのが、GIl Evans の Monday Night Orchestra。
よろよろと登場して、椅子におかれた電話帳にすわって演奏するギル・エバンスは、ぼくの目の前でした。
ライブのあとに戻った安ホテルの前で、思いっきり殴り合ってるひとたちにびびったな。
これは、1986年のライブらしいので、たぶん、まさにあの年のやつ。
いやあ、またまた最高なのです。
02/10/2023(Fri)
アイドル

年末に偶然見つけたレコード。
我が青春のアイドル。
「こんなのあったんだ!」
と、即買ったものの、なんだか忙しくてそのままにしていたのですが、聴き始めたらこれが最高。
もう、ずーっと聴いてます。
泣きそうです。
こんなののどこがいいのか、共有できる人もあんまりいなそうだけど、誰かに言いたくて書いちゃった。
02/09/2023(Thu)
世界の距離

「チームが強くなれば」なんて、ポジティブなふりをしていた先週のトラブルは、実はなかなか深刻。
部品が壊れていることがわかって、交換部品の到着を待つしかない状態。
先週、問い合わせたところ、運良くストックがあるということなので、即発送をお願いしました。
で、ですが。
念の為の納期を、ドイツに確認したのが今週の火曜日。
そこで、なんと、先方の勘違いでまだ発送されていないことが判明。
慌てて、もう一度(半分キレながら)発送を頼んだのはその日の夕方。
今週の仕込みは、かなり複雑な作業をして乗り切るしかないと思っていました。
ところが、なんと今日の午前にその部品が到着!
ドイツから!!
驚きました。
だって、夕方に頼んだもの、中1日じゃ、たとえば北海道からなら届きません。
コロナとか戦争とか、いろんなことがあったここ数年だけど、世界は実はだいぶ前の姿に戻ってきているのかもしれません。
助かった〜
02/08/2023(Wed)
「バレンタインのプレゼントを忘れた人」のために!?

来週出す黒いやつ。
二年ちょっとぶりです。
過去の記事をみたら、実はまだ三度目。
でも、ベースのビールは15年くらい前からつくってます。
時節柄、ほんとうならバレンタインデーにあわせるべきだったやつ。
味的にもばっちり。
でも、発売は翌日になる予定。
ははは。
だめですね。
でもね、今回のやつは、ぼくら的には過去最高の出来。
バレンタインデーのプレゼントを忘れたみなさんには、一押しです!
02/07/2023(Tue)
酒を楽しむ夜

この間、野村さんと飲んだのは THE FARMHOUSE。
みんなで、まずは Tap List から、DPAのスペシャルなやつや、One In A Thousand、Fresh Hop IPA、 Take Me Skiing なんかを、あれこれ楽しみながらのスタート。
写真撮らなきゃと思ったのは、ローストチキンのあたりから。

いつも、「最高の食中酒を目指す」なんて、書いてますが、やっぱり食べながらの楽しい酒は最高なのです。

せっかくの友に、ちょっと特別なビールをあけてみたり。

ぼくら、気づけば、飲まなきゃいけない秘蔵のコレクションが、いつのまにか充実してたりします。

途中から、ワインを飲むような感じで山伏に。
われながら、なかなかいいです。

これは、マイケルがもってきてくれたとっときの。
ヴィンテージは忘れちゃったけど、買えないやつ。
最近は、ピルスとかケルシュとか人気で、ハイアルコールのビールが形見狭い感じになっちゃってるけど、それは、こういうふうに飲んでないからじゃないかな。
やっぱり、深い時間に飲むこういうやつは格別なのです。

締めには、これまたやばいやつ。
他にも、cozy とかも空けながら。
一緒に飲んだ、うちの若いスタッフも、すごく楽しんでくれてました。
この間の Barbaric のみんなと飲んだ夜もそうだったけど、いい酒を飲みながら、うまいものを食べて、たくさん笑う。
これに勝るものはないかなと。
ビールだけじゃなくてもいいけれど、こんな風に飲む機会、もっと多くのひとと共有したいです。
バーでも、レストランでも、キャンプでも、もちろん家でもね。
02/04/2023(Sat)
ラガーについて

そろそろ今週リリースの PILS!? と HELLES!? が、みなさんのお手元に届きはじめる頃かな。
ご存知の通り、ぼくらはラガーはあまりつくってきませんでした。
クラフトビールの世界では、ラガーとか、ケルシュとかいったスタイルが流行ってます。
PIZZA PORT のマイクも、この間、テキサスから遊びに来てくれたYETI の Doc も、そんなスタイルが好きだっていってたな。
リフレッシングで、何杯も飲めて、強すぎない。
いろんな食事も邪魔しない。
もちろん、ぼくは大好きです。
ずーっと、
そう、大学生になって東京に出て、一人で昼間のラーメン屋(中野の大勝軒か渋谷の喜楽のどっちか)で、背徳感を感じながらビールを飲んだ時からかな。
でも、このスタイルは難しい。
あらが目立つっていうのが一番。
度数も低いし、繊細なバランス勝負なので、ちょっとした短所が致命傷。
クラフトビールのラガーで、本当に美味しいのって、いまだにそんなに知りません。
さらに、もっと難しいのが「飲んでもらう理由」。
大学生のころから日本のビールを愛飲していたぼくですが、その後アメリカで暮らしたりも。
もちろんアメリカのビールは飲んでました。
90年代初頭のニューヨークでは、バドとかクアーズとかがやっぱり主役。
コロナとか Rolling Rock とかみたいな軽いやつがオシャレなビールな感じで、もっと味のあるやつていっても、ハイネケンとかか、今思えばあまりコンディションのよくない BECK'S とかがせいぜいだったかな。
だから、
「日本のビールは美味い!」
って、思ってました。
(アメリカで飲める日本のビールは、現地生産のライセンス物で、結局「アメリカのビール」でした。)
そんなわけで、ぼくは日本の大手さんのビールはリスペクトしてます。
バブル崩壊後のデフレで、世界最高の酒税対策のために生まれたビールは、自分では飲まないけど、必要悪として、その技術力には敬意を表します。
まあ、なにがいいたいかというと、日本ではちゃんとしたラガービールがリーズナブルにいくらでも飲めるってこと。
そんななかで、いくらクラフトビール業界の世界的な流行りだからって、
「小規模だから」
っていうだけで、お客様に「飲んでもらう理由」をちゃんと提供できるのかっていうのは、ぼくにとって永年の課題なのです。
クラフトなラガーってだけでいいのか?
「クラフト」って名乗っただけで、なにがクラフトビールなのか、吉永小百合さんにはわかるらしいことが、ぼくには全然わかないのの、逆な感じ。
って、伝わらないかな!?
価格は、この「飲んでもらう理由」の、大きな部分を占めます。
安いからって、美味しくないものは飲みません(ぼくは税金対策系はダメです)。
でも、高くてそこそこのものは、2度飲んでもらえないかなと。
小規模だから仕方ない部分ってもちろんあるけど、それなら大手を飲むかな。
何度も書いてますが、北海道で飲む「クラシック」なんんて、最高だし。
そんなことを、ずーっと考えてきたので、大好きなラガーをなかなかつくれないでいたのです。
大手並みの価格は無理。
(でも、ぼくらなりには最大限値段もがんばってるつもりですが。)
「それじゃ、お前のビールを飲む理由は?」
モルトの味わい、ホップの香り、そして無濾過ならではの飲み味。
って、つもりなのですが、どこまで通じるかなあ。
大好きなのに、一番ハードルが高いやつ。
みなさんの、ご意見よろしくです!
02/03/2023(Fri)
レジェンドと再会の夜

コロナ前以来、やっとこの人と飲みました。
そう、Bar Sal's と apart の、マイケル。
「初めてあったのいつだっけ?」
とか言いながら飲み始め。
このブログの記録によると2007年らしい。
まだ、マイケルさんって書いてるね。
Tap Takeover 的なイベントもはじめてはここだったような。
「何で志賀高原?なんで鷺沼?」
なんていってたこのころ、三笘選手はこのあたりでサッカーしてたのかな。
いまは亡き 渋谷 Craftheads は、もは伝説的名店。
いちはやく、アメリカの尖ったビールを日本にもってきたという意味で、確実に日本のクラフトビール界のレジェンドだと思ってます。
彼のおかげで、Nogne Ø、Hair of the Dog、Pizza Port、Cambridge, Jester King などなど、いろんなブルワリーとも出会うことに。
一緒に海外にも何度も行ったな。

そんな野村さんとの夜は、やっぱり楽しかった、
酒はいいね。
02/01/2023(Wed)
SHIGA KOGEN PILS!? & SHIGA KOGEN HELLES!? 新バッチ、ボトルも発売です!

SHIGA KOGEN PILS!? & SHIGA KOGEN HELLES!? 新バッチ、ボトルも発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
どちらも1バッチ分です。
飲み比べも是非!
昨日発売の樽生も、好評販売中です。
どうぞよろしくお願いします。
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