2023年 06月
30日(金)
29日(木)
28日(水)
27日(火)
26日(月)
25日(日)
24日(土)
23日(金)
22日(木)
21日(水)
20日(火)
19日(月)
18日(日)
17日(土)
16日(金)
15日(木)
14日(水)
13日(火)
12日(月)
11日(日)
10日(土)
09日(金)
08日(木)
07日(水)
06日(火)
05日(月)
04日(日)
03日(土)
02日(金)
01日(木)
06/29/2023(Thu)
怖い「蔵元だより」(!?)、出来ました。

いつもお世話になっているみなさんのお手元には、もうそろそろ届いたかと思うのですが、新しい「蔵元だより」できました。
今時、「紙」を送るなんてって思い、さすがのぼくらも2年前にやめようかとみなさんのご意見も伺ったのですが、暖かいお声をたくさんいただいて、いまだに続けてるわけです。
「まじで、そんなの本気にしたの?」って、ことだったかもしれないのだけど...
そういえば、こういうDM的なものもだいぶ減った気がします。
最近来るのは、「事業承継に困ってませんか?」「御社に興味がある大きな会社があります」的なやつばかり。
今日届いたのは、「興味があれば、次のページに記入してFAX してください」だって。
そんなので、会社を売る人、いるのでしょうか!?
まあ、何はともあれ、今時酒屋から届く封筒も似たようなものなのかもしれません。
ぼくらは、本当に自分たちのことを真剣に伝えたいだけなのですが。
とはいえ、この「蔵元だより」の作文は、ぼくにとって、年に2回の大きなプレッシャー。
今回は、Chat GPT さんに、「玉村本店の蔵元だよりをつくって」と、真剣にお願いするところでした。
結果的には、自分で書いたのですが、あれだけ嫌だったはずなのに書き始めたら止まらない。
はじめて、1ページでは終わらずに、次のページまで食い込んじゃいました。
たぶん AI だったら、文字数制限もちゃんと守れたはずです。
今読み返したら、結構、価格のことをいっぱい書いてます。
ずっと、「自分たちが飲みたい酒」をつくるって言い続けてきてますが、同時に、それが「自分たちが買える酒」だとか。
今時怪しい、酒屋からの DM を開いて、こんな面倒くさくて長い文章を読んでくれる人が果たしてどれだけいるのか。
もしかしたら、知らないうちに、「なんとかハラ」とかになっていないか。
はなはだだ不安です。
まあとにかく、そんな「怖い」DMですが、今回はおまけに山伏について2ページ分追加してます。
読んでもらえるのかなあ。
「もう二度と送ってくるな」
という方、
そして、
「怖いけど読みたい」
という方。
下記までご連絡いただきましたら対応しますので、ご連絡ください:
info@tamamura-honten.co.jp
多くはないと思いますが万が一、後者の場合は、送付先もよろしくです。
いずれにしても、今後もこれを続けるべきか、引き続き、みなさんのご意見、お待ちしています。
06/28/2023(Wed)
信州事変 & SHIGA KOGEN farmhouse lager 新バッチ、ボトル発売!

信州事変 & SHIGA KOGEN farmhouse lager 新バッチ、ボトルも発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
信州事変は2バッチ分、SHIGA KOGEN farmhouse lagerは1バッチ分です。
昨日発売の樽生も、好評発売中。
どうぞよろしくお願いします。
06/27/2023(Tue)
信州事変 & SHIGA KOGEN farmhouse lager 新バッチ、樽生から同時発売です!

というわけで、今週の2本。
まずは、
信州事変 新バッチ、樽生から発売です!
蔵元にほど近い小布施町でつくられた英国原産の林檎 ”ブラムリー" をふんだんにつかった IPA。
6.5%、IBU13。
今回で5回目の登場ですが、ちょっと 大きめなマイナーチェンジ をしました。
いままでは、自家栽培の酒米をベースにつかっていたのですが、今回はオールモルト。
また、酵母やホップのつかいかたも変えて、Hazy IPA 的なものがベースです。
飲み味は、以前よりも柔らかい感じ。
"林檎" 由来の酸味と爽快な香りに、大量なホップによる柑橘の香り。
ちょっと白桃みたいなトロピカルなニュアンスも。
以前よりも苦味は抑えめですが、ドライな飲み口なので、甘ったるくはありません。
今回も、やっぱりスイスイ飲めちゃう感じに仕上がりました。
「この地ならではの、混乱に満ちた調和の味」、ちょっと進化しました。
雑味がなくなり、いろんな味や香りがより一体化して、「大人のリンゴジュース」が、「りんご主体の大人のミックスジュース」になったかな?
ぼくらのビールですから、もちろん食中酒としてもいけます。
前菜やサラダはもちろん、グリルしたサーモンや肉なんかいいんじゃないかなと。
白濁した果汁をつかい、無濾過のまま仕上げています。
りんごの果汁成分が澱として樽の底に沈殿しますので、必ず、適宜、静かに攪拌して サービングしてください。
こちらはフルサイズの2バッチ分。
毎回大人気なので、今回もたっぷりご用意しています。

そして、
SHIGA KOGEN farmhouse lager 新バッチ樽生も、同時発売です!
前回大好評で、なにより自分たちがすごく気に入っているので再登場です。
無肥料・無農薬で自家栽培した、原種の小麦といわれる古代穀物 "スペルト" をたっぷりでつかって伝統的な手法で仕込みました。
「ビール純粋令」的にOKかどうかは微妙ですが、ぼくら的な純度と思い入れは、かなり高めです。
farmhouse ale って、セゾンの別名でもあるのですが、これはそのラガー版。
農家玉村本店の、ラガーです。
4.5%、IBU13。
ヘレスなんかより、ちょっと淡いブロンド。
もちろん無濾過ですが、60日以上のラガーリングにより、かなりクリアな仕上がり。
度数は三兄弟、いや三姉妹のなかで一番低いのですが、スペルト特有のスパイシーさと飲み応えが特徴です。
ずっと飲んでいられそうな、素朴かつ爽やかな「農家」のラガーに仕上がりました、
苦味の印象的には、SHIGA KOGEN Helles!? と SHIGA KOGEN Pils!? の、ちょうど真ん中くらい。
季節や飲むシーンを選ばないと思いますが、これからのシーズンには、特に最高かなと思います。
いずれも、まずは、樽生からの発売です。
ボトルの方は、もう少しだけお待ち下さい。
どうぞよろしくお願いします!
06/25/2023(Sun)
研修生1号 & 2号

Jonas の研修最終日に、まさかの2ショット。
そう、志賀高原ビール史上最初の研修生で、現在京都醸造のヘッドブルワーのクリスが来てくれたのです。
別に、Jonas のためにではなかったのですが、偶然に。
偶然といえば、うちに来る前に、来日して京都でしばらくすごしたヨナスが、たまたま京都醸造に行って、ゴミを出しに出てきた人に声をかけてみたら、それがなんとクリス!
すでに夕方だったらしく、クリスも、「もう仕事終わりなんだけど、なんだか面倒くさそうな奴がきたなあ」と思ったらしいのですが、
「これから志賀高原ビールにいくんです。」
と聞かされて、びっくりしたんだと。
クリスの研修は、ちょうど10年前で、最初の仕事が菖蒲の収穫だったとのこと。
というわけで、10年後に来た史上2番目の研修生との一枚となりました。
こんなことあるんだね。
基本、研修生とかは受け入れてないのですが、こうなったのも運命なのか!?
06/24/2023(Sat)
うまい夜

Jonas を連れて、gonki さんへ。
毎回、驚けるのがうれしい。

切り分けてもらう前の写真を撮っとくべきだったけど、黄金軍鶏も最高でした。

で、食後はこんな感じ。
図らずも、いいマリアージュになりました。
うまいものと一緒に飲む酒は、やっぱり最高なのです。
06/23/2023(Fri)
研修終了!

玉村本店2番目の研修生、Jonas 君、三週間の研修を終えて本日最終日。
イタリアからうちに来てくれた彼は、To Ol とか、いろんな醸造所で働いた後、地元ではヘッドブルワーを数年。
秋から、名門デーメンスでブルーマスターの資格を目指すのですが、それまでの間に、うちに来てくれたというわけ。
「すごく勉強になったし、楽しかった!」といってくれたけど、それはぼくらも同じ。
異文化コミュニケーションは、みんなにも刺激になったし、とても楽しかった。
イタリアなのかこっちなのかはわからないけど、再会を誓ってひとまずの別れ。
彼の活躍が楽しみです。
06/22/2023(Thu)
ブレンド会議

先週の、大事なブレンド会議。
ここから2つの商品を作る予定。
どの樽のも、いい感じの仕上がり。
でも、結構個性がそれぞれなので、みんなであれこれ議論。
結果は、正解を選べたんじゃないかな。
まだ、ここからリリースまでには、時間がかかるけどね。
06/21/2023(Wed)
"ENGI!? Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米 & Takashi in Paris、同時発売です!

"ENGI!? Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米 & Takashi in Paris ボトル、同時発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
今回は、いずれもボトルのみの発売で、樽生の一般発売はございません。
縁喜 x 志賀高原 / "ENGI!? Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米については、昨日の記事をご参照ください。

そして、こちらが新作、
Takashi in Paris / Imperial Stout aged in Cognac Barrels です。
その名の通り、フランスの某有名コニャックの樽で、15ヶ月にわたって熟成したインペリアルスタウトです。
ぼくらのインペリアルスタウトといえば、Takashi Imperial Stout なのですが、今回は、コニャック熟成用に、ベースからつくりなおした特別版。
モルトの配合を見直し、樽の香りを生かすためにあえてホップの品種を変更し、量もだいぶ抑えました。
さらに発酵にはセゾン酵母を使用した、いわばベルジャンインペリアルスタウトです。
フランスにいくために、ちょっとお洒落をした、「たかし君」ということで、この名前に。

10.5%、IBU28。
しっかり黒い仕上がり。
コニャック由来の複雑な香りと洋酒感が特徴で、カシスやドライなプルーンといったニュアンスに加えて、やっぱりコニャックならではの干し葡萄のような印象。
ほのかな酸味と、柔らかな甘みを感じる滑らかな飲み口。
強面のスペックとは裏腹に、意外なほどにドライですっきりした印象です。
「たかし君」、やればできる男です。
デザートはもちろん、酸味のあるパンとテリーヌや生ハム、ベリーのソースを合わせた豚のグリルとかとも合うんじゃないかな。
ちなみに、中身同様、ラベルもいつもとだいぶ雰囲気がちがうのですが、うちの娘2号(←ハバネロマンセゾンをやったのとは別の双子のもう一人)がデザインを担当しました。
親バカかもしれませんが、なかなかいい感じかなと思うのですが、いかがでしょうか。
限定4425本です。
ハイアルコールのビールは寒い時にリリースされるイメージですが、"ENGI" の方は、「辛口」の食中酒として季節を選ばずにお飲みいただけると思いますし、Takashi in Paris は、食事の後半戦にはバッチだと思います。
かなり特別な2本。
ご感想もお聞かせいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!
06/20/2023(Tue)
縁喜 x 志賀高原 / "ENGI!? Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米

さて、明日発売のボトルですが、説明することがあまりにたくさんあるので、今日は、まずはこちらの問題作 (!?) から。
果たして最後まで読んでいただけるか不安になるくらいの長文ですが、どうかお付き合いを...
縁喜 x 志賀高原 / "ENGI!? Sake IPA!自家栽培米 金紋錦 純米
この三年間、玉村本店の清酒 縁喜(えんぎ)とのコラボとして、 "NIGORI" Sake IPA をリリースしてきました。
今回も、基本的な考えは同じだったのですが、新たな試みをした結果、こういうことに。
そう、にごってないのです。
ベースのビールは、今回も同じく其の十。
Miyama Blonde 同様、自家栽培の酒米 酒米をつかった、大人気のIPAです。
そこに、自家栽培のをつかって醸した代表的商品 自家栽培米 美山錦 純米吟醸 の、発酵最終段階のもろみを加えてつくったのが、昨年までの "NIGORI" でした。
今年は、美山錦の純米吟醸のかわりに、自家栽培の 金紋錦の純米酒のもろみをつかいました。ベースの其の十の方も、金紋錦で仕込んでます。
すると、いままでとはちがう展開に!
去年までは、其の十に、もろみを加えたあとの発酵はそれほどではなく、結果として、酒のもろみがそのままに近い状態でミックスされ、もろみ由来の甘味に、吟醸酵母の香りがあわさった飲み物でした。
ある種、日本酒要素が強い、ヘイジーな IPA 的な。
ところが、今年は、もろみを加えたビールが、そこから60日以上にもわたってさらに発酵を続けました。
通常のビールでは、どうしても酵母が分解できない糖分が残糖として残ります。
ちょっと前に流行した Brut IPA などでは、酵素剤などをもちいることによって、この残糖を分解可能なかたちにして、ドライな味わいを目指すのですが、それでも0.5%程度の
ですが、今回のこの ENGI!? では、その糖分が完全に分解されるまで発酵が続きました。
結果、去年までの "NIGORI" は、8.5%程度のアルコール分だったのですが、今回は 11.5%に!
その過程で、本来、いままでの "NIGORI" と同程度のもろみがあったはずが、分解されて、こんなにクリアになったということのようです。
日本酒では、酒米の澱粉を、麹が糖に変える糖化と、それを酒母(=酒の酵母)がアルコールに変える発酵が同時にすすむことで、醸造酒では世界的にも最も高いアルコール分を生み出します。
この「糖化」と「発酵」が、同じ液体のなかで並行して複数同時に行われることを、「並行複発酵」と呼び、日本酒づくならではの特徴だと言われています。
ところが、今回、このビール(税務上は「発泡酒」)のなかで、今回その「並行複発酵」が起こったと考えるのが、どうも一番あり得るのかなと思っています。
ビールの残糖ともろみ成分を、麹由来の酵素が糖化しながら、同時にその糖をビールと清酒の酵母がアルコールにかえ、長期間の再発酵が続いたと。
とにかく、結果的ににごっていない "NIGORI" が出来ちゃいました。
味は全然違うし、そもそもにごっていない。
同じ名前では、去年までの "NIGORI" のファンは、混乱する。
酒由来の味わいも強いし、名前を変えなくては。
ということで、
"ENGI !?" Sake IPA 自家栽培米 金紋錦 純米
ということに。
"ENGI!?" としたのは、「これって、もはや縁喜!?」っていうことで。

11.5%、IBUは 67とか?
何の説明もなく、これを飲まされたら、
「私は誰?ここはどこ?」
的になってしまうかもしれないくらい、未体験な味わいかも。
日本酒とビールがバッチリ融合しているともいえるのではと思ってます。
いつもなら、ついつい「白ワイン的」とか書きがちなのですが、今回は全然ワインじゃなくて日本酒的。
あえて他の飲み物に例えるなら、ボタニカル感満載のドライなジンとかを思い出すのですが、そのジンをこの度数に割ったら、たぶんこんな味はしないだろうな。
実は、KPN や THE FARMHOUSE の6周年 Week で、先行で飲んでもいただいたのですが、人によって、この "ENGI"?" が、日本酒とビールのどちらに近いのか、かなり意見がわかれました
まず、繰り返しますが、去年までの "NIGORI" とは、全くの別物です。
もろみ由来の澱は、多少ボトルの底にあるのですが、その量は、"NIGORI" とくらべて、圧倒的に少ないです。
澱を混ぜないと写真のようにかなりクリアなブロンド。
澱をまぜると、うっすら霞むくらいですので、どちらがお好みかもお試しいただき、ご意見をお聞かせいただきたいところ。
香りは、ホップ由来の柑橘の感じに、ほのかな吟醸香。
酒由来の甘やかな味わいに、和な青い柑橘や、白ブドウ、パイナップルのような含み香。
ホップ由来の苦味はそれほど感じませんが、甘やかさをキリッと締めています。
飲み口はドライな印象で、信じてもらえないかもしれないと思いますが、アルコール度数を感じません。
11.5%というのは、ビールとしてはだいぶ高アルコールではあるのですが、日本酒としてはかなり低アルコールの部類。
いわゆる強いビールのような度数な印象はなく、低アルコールの日本酒のような物足りなさがないのです。
実際、何人かのビールのプロにブラインドで「何% だと思う?」と聞いたところ、「6%、いや5%」なんて答えが返ってきたり。
かなりに「新しい酒」となりましたが、そこはぼくらのやつ。
もちろん、ばっちり食中酒です。
「甘〜い、美味しい」的なやつではありません。
むしろ、完全に「辛口」です。
やっぱり、和食との相性はかなりいのでは?
鮨なんかにも合う、日本の IPA といったら言い過ぎか?
しかし、果たして本当に来年以降、同じものをつくれるのか、若干心許ないところもあるのですが、日本酒とビールのハイブリッドの新しい可能性をすごく感じています。
こうしたものに取り組めるのは、やはりビール屋と日本酒屋(と酒米をつくる農家)であるからゆえ。
最近、いろんな日本酒インスパイアのビールが出てきていますが、まちがいなくその中でもかなりオリジナルなものになったのではと思っています。
この分野、これからもっともっと掘り下げていこうと思っています。
今回は、ボトルのみの発売。
一部は、もうちょっと熟成してからリリースしようと思っているので、今回の発売分は限定6000本。
それでも、量的にはたっぷりです。
どうぞ、お試しいただき、みなさんのご意見をお聞かせください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
発売は、明日の予定です。
06/19/2023(Mon)
季節にバッチリ!?

ここからしばらく、リリース多めですがお付き合いください。
高アルコールのやつが飲みたい季節!?
今週は、ボトルのみのこの2本です。
足し算(←意味ないけど)すると 22%。

今年は "NIGORI" は出ないと書きましたが、かわりにこいつ。

そして、ちょっと格好つけた「たかし君」。
よろしくです。
06/18/2023(Sun)
(恒例の)父の日の反省

父の日のプレゼント。
小鹿田焼(おんたやき)っていうらしいです。
父はうれしいのです。

さっそく、コーヒーを淹れてこれを書いているのですが、もちろんすごくうまいわけです。
あいかわらず、「父の日」的なことを全然やってないぼくらですが、こんなにうれしいなら、やってもいいかな。
06/17/2023(Sat)
うれしい発見の日

今日は、親父と一緒に、代々すごくお世話になっている芳仙洞さんに手伝ってもらいながら、家の絵の整理。
出てきたのが、ぼくのおじいちゃんが箱書きした絵。
なんと、ぼくの初節句のためのやつでした。
知らなかったし、親父も忘れてた。

これが、その絵。
佐野光穂という、この地出身でもある日本画家の作品。
いやあ、うれしいな。
菖蒲とは、やっぱり縁があるのかもね。
06/16/2023(Fri)
顔の見える取引

タイからのお客様と。
去年から、うちのビールをタイに輸入してくれています。
コロナの間に始まった取引だったので、最初は Zoom での対面ですが、こうして直接会えるのはうれしいです。
やっぱり、できるだけ顔の見える取引をしたいと思っています。
タイにも、ずいぶん長いこといってないなあ。
早めに再訪、実現したいです。
06/12/2023(Mon)
今年は "NIGORI" のリリースはありません。

志賀高原ビールと縁喜のコラボ、"NIGORI" ですが、申し訳ありませんが今年は出ません。
仕込むには仕込んだのですが、理由あって...
お待ちいただいている方も多く、「まだか」というお声もたくさんいただくのですが、どうかご容赦を!
06/11/2023(Sun)
6周年、おめでとう!

THE FARMHOUSE の6周年も、おかげさまで盛り上がりました。
お越しいただいたたくさんのお客様への感謝はもちろんなのですが、同時に、やっぱり、ぼくらはスタッフに恵まれているなと、つくづく感じました。
正直、ぼくらは酒屋は本業だけど、飲食業は全くの素人。
それなのに、ここまでやってこれて、そしてたくさんの素敵な笑顔を見れたのは(この日の助っ人も含めて)、やっぱりスタッフの力。
こういう店があることが、玉村本店にとって、どれだけ大切なことか。
まだまだ進化してますし、もっともっとよくなるはず。
みなさま、これからも THE FARMHOUSE(と、Teppa Room)、よろしくお願いします。。
6周年、おめでとう!
そして、ありがとう。
06/07/2023(Wed)
NEW ENGI-LAND IPA & SHIGA KOGEN PILS!?、ボトルも発売です!

NEW ENGI-LAND IPA & SHIGA KOGEN PILS!?、ボトルも発売です!
まずは、業務用から発売開始です。
弊社 Web 販売の開始は、いつも通り、本日19時とさせていただきます。
(発売開始前までは、HP上では「売り切れ」表示となりますが、ご了承ください。)
NEW ENGI-LAND IPA は2バッチ分、SHIGA KOGEN PILS!? は1バッチ分です。
昨日発売の樽生も、好評発売中ですが、Pils!? の方は、すでに残り僅かです。
どうぞよろしくお願いします。
06/06/2023(Tue)
NEW ENGI-LAND IPA & SHIGA KOGEN PILS!?、樽生から同時発売です!

というわけで、"THE FARMHOUSE 5th Anniversary Week" を前に、
NEW ENGI-LAND IPA、樽生から発売です!
この名前、THE FARMHOUSE のオープンに際して、
"玉村本店の清酒「縁喜」にちなみ、THE FARMHOSUE が、ぼくらにとって、多くの方との「縁」を「喜ぶ」「新たな」場所になってくれればということでこの名前にしました。"
ということだったのですが、6年前にも書いた通り、ぼくらとしては一番最初に NEW ENGLAND スタイルの IPA と名乗ったのが、こいつです。
このスタイル、当時、日本では同じ頃に、ごく少数のブルワリーが、はじめてつくり始めたくらいのタイミングでした。
今では、ニューイングランドスタイルの IPA も当たり前になり、日本にも、このスタイルを中心に人気を集めるブルワリーが次々と生まれました。
いろいろかわるんだなあと、改めて実感しています。
6.5%、IBU29。
「甘さ」と、「どろっとしたにごり」が、このスタイルの特徴だというイメージを持っている人も多いようなのですが、ぼくらがつくりたいのは、ちょっと違います。
このスタイルを始めた理由も、それまでのウェストコースト IPAにはない、このスタイルならではの香りとジューシーさに魅力を感じたから。
いつも書いていますが、ぼくらがつくりたいのは、あくまでも「自分たちが飲みたい食中酒」。
タピオカドリンクとかを楽しむ感じではなく、やはり食事と楽しんで欲しいのです。
今年はホップのつかいかたをあれこれ大きめの微調整。
オーツ麦や小麦等の副原料は一切使用せず、マリスオッター100%。
例年以上に、ちゃんとヘイジーな仕上がりですが、飲み口にもったりした感じはありません。
バレンシアオレンジとかを思わせる柑橘系の香りに、ちょっとネクタリンとかを連想させるトロピカルで甘やかなフルーティーさが加わった感じ。
みずみずしくジューシー。
甘やかでありながらも爽快で、度数を感じさせない柔らかな味わいは、食事との相性もいいと思いますし、何杯でもおかわりいただけるのではと思っています。
いつもこのスタイルのものをリリースするときには書くようにしていますが、ビールに甘みや、単体での飲み応えをお求めの方には、おすすめしません。
今回は、たっぷり2バッチ分をご用意しています。
ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。
これからの THE FARMHOUSE ともども、どうぞよろしくお願いします!

そして、
SHIGA KOGEN PILS!? 新バッチも、樽生から発売です!
「お前にそれは求めてない」シリーズ(?)第二弾。
おかげさまで好評なので、調子に乗って再登場です。
ホップは、ザーツと、ぼくらの信州早生。
どちらかというと、ジャーマンピルスナーって感じです。
今回も、ヘレス同様、デコクションとクラウゼニングという伝統的な手法で、まじめにつくりました。
でも、「らしくない」っていわれそうだから、やっぱり "!?" はつけてます。
5.0%、IBU28。
いつも通り無濾過ですが、明るいブロンド。
クリアな飲み口ながら、モルトの味はしっかりめ。
ヨーロッパのアロマホップ特有のキラキラした感じに、レモンやライムのようなフルーティーさに、針葉樹や青いハーブのようなニュアンス。
モルトの味わいはしっかりながらも、クリーンで、キリッとドライな飲み口。
IPA とかと比べると、ホッピーではないですが、いい感じなバランスに仕上がったと思います。
ジメジメした時期にも、暑い日にも最高なやつ。
こちらも、食事との相性はばっちりかなと。
どうぞよろしくお願いします。
06/05/2023(Mon)
6周年の週です!

おかげさまで、今週で、THE FARMHOUSE も6周年。
というわけで、もちろん、あれをリリースするわけです。
左のやつも、おまけで2回目。
ここから週末まで、THE FARMHOUSE はちょっと特別な一週間。
楽しみだな。
| ホーム |