02/07/2010(Sun)
自家栽培ホップ100% + 美山錦

基本的には、昨日も書いた通り、
「セゾンが好きだから、自分でつくっちゃった」
ということではあるのですが、実はもうちょっと「想い」があります。
先日、「構想数年」と書いたのですが、ホップづくりをはじめて、自分たちのホップが出来るようになって以来、100%自家栽培ホップによるビールをつくりたいと思っていました。
すでに自家栽培のホップは、Harvest Brew シリーズはもちろん、定番の DPA や Miyama Blonde などに、タップリつかってきているのですが、あくまでもアロマホップとして、他のホップとの組み合わせています。
いつか、ビタリングという苦みづけの部分も含めて、オール自家栽培ホップビールをつくりたい。
そのために、どんなビールがいいのか、ずっと考えてきました。
たとえば、ピルスナーとか。
何年も考えるうちに、ホップたちも生長し、その特徴がすこしずつわかるようになってもきました。
で、いろいろ考え続けてたどり着いたのが、この Saison One なのです。
最初から最後まで、自分たちで育てた信州早生だけを、ふんだんにつかっています。
また、同時に、自家栽培の酒米 美山錦もつかって、爽快さも表現しています。
志賀高原の水も忘れてはいけません。
大好きなスタイルを、自分たちなりに解釈して、自分たちで一生懸命育てた原材料を最大限いかすことが、うちならでは、日本ならではのビールにつながることに期待を込めて、やっています。
農家でもある玉村本店の、日本版 Farmhouse Ale というわけです。
あっ、まだ書いてませんでしたが、価格は、1,200円(税込み)。
いつもお世話になっている酒屋さんなどで随時発売の予定です。(上記価格は、送料がかからない地元価格ですので、地元以外は、送料分を勘案しての価格設定になります。)
弊社HPの準備には、もう少し時間がかかりそうです。
それまでの間のご注文は、たいへんお手数ですが、下記メールアドレスにご連絡いただくか、その他の商品のご注文の際の備考欄等にてお願いいたします。送料、発送方法等は、その他の商品と同じですので、HPをご参照ください。
Mail:order@tamamura-honten.co.jp
| ホーム |
comments
post a comment