02/18/2010(Thu)
やっぱり穴は大きかったのです。

昨日は、会社の歓送迎会。
酒の席でリラックスしたのか、杜氏がぽろっと
「今年は、しんどかったですよ」
と、本音をもらしました。
何がというと、今シーズンの仕込のこと。
昨夏に、15年間も酒づくりをささえてくれたO君が、ご家庭の事情で会社を去ったのですが、やはり彼の抜けた穴が大きかったのです。
人数的には、毎年と一緒ですし、幸い、強力助っ人Nさんにも大活躍してもらったのですが、やはりO君は長年右腕として働いてくれて、かなりの部分をまかせていたわけで、その分をカバーするために、普段は口にしないものの相当の苦労があったようです。
幸いというか、さすがというか、酒の方は順調に仕上がってきていますが、杜氏の負担を少しでも減らして、いい酒をつくることに充分集中できるように、ぼくもしっかりバックアップしなくてはと思ったのでした。
といっても、やはり経験というものは一朝一夕には身につかないわけで、みんなで毎年頑張っていく以外に、簡単な解決法もないのですが。
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