04/02/2010(Fri)
苦くないわけないのです。

信じてくれた人がどのくらいいるかはわかりませんが、やっぱり House IPA が苦くないわけはないのです。
とかいいながら、昨日の記事をみて、
「うん、確かに苦くない」
なんていう方もいたりするんじゃ、とちょっと心配も。
それから、
「ホップ入れりゃいいってことに、やっと気がついたか!」
とか思った方がいらしたら、ごめんなさい。
ぼくら、やっぱりホップ好きなんです。
仕込の日の写真をみてもらっても、ホップたっぷりというのがおわかりいただけるのでは。
IBU 50はうそで、実際は95とかのはずです。多分。
というわけで、エイプリルフールねたではあったのですが「うちならでは、日本ならではのIPAをつくりたい」という部分は、うそではありません。
今回の仕込のアロマホップは、自家栽培のアメリカ品種カスケードとセンテニアルが主体。かなりの部分が、「志賀高原」のホップです。
今日のこの写真、一番右が今回の House IPA。左が DPA、真ん中が通常のiPA。
ご覧の通り、IPA よりも、今年の House IPA の方が淡色です。
ホップの個性を強調したいということで、2007-8 年頃と同様に、モルトをマリスオーッター100%に戻しました。
同じくマリスオッター 100% の DPA よりも色が濃いですが、これはモルトの使用量が多いのと、煮沸の時間が長いから。
熟成期間も、過去よりはやや短め。
これもホップの個性が強いうちに、みなさんにお飲みいただきたいからです。
ホッピーで、苦いけど、えぐくない。
そんな仕上がりになったのではと思っています。
高アルコールのビールというと、甘めの方を好むかたが多いのも感じています。でも、自分達が飲みたい IPA の主役は、ホップなのです。
ブランデーグラスじゃなくて、パイントグラス。
バスローブじゃなくて、Tシャツ。
食後じゃなくて、食事と一緒に。
がんがん飲んで欲しい、ぼくらの IPA です。
お試しを!
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comments
エイプリーフールでしたか。見事に引っかかりました。
我々も、日本人の好む麦酒を作りたいと日夜考えています。
あ、一応・・・北の方面で麦酒作ってます。足跡があったのできてみました
「してやったり」!?
>工場A。さん
やっぱりブルワーさんでしたか。
大変失礼しました。また遊びにきて下さい。
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