06/02/2010(Wed)
またやめる

(別に、某首相に似ているとかいうつもりではありません。念のため。)
今日は、年に二回発行している「蔵元だより」の原稿を書いていました。
その都度の玉村本店の近況や考えをまとめているのですが、面倒だけど大事な仕事です。
発行の頻度も高くありませんし、ごらんいただく部数もたいしたことないとは思います。でも、ちょっと大げさかもしれませんが、会社の理念や、その時点の取り組み、これからの方向性を少しでもお伝えしたいと思って書いているもので、毎回真剣に取り組んでいます。
この「蔵元だより」に何を書くか考えるにあたっては、そもそも「書くこと」自体をきちんとつくらないといけないわけで、ある意味、怠け者の自分にプレッシャーを与える意味でも、役にたっています。
書くのに疲れて、一息ついてふと気がつくと、この国の最高責任者という方がお辞めになるとのこと。
先日、三周年をむかえたばかりのこのブログですが、その間にもう四人目。
次がどなたかはわかりませんが、この短期間に五人目のリーダーになるわけです。
そろそろ日本人でも、正しい順番で総理大臣の名前をいうのが難しくなってきそうです。元素の周期表の覚え方みたいなのが、必要かもしれません。
もし「ぼく」がこの三年で四度もかわっていたら、いい悪いはともかくとして、きっと玉村本店もいまとは全然違っていたのではと思います。
なんか不思議ですが、どうも大きな国の責任者は途中で辞めてもいいみたいですが、零細企業の経営者はそうはいきません。
よくも悪くも、選ぶ方の責任も含めて、何年か任せる/任される覚悟というのも必要なのではと思ったりもします。
日本はこれでいいのかなあ、なんてちょっと考えて、とりあえず自分の会社のことに集中することにする午後。
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