06/06/2010(Sun)
we love you escalator!

ひさしぶりに、原宿のEscalator さんに。
3月末で、いままでの Cafe を終了して、レコード屋さんに専念することになったのですが、一階の看板には「志賀高原 BEER」の文字が。
なんせぼくらにとっては、特別なお店。最初「Cafeをやめる」と聞いたときには、どうなるかと思ったのですが、まったく余計な心配でした。

いままでのように、ゆっくり食事もできるというわけではないのですが、相変わらず仲さんが手作りしたカフェカウンターでは、ぼくらのビールと、こだわりのコーヒーが楽しめる訳です。
軽いつまみもちゃんとそろって、すっかり新生Cafe Escalator。すごくいい感じです。
週末なんかは、パブのようになっているとのこと。
天気のいい午後にお邪魔して、思わず頼んだIPAがうまかった。
やっぱり、場所の雰囲気によるところも大きいなあと感じました。

相変わらず格好いい仲さん。
突然お邪魔して、小一時間話をうかがったのですが、ここ数年で音楽業界もだいぶ変化したそうです。
CDが大幅に減って、今お店の主力はレコード。おまけに、カセットまで。
「ビールにたとえると、海外では、大手メーカーの発泡酒や第三のビールみたいなのもある一方で、クラフトビール的なものにも勢いがあるのに、日本は、小さいところも第三のビールみたいなもので競おうとしている感じ」
なのだとか。

そんななか、海外のアーティストからの絶大なサポートが、escalator さんの強み。
人気がでてメジャーデビューが決まっているアーティストが、その前に日本では escalator さんからリリースをしたいなんていってくることも。
それもこれも、やっぱり仲さんの魅力なんだと思います。
ネットでダウンロードが当たり前の時代に、けっして見つけやすい訳でもない場所の、エレベーターも(もちろんエスカレーターも!)ない三階のお店に足を運んで、CDでもなくレコードを買っていくファンを惹き付ける魅力が確かにあるのです。
うちのビールも、多少なりともそのお手伝いできていたらうれしいなあと思います。
音楽と酒。
ないと死んじゃうわけではないはすですが、少なくてもぼくには必要不可欠な大事なもの。
分野はちがうのですが、参考になったり共感できたりする部分もおおく、すっかり長居しちゃいました。
レコードプレーヤーも、今じゃ安く買えるときいて、それもいいかもと、久しぶりに物欲も刺激される午後。
みなさんも、ぜひ足を運んでみてください。
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comments
雰囲気、最ッ高です!!!
そうですよね。
ぼくもお邪魔するたびにいいなあと思います。
ほとんど手作りで、それも毎回かわってるんですが。
やっぱりセンスですね。
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