04/11/2011(Mon)
山嵜農場 ひとごこち

春になって、今年の酒も順次発売開始しています。
まずは、純米の無濾過生原酒からです。
第一弾は、これ。
前に書きましたが、自家栽培の美山錦につづいて、新たに加わった蔵人が米からつくった酒です。
漢字が難しいですが、「やまざき」と読みます。

ラベルを貼っているのが、この米をつくり、酒を醸した山嵜さん。
今年で六シーズン、冬の間「蔵人」として働いてくれています。
夏の間は、玉村本店のおとなりで、米どころとして名高い木島平村で農業をしているのですが、金紋錦を契約栽培してくれているグループの一員でもあります。
そんな山嵜さんに、ぼくらのために「ひとごこち(新美山錦)」をつくってくれないかとお願いしたのが去年の春。
その米でできたのが、この酒というわけです。
契約栽培もいろいろですが、やはりこうして直接顔が見える関係というのは大事だと思います。
経済的な面はもちろん重要ですが、やはり気持ちの部分が大きいのです。
「いい米をつくって」「いい酒にする」。
もちろんすべての仕込を真剣にやっているのですが、やはり自分たちが育てた米をつかった仕込に対しての蔵人の思い入れは、一段と違います。
同時に、米づくりのプロに、技術的な部分で教えてもらう部分もたくさんあります。
というわけで、この試み、もちろんずっと続けていきたいと思っています。
ちょっと長くなったので、肝心の酒の内容については、また明日。
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