06/04/2011(Sat)
高級発泡酒 !?

(樽熟成版の山伏の裏ラベルには、ご覧のようにヴィンテージが入ります。)
この樽熟成版山伏に取り組むために、発泡酒の免許を取得しました。
「えっ、発泡酒 ?」
そうなのです。
通常の山伏は「ビール」です。
今回の樽熟成版は、全く同じその山伏を樽で熟成させて、瓶内二次(いや樽内で二次発酵しているので、実際は三次)発酵させただけですので、酵母が一種類だけ多い以外は原材料は通常の山伏と全く同じです。
しかしながら、現状の日本の酒税法によると、発泡酒となってしまうのです。
どうしてかを説明すると長くなりますが、原材料は全く「ビール」にもかかわらず、製造工程が日本の法規上想定されている「ビール」のつくりかたとちがうので、「発泡酒」扱いとなってしまうのです。
わかりづらいですよね。
でも仕方ありません。
日本の酒税法がいわゆる大手メーカーのビールのようなものだけを「ビール」として想定してきたわけですから。
もちろん、原材料はビールと一緒ですので、節税を意図した発泡酒とは違い、酒税も「ビール」と同じです。
というわけで、ぼくらの「発泡酒」は「ビール」と同じ原料しかつかっていない、より手間のかかった高級「発泡酒」というわけです。
ご理解下さいね。
間もなく発売。
本数は限られますが、ご容赦を。
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