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自分たちの飲みたい酒


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長野の酒メッセにて。

いつも思いますが、ビアフェスにくらべても酒のこういうイベントは、出品社/酒 数がだいぶ違います。

日本酒の方が多いって意味です。

そのどれもレベルは高いですし、ピルスナーとインペリアルスタウトほどスタイルの違いはありません。

よく海外の方に、蕎麦の味の差をどう説明するか困ることがあるんですが、まあそんな感じ。

でも、いろいろ飲んでみると違うんですよね。

かなり。

こういう機会に、自分たちの酒を飲んでもらって、いろんな方の感想を聞くのも勉強になります。

同時に、いろいろ他社の酒を飲むことによってもすごく勉強になります。

で思うのは、うちの酒は、うちらしいなということ。

水の影響も大きいかもしれません。

ビールは自分自身がつくってますが、酒は杜氏にまかせてます。

ものをつくるということは、ある意味孤独な作業ですし、個人の「エゴ」が発揮されないといけないと思ってます。

そのためには、まかせる(=責任をおわせる)ことが不可欠だと思うのです。

でも、それはぼくが責任をもたないというわけではありません。

だって、最後に責任をとるのが経営者ですから。

つくりたい酒のイメージは(ほぼ)一緒のはずです。

というか、その「イメージ」を共有するのが一番大事なこと、そのために出来ることを最大限することがぼくの仕事かなとも思っています。

縁喜と志賀高原ビール。

どちらも、その時点での「自分たちの飲みたい酒」なのです。
23:59 | 縁喜 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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