10/31/2011(Mon)
超レアな試飲会

先日、某所で行われた試飲会での一枚。
写真のボトルは、その汚れ具合からも古さを想像できるかもしれませんが、1960-70年頃に瓶詰めされたと推定されるハンセンスのグーズ・ランビック。
つまり、なんと五十年近く前のビールということです。
これを含め、超レアなランビッックだけを10種類以上も集めたこの会。
ラッキーにも声をかけていただき、参加させてもらいました。
ベルギービール全般はもちろん、ランビックにいたってはなおさらまだまだなぼくなのですが、やはり「飲む」ということは何にも勝る勉強だと思って、厚かましくも参加させてもらったというわけです。
いやあ貴重な体験でした。
なかでも、個人的には、ベルビュー・セレクシオン・ランビックという、1990年代にベルビュー醸造所が最後に販売したという瓶内発酵のグーズに、衝撃をうけました。
ベルビューというと、甘みの強い大衆向けのマスプロダクトというイメージだったのですが、そんなイメージとは全く異なる味わい。
例によって、美味く表現するボキャブラリーを持ち合わせないのですが、「貴重だから」とか云々は一切関係なく、純粋に「うまい!」と思える味なのでした。
こんなすばらしいビールが、もうつくられていないなんて、とても残念。でも、飲めてしあわせでした。
主催者、関係者のみなさん、貴重な機会どうもありがとうございました。
これをどう生かせるかはわかりませんが、ぼくのブルワーとしてのこれからに、なんらかのプラスになった/したいと思っています。
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