05/28/2007(Mon)
M&A時代到来? (2)

先日の続きです。
マーケティングという言葉がありますが、例えば玉村本店が、「どんなビールをつくったらいいでしょう?」という「マーケティング」をしていたら、結局「スーパードライをつくるべき」という答えがでていたでしょう。それならば、アサヒにはかなわないし、ビールはつくらなかったでしょう。
あなたが、「次に着たい洋服はどんなものですか?」と聞かれたらどう答えますか?多分、戸惑って、結局、その時点の流行の服を答えるくらいではないですか?僕ならそうです。ビールやファッションのような嗜好品の場合、単純に「マーケティング」するだけではなく、自分たちがいいと信じるものをつくり、提案することがとても大事だと思います。
10年前に穴のあいたジーンズをはいていたら、「穴があいているよ」って言われました。でも、いまではだれもそんなことはいいません。すでにおしゃれを通り越して、当たり前です。擦り切れたり、穴のあいたジーンズを、ずっと前に、格好いいと思って作っていた人たちや、小さな会社があったから今があるのです。
世の中のすべてのモノが、世界中の大手2社によって供給されるなんて、ぞっとします。玉村本店は、「ヘン」なものをつくる「小さい」会社でいたいと思います。僕のようなへそ曲がりのために。
| ホーム |
comments
すごいですね。
ぼくも、なんとなく気に入ったのを撮ってるだけなんですが、ストリートのクオリティって高いんですよね。
ここで彼の作品見れますよ
post a comment