04/28/2012(Sat)
奥村厚一展

親父が、日帰りで浜松に。
というのも、この展覧会のため。
奥村厚一展
浜松市の秋野不矩美術館で 4/27-6/10 の間、開催されてます。
で、その展示作品41作品中、実に35作品が、実は玉村本店の所蔵作品。
カタログ等では「酒造美術館」なんて表記になってますが、「ギャラリー玉村本店」の方がよかったかな。
奥村先生の大規模な個展は約30年ぶりとのこと。
展示作品の目録をみて、こどものころから身近にあったものばかりで、ちょっとびっくりです。へんな違和感。
わが家と最も縁の深い画家が、たぶんこの奥村先生。
秋野不矩さんをはじめ、「創画会」といわれるグループの方々とうちとの縁も奥村先生ゆえ。
正直、ぼくはあまり記憶にないのですが、親父は随分可愛がってもらったようです。
30年ぶりの個展なんていうくらいですから、世間的に売れっ子ってわけではないのだと思います。(失礼!)
でも、素人のぼくでも、いつも本当に「いいなあ」と思います。
風景画なんだけど、そのままの風景じゃない。でも「こうみえるのがわかる」って感じの感動を教えてくれるっていうかなんていうか。
写真が、現実よりもよく見えたりすることがあるっていううのの、もっとレベルの高い感じ?
なにをいいたいのか、うまくいえない。
すみません。
でも「えこひいき」じゃないと思います。(←素人だから当てにならないけど。)
本当にいいんです。
生前から、日本を代表する画家たちが慕った、隠れた大家。
実力がなきゃ、こんな展覧会ないはず。
本当のところはどうなのか、お近くの方は是非足を運んででみてください。
別に、どこかのまわしものではありません。
ぼくの感じる感動が、伝わるのか。
時代を超えた本物だと思ってます。
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