実力のないルパン三世は捕まればいい


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選挙なんですね。

「世襲はけしからん!」

ってのが、ひとつの話題になってます。

そんな声が絶対的に正しく、そう思う人が大勢なら、ぼくも、もっと高給をとって気楽に都会で暮らしてただろうなあ。

今日は、そんな与太話。ちょっと長いですが、ご勘弁。


何百年続く「つくり酒屋」も、天皇陛下(←一緒にするな!ですよね)も、みな世襲。

ぼく自身、小さい頃からまわりの人に

「継ぐのが当たり前」

的なことを、結構、いや相当に言われ続けて育ちました。

でも、どういうわけか、親父に直接そういわれたことは一度もありません。

それにはとても感謝してます。

でもね、気にはなっていたのです。

ずーっと。

「無言のプレッシャー」ってやつですね。

まあとにかく、

「世襲するはずの人間」って言う立場は、いやだったなあ。


ぼくが、「フリーター時代(←今より収入は多かったけど)」に訣別する覚悟を決め、「家業なるもの」に戻ったのが9年程前。

その後は、こんな(どんな?)感じです。

お隣の大国なんかみてると、圧倒的な格差があるなかでの既得権という意味で、「世襲」はフェアじゃないなあと本当に思います。

「努力が報われない」、「生まれながらのものがすべて」じゃだめですよね。

むかしは既得権益みたいにいわれてた「つくり酒屋」は、いまや斜陽産業。

でも、そんな斜陽産業でも、「世襲しなきゃ」と思ったりするのも、そういう立場の人間の考えるところでもあるのです。

酒屋なんかは、たしかに、酒造免許ってのは既得権かもしれませんけど、もはやそれにどれほどの価値があるのか。

いまや、世襲してつぶれるのは簡単です。

っていうか、つぶれないのも大変です。

それってフェアってことですね、ある意味。

厳しいけど、仕方ない。

ぼくは、世襲そのものよりも、「だめなのに淘汰されない」「他の人にチャンスがない」の方が問題なんじゃないかと思います。

世襲する人間には、それでも、なんかそれなりの責任感があったりもするのです。

そうでなかった人よりも、ちょっとだけ余計に、それについて考えたこともあったり。

というわけで、既得権益にとらわれないフェアな環境があれば、「世襲」もいいんじゃないかと思うんです。

だめなら、つぶれればいいし、落選すればいいんですから。

「地盤」「看板」「鞄」

でしたっけ。

現在、政治の世界に、そういう「既得権」がどれだけ残ってるのか、ぼくにはわかりません。

いい人がそのせいで立候補出来ないんじゃいけませんが、「世襲は駄目」と決めるんじゃなく、「駄目な世襲候補」を落選させる方がいいと、個人的には思います。

ルパン三世にだって、いろいろあるんじゃないかと。



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