11/29/2007(Thu)
成長記録

写真は玉村本店の杜氏。
酒づくりでは、結構、机に向かう時間も長いのです。生産の計画や、原料の管理、そしてなにより仕込んだ酒の経過管理などをしなくてはいけません。
醗酵の状態を目で見たり、ベロメーターなんて言うんですが、飲んでみての判断(官能検査)などももちろん大事なのですが、気温や、品温、製品の醗酵の度合いや成分の分析値などを、毎日記録して経過を把握し、的確な対応をしていくことが、とても大事です。
いわば、酒の成長記録をつけるようなものです。面倒なのですが、非常に重要です。この記録を付けながら、いろいろ心配したり、安心したりを繰り返しながら、判断を繰り替えすのが、酒をつくる人間の仕事です。
ビールに関しては、もちろん同じことを僕(と轟君)がしている訳です。
| ホーム |
comments
post a comment