やらないと出来ない


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実は、ウィスキーの樽熟成をするまでには、何年も考えました。

海外で、同様のおいしいビールはたくさんあるわけで、やってみたいという興味はずっとありました。

でも、一方で、「樽の個性を借りるだけじゃないか?」「極論すると、ウィスキーで割ればいいんじゃん」みたいな部分がずっと気になっていて、手を出さずにいったのです。

伊知郎さんにお会いして、そんな点をぶつけてみると、

「そんなこといったらぼくら全部そうですよ。つかう樽の影響を必ずうけてるわけですから。」

ああ、そうか。

言われてみたら当たり前のことだけど、なんかそれでスッキリしました。

いろんな要素を組み合わせて、与えられた状況で最善をつくして、長い時間をかけて結果をまつ。

やってみないとはじまらないし、いい味を求めて努力してはじめておいしいものができる。

じゃあ、やってみよう。

というわけで、すぐに樽を送ってもらい、仕込んだのがTHE FAR EAST。

インペリアルスタウトとかバーレーワインとかをいれるのが普通でしょうが、やるなら一番自分たちらしくいこうということで、やっぱりIPAでいくことに。

それも、House IPA をさらに強力にして、樽の個性に立ち向かおうと。

秩父でのテイスティングの時に、伊知郎さんが自分のウィスキーの味の特徴のひとつに「柑橘系」という言葉をつかわれていたのも印象に残ました。

で、ホップたっぷりのウィスキ樽熟成ビールが出来たわけです。

やっぱり、挑戦してよかったなあと本当に思っています。



23:59 | 志賀高原ビール | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

美味しいです、FAR EAST
「やらないと出来ない」、その通りですよね。あれこれ頭で考え悩んでも、やらないと始まらない。その結果こんな美味しいビールができあがったという事ですよね。飲む事ができて幸せです。
Laydown111 | 2013/02/27 14:31 | URL [編集] | page top↑
ありがとうございます!

そういっていただけるとうれしいです。

これからもどうぞよろしくお願いします。
ego-brewer | 2013/02/27 16:04 | URL [編集] | page top↑
極東
先日、このThe Far Eastを地元の酒屋さんで買って飲みました。
IPAとのことですが、これはバーレイワインじゃないのか?というほどの濃厚な味わいに、勿体無くて1時間近くかけて飲みました。
時間がかかったのはお味だけでなく、香りも超重厚だったから。グラスに注いで鼻をつけて香りをかぐだけで15分近くは経過してしまいました。
何はともあれ、今後とも玉村本店さんのビールを楽しみにしております。
kaz_s800 | 2013/04/05 23:57 | URL [編集] | page top↑

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