02/07/2014(Fri)
日本の新しいビール!?

今回のコラボ、なにをつくろうかと考えたときにいくつか候補はあったのですが、ぼくらがラガーに挑戦してみたいっていう気持ちが強く、結構すぐに決まりました。
というのも、昨日も書いた通り、ノースアイランドのピルスナーが大好きだから。
でも、
「ドイツスタイルはつくらないって言ってただろう!」
「お前達にそれは期待してないよ!」
なんて、感じる方もいらっしゃるのでは。
そうですね。
ただ、せっかくノースアイランドと一緒にビールをつくるわけだし、当然、ホップの効いたものにはしたいという気持ちは最初からありました。
ドイツや、チェコみたいなピルスナーをつくるっていうよりも、ぼくららしいのにしようと。
堤野君が、Miyama Blondeを気に入ってくれてたり、米をつかったこともなかったので、美山錦をつかうってのもすぐ決定。
まあ米をつかう時点で、ドイツやチェコじゃないですね。
とにかく、そこからレシピを毎日のようにやりとりする日々が始まりました。
参考になりそうなビールもいろいろ飲んでみたし、堤野君にラガーのこと、一杯質問しました。
単にアメリカンホップをいっぱいつかうっていう方向性ももちろんあったのですが、
「これじゃエールでもいいじゃん」
ってなっちゃ意味がない。
意外にむずかしいなあと感じながら、やり取りは続き、なんとなく、最終的にお互いのアイディアの中間的なところに着地しそうだなあと思って来た時に、なんか違うと感じました。
お互いにやってみたことのなかったことに挑戦するだけでも意味があるし、すごく勉強にもなるんですが、飲む人にとって面白かったり、意味があったり、新しかったりする必要があるんじゃないかと。
で、ここからそれまでの数字(レシピ)の交換が、ことば(コンセプト)のやりとりに変わったのです。
で、たどりついたのが昨日書いた商品イメージ。
ここからは早かった。
自分たちなりには、ドイツでもチェコでもアメリカでもない、日本の新しいビールになったんじゃないかと思ってます。
な〜んて、言い過ぎか?
まあ、お試しを!!
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