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「苦い」の野望


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ラーメン屋とか、もっというと町の中華料理やとかで飲むのとか好きです。

名前を出すのもなんだけど、下北の「珉亭」とか、経堂の「はるばるてい」とかね。

メンマと、チャーシューとかきゅうり。

ちょっと待って、ワンタンとか餃子。

で、ラーメンとか、つけ麺とか。

こんなとき、ぼくでも大手のラガーを飲むのです。

いいね。

これに限らず、枝豆に奴とか、焼き鳥とかも。

「そんなシーンで、自分のビールが飲まれることはあるかな?」とか思うのです。

DPAや、Miyama、それに Africa もいいと思うけど、どうかな。

ノースアイランドさんとのコラボでラガーに取り組むことになった際にも、ぼくが考えたのはこんな時に飲むビール。

"Super Niga〜i" の、オリジナルコンセプトもこれでした。

「のどこし」とか、「キレ」とかってこと?

そうかも。

でも、「水のよう」だから故にどんなシーンにも合う、ってんじゃないものにしたい。

で、ぼくらの場合(案の定)ホップなのです。

「うまい」「重い」と、「味気ない」「スッキリ」の間の自分なりの一番いいところを探すのが、このビールの使命かと思います。

ぼくらのビールは、どうしても、大手メーカーの美味しいビールよりも高いわけです。

にもかかわらず選んでもらわないといけない。

一番厳しいエリアでの闘いだと思ってます。

でもね、ビアパブだけじゃなく、居酒屋や焼き鳥屋、ラーメン屋とかでも飲んでほしいって思ってつくったのが、この「苦いラガー」なのです。



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