05/25/2014(Sun)
「苦い」の野望

ラーメン屋とか、もっというと町の中華料理やとかで飲むのとか好きです。
名前を出すのもなんだけど、下北の「珉亭」とか、経堂の「はるばるてい」とかね。
メンマと、チャーシューとかきゅうり。
ちょっと待って、ワンタンとか餃子。
で、ラーメンとか、つけ麺とか。
こんなとき、ぼくでも大手のラガーを飲むのです。
いいね。
これに限らず、枝豆に奴とか、焼き鳥とかも。
「そんなシーンで、自分のビールが飲まれることはあるかな?」とか思うのです。
DPAや、Miyama、それに Africa もいいと思うけど、どうかな。
ノースアイランドさんとのコラボでラガーに取り組むことになった際にも、ぼくが考えたのはこんな時に飲むビール。
"Super Niga〜i" の、オリジナルコンセプトもこれでした。
「のどこし」とか、「キレ」とかってこと?
そうかも。
でも、「水のよう」だから故にどんなシーンにも合う、ってんじゃないものにしたい。
で、ぼくらの場合(案の定)ホップなのです。
「うまい」「重い」と、「味気ない」「スッキリ」の間の自分なりの一番いいところを探すのが、このビールの使命かと思います。
ぼくらのビールは、どうしても、大手メーカーの美味しいビールよりも高いわけです。
にもかかわらず選んでもらわないといけない。
一番厳しいエリアでの闘いだと思ってます。
でもね、ビアパブだけじゃなく、居酒屋や焼き鳥屋、ラーメン屋とかでも飲んでほしいって思ってつくったのが、この「苦いラガー」なのです。
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