「複雑だからっていいわけじゃない」って思ってます。


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(昨日からのつづき)

で、昨日書いた通り、山伏 四 では、木樽はつかいません。

とはいえ、(とくに)ワインづくりとかでは毛嫌いされる brettanomyces をつかってます。

前に書いた、遊び場をつくったのは、ほとんど、このビールのため。

もしもの複合汚染を防ぐためにです。

ワインとかで、樽熟成と、ステンレスタンク熟成の説明を聞く度に、樽の方が高級なんだって感じてましたが、自分でやってみたら必ずしもそうじゃないってことに気がつきました。

タンク自体の値段も、それを置く場所や、空調を含む環境もあるし、熟成の時間はどちらでもかかるわけですし。

で、一番大事な味です。

どっちも、brett 独特の香り。

でも、下品じゃなく、いい感じに仕上がったと思ってます。

そして、ドライさ。

これが目的。

食中酒としてのビールの可能性を、広げてくれるんじゃないかな。

くらべると、やっぱり、想像通り、ステン醗酵の方が、クリーンでシンプル。

Oak Aged は、複雑です。

でも、どっちがいいのかな。

この判断はみなさんに、おまかせします。(もちろん、ぼくもずーっと真剣に考えます。)

「高い酒」は複雑。

そりゃそうかも。

でも、ぼくは「高いか安いか」じゃなくて、「この食事と楽しめるのは何か」で酒を選びたい。

必ずしも、「高アルコール」だったり、「複雑」だったりしなくてもいいと思ってます。

「力くらべ」とかじゃないしね。


「このシャルドネは、樽熟成のものに比べて、複雑さがない。がんばれ!」

なんていうの、違うなと思うんです。


複雑なのを飲みたい時も、クリーンなのを飲みたい時もあるじゃん。


ぼくの場合、

「こんなときには、こんな感じの酒がいいね」

って、思う、いろんなシチュエーションを考えて、つくるビールもいろいろになっていくんです。






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