03/20/2015(Fri)
乱暴な初飛行の日々

なんとか、緊張の新設備の仕込、全部終了しました。
普段、軽トラに乗っていたのに、いきなりジェット機(いやロケット?)を操縦することになった気分。
まあ、やろうと決めたのは自分なのですが、ギリギリまで肝心の機体が完成しないで、直前まで部品がなかったり、調整の繰り返し。
ぼく自身も他の仕事(特にSMBL)があって、その調整の過程をみることすらできず。
一週間、というか五日で飛べるようにならないといけないスケジュール。
初飛行は、教官が隣にいるものの、いきなり操縦桿を握らされ、飛べといわれます。
おまけに、いっぱい乗客を乗せて。
で、次の日は自分で飛べと。
そして、次の日は一人で飛べと。二回も。
次の日は、新しい飛び方を自分で考えてつくります。教官は18時前には帰っちゃったけど、ぼくらがなんとか着陸したのは25時。
きょう、最後の二回の飛行をなんとか死なないで終えました。
マニュアルはありません。
丁寧な座学もありません。
おまけに、一日中、ドイツなまりの英語です。
教官は、ちょっと気が短くて、自分をみているようで反省もしたりして...
いつ、なにがおこるかわからないので、お昼も食べられません。(一日だけ、おにぎりを食べましたが。)
まじで、泣きたい気分にもなりました。
でも、五日間苦しんで、なんとなく「飛べる」様になった気はします。
習うよりなれろってやつでしょうか。
でも不安だらけ。
来週からは本当に一人で「飛ぶ」しかない。
とはいえ、ここまでたどりつけて、本当に大きな達成感。
助けてくれた大勢のみなさんに、大感謝です。
でも、上手に操縦出来るようになるのが目的じゃない。
新しい翼で、どんな素敵なところにたどりつけるかが、本当の仕事のはず。
まだまだ。
いま、始まったところです!
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