08/28/2015(Fri)
あらためて、Harvest Brew(生ホップ収穫仕込)について。

仕込当日に収穫した生のホップ。
これを、乾燥や凍結をせずに、その日のうちに仕込むのが志賀高原ビールの Harvest Brew。
今シーズンは、全7種類。

収穫したホップは、すぐに工場に運ばれます。
これは、IPA Harvest Brew のホップ、センテニアル。
約20kg!
このIPAと翌日のIBAの仕込だけで、畑一枚のうち半分を栽培しているセンテニアルの全量をまるまるつかってしまいました。
収穫に参加してくれた方ならおわかりになると思いますが、すっごい量です。

去年までは、いくつもの大きなメッシュのバックに分けて入れて、釜に投入していたのですが、今年はこの新兵器が活躍。
そう、以前にも書きました HOPNIK というもの。
ペレットじゃないホール(or リーフ)ホップをつかうためのものなのですが、乾燥したホップにくらべて生ホップは通常の4-5倍もの量をつかうということで、内部のメッシュの部分を通常よりも大きくとってもらっています。
そう、世界で他にない Harvest Brew のための特別仕様なのです。
菖蒲の時にも感じましたは、その効果は絶大。
今年の Harvest Brew シリーズが、どう仕上がったかは、ご自身でお確かめ下さい!

「もったいなあ」と思いながらも、収穫したばかりの生ホップたちを HOPNIK に、一気に投入。
繰り返しますが、すっごい量です。
生ホップでの仕込は、Wet Hop とか呼ばれてアメリカとかでも盛んです。
ホップ畑から飛行機や、中にはハーレーとかで輸送してすぐ仕込むのですが、なんせぼくらは畑から工場まで徒歩ですぐ。
たぶん、ほぼ間違いなく、収穫から仕込まで、世界最短です!
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