12/13/2015(Sun)
スキーがしたい!

(今日は長いです。興味がなければ飛ばしてください。)
スキー靴を買いました。
前に買ったのは、娘たちが生まれる前だったから軽く10年以上前。
実は、ここ何年か、毎年買おうかなと思っていながらも、なんだかんだタイミングを逃してました。
いや、たぶん、そこまで自分の気持ちが盛り上がってなかったんだと思います。
スキーをまじで再開しようと思って、やっぱり考えるのは靴。
スキー板はある意味、どれでもいい気もするけど、靴はとにかく大事です。
でも、「どこ」で、「なに」を買えばいいんだろう?
あまりに長いブランクで、もうなにもわかりません。
とにかく、神田にいってみました。
まずは、定評ある専門店で、足を測ってもらい、いろいろ履かせてもらいました。
どれも、悪くはないけど、なんか合わない。
かかとの辺が緩いんです。
足幅がタイトな競技用ブールを履かなきゃいけないのかなとか思いながら、ブランクのあるジジイには固すぎるだろうし、そもそももっとリラックスして滑りたい。
悶々としながら、足が向いたのは近所の雑居ビルの3階。
昔、靴を買った記憶を辿って。
でも、いってみると、
「やばい、ここは違うかも!?」
雑然とした空間におばあちゃん。
その足元に、ちょっと若いけど、ぼくよりはだいぶ年上の男性。
しどろもどろで、
「久しぶりにスキー靴を買おうと思っているんですが、難しくて」
と伝えると、
「次、空いているから、よかったらそこでお待ちください。」
といわれて、待つのです。
話を聞いていると、80歳のおばあさんの靴をオーダーメードで仕上げたところ。お互い、バリバリ現役!
すごい。
なんだか感動。
で、ぼくの番。
正直、この日は冷やかしのつもり。
情報を集めて、実際に買う準備をしようと。
「ここに足をおいて、靴下を脱いでください。」
巻き尺で足のサイズを測ってもらって、
「ここに乗ってください」
といわれて、なんだか高いところに
ゴムのカバーに空いてる穴に足を入れると、
「グァーン」
「なんだ?」
と思うと、それはコピー機の上でした。
足の裏のコピーと、サイズをみて、
「10年以上もブランクがあるんなら、型落ちでも気にしませんよね?」
といって、出してくれたのがこの写真の靴。
履いてみたら、もうぴったり。
「ぼくは、靴の中のあなたの足のことを、あなた以上にわかってます。10万人以上の足をみてますからね。」
「!!!」
即購入です。
いままでの靴よりもだいぶ柔らかいけど、ここから再開しようと。
でも、すぐその場ではわたしてもらえません。
ぼくの足と脚に合わせてチューンアップをするために。
おまけに、生涯、メンテしてくれるとのこと。
なんともいえない「出会い」に、すっごくうれしくなりました。
おまけに、
「板は、XXXで、ぼくの名前をだして話聞いてみるといいよ」
とのアドヴァイスで、これまたまだ買う心がまえなんてできてなかったのに、結局、即購入。
別に、レーサーになるわけでもデモを目指すわけでもありません。
素人のおっさんですから。
でも、スキーがしたくて仕方なくなりました。
こういう気分がうれしいです。
こういう年に限って雪が少ない。
でも、今シーズンは、すごく楽しみ。
時間をつくんなきゃ!
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comments
但、¨歩く¨スキーの方。(すっかり、スノーシューの影に隠れちゃってますがw)
もう、何年やってないかなぁ…。
志賀高原には、¨歩く¨スキーのコースは、有りますか?
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