「超一本足打法」の秘密


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昨日の続き。

アルケミストに興味をもったのは、まずなにより、その Heady Topper というビールがどんな味なのか?

なんでインペリアルIPAだけをつくりつづけてるんだろう?

どんな人が、つくってるんだろう?

っていうこと。


Heady Topper は、かなりにごったアンフィルターのIPA。

8%。

すごく香りがいいけど、単にドライホップを大量にしたっていう感じではなく、むしろ度数を感じさせないドライさと、バランスの良さが印象。

事実本人も、「バカみたいにホップを大量につかったりしない」と言ってました。

そんなこと言うのはおこがましいのですが、ぼくらのビールにすごく共通するものを感じたり。

うちのも、だいぶにごってるしね。


それにしても、これ一種類しかつくっていなくて、どうしてこんなにすごいのができるのか?


聞いてみたら、ジョンはビールをつくるようになって20年以上の経験者。

これを書きながら改めて調べてみたら、なんと同じヴァーモントのVermont Pub and Breweryのヘッドブルワーだったのです。

Vermont Pub and Breweryといえば、あのGreg Noonanがはじめたブルーパブ。

ずっと以前に、モントリオールで彼に会って感激したと書いたのですが、ぼくがビールをつくり始めるにあたって一番影響を受けた二冊のほんのうちの一冊、"New Brewing Lagewr Beer" という名著の作者。(ちなみに、もう一冊は" Desiging Great Beer" って本です。)

その Greg Noonan の愛弟子だったとは!

ちなみに、Greg Noonanは、あの年に亡くなってしまいました。すごく残念だったけど、なおさらあの時に会えてよかったとも思いますし、ましてビールを褒めてもらえて嬉しかった。


実は、この日、Webには載せない約束で、内緒の(IPAとはぜんぜん違う)ビールも飲ませてもらったのですが、もう圧倒されて、笑うしかなかったって感じ。

やっぱりすごい経験に裏打ちされたうえでの、超一本足打法だったのです。

それにしても、志賀高原ビールが其の十だけをつくりながら、いまの5倍近い量を、地元長野だけで売っていて、それも毎日瞬間蒸発みたいなこの状況。

もちろん、そのビールがこれだけうまいからなんだけど、アメリカはすごいなあ。



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