03/18/2008(Tue)
北欧からの訪問者 (1)

遠~くからわざわざ訪ねてきてくれた人がいたと、先週の月曜に書きましたが、それが、写真のKjetil Jikiunさん。なんとノルウェーからです。
Kjetilさんは、ノルウェーで初めてのクラフトブルワリー、Nogne O を5年前に立ち上げ、現在では他の北欧諸国やアメリカにも輸出をするなど、規模でもノルウェー最大のブルワリーの創業者兼醸造長です。(おまけにスカンジナビア航空の現役パイロット!)
そんなKjetilさんと知り合ったのは、Bar Sal’sでのイベント。うちのIPAを気に入ってくれたのと、ホップをつくっているということに興味をもってくれて、「次の来日の際に、長野にいきたい」と連絡をくれました。
こちらは、わざわざ来てもらって期待に応えられるか、ちょっと不安でもあったわけですが、せっかく訪ねてきてくれるということで、楽しみにしていました。
前日、ストーンのグレッグさんとかと一緒に食事だったこともあって、二人で東京駅に集合。道中、お互いの、ビールへ事業の立ち上げから今に至るまで、つくっているビールや、それぞれの国のビール事情など、話すことは尽きません。

ホームブルワーから、思いが高じて、ノルウェーでは前例のないビール会社をゼロから、それも、牛乳タンクを自分たちで改造してつくった醸造設備をつかって立ち上げたそうです。当初から、3日間フライト、3日間醸造といった生活をくり返し、当時だれもIPAとかポーターとかを知らなかったノルウェーで、急激に業績を伸ばし、今ではうちなんか比較にならない規模になっています。
こんな話を熱く語るKjetilさんは、(181cmの)僕が小さくなったように思えるほどの巨体なのですが、とても優しく朗らかな人柄で、わずか一日にして、なんか長年の友人のような気分になりました。
(つづく)
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それはちょと大げさです。でも光栄です!これからもよろしく。
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