fc2ブログ

樽生にまけないボトルのために


L1020420.jpg

瓶詰機を新しくして、ちょうど一年。

イタリアから、はるばる来てくれたのが写真のダニエル。

L1020435.jpg

すべての部品をバラして、オーバーホール。


ビールをつくっていて、一番大変なのは瓶詰めの作業かも。

どんなにいいビールをつくっても、ここで簡単に台無しにできる。

瓶詰機のトラブルは、10年以上ビールをつくってても、やっぱり一番嫌です。


でも、逆にちゃんとやれば、樽生と同等のクオリティで商品を提供できる。

「やっぱり生はうまいなあ」

って人も多いし、ぼくもそう思うことが多いけど、うちの商品は、すべて無濾過・非熱処理。

樽もボトルも詰める時点では、まったく同じものです。

樽の場合、光の影響や酸化のリスクは低いけど、提供時のコンディションに依存する部分も多いので、きちんと詰められて保管されれば、ボトルの方がおいしいってこともあったりします。

そのためには、相当ちゃんと瓶詰しないといけないのですが。

L1020424.jpg

そんな大事な瓶詰機を、バッチリメンテナンスできるのは、ありがたい。

サポート体制には感謝してます。

イタリア人とドイツ人が日本の工場で働いている図。

L1020418.jpg

正直、まだ、一年じゃ大丈夫な部品も多いと思うけど、これはもう全部ゴミ。

おいしいビールは、"レシピ" だけじゃできないし、醸造だけじゃない。

だから、こういうことは大事です。

自分たちだけじゃ全部は出来ない。

でも、頼りになる人たちの力も借りて、出来るだけおいしいものを届けたいと思ってます。








23:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
限定版 山伏 grand rouge、発売です! | top | Teppa Room 再開してます!

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://slowbrewing.blog104.fc2.com/tb.php/3310-504091d5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)