新タンクを導入するの巻


L1000342.jpg

先日の続き。

この日、ドイツから届いたのは、新しいタンクたち。

L1000366_20160620143837587.jpg

7,000Lのタンクはでかい。

もはや、さすがにぼくらの手にはおえないので、プロにお願いします。

L1000410.jpg

ビールをつくるには、仕込みの設備を大きくしただけでは生産能力は増えません。

仕込んだビールを、発酵・熟成させるタンクが必要だからです。

一つのビールが仕上がるまで、ビールにもよりますが、だいたい一月くらい。

その間、そのタンクは空かないわけです。

空いているタンクがないと仕込めないわけで、タンクの本数と大きさが、生産能力を決める大きな要素なのです。

L1000376.jpg

ぼくらの新工場は、増設に備えて、屋根の一部が取り外せるようにしてあります。

ここが空いたのは、醸造設備が届いた時以来、二回目。

L1000377.jpg

今回の導入のタイミング、もしかしたらまだちょっとだけ早かったかもしれません。

ぎりぎりで回せば、この新タンクたちなしに、今年の夏はなんとか乗り切れたかもしれないから。

醸造設備に大きな投資をしたばかりで、その回収もやっと始まったばかり。

L1000382.jpg

でも、ぼくらは、余裕も大事だって思ってます。

余裕がないと、需要を見誤ると定番とかに欠品をおこしちゃったり。

ぼくらは、絶対にしないと決めているのですが、早くタンクを開けないといけないというプレッシャーから、熟成不十分なビールを妥協して出荷することになったり。

他社に生産を委託するという手もあるけど、ぼくらはそれも絶対にしたくない。

L1000384.jpg

余裕がないと、新しいビール、面白いビールも、なかなかつくれない。

L1000405.jpg

そんなこといってるから、儲からないんだけどね。

「本当にこのタイミングでよかったのか」

経営者としての自分と、醸造責任者としての自分との間での葛藤は続くのです。

L1000416.jpg

今回、合計で4本のタンクを増設。

新設備でのダブルバッチサイズなので、これで理論的には、現在の生産能力の2倍近くまでいけるはず。

頑張らなきゃ。




23:59 | 志賀高原ビール | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
デート | top | 自信のない父

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://slowbrewing.blog104.fc2.com/tb.php/3365-d367633c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)