04/05/2008(Sat)
今度の畑でやりたいこと

なんで新しいホップ畑をつくるのか、書いてませんでした。
その答えは、これ。アメリカから届いたばかりのホップの株です。
いままでの畑では、「信州早生」を栽培しています。これは、信州の名が示すとおり、日本(長野)の気候にあわせて品種改良されたもの。まだ、二年が終わっただけですが、非常に順調で、DPA、Miyama Blondeのアロマホップにはすでに年間を通して使っています。
ただ、このホップは、多分ラガービールを念頭に品種改良されてきたもの。確かに、ちょっとレモンを思わせるような香りは、淡色のビールには相性良好です。ただ、僕らの他のビールには、もう少し個性の強いものも欲しい気がしていました。

そこで、去年、畑の一部でアメリカ産のホップ2品種に挑戦。株が届いたのが遅かったので、まだ結果が出てはいないのですが、そのうちの1品種は結構よさそうでした。
その試みを一歩進めて、本格的に日本でエール用のホップを育ててみようと思ったわけです。今年挑戦するのは、カスケードとセンテニアルという、アメリカでも代表的な品種です。
果たして、日本の気候に適応できるのか。結果が出るにはまだ数年かかります。

株が到着したのは、先月の終わり。まだ畑の方の準備ができていないので、とりあえず、前の畑の一角を耕して、埋めています。畑の準備ができ次第、建設中の新居に移植します。
結局、病気や虫害で、十分育たなかった、なんてことになる可能性もあるのですが、うまくいけばいいなと、楽しみにしています。
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comments
がんばってください。食料自給率は国に任せても何も解決
しなさそうですよね。結局現場の労働に頼るのみ。
自分は多少値段が高くても日本で作った麦、野菜、ホップを
買って行きたいです。
安いものばっかり追ってちゃダメ。
自給率とかも問題ですが、「高くてまずい」にならないようにがんばります!
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