04/12/2008(Sat)
暗室教室にいってみました

写真を撮るようになって2年とちょっと。全くの自己流(というか、ただただ撮っているだけ)だったのですが、はじめてワークショップというものに参加してみました。
参加したのは、雑誌や本などの写真がいいなあと思っていた写真家 / カメラマン、森谷 修さんの暗室教室。森谷さんの事務所で、モノクロ写真のプリントを体験出来ると知り、挑戦させてもらうことに。
当日は、森谷さんを含めて4名。暗室は全く初体験でしたが、手順の説明もそこそこに、すぐ実践。「xxの行程を何秒」みたいに、かちっとした作法みたいなものがあるのかと思いきや、森谷さんの方法は、ネガをよくみて、予測して、まず試す。それをもとに感じた部分を修正して、試行錯誤しながら納得のいくものに近づけていくというもの。
はじめての経験で、比較する方法論を持たない僕にとって、このやり方はとても自然に感じられたのですが、どうも世の中の主流は、もっとシステマティックなもののようです。
料理でも、レシピ通りの時間や分量で、そこそこの味にはなるけれど、本当に美味しくするには、味見をしながら、イメージに近づけていくのが大切なわけで、やはり、自分で考え失敗も含めて感じながら経験を積み重ねていくということが大切だというのは、とても納得できますし、第一、楽しいです。これは、ビールづくりにも共通するなと思いました。
(今日は長くなっちゃったので、続きはこちら↓)
とにかくやっているうちに、意外なほどすぐに写真が焼き上がります。それをもとに、アドバイスをもらいながら、何度かくり返していくと、確かに最初よりもずっとイメージに近づいていきます。(同時に、自分では気がつかなかった、いいイメージの姿も少しずつわかるようになってくる気もします。)
夢中にプリントをくり返すこと半日。「これを経験しなきゃもったいない」という森谷さんの言葉に大きく納得。腕はともかく、モノクロの写真ってこういうものだったんだということが、なんとなく感じられた気がして、目から鱗でした。
自分で感じて考えるといっても、下手くそのくせに、独りよがりになってもいけません。そういう意味でも、森谷さんはもちろん、一緒に参加した方々の意見や写真にもたくさんの刺激をうけることができ、本当によかったです。
新しい楽しみを発見した感じで、今回の経験は、撮影の段階にも影響してきそうです。今まで以上に、写真が撮りたくなっています。
夢中にプリントをくり返すこと半日。「これを経験しなきゃもったいない」という森谷さんの言葉に大きく納得。腕はともかく、モノクロの写真ってこういうものだったんだということが、なんとなく感じられた気がして、目から鱗でした。
自分で感じて考えるといっても、下手くそのくせに、独りよがりになってもいけません。そういう意味でも、森谷さんはもちろん、一緒に参加した方々の意見や写真にもたくさんの刺激をうけることができ、本当によかったです。
新しい楽しみを発見した感じで、今回の経験は、撮影の段階にも影響してきそうです。今まで以上に、写真が撮りたくなっています。
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comments
私が通学していた当時、中学校に写真部(写真クラブだったかな?)があり、同級生が部員だったので何度か暗室でプリントを体験させてもらいました。いまは写真部なんて無いと思いますが、あったとしてもデジカメ全盛でしょうね。
森谷さんのブログの、参加者の血液型別診断も興味深いですね。
ここ18年程やってないかも。大学のほとんどを暗室で過ごして
ちょっと休憩、と思ったらこんなに自分で焼いてない。
物置に全て一式入ってるけど暗室のスペースを確保するのが
大変になっちゃって。
でも数年前からうずうずと現像の蟲が・・・
やりたいな~
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