05/20/2008(Tue)
CM

最近、かなりTVをみなくなりましたが、それでもCMって気になっちゃいます。
なんかやけに目につく気がするのが,携帯電話、(ビールじゃない)ビール、(不祥事で減ったものの)消費者金融、(特に地方での)パチンコあたりです。
大量に売らなきゃいけなくて、お金がある業界っていうことなんでしょう。でも、僕には、結局商品に大差ないから、広告で好感度あげなきゃ / 目立たなきゃ、差別化できないので、大量のCMをうたざるを得ないようにも見えます。
資生堂の「TSUBAKI」の大ヒット以来(?)、タレントを複数つかう広告も当たり前になりました。でも、多くの場合、本当に意味があるのか疑問です。商品やサービスの魅力が素直に伝わるのなら、そもそも、そんなに(たくさんの)タレントに頼ることもないと思うのです。逆に言うと、差別化要因に乏しいから、タレントに頼っているようにも感じるわけです。
有名タレント8人(でしたっけ?)を豪華につかった、ちょっと前までのドコモのCMシリーズとか、僕には(多分何十億円もの)壮大な無駄遣いだったと思えちゃいます。あれだけのメンバーが、白い犬一匹に完敗だったわけですし。(まあ、樋口可南子、上戸彩にはお金がかかっているでしょうが。)
僕らは、「酒を売る」前に、「売れる酒」をつくる努力をしようと、いつも思っています、一応。
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comments
忘れそうだけど。でも結局出演者のギャラよりスポットでいくら
の方がものすごい金額になってるはずです。何十億・・
それでも儲けが出てるんだよね。全て利用料金に加算だけど。
昔半分寝ながら聞いてた大学の授業で教授が言ってた、
『必要な物は広告が無くても消費者は買う、
広告してる大半の物は必要ない物だ』
なんかそれだけはずっと頭に残ってるんだよね。
実際かかってなくても、かかってるような気がするんだもん。
携帯もビールのコマーシャルも。
それで集めて作ってる番組がね~・・・・・
一方で大企業も偉いですよ。何千人の社員とご家族に恵みを与えていますもん。またその商品がソコソコのレヴェルだとしても使い続けられるという事は消費者に恩恵を与えてますよね。とてもマネできません。
ゆるブルさんはゆるブルさんの幸せの種を元にいいお酒を造ってくださって消費者としたらありがたいです。また大企業は大企業の幸せの種を元に我々に恩恵を与えてくれればそれなりにありがたいです。みんな同じ価値観じゃないからバラエティな味があって消費者としたら嬉しいです。
僕も、より多くのひとがいいものやサービスをリーズナブルに享受できるっていう意味で、大企業はすごいと思いますし、その恩恵をとてもありがたいと思っています。(自分もそういう会社にいましたし。)
また、零細ですが、会社を経営するものとして、たくさんの社員やご家族をささえるっていうことの大変さは理解しているつもりです。
僕らとしては、大きな会社と同じことをするのではなく、それ以外の部分で、いろんな方々に面白いとか、おいしいとか、喜んでいただける部分を真剣に考えて、提案していけるように、頑張ってやっていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
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