「算数」で焦った日


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アントワープで行った店。

小さいんだけど、とにかく素晴らしかった。

シンプルで、安い。

でも、本当にうまいし、居心地がいい。

立ち飲みだったんだけどね。

高級店じゃないんだけど、たぶん、ぼくにとって、今年のベストはこの店になると思います。


ここに限らず、お店に行くと、ついついいろいろ考えちゃいます。

素材、つくり方、盛り方、酒の品揃え、食器、店構え、ロゴとかのデザイン、内装、小物のセンス、店の人のファッション、サービス、トイレ...

そうした、いわば「アート」の部分と、

何席あって、客単価がいくらくらいで、何人働いてて、品数がどのくらいあって、原価がどのくらいで、支払い方法がどうで、滞在時間がどのくらいで...

っていう、「算数:の部分。

商人の家で生まれ育った性なのかな。


もちろん、「アート」はすごく大事だし、それがなければ魅力はない。

でも、「算数」が伴なわなきゃ続けられない。

いい店は、意図してなのか、偶然なのか、もちろんその両方が成り立っているんです。



今日、決算の数字が上がってきました。

なんか、思ってた数字とだいぶ違ったので、会計士さんにいろいろ質問します。

個人的につけてたデータとのズレに、どうも納得が、いかなかたんです。

で、再度精査してもらったところ、やっぱり間違ってました。

まだ申告前だったからよかったけど、危ないとこでした。


いつも、「自分たちの飲みたいビール」なんて言って楽しくやってますが、やっぱり算数も大事。

ちゃんと自分たちの状況を把握してないと、安心して遊べない。


よく、

「自分でビールをつくりたいんです。」

っていう人が来ます。

「ホップ、つくりたいんです!」

ってのも。


うちにも何人かいるしね。


そういう人たちに、「算数」の質問をしてみると、かなりの確率でしどろもどろ。

唯一の例外は、京都醸造のクリスかな。

もちろん、「算数」だけじゃ全然ダメだけど、「アート」だけでも厳しい。

一人で両方やるのはかなり厳しいけど、その場合、補い合える「いい仲間」が必要だと思います。

「人と一緒にやる」って、別の問題が発生するけどね。


まあ、とにかく、そんなことを考えた日。




23:59 | 雑文 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

Brewerのための算数教室を開いたら流行るかもしれませんよ。

(真面目な話、設備投資や製造原価の算数を教えていただきたいです)
S.Komatsu | 2017/11/29 09:04 | URL [編集] | page top↑

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