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『BOOK BAR お好みの本、あります。』


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先日、こんなメールが。

J-WAVEの「BOOK BAR」という番組を女優の杏さんと一緒に始めて、10年経ちました。
毎週お互いが好きな本を持ってきて、紹介しながらフラフラと寄り道しながら話をする番組です。
10年続いたので本を出そうと思い番組で当てもなくお願いしていたところ、出してもいいよ、という誠にあっぱれな出版社である新潮社が骨を折ってくださり、出版ということになりました。
今月27日に発売となっております。
もし、鬱陶しいと思いながらも、そこまで言うなら買ってやろうという素敵な方がいらっしゃれば、これ以上嬉しいことはありません。

そこまで嬉しいかと言われると、そこまで嬉しいです。



杏さんとのこの番組が始まった頃、大倉さんと一緒に飲んだことについては、「すけべおやじ」の謎という回で書きました。

それ以来だから、10年もご無沙汰してるわけですが、「そこまで言われたら」と、すぐに注文。

これでぼくも 「素敵な方」 です。

届いて、手に取って読み始めたら、あまりの面白さに止まらなくなって、その日のうちに読了。

正直、お付き合いで手にしたり、いただいたりした本やCDって、結局積んであるだけになることが多いのに、この本は、全然ちがう「うれしい驚き」。

大倉さんのことは知ってたけど、杏さんって、こんなにすごかったのか。

単なる本の紹介だけじゃなく、二人がつくりだす雰囲気がとてもいいんです。

音楽に例えるなら、凄腕DJ二人の Back to Back の白熱プレイに、打ちのめされながらも、歓声をあげ、心地いい時間に酔うって感じかな。

ぼくも、本を読むのは嫌いじゃない、というか好きな方だとは思うのですが、なかなか時間をつくれなかったり、そもそも読みたいという本に出会えなかったり。

いや、そんなのは、ただの言い訳だってことですね。

自分の知らない面白そうなことが、世の中にこんなにあるなんて。

なんだかとても後悔すると同時に、自分の学のなさを痛感してなさけなくなります。

そういえば、大倉さんに紹介してもらった、町田康の「告白」が、いまだに最も好きな本だったりもするってのも、書いてました。

この 『BOOK BAR お好みの本、あります。』 のおかげで、軽く10冊くらいは、絶対読もうと思う本が見つかりました。

この人たちには、とてもじゃないけど追いつけないけれど。

早速5冊ほど注文して、この本を、「本好き」の娘に渡しました。

自分で渡したのに、読み返したくなったときどうしようかと、すでに不安になってたり。





18:00 | 雑文 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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| 2018/04/16 15:24 | URL [編集] | page top↑

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