06/07/2008(Sat)
安心しました!

ホップ畑にスーツ姿。これでピンと来た人は、相当な「ゆるブル」通。
そう、メルシャンさんです!?
メルシャンと玉村本店の30年以上にわたる関係があって、玉村本店だけに特別につくっていただいている「志賀高原ワイン」ですが、長野県産ブドウ100%使用にリニューアルして5年近くになります。
お客様の間に、味に対する評価も定着し、「いい酒を通じ、地域の魅力向上に貢献する」ことを標榜する玉村本店にとっては欠かせない商品です。お客様からの支持も、品質も毎年高まってきているのを確実に実感しているのですが、ここしばらく、この商品の将来を不安に感じていました。
一つの理由は、ここ数年の国産ワイン人気。志賀高原ワインをリニューアルした頃にくらべて、日本のワインに対する評価は国内はもちろん、国際的にも高まっています。
メルシャンというと大メーカで、低価格のワインをマスで売るというイメージをお持ちの方もまだいらっしゃるかと思いますが、メルシャン勝沼ワイナリーは、押しも押されぬ高級国産ワインのトップメーカー。「シャトーメルシャン」は、その品質で、国内外で非常に高く評価されています。
当然、ワインに対する需要は、毎年高まっているわけで、「桔梗ヶ原メルロー」「北信シャルドネ」「長野メルロー」「長野シャルドネ」といった、評価の高いワインと同じ技術と畑でつくられる貴重な原酒を、志賀高原ワインにまわしてもらうというのは、大変なことなのです。
もう一つ、不安を感じていた要素は、「人」です。このブログでも書いた、志賀高原ワインの生みの親、藤野さんと平戸さんというお二人が、ここ一年程の間に、他のお仕事に栄転されました。お二人にとっては、もちろん素晴らしいことで、当然さらなるご活躍を期待しているわけですが、一方で「これからだいじょうぶかなあ」と思うわけです。
ご存知の方も多いかと思いますが、メルシャンという会社自体、キリンビールの傘下に入ったわけで、「こんなちっぽけな酒屋のためだけ(日本中でシャトーメルシャンのPBは、うちだけだと思います)に、貴重なワインを使ってどうするんだ」みたいなことになるのを心配していたわけです。
そこに、来ていただいたのが写真のお二人。
左の斎藤さんは、平戸さんの後を受けて玉村本店を担当してくれるのですが、実は斎藤さんご自身が、リニューアルの際に平戸さんの上司として関わっていただいていた、もう一人の生みの親なのです。右側は、勝沼ワイナリーでつくってくれた新ヴィンテージのサンプルを持って、わざわざ東京から来てくれたファインワイン事業部のブランドマネージャー、山口さん。
お二人の、この笑顔をみて本当に安心しました。
志賀高原ワイン、まだまだ大丈夫です!
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