12/30/2018(Sun)
私的十大ニュース 2018 (上)

恒例の振り返り。去年みたいに写真もまとめようかと思いましたが、年末バタバタで挫折。これは、ヤナギダさんに描いてもらったぼく。"ホップ"がテーマということで、こんな感じですが、実物はこんなに緑じゃありません、念のため。
さて、やっぱり、まずは「人」について。今年は、仙人の結婚というめでたい出来事もあった一方で、ブログには書いてませんでしたが、年末に一番丈夫そうな男が入院したり、あわやという事故があったり。でも、なんとか全員元気で年を越せそうで、とにかく本当によかった。やっぱり、健康が第一です。玉村本店には、新たに二人が加わりました。さらに、来年にはもう二人の加入が決まっています。全部で20人にも満たない小さな会社にとっては、だいぶ大きな刺激になるはず。楽しみです!
設備面では、志賀高原ビールの創業以来活躍した愛着ある仕込設備が北海道に旅立って行きました。淋しくもありますが、その設備が、既に、忽布古丹醸造 (HOP KOTAN BREWING) で、すごく美味しいビールを生み出しているのはうれしいです。空いたスペースには、新たなタンクが到着。ぼくらにとっても、いままでできなかった新たな挑戦の場となります。新たなビール、面白いビールが、ここから生まれるはずです。
ホップ、酒米、ブルーベリー、ラズベリーなどなど。もちろん、農業は毎年のことですが、今年の酷暑は厳しかったです。ホップの収穫量は激減。でも、今年も、たくさんのみなさんに助けてもらいながら楽しい時間を過ごせました。自家栽培の美山錦も、品質は例年以上に良かったけど、収穫という意味では厳しかった。ブルーベリーは例年並みで、ラズベリーは豊作。自然相手のことですから、厳しい年もありますが、こればかりは仕方ない。来年もがんばります。あと、これもブログでは触れてなかったのですが、仕込みで出る麦芽粕を堆肥にする仕組みには、大きな進歩がありました。これについては、また書きますね。
天候という意味では、台風21号で、酒蔵の屋根が飛ばされたのは、なかなかの大事件でした。「関西たいへんだなあ」なんていってたらの突然の被害。驚きましたが、なんだかみんな半笑いだったのが印象的。古い建物だし、そういうタイミングだったんだと、思うことにしています。なんとか復旧して、酒づくりも無事にはじまってます。人的被害がなかったのはなにより。災害とか、いつ起こるかわからないということは、肝に命じないといけないですね。
災害ではないけど、今年、本なにより苦しめられたのは配送料の件。半年以上も戦って、いろんな手を尽くしたのですが、力及ばず、みなさんに大幅な配送料の値上げをお願いしなくてはならなくなったのは、本当に無念です。自分たちみたいな小さな会社の無力さ痛感しました。もちろん、送料値上げのダメージは大きいですが、とにかく、これまで以上に一生懸命、いい商品を、できるだけ安い価格で提供していくことしか、ぼくらには出来ないと思っています。これからも、どうかよろしくお願いします。
(続きます。)
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